京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/03/28
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「美術を学ぶ」から「美術で学ぶ」学校へ。美工(美術工芸高校)は、生徒たちに未来必要な力を身に付けさせる教育活動を展開しています。

2年「構図」の考え方1」(表現基礎2)

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 今回、表現基礎2では5つのモチーフ(ピーマン・木片・ビニール紐・ブリキ缶)を使って構図の学習に取り組んでいます。
 ものには大小・長短・重軽・硬軟・方向性 などの様々な特徴があります。良い構図とは、ものが持っている特徴を知り、対比や調和を考えて配置することで得られます。また、画面空間を有効に使って奥行き・左右の変化に富んだ配置に心がけることが大切です。
 構図の取り組みでは、まずは安定し調和した構図を図ることが基本となります。そこに、不安定さや不調和の要素が加わると、絵に動きや緊張感が生まれてきます。代表的な構図例を学びながら、実際にデッサンを描き実践しながら学んでいきます。

「デジカメで近赤外線写真と撮ろう」(1年・科学と人間生活)

 1年生の「科学と人間生活」授業において、デジタルカメラが近赤外線をとらえることを利用して写真を撮影したものと、可視光線のもの(普通に撮影したもの)とを比較し、違いを見付け、目に見えない近赤外線の存在を知るとともに、物体による反射光の特徴を知る授業をしました。
 生徒たちは非常に興味深いようで、2枚の写真を見比べながら考察を深めていました。
 ここでもタブレットを利用し、授業に活かしています。

写真上:グラウンドで風景を撮影している様子
写真下:iPadのカメラ機能を利用して、レンズの向こう側に赤・青・緑のセロファンを重ねたものを通して撮影している様子
 
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専攻以外の実習を体験(実習A授業)2

生徒たちは日頃専攻で体験できない分野の制作を通じて、美術工芸の造詣を深めていきます。違う視点から制作を行うことは、各自の専攻制作にもとても役に立っています。

 写真上:「木版画」講座
 写真下:「クラフト工芸」講座

 
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専攻以外の実習を体験(実習A授業)1

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 3年生アートフロンティアコースでは、8専攻ある実習以外の美術工芸分野の講座を開講し、作品づくりや講義を通じてキャリア教育を行っています。
 前期は4講座を開講しており、どの講座においても一生懸命に作品つくりに取り組んでいます。

写真上:「こだわりの陶芸」講座
写真下:「銅版画・油彩画模写」講座

歴史と芸術作品の関係は?(世界史A授業)

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 普通科目の学習のひとつ、2年生の世界史Aの授業では、古代史から現代史に至る幅広い歴史を学びます。
 古代ギリシアについての授業では、ギリシア神話を題材とした絵画についても触れました。芸術作品が生み出される背景には、人類が創造した長い歴史があります。世界史Aの授業では、歴史と芸術作品を関連づける授業展開を心掛けています。
 モニターに作品を映し出しながら、授業を進めています。

「想いを伝えるFASHION SHOWのつくり方」表現探究F授業

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 今週は文化祭で行うファッションショーについて学ぶため、成安造形大学の田中秀彦先生を講師にお招きし、「想いを伝えるFASHION SHOWのつくり方」をテーマに、講演とワークショップを行っていただきました。
 ファッションショーとは、個人、あるいはグループのデザイナーによる、服飾作品をモデルとなる人間が身に纏い、舞台もしくは特定の空間で観客に発表することであり、「場所」と「出る人」と「見る人」がそろえばどこでもできると説明を受けました。蛍の遺伝子を組み込んだ蚕から絹をとり、蛍のように光るドレスを作ったお話や、シャネルやルイ・ヴィトンはたった一度のファッションショーのために巨大なステージオブジェを作り、その服が持つイメージやコンセプトを表現する空間を演出することなど、とても興味深いお話を伺いました。
 ワークショップでは、ウォーキングの基本を体験しました。田中先生の軽妙な説明で、生徒たちはモデル気分でランウエイを歩く練習をしました。モデルは美人でただ歩くだけなく、デザイナーの指示や想いを瞬時に理解し、それを表現できる人でなくては務まらないことを学びました。
 授業を終えた生徒たちは,「私もファッションショーで作品を出すのでとても参考になりました。全部完成しなくても何回も試着することが大切だと聞いて、すぐにやろうと思いました。」「ポーズの意味ってこんなんだったんだとモデルの深さに驚きました。大変そうだけど楽しかったです。」「ファッションショーで大切なことは服だけでなく、その服に合う靴、メイクアップ、ヘアセット、ネイル、アクセサリー、帽子なども込みで完璧なものにすることだと学びました。今日のことを生かして文化祭のファッションショーを頑張りたいと思います。」などと感想を述べていました。
 本日の授業で学んだことや触発されたことを生徒たちは文化祭のファッションショーで生かしてくれることを期待します。
 お世話になりました田中秀彦先生、本当にありがとうございました。

