京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/17
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「美術を学ぶ」から「美術で学ぶ」学校へ。美工(美術工芸高校)は、生徒たちに未来必要な力を身に付けさせる教育活動を展開しています。

2年専門科目「表現基礎2」 パブリックアート

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 2年生専門科目「表現基礎2」では、パブリックアートの課題に取り組んでいます。

 各自が、パブリックアートを設置する場所の写真を撮り、テーマ・コンセプトを考えてアート作品を創作しています。それらを1枚のプレゼンボードにまとめ、来週、いよいよ発表です。


3年アートフロンティアコースの総合的な学習の時間「表現探求F」 京都市交通局との共同プロジェクト「洛バス車内アートの制作」 その3 嵯峨美術大学・大森正夫先生の講演

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 今週は,嵯峨美術大学の大森正夫先生をお招きし,洛バスの車内広告デザインを考えていく学習として「京都らしさとは何か」をテーマにご講演いただきました。

 「洛バス」プロジェクトをすすめるには「京都らしさ」「コンテンツ」「表現方法」の3つの要素を考えると良いこと,京都らしさを考える観点として,「物象性」「活動性」「自然・季節」「気概」「気配」の5つの観点を挙げ,ガイドブックに載っている定番スポットだけでなく,見・食・生活習慣など,高校生が考える等身大の「京都らしさ」を探してみようとお話しいただきました。そして次回までに各自で考えておくように課題が出されました。

 授業を終えた生徒たちは,「京都,日本の文化の奥深さについて良く分かった。他府県,外国の人たちがイメージする京都は,マスメディアなどによって定着したもので,本当はもっともっと様々な分野に魅力が詰まっているという話になるほど!と思いました。」「“デザイン“というのは言葉で表すものではなく,感じるものだということを学びました。京都熱を感じる講演で生まれた時から京都に住んでいると,良さや大切さが感じられなくて,全然有名なお祭りや場所に行っていないなと思い,それでは良くないなと改めて感じました。」「私たちしか知らない京都,私たちだけが分かる京都の魅力,そういうものを探して見つけて伝えていきたいです」などと感想を述べていました。

 次回の授業にどんなアイデアが出てくるか,楽しみです。


普通科科目の様子

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 本校の教育課程では普通科科目、美術専門科目、総合的な学習の時間で構成されています。一日の時間割の中に普通科科目の授業は多い日で5時間、少ない日でも2時間設置されています。


写真上 英語
  中 世界史
  下 国語演習

1年「表現基礎1」  触れて観察する〜五感で感じる色彩表現

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 1年「表現基礎1」では、先回、紙袋に入ったモチーフ(ドラゴンフルーツ・マイタケ)を手の触覚だけでドローイングしました。

 今回は、そのドラゴンフルーツやマイタケを色彩表現するにあたり、まず仲間との協働活動として、テクスチャ表現に取り組みました(様々な道具を使って絵具の多様な表情を発見しました)。

 そのあと、ドラゴンフルーツをカットし、よく観察してドローイングしました。次回は観察して感じたことやドローイング、言葉、テクスチャを組み合わせて色彩表現します。

1年専門科目「表現基礎1」 触れて観察する〜五感で描くドローインク゛

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 1年「表現基礎1」では、五感で描くドローイングを続けています。

 今回は、視覚や頭で考える知識に頼るのではなく、手や体で感じる感覚を通じて対象をより深く観察することをねらいとしています。

 最初に紙袋に入ったものを配布し、中を見ずに袋に手を入れて手の感覚だけで気づいたことを書き出し、ドローイングします。生徒同士で気づいたことの出し合いをしたあと、2つ目の袋を配布。2つ目の袋も手の感覚だけで気づいたことを書き出し、ドローイング。2つのドローイングが終わったら、中身を取り出しました。中身は、ドラゴンフルーツとマイタケ。生徒はこれまで経験しなかった美術の学習を新鮮にとらえ、熱心に取り組んでいました。

 

普通科科目の授業の様子 「国語演習」「倫理演習」「科学と人間」

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 美術専門高校であっても、カリキュラムに普通科の科目はしっかり設定されています。総合的な学習の時間を除いた単位数(1週間の時間割の時間数)でいうと、

