京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/19
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「美術を学ぶ」から「美術で学ぶ」学校へ。美工(美術工芸高校)は、生徒たちに未来必要な力を身に付けさせる教育活動を展開しています。

「想いを伝えるFASHION SHOWのつくり方」表現探究F授業

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 今週は文化祭で行うファッションショーについて学ぶため、成安造形大学の田中秀彦先生を講師にお招きし、「想いを伝えるFASHION SHOWのつくり方」をテーマに、講演とワークショップを行っていただきました。
 ファッションショーとは、個人、あるいはグループのデザイナーによる、服飾作品をモデルとなる人間が身に纏い、舞台もしくは特定の空間で観客に発表することであり、「場所」と「出る人」と「見る人」がそろえばどこでもできると説明を受けました。蛍の遺伝子を組み込んだ蚕から絹をとり、蛍のように光るドレスを作ったお話や、シャネルやルイ・ヴィトンはたった一度のファッションショーのために巨大なステージオブジェを作り、その服が持つイメージやコンセプトを表現する空間を演出することなど、とても興味深いお話を伺いました。
 ワークショップでは、ウォーキングの基本を体験しました。田中先生の軽妙な説明で、生徒たちはモデル気分でランウエイを歩く練習をしました。モデルは美人でただ歩くだけなく、デザイナーの指示や想いを瞬時に理解し、それを表現できる人でなくては務まらないことを学びました。
 授業を終えた生徒たちは,「私もファッションショーで作品を出すのでとても参考になりました。全部完成しなくても何回も試着することが大切だと聞いて、すぐにやろうと思いました。」「ポーズの意味ってこんなんだったんだとモデルの深さに驚きました。大変そうだけど楽しかったです。」「ファッションショーで大切なことは服だけでなく、その服に合う靴、メイクアップ、ヘアセット、ネイル、アクセサリー、帽子なども込みで完璧なものにすることだと学びました。今日のことを生かして文化祭のファッションショーを頑張りたいと思います。」などと感想を述べていました。
 本日の授業で学んだことや触発されたことを生徒たちは文化祭のファッションショーで生かしてくれることを期待します。
 お世話になりました田中秀彦先生、本当にありがとうございました。

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「色のトーンの理解」(表現基礎1の取組)

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前回学んだ色彩の三属性を踏まえ、今日の授業では「色のトーン」について学習を深めました。色の組成について知ることは、今後の制作活動において基礎になっていきます。
生徒は「私の色分類」をテーマに発表したり、タブレットを使用し、身近なものから色を探し撮影したりしながら、最終的にトーン表を作成しました。

写真上:「色の三属性」の振り返り学習
写真中:「私の色分類」をもとに11トーンに分けた
写真下:「色交換」により、自分に足りない色を集めている様子

3年デザイン専攻「実習」 京都市交通局との連携 課題研究 中間発表会

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 3年デザイン専攻では、「プロジェクト型デザイン」の中間発表が行われました。

 この課題は、京都井交通局との連携で進めているもので、京都市交通局の担当者の方にもご参加いただき、これまでどんな調査や分析をしてきたのか、問題の原因や解決方法などを踏まえて様々なアイデアをプレゼンしました。

 発表には、情報の整理が必要です。整理することで、より深い問いや答えにたどり着いたり、見逃していたことに気づくこともできます。今回の発表を通して、どのグループも実現に向けた明確なビジョンが見えたのではないでしょうか。作品の完成が楽しみです。

2年専門科目「表現基礎2」 デッサンに取り組む

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 2年専門科目「表現基礎2」では、本日からデッサンに取り組みます。モチーフは4つ。構図を考える際に大切なことを学習した後、取り組みを始めました。

3年アートフロンティアコース「表現探求F」 京都市交通局と連携した課題研究「洛バスの車内広告スペースのデザインを作成する 3」

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 今週は自分たちで「京都らしさとは何か」について考え,グループごとにアイデアを共有する授業を行いました。5月15日は幸運にも葵祭の日。学校から数分の所で行列を間近に見られることもあり,約1時間行列を見ながらイメージを膨らませる校外学習を行い,「その時期,その場所でないと感じられない京都」を体感しました。

 京都に住んでいながら,葵祭を見たことがない生徒も多く,皆カメラを片手に興味深く,勅使,牛車,齋王代など平安王朝貴族そのままの姿の行列を熱心に見学していました。

 行列を見学後,学校に戻り,高校生の目線で「京都らしさ」について考え,その後グループごとに自分の考えを発表し合いました。

 授業を終えた生徒たちは,「京都人でも葵祭のような有名な祭りについて案外知らないので,詳しく紹介するのもいいし,京都人の日常的なものを紹介するものいい。」「京都をテーマにベタ過ぎないもの考えていると結構色々なものや行事に気付けて面白かった。また京都にはたくさんの祭りがあることにも気付いた。昔からの伝統を重んじるからなのかもしれない。」「京都には喫茶店が多く,海外のコーヒー好きの人にも満足できるオシャレな京都らしい喫茶店を集めて紹介するのも面白いのでは。」などと感想を述べていました。