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「色のトーンの理解」(表現基礎1の取組)

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前回学んだ色彩の三属性を踏まえ、今日の授業では「色のトーン」について学習を深めました。色の組成について知ることは、今後の制作活動において基礎になっていきます。
生徒は「私の色分類」をテーマに発表したり、タブレットを使用し、身近なものから色を探し撮影したりしながら、最終的にトーン表を作成しました。

写真上:「色の三属性」の振り返り学習
写真中:「私の色分類」をもとに11トーンに分けた
写真下:「色交換」により、自分に足りない色を集めている様子

3年デザイン専攻「実習」 京都市交通局との連携 課題研究 中間発表会

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 3年デザイン専攻では、「プロジェクト型デザイン」の中間発表が行われました。

 この課題は、京都井交通局との連携で進めているもので、京都市交通局の担当者の方にもご参加いただき、これまでどんな調査や分析をしてきたのか、問題の原因や解決方法などを踏まえて様々なアイデアをプレゼンしました。

 発表には、情報の整理が必要です。整理することで、より深い問いや答えにたどり着いたり、見逃していたことに気づくこともできます。今回の発表を通して、どのグループも実現に向けた明確なビジョンが見えたのではないでしょうか。作品の完成が楽しみです。

2年専門科目「表現基礎2」 デッサンに取り組む

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 2年専門科目「表現基礎2」では、本日からデッサンに取り組みます。モチーフは4つ。構図を考える際に大切なことを学習した後、取り組みを始めました。

3年アートフロンティアコース「表現探求F」 京都市交通局と連携した課題研究「洛バスの車内広告スペースのデザインを作成する 3」

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 今週は自分たちで「京都らしさとは何か」について考え,グループごとにアイデアを共有する授業を行いました。5月15日は幸運にも葵祭の日。学校から数分の所で行列を間近に見られることもあり,約1時間行列を見ながらイメージを膨らませる校外学習を行い,「その時期,その場所でないと感じられない京都」を体感しました。

 京都に住んでいながら,葵祭を見たことがない生徒も多く,皆カメラを片手に興味深く,勅使,牛車,齋王代など平安王朝貴族そのままの姿の行列を熱心に見学していました。

 行列を見学後,学校に戻り,高校生の目線で「京都らしさ」について考え,その後グループごとに自分の考えを発表し合いました。

 授業を終えた生徒たちは,「京都人でも葵祭のような有名な祭りについて案外知らないので,詳しく紹介するのもいいし,京都人の日常的なものを紹介するものいい。」「京都をテーマにベタ過ぎないもの考えていると結構色々なものや行事に気付けて面白かった。また京都にはたくさんの祭りがあることにも気付いた。昔からの伝統を重んじるからなのかもしれない。」「京都には喫茶店が多く,海外のコーヒー好きの人にも満足できるオシャレな京都らしい喫茶店を集めて紹介するのも面白いのでは。」などと感想を述べていました。

 今後,さらにアイデアを広めたり,深めたりして,具体的なデザインにつなげていきます。

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行事予定
5/28 1年3分野登録締切
5/30 全学年進路ガイダンス
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