・1年生 普通科目23単位、美術科目8単位
・2年生 普通科目23単位、美術科目10単位
・3年生アートパイオニアコース
     前期普通科目21単位 美術科目13単位
     後期普通科目23単位 美術科目9単位
    アートフロンティアコース
     前期普通科目14単位 美術科目17単位
     後期普通科目14単位 美術科目17単位

 普通科科目の授業の様子を少しずつ紹介します。


写真上 1年「科学と人間」
     植物とヒトの細胞を顕微鏡で観察
    3年「倫理演習」
     新聞記事を使って
    3年「国語演習」(古典)
     人間関係図を教室テレビに映す     

3年アートフロンティアコース専門科目「実習A」

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 3年生アートフロンティアコースの教育課程には前期「実習A」、後期「実習B」が設定されています。

 この実習科目は、8つの専攻以外の幅広い美術分野の中から前期、後期4講座ずつ異なった講座を置き、選択して履修します。

 今年度前期は、木版画、銅版画、革細工、陶芸の小物入れの2講座です。
 4月20日のホームページの記事で「革細工」と「銅版画」を紹介しました。今回は「木版画」「陶芸」の2講座を紹介します。


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3年アートフロンティアコースの総合的な学習の時間「表現探求F」 京都市交通局との共同プロジェクト「洛バス車内アートの制作」  その2

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 3年アートフロンティアコース総合的な学習の時間「表現探求F」 (つづき)

 交通局の方からのお話、グループでの話し合い、質疑応答の後,洛バスの車内を見学し,実際の広告スペースの広さや目線の高さなどを確認していました。

 授業を終えた生徒たちは,「普通の広告とは違う,高校生の私たちらしさが出るようなものってどんなもの?」「物語とかつながりのあるものだと面白いのでは?」「実際に洛バスの車内を見学して,イメージを湧かせることができた」などと感想を述べていました。また,前回の授業で学んだことを思い出し,もっとターゲットと目的を明確にしないと良いデザインはできないと感じた生徒もおり,クリエイターを目指す生徒たちは,見た人が魅かれるものを考えたいと意気込んでいました。

 このプロジェクトは今後さらに調査研究し,来年1月末に作品を完成させる予定です。どんな車内広告になるか楽しみです。


写真 「洛バス」車内を実際に調査
   制作するアート作品の掲示場所を確認
   (バス車内の窓枠上部)

3年アートフロンティアコースの総合的な学習の時間「表現探求F」 京都市交通局との共同プロジェクト「洛バス車内アートの制作」 その1

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 3年アートフロンティアコースの総合的な学習の時間「表現探求F」では、今年度,京都市交通局よりご依頼をいただき、京都の観光地を巡る「洛バス」車内の広告スペースに「京都の文化」を発信するアート作品の制作をすることになりました。

 そこで今週は、サンサ右京にある京都市交通局を訪問し、ご依頼内容を詳しくお聞きするとともに、「洛バス」の車内や外観を調査しました。

 担当の方から,
・公共交通機関であるため、不特定多数の人が利用すること
・「洛バス」利用者の3分の2が観光客であり、
 とりわけ外国人観光客の利用が多いこと
・市民に身近な公共交通機関であり、京都を訪れる方々の
 便利な交通手段として都市活動を支えていること

を踏まえ、高校生の感性で「京都の文化・魅力」を発信し、乗った人がまた乗りたい,また京都を訪問したいと思ってもらえるような広告を制作してほしいと説明いただきました。

 説明を聞いた生徒からは、「京都をPRすることが目的なのですか、それとも洛バスの利用者を増加させることが目的なのですか?」と意欲的な質問をしていました。

(つづく)


27日 団体鑑賞 劇団うりんこ 「罪と罰」 その1

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 27日は団体鑑賞でした。昨年度はゴスペルでしたが、今回は演劇。劇団うりんこの「罪と罰」を鑑賞しました。

 会場は京都府立文化芸術会館。本校からは鴨川の川沿いを歩いて会館まで移動しました。

 重厚な内容の長編小説を約2時間の演劇として上演していただきました。本校では、6月末の文化祭で全クラス演劇に取り組みます。すでにその準備が始まっていますが、生徒はそのことも頭に置きながら、本格的な演劇をしっかり楽しみました。

(つづく)

写真上 全学年、鴨川沿いを歩いて会場へ
  下 上演前の様子
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行事予定
5/10 再検尿
5/11 3年小論文説明会
PTA総会、PTA新旧役員会
5/15 前期生徒総会(45分短縮)
5/16 1年人権学習
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