京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/19
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「美術を学ぶ」から「美術で学ぶ」学校へ。美工(美術工芸高校)は、生徒たちに未来必要な力を身に付けさせる教育活動を展開しています。

1年「造形表現」2分野履修の様子

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 1年生の専門科目「造形表現」は、2年次からの8専攻を選択するために、4月から8分野実習、続いて選択した3分野実習、後期からは選択した2分野の自習を並行して履修して行く授業で、1年生の終わりには、2年次から取り組む専攻を1つに決めます。

 現在は、各自が選択した2分野の実習を火曜日と木曜日にそれぞれ学んでいます。

 ホームページでその実習の様子を少しずつ紹介します。

 今回はまず3つ。

写真上2 洋画分野  自画像
  中2 漆芸分野  研ぎ出し蒔絵パネル
  下2 染織分野  ろうけつ染め

3年アートフロンティアコースの総合的な学習の時間「表現探求F」 外部講師を招いて「ファッションの魅力」

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 今回は,京都精華大学ポピュラーカルチャー学部の小北光浩先生を講師としてお招きし,「ファッションの魅力」というテーマで講演を行いました。

 初めに「ファッションとは装いをつくること,社会の変化に対応して新しい価値を生み出すことである」と説明され,ファッションショーの映像を見ながらファッション・トレンドの変遷について紹介していただきました。「コレクションブランドは未知の新しさを求め,ファストファッションブランドは今の新しさを追求する。数年経つとデザイナー自身も変わる。どちらが良い悪いではなく,自分はどちらが向いているかを考えて」とアドバイスいただきました。

 また留学時代に作成されたポートフォリオや連続をテーマにした服やスカートの試作品など自身の学びを振り返りながら,頭の中だけで考えるのではなく,一度アイデアを頭の外に出してアイデアを並列に並べてみること,枠組みを外して考えることの大切さを伝えていただきました。ブランドデザイナー時代の経験から,売れる服は7割で3割は売れ残るという服の消化率を例にビジネスとしてのファッションの側面も語られ,大変興味深い2時間でした。

 授業を終えた生徒たちは,「“今ある新しさ”ではなく,次に流行しそうなものをpick upして行動していくというところに共感を覚えた。突き詰めていく作業が終わったら,人に新たな価値を提供できるよう視野を広げていくことが大切だと改めて感じた。」「人の求めるもの,あこがれを創っていくものがファッションの世界。見せるものと売れるものを見分けてやっていくのがビジネス,ということなどファッション界の仕事について学べて良かったです。デザインも枠の中だけで収めるのではなく,一度冒険してからまとめる方がいいものができるという思考法は,私も枠の中で考えて悩んでしまうタイプなので勉強になりました。」「私はファッションアート専攻だけど,人が考えないものとか,オリジナリティとか全然考えられないので,先生のようにシャツを重ねるとかポケットを重ねるというアイデアが思いつく発想力はすごいと思った。後期作品展では,一度枠組みを超えて視野を広げてもう一度しっかり考え直してみたいです。」などと感想を述べていました。

 今回学んだことやいただいたアドバイスを後期作品展や今後の制作活動に生かしくれることを期待します。お世話になりました小北光浩先生,本当にありがとうございました。

1年「保健」の授業 タブレットiPadを使ってグループ学習

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 季節の変り目で、急に寒くなり、風邪をひく生徒も出てきています。

 1年生の保健の授業では、「感染症とその予防」の単元について、テーマごとに各グループに分かれ、タブレットiPadを使って調べ学習を行いました。
 
 感染経路や予防方法を知ることで、体調管理に役立てます。

 次週の11月9日(金)は「ICT活用教育公開授業日」になっています。その日の保健の授業時に発表を行いますので、ぜひご来校いただき、ご見学ください。
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2年「表現基礎2」 進路探索期間 その2

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(つづき)

2年生「表現基礎2」 進路探索期間の様子


2年「表現基礎2」 進路探索期間 その1

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 2年生の「表現基礎2」の授業では、本日から「進路探索期間」に入りました。

 「進路探索期間」は、それぞれの進路希望に合わせた講座に登録して、志望先への受検を意識した課題に取り組みます。各大学等の傾向と対策についての説明の後、実際の過去問などに取り組み実技力を高めていきます。

(つづく)

1年専門科目「表現基礎1」 デッサン 合評

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 1年「表現基礎1」は、先日来、デッサンの課題に取り組んできましたが、本日各講座で合評をしました。

