京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/18
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「美術を学ぶ」から「美術で学ぶ」学校へ。美工(美術工芸高校)は、生徒たちに未来必要な力を身に付けさせる教育活動を展開しています。

ケヤキ材をいただきました

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 京都市新庁舎整備工事に伴い、伐採されるケヤキがあるというお話を市役所からいただきました。本校の彫刻専攻の教材として活用させていただけたらありがたいと申し出ましたところと、この度、譲っていただけることとなり、3月14日(月)学校に運んでいただきました。大切に活用させていただきます。 

新2年専攻別ガイダンス、新3年コース別説明会

 3月12日(土)1年生対象に「新2年専攻別ガイダンス」、2年生を対象に「新3年コース別ガイダンス」を行いました。

 4月から2年生はそれぞれが選択した専攻別の専門授業が始まります、全体会のあと、8つの専攻別に分かれて専攻教員から詳しいガイダンスを行いました。

 また、4月から3年生は、アートパイオニアコース(国公立大、センター入試利用受験志望)、アートフロンティアコース(私立大、専門学校志望)にクラスを分け、それぞれのカリキュラムで学習を進めます。全体会のあと、コース別に説明会を行いました。

 たいへん重要なガイダンス、説明会ということで、この日は、保護者の方にもご出席いただきました。ありがとうございました。

写真は、新2年専攻別ガイダンス全体会、専攻別(日本画)、専攻別(洋画)です。
 

 

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3月11日 防災訓練

 3月11日(金)東日本大震災から5年目。学年末考査最終日でしたが、考査終了後、昨夏設置していただいた緊急地震速報受信システムを活用して防災訓練を行いました。 
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3月11日

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              3月11日
 
 3月11日 あの東日本大震災が発生して5年目を迎えます。あの震災で大切な方を亡くされた方、大切なものを失われた方、生活の場所を離れなければならなくなった方、体や心に傷を負われた方、今なお行方不明の方、そういう方々のことを思い心が痛みます。

 本日11日、本校でも防災避難訓練を実施し、改めて防災に対する危機管理、命を守る行動への意識と実践力を高める取り組みを行いました。

 本校に在籍する清水里織さんは、震災前宮城県に住んでいましたが、震災の影響で中学に入ると同時に京都に引っ越し、2年前本校に入学してきました。親戚や友達が宮城にいながら自分の家族だけが引っ越したことが苦しみであり悲しみであった、一緒に支え合いたいのに何もすることができないという自分にもどかしさを感じていた、と言います。本校に入学して「あなたの絵を贈ろう」という震災復興支援の取り組みと出会い、自分も力になれるとこの活動に関わってきました。「こんなに誰かを思って絵を描いたのは初めてだった。言葉にはできないけれどこの絵を見た方に私の想いが伝わるように精一杯描いた。」そう振り返っています。
 この活動は被災地の宮城県宮城野高校、東北生活文化大学高等学校、仙台二華中学校・高等学校と、北海道おといねっぷ美術工芸高校、そして銅駝美術工芸高校が一緒になって取り組んできた「復興へ!高校生が架ける虹のアートプロジェクト」の一つで、校内での支援の呼びかけに応えて生徒が絵を描き被災地の皆さんにプレゼントしてきました。このプロジェクトをきっかけに本校は宮城県宮城野高校美術科との交流が始まり、生徒会の代表生徒を夏休みに宮城県へ派遣し、津波の被害があった現場や仮設住宅を訪問し、現地の方からお話を聴いたり、高校生と交流したりし、学校へ戻って全校生徒に報告するという活動が始まりました。また宮城野高校美術科の生徒の皆さんが研修旅行で京都、奈良を訪れた際、本校に立ち寄っていただき生徒どうしの交流会を行ってきました。清水さん自身も夏休みに帰省を兼ねて生徒会代表生徒とともに現地に行った際、仮設住宅の住民の方が、高校生の作品を熱心に見ていただきながら「毎年このイベントが楽しみなんです」「絵を部屋に飾るだけで部屋も気分も明るくなるんです」と声をかけていただく経験をし、「自分が学んでいる芸術にはこんなに素晴らしい力があるんだ」と気づきました。
 
 3月11日が来るたび、私は、震災から10日遅れで行われた気仙沼市立階上中学校の卒業式で梶原裕太さんが読んだ答辞を思い出します。「階上中学といえば『防災教育』と言われ、内外から高く評価され、十分な訓練もしていた私たちでした。しかし、自然の猛威の前には人間の力はあまりにも無力で、私たちから大切なものを容赦なく奪っていきました。天が与えた試練というには、むごすぎるものでした。つらくて、悔しくてたまりません。時計の針は十四時四十六分を指したままです。でも時は確実に流れています。生かされた者として、顔を上げ、常に思いやりの心を持ち、強く、正しく、たくましく生きていかなければなりません。命の重さを知るには大きすぎる代償でした。しかし、苦境にあっても、天を恨まず、運命に耐え、助け合って生きていくことが、これからの私たちの使命です」。この思い、決意の言葉に触れ、被災地から離れた私たち自身も震災から何を学び、何をなすべきか、ずっと問われているのだと思っています。

