最新更新日:2024/04/24 | |
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3年アートフロンティアコース総合的な学習の時間「表現探求F」 大阪成蹊大学 糸曽賢志教授による講演「アニメ業界の最前線」ラ・ラ・ランドなど映画の宣伝ポスターは世界と日本では大きく異なることを例に,国や世代によって好みや常識は変わること,凡人が評価されるためには相手に評価されるように分析し行動することが大切だと説き,なぜデッサンするのかと生徒に問いかけ,デッサンで培われる能力の大切さを伝えていただきました。 また,糸曽先生がスタジオジブリの入社面接を受けたときの宮崎駿監督とのエピソードや,崖の上のポニョなど宮崎監督の作品は何度見ても新しい感動や発見があるのはなぜかなど,とても興味深い話の連続で,生徒は片時も聞き逃せない集中した2時間でした。 授業を終えた生徒たちは,「とても面白かった。誰のために作るのかを考えたり,見る人を考えたりすることが大事だと分かった。また分析することや調べることの大切さを改めて感じた。」「映画のパンフレットやポスター1つとっても海外と日本ではこんなにも大きな違いがあるのだと驚きました。国や世代によって好みや常識は大きく違うのだと気づきました。どの世代,どの世代の人に気に入られたいかをまず設定し,その国や世代の好みや常識を徹底的に分析することが大切だと学びました。『すべて物事には理由がある』という言葉を大切にしていきたいと思いました。」「どんな業界でも要領の良さがすごく大切なんだと思った。考えたり,調べたり,分析して取り組むことが結果につながると聞いて,日々何事も考えて生活しないといけないと思いました。」などと感想を述べていました。授業後,先生を囲んで熱心に質問する生徒もいました。 将来,アニメーションやゲーム制作に携わりたいという進路希望をもつ生徒も多く,とても興味深くワクワクする話を聞かせていただきました。本日の授業で学んだことや触発されたことを今後の制作活動や進路選択に 生かしてくれることを期待しています。 お世話になりました糸曽賢志先生,本当にありがとうございました。 |
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