京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/03/21
本日:count up10
昨日:253
総数:953588
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
本校は、本年7月1日に創立145周年を迎えます。これからも将来を見据えた教育内容を実践する学校として、地域や市民に愛される学校づくりを行います。

1年生探究I「ファシリテーション研修」で学ぶ

2025年1月8日(水)3・4時間目、1年生の探究I授業にて「ファシリテーション研修」を実施しました。株式会社SOUの仲田様と松嶋様を講師にお迎えし、アイデンティティを持ちながら社会とエンゲージメントするために、ファシリテーションの重要性に気づいていこう、というテーマで進めました。
社会では多様な価値観を持つ人々がチームとして活動することで互いに補い合い、強みを生かし合うことにより前に進むことができます。また、視野を広げ、ものごとを新たな視点でとらえなおすことにより自分も他者も成長することができます。このような協力や価値創造を実現するためには、自分を知ること、自分と違う他者を知ることが大切であることを、仲田さんのお話やグループワークを通して、楽しく学ぶことができたのではないかと思います。
本校でも様々な場面でグループワークをし、意見を交わしながら学びを高めていますが、豊かな対話の場を作り、合意形成して進んでいくことは、場に参加している全員が互いに尊敬しあい、コミュニケーションを円滑に進めることが大切です。一人ひとりの力と、考えや思いの言葉化・可視化を学ぶことで、美工生がより豊かに学ぶ意識や技術を培ってくれることを期待しています。
また、この研修のために、美工の大阪万博イベント・スタッフメンバーが、1月7日(火)に集まり事前学習をし、このファシリテーション研修のサポートをしてくれました。多くの経験を積み、これから外部の方とも心地よい場づくりができるように、チャレンジを積み重ねてくれることが楽しみです。
画像 上・中:ファシリテーション研修の様子
画像 下:大阪万博イベントスタッフチーム 研修の事前学習の様子
画像1
画像2
画像3

大阪・関西万博ウーマンズパビリオンでのイベントに向けて、キックオフミーティングを実施しました!

本校では、2025年に開催される大阪・関西万博の、カルティエが運営するウーマンズパビリオン2階「WAスペース」にて、本校独自のイベントを開催予定です。1年生の有志生徒16名が参加を表明し、昨年から活動を開始しています。昨年12月6日にキックオフミーティングを行い、「大阪万博でアートを学ぶ高校生から世界に向けた提言をしよう!」をテーマに、スタッフメンバーとして一緒にプロジェクトを創っていくことの意義について考えました。このイベントの構築に向けては、これまでも本校の探究授業等に関わっていただいている株式会社SOUの仲田様に伴走者としてお力をいただきます。イベントが形づくられる過程を通して、スタッフメンバーは様々な学びを重ね成長していくことと思います。生徒の主体性が存分に発揮されるイベントとなり、生徒がこれから変容していく姿が楽しみです。皆さんの応援をよろしくお願いいたします。
画像1
画像2
画像3

3Dデータ化に挑戦!

9月4日(水)1・2時間目のアートフロンティアコース実習A「ドローイングとしてのナップサック」講座では、exAgentの中山智博様をお招きし、生徒が作成したナップサックをiPadを活用して3Dデータ化するという学びを実施しました。
この講座では、これまでオリジナルデザインのナップサック制作を通して、3年次での「感じる心・考える力・表現する力」をさらに高める学びに取り組んできました。この日の授業では、3Dデータ化するための考え方やスキルを学び、完成したナップサックを作者自身が背負い、クラスメイトと相互に撮影しデータ化しました。講師の中山先生は、北欧でのお仕事から戻られたばかりで、海外で撮影された3D画像も見せていただき、生徒は最先端のデジタル技術の一つである3Dデータ化の可能性についてワクワクしながら知識を得ることができました。今後は、このデータをVR空間上に配置することを計画しています。

画像1
画像2
画像3

美術科夏季研修講座を実施しました!

8月1日(木)本校にて、中学・高校・総合支援学校の美術科教員が合同で夏の研修を行いました。この研修は毎年本校で開催しています。
午前中は、本校デザイン専攻の籔内教諭と西川教諭が講師となり、画像生成AIについての最新情報を得て、実際に画像生成AIを体験し、これからの美術教育を考える内容でした。先生方は言葉で指示を出し画像を生み出すことの難しさや興味深さを実感し、様々な発見をされていました。
午後からは生成AIを実際にどのように授業で活用できるか、また、その留意点についてや今後の美術教育の役割等について意見交流を行いました。
生成AIの技術を使用して作られたものは、今も気づかないところにも存在し、知らないうちに触れる機会もあり、将来的に無くなることはありません。そのような未来で人間の創造性や感性を育む美術教育の意味がますます問われる中で、効果的に生成AIを活用し生徒の学ぶ力を高められるよう、学び続ける教員となることをあらためて確認した1日でした。
画像1
画像2
画像3