 今後,さらにアイデアを広めたり,深めたりして,具体的なデザインにつなげていきます。

2年専門科目「表現基礎2」

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 2年生は、1年次3月に行った美術見学旅行(倉敷・瀬戸内方面)で様々な作品と出会い、野外彫刻作品も数多く鑑賞してきました。

 その学習経験からイマジネーションを膨らませ、2年生の「表現基礎2」で自分ならどんなパブリックアート作品を制作し、どんな場所に置くか、どんな効果が期待できるか、
発想力豊かな作品を考えてきました。その構想、コンセプトをイラストボードにまとめ、本日、各講座で発表会を行いました。

 生徒はそれぞれ、プレゼンテーションをしっかり行いました。

1年「社会と情報」 ネットワークを使ったコミュニケーション

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 1年「社会と情報」の授業の様子です。

 今回の授業では、始めに教科書に則して、情報化による生活の変化(ネットショッピング、ネット辞書、口コミサイトなど)、ビジネスの変化(個人が個人にモノを売るという形態の発達 例:メルカリなど)等について紹介し、私たちの今の生活と情報技術は切っても切れないものであることを学びました。

 授業の中では、利便性の裏側にはリスクも潜んでいること、インターネットの特徴、その光と影、ハイテク犯罪等についても学びました。

 その後、一番身近な「ネットワークを使ったコミュニケーション」について考えよう!というテーマで、生徒が、ピクトグラムで「インターネットによるコミュニケーション(メール、SNSなど)での自分の体験」を表現しました。

 グループの中でピクトグラム鑑賞会を行い、生徒は、他の人がどんなシチュエーションで嫌な思いをするのか、また嬉しいと感じるのかを知り、自分と他人では感じ方が違うということを実感しました。

 ピクトグラムというシンプルなデザインで自分の思いを表現するということの面白さ、難しさもあり、みんな熱心に取り組んでいました。

 ネットワークを利用にあたっては、利便性だけで無くリスクもあるということ、ネットワーク上でコミュニケーションを取る際は、文字や記号でしか思いを表現できない分、相手への思いやりをいつも以上に持つ必要があることを、しっかり理解して、利活用してほしいと思います。

1年総合的な学習の時間「美術探求」 日本美術史

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 1年生の「美術探求」では、「日本美術史概説〜仏像を通して学ぶ」の学習をしています。

 タブレットiPadも活用し、10枚の仏像図版を用いてカテゴリーわけをグループで行いました。

2年専門科目「表現基礎2」 パブリックアート

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 2年生専門科目「表現基礎2」では、パブリックアートの課題に取り組んでいます。

 各自が、パブリックアートを設置する場所の写真を撮り、テーマ・コンセプトを考えてアート作品を創作しています。それらを1枚のプレゼンボードにまとめ、来週、いよいよ発表です。


3年アートフロンティアコースの総合的な学習の時間「表現探求F」 京都市交通局との共同プロジェクト「洛バス車内アートの制作」 その3 嵯峨美術大学・大森正夫先生の講演

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 今週は,嵯峨美術大学の大森正夫先生をお招きし,洛バスの車内広告デザインを考えていく学習として「京都らしさとは何か」をテーマにご講演いただきました。

 「洛バス」プロジェクトをすすめるには「京都らしさ」「コンテンツ」「表現方法」の3つの要素を考えると良いこと,京都らしさを考える観点として,「物象性」「活動性」「自然・季節」「気概」「気配」の5つの観点を挙げ,ガイドブックに載っている定番スポットだけでなく,見・食・生活習慣など,高校生が考える等身大の「京都らしさ」を探してみようとお話しいただきました。そして次回までに各自で考えておくように課題が出されました。

 授業を終えた生徒たちは,「京都,日本の文化の奥深さについて良く分かった。他府県,外国の人たちがイメージする京都は,マスメディアなどによって定着したもので,本当はもっともっと様々な分野に魅力が詰まっているという話になるほど!と思いました。」「“デザイン“というのは言葉で表すものではなく,感じるものだということを学びました。京都熱を感じる講演で生まれた時から京都に住んでいると,良さや大切さが感じられなくて,全然有名なお祭りや場所に行っていないなと思い,それでは良くないなと改めて感じました。」「私たちしか知らない京都,私たちだけが分かる京都の魅力,そういうものを探して見つけて伝えていきたいです」などと感想を述べていました。

 次回の授業にどんなアイデアが出てくるか,楽しみです。


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行事予定
5/23 1年造形表現実習見学会
1年対象各専攻相談
1・2年インターンシップ説明会
5/28 1年3分野登録締切
京都市立美術工芸高等学校
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