 美術を学ぶ本校の生徒が、専門高校としてその特殊性を大切にし専門的な力を伸ばしながら、社会の諸課題との接点を持ち、問いを重ね、課題に立ち向かう普遍的な力を身につけて未来の担い手に育ってほしいと願っています。

2016年(平成28年)3月11日     校長 吉田 功

1年「表現基礎」2年「表現基礎」 生徒作品

 現在、本校マルチホール前に1年生と2年生の専門科目の作品を展示しています。

 1年生は「表現基礎1」で取り組んだ、パイナップルをモチーフにしイメージを広げて制作した課題、2年生は「表現基礎2」で取り組んだ、レモンとワイングラスをモチーフにした描写表現の課題です。

 マルチホール前は、1年生・2年生が専門科目で取り組んだ作品を掲示し、生徒や教職員が鑑賞することができます。今週の12日(土)は、午前に1年生の次年度に向けた専攻ガイダンス、午後に2年生の次年度に向けたコース別ガイダンスを開催し、保護者の方のご出席もお願いしています。この機会にお子様の作品をぜひご覧ください。
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祝 2015年度「京都府文化賞」功労賞 本校出身 村田好謙氏が受賞

 この度、2015年度「京都府文化賞」の功労賞を、本校卒業生(日吉ケ丘高校美術コース卒業)の漆芸家、村田好謙氏が受賞されました。誠におめでとうございます。今後ますますのご活躍をお祈りいたします。

本日より学年末考査

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 3月8日(火)、本日より1・2年生は学年末考査です。今年度最後の定期考査、体調管理に注意を払い、精一杯力を発揮してほしいと思います。

 3年生が卒業して、やはり少々寂しい校内ですが、来週17日には入学者説明会があり、新しい仲間を迎える季節となります。

「第6回高校生アートライター大賞」優秀賞、学校賞を受賞

 筑波大学芸術専門学群主催、毎日新聞社共催の「第6回高校生アートライター賞」で本校生徒3名が優秀賞を受賞し、学校賞も受賞しました。この催しは、アートについて自分の言葉で考え、伝える力を育む高校生のためのエッセイコンテストです。全国から823編の応募があり、最終選考に残った20編の中から優秀賞に選ばれました。

 優秀賞の受賞者は以下の3名です。
  日本画専攻 3年 大里 真瑛子 「色を創造する」
  彫刻専攻  2年 清水 里織  「芸術の力」
  デザイン専攻2年 西尾 綾香  「美術と日常」

 3月5日(土)筑波大学でその授賞式があり、遠方ではありましたが、日本画専攻の大里真瑛子さんと美術工芸科の渡邉教諭が表彰式に臨みました。

 本校では、作品制作を大切にしながらも、論理的思考力、言語活用能力、他者に伝える力の育成に取り組んでおり、今回の受賞は大きな励ましとなりました。

 写真は、上段、表彰を受ける大里さん。
     下段、学校賞の盾と賞状。
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第27回読書感想画中央コンクール 優良賞、学校賞 受賞

 第27回読書感想画中央コンクールで本校生徒が優良賞を受賞し、学校賞も受賞しました。

 このコンクールは、全国学校図書館協議会と毎日新聞社の主催で、読書の感動を絵画で表現することにより児童生徒の読書力を養い、読書活動を振興することを目的に開催されているものです。

 今回は、本校1年生の永見野乃さんが「優良賞」を受賞し、「学校賞」も受賞しました。授賞式は先日、東京で開かれました。
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3月3日 桃の節句

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 今日は3月3日、桃の節句。起源は中国の「上巳節」(じょうしせつ)で、中国では、上巳の日に川で身を清める禊の習慣があり、平安時代に日本へ伝わったあと、川に人形を流して災厄をはらう「流し雛」の風習となったようです。

 校内の食堂は、毎日メニュー豊富でおいしい昼食を用意してもらっていますが、今日の日替わり定食は、桃の節句にちなんで、年に一度の「ちらし寿司」。彩も美しくとても美味でした。「うっかりお弁当を持ってきてしまった・・・」と残念がる教職員の声も。

 写真は、校内食堂の日替わり定食「ちらし寿司」
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行事予定
3/17 入学説明会(10:00〜/マルチホール・体育館) 在校生登校禁止(13:00まで)
3/18 終業式(8:30〜/マルチホール) 大掃除 卒業生講演会(午前)
3/19 春休み(〜4/7)
3/20 春分の日
3/21 振替休日

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