1年生 スタートアップ研修2を実施しました

4月16日(火)の午前中は,1年生スタートアップ研修2日目でした。
「3年間の美工の学びの流れを知り,その中での学習の位置づけや方法について学ぶ」という1日目と共通の目的とともに,2日目は「広い視野で柔軟に深く思考できる『考える力』について学ぶ」というテーマを持って,3人の教員からレクチャーを受けました。
1つ目の「著作権について。生成AIについて。」では,情報が溢れ,表現方法も多岐に渡り溢れている時代にどのように制作を続けていくかということについて,一人ひとりが考えてほしいというメッセージが投げかけられました。美工では生成AIのことも含め,時代の先端的な内容も知ることを前提として学んでいきます。世の中に起こっていることを自分ごととしてとらえ,「自分だったらどうするのか」という観点で常に問いかけていってほしいです。レクチャーのなかにあった,「まずは疑ってみる」,「答えを先生や他者に委ねない」,「自分で考え続ける。諦めない。」など力強いメッセージを学びのエネルギーにしてもらえると嬉しいです。
2つ目の「美工での学びについて」では,長い歴史のなかで,「人がなぜ,表現し続けてきたか」ということを切り口に,ラスコー洞窟の壁画,環境との関係性において創造された作品,作家のこだわりやまなざしなどが伝わるドローイングや写真などを紹介し,時代の移り変わりのなかで,環境へのまなざしや人への愛情に拠って,常に力強い表現が生まれてきたことを学びました。
美工では,より専門的な内容を,他教科とのつながりの中で豊かに学んでいきます。中学校の美術からステップアップし,「自分が作りたい,表現したいという欲求がどこからくるのか」,「作家のこだわりはどこにあるのだろうか」などの作品の源泉に向き合い,美工生になった新入生が様々な出会いの中で,とことん深く,幅広く,学んでいってほしい,という教員の熱いメッセージが届いたのではないでしょうか。
3つ目は「鴨川スケッチ」。出発前に,「観察する」ことについて考えるレクチャーを受けました。ありのままを見つめる,観察を大切にすることを通して,「自分の視点を持つことができる」ことは基本であり,ある意味では難しくもあり,とても大切であることを意識しました。見たものをインプットして豊かに表現するためには,「感じる,考える,表現する」という黄金のサイクルが大事であるという教員からのメッセージも新入生に響いていたと思います。
刻々と形を変え流れ続ける水のありようや,水面に移る光,鮮やかな菜の花,白い鳥たちを眺め,スケッチにいそしむ新入生は心おだやかな様子でした。
教室に戻ってからは各クラスにてスケッチの発表会を行い,自分とは異なる視点で表現された仲間のスケッチに感動していました。
自分の大切なものや独自の視点を,自信を持ちお互いに見せ合うことができる自他尊重の雰囲気を,今年の1年生も自分たち自身で育ててくれることを心から願っています。

画像1
画像2
画像3

1年生 スタートアップ研修1を実施しました!

4月12日(金)の午前中は,1年生スタートアップ研修1を実施しました。マルチホールに1年生全員が集まり,「3年間の美工の学びの流れを知り,その中での学習の位置づけや方法について学ぶ」という目的を持ち,3つのコンテンツを通して『美工生をどうすごす?』という大切なテーマに向き合いました。
1つ目は「卒業生によるパネルディスカッション」CAREER PRODUCEというテーマで進めている3年間の美工の学習の流れを確認した後,ファシリテーター役の教員が卒業生2名にインタビューする形で,事前の新入生からの質問に答えたり,自分が美工生だったときの経験をふまえ丁寧に話してくれました。
2つ目は「教科からのレクチャー」と題して,教科の先生から高校の学びに向かうための基本的な要素についてレクチャーを受けました。中学校と高校の学習の違いや,基礎的な学習の重要性,家庭学習を含んだ学習サイクルの確立の大切さなどについて理解を深めました。
3つ目はキャリアポートフォリオについて,学年主任から説明を受けました。キャリアポートフォリオは,自分の学びや気づきなどを記録し振り返りを行うために役立てたり,また他者と共有できるツールです。iPadを活用して行うため,視覚的にもわかりやすく,美工生の力を伸ばすためにとても適したツールだと考えています。様々な場面での気付きや感動をぜひポートフォリオに留め,自分の財産にしてほしいです。

いよいよ美工生として学ぶ日々が始まります。日々の学びを大切にし,小さな気づきも大きな感動も丁寧に自分のものとしてつかんでくれることを心から期待しています!

画像1
画像2
画像3
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
行事予定
3/22 オンライン学校説明会
3/24 教科書販売、新1,2年第1回スタディサポート(予定)

学校評価

スクールガイダンス

教育課程

書式ダウンロード

教員公募

学校経営方針

学校いじめ防止基本方針

進路状況

中学生・保護者Q&A

オープンスクール(スクールガイダンス)

生徒規定(校則)について

学校グランドデザイン

京都市立美術工芸高等学校
〒600-8202
京都市下京区川端町15
TEL:075-585-4666
FAX:075-341-7006
E-mail: bijyutukougei@edu.city.kyoto.jp