2年専門科目「表現基礎2」 着彩課題と合評

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 2年「表現基礎2」では、着彩の課題に取り組んできました。

 本日、制作を進めた後、それぞれの講座で合評がありました。
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3年生専門科目 「表現演習」E講座 老人介護施設でのアートワークショップに向けて

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 3年生の「表現演習(E講座)」では、11月に開催する、京都東山老年サナトリウムとのワークショッに向けて、事前学習に取り組んでいます。

 この取り組みは昨年度より始まり、今年度で2年目になります。今年度はステンシルを用いた共同制作に挑戦するため、現在は型紙のデザインおよび切抜きの作業を行っています。

 先週10月23日(火)には、大阪芸術大学より中谷昭雄先生をお招きして「芸術療法」について特別講義をしていただきました。実際に医療の現場でも美術を通して様々な方と関わっておられる中谷先生ならではの視点で、どのようにすれば人々が自由に、心地よく自己表現することができるのか、というテーマを中心にお話いただきました。

 様々なケースの患者さんがいる医療の現場において、患者さんとの関係性を築くためには「共感」「信頼」「愛情」がキーワードになることを知り、当日限られた時間のワークショップであっても丁寧に準備する気持ちを確かにしました。

 この授業では、すでに特別講義の前から、当日のワークショップに向けて、準備物を制作しています。型紙をつくったり、背景になる布を染めたり少しずつ進めてきました。

 単に当日1回きりの学びにならないように、しっかり取り組んでいます。


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2年専門科目「表現基礎2」 色彩表現

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 2年生の「表現基礎2」では、色彩表現に取り組んでいます。モチーフは、柿、縄、缶、手ぬぐい、です。

3年アートフロンティアコース 総合的な学習の時間「美術探求F」  京都精華大学の田中圭一先生「魅力的なキャラクターが60分で創れる」

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 今回の授業は、漫画「うつヌケ」の作者でもある京都精華大学・マンガ学科新世代マンガコースの田中圭一先生を講師にお招きし,「魅力的なキャラクターが60分で創れる」をテーマに講演とワークショップを行っていただきました。

 マンガをおもしろくする要因の1つに「キャラクターの魅力」があります。今回の授業は,たった60分で魅力的なキャラクターが創れるテクニックを解説していただいた後,実際に先生の指導のもと,魅力的なキャラクター創りに挑戦しました。

 初めに,パンダが凶暴な性格で乱暴する海外のCMを視聴し,「なぜこのCMがおもしろいと感じるのか」と問いかけ,ギャップのあるキャラクター設定が笑いを誘うと解説されました。

 次に生徒たちは,自分オリジナルのキャラクターを描いて提出し,それをクラスメイトにランダムに配布します。配布されたクラスメイトのキャラクターを見て,目的や家族構成,性格,立場,好きなもの,嫌いなもの,決め台詞などを想像してキャラクターの設定を行いました。田中先生から,「その設定が普通の人がイメージできるそのキャラクターの設定です。今度はその設定の逆の設定を考えてみよう」と提案。自分のキャラクターに他人から見た設定とはギャップのある設定を考えました。完成したキャラクター設定を田中先生がコメントをつけながら紹介し,上手くギャップのある設定ができた作品には大きな歓声が上がりました。

 授業を終えた生徒たちは,「みんなの創作キャラがおもしろい。他の人が考えてくれた自分のキャラクターの性格を参考にしてギャップを考えるのは新鮮で楽しい!!ギャップキャラが目を引くというのは納得できる」「めっちゃ楽しかったです。SNSで絵を上げているけど,二次創作ばかりなので,1つだけでもいいから自分でしっかり考えた話やキャラの構成をしてみたいと思いました。キャラの分析もしてもらえて嬉しかったです。」「ギャップキャラや人物設定をしっかりすることで魅力的なキャラクターを生み出せることが理解できた。最近はデジタル系マンガなどいろんなタイプのマンガがあることも分かった。マーケティング力はマンガ家に限らず大切な力なので自分も身につけたいと思った。キャラクターの設定を考えるのは初めてだったけど,すっごく楽しかった。」などと感想を述べていました。

 とても興味深くワクワクする話を聞かせていただきました。本日の授業で学んだことや触発されたことを今後の制作活動や進路選択に活かしてくれることを期待します。

 お世話になりました田中圭一先生,本当にありがとうございました。

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