京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/03/28
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17期生学習合宿に向けて走り出しています!

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 西京高校17期生(新1年生)の学習合宿は,普通授業開始に先駆けて15日(月)〜17(水)の2泊3日で行います。そこでは教科の学習の仕方を実際に授業を受けながら学ぶことと,EP(総合的な探究の時間)でこれから始まる取組に向けてグループワーク・発表を体験します。
 合宿へ向けたスタッフ(リーダー)活動が本日も行われました。合宿での活動をより有意義にするために,入学前から生徒スタッフを募集し,登校日や学年はじめの行事期間の放課後に,それぞれの役割に応じてスタッフ活動を行っています。交流,生活,広報,グループワーク(GW),内外融合などの役割に分かれた生徒たちが準備を行い,17期生全員が主体的に合宿に参加できるように様々な企画を考え実施します。
 本日はGW担当の生徒たちによって,合宿で行われるグループワークの事前レクチャーが実施されました。担任団の先生も一緒に行ったこの活動では,実際にEPでどのような力を身につけていくのかを共有しました。ただ話が盛り上がるだけがグループワークではないということを体感した生徒たちの,活発なディスカッションと発表が行われていました。
 
 西京高校では委員会活動が活発に行われています。西京高校の忙しくも充実した学校生活を,17期生も走り出しました。がんばってください!応援しています。

始業式,対面式が行われました!

 4月8日(月)入学式が滞りなく終了し,12時から中庭にて新2,3年生のクラス発表が行われました。発表されたとたん歓声が沸きおこり,そのおおきな声が職員室まで聞こえてきました。ホームルームで担