京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/23
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「美術を学ぶ」から「美術で学ぶ」学校へ。美工(美術工芸高校)は、生徒たちに未来必要な力を身に付けさせる教育活動を展開しています。

3年アートフロンティアコース 総合的な学習の時間「表現探求F」 京都市交通局との連携課題研究  今回はZoomを使って社会と対話する学び

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今週は前期最後の授業ということもあり,これまで考えてきた洛バスデザインの中間発表会を行いました。

 各グループで考えたテーマ設定の理由やデザイン案を交流し,多様な意見やアドバイスをもらい,より良いデザイン案にするための気づきの得ることを授業目標としました。この中間発表会は,元京都精華大学人文学部教授の筒井洋一先生と株式会社CARVANCL(カーバンクル)代表取締役の徳田行伸さんの協力を得て,オンラインミーティングアプリZoomを使い,外部の方への発表と質疑応答を可能にする形で展開しました。

 初めに筒井先生から,「上手に発表することが目的ではありません。上手くいかなかった原因が何かを考え,次につなげることが大事です。その練習の場として楽しんで発表してください。」とアドバイスをいただき,発表会がスタートしました。発表後の質疑応答では,クリエイティブ・ディレクターとして活躍しておられる徳田さんからテーマ設定の理由やゴールは何かなど鋭い問いかけがありました。またZoomで参加している徳田さんの会社のデザイン担当の方や,東京芸大でデザインを専攻している学生の方から具体的なアドバイスをいただくなど,生徒たちにとって大変有意義で刺激的な発表会となりました。

 発表を終えた生徒たちは,「発表する内容をあまり整理できずに話してしまったので,事前にしっかり決めておけば良かったです。新たに気づかされた点もあったので改善していきたいです。」「プレゼンしてスバリな質問が返ってきて,あー確かにそれを忘れていたなと思うことが指摘されて学ぶことが多かった。デザインについて教えられることがたくさんあって良かった。作品を見る人のことを考えて意図を明確にしないとダメだなと思った。」「他の班の発表を聞くことで自分の班の課題や問題点などを明確にすることができ,その改善策も考えることができて非常に有意義な時間を過ごすことができた。Zoomで渋谷のスタジオから参加していただいた方からのアドバイスや質疑もより良い広告にするためにとても良いものばかりで大変勉強になった。もっと良いものにしていきたいと思う。」などと感想を述べていました。

 Zoomを活用することで、学校での学びが社会とつながりながら進行し、多彩な方々との対話を通じて、生徒が新たな気づきをしたり思考をより深めることに大きな効果がありました。お世話になりました筒井洋一先生,徳田行伸様,本当にありがとうございました。また、Zoomで本校生徒とつながり学習を深めることにお力をいただいた皆様、ありがとうございました。

 後期は今回いただいたアドバイスをもとにさらに自分たちのテーマやデザイン案を明確化し,具体的な作業段階に進みます。
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行事予定
4/24 (45分短縮)、1年人権学習(5〜7限)
4/25 検尿、前期生徒会役員立会演説会(45分短縮)、1年人権学習【同和研修】(午後)
4/26 検尿、LHR進路ガイダンス事前学習(1,2年生合同)
4/29 昭和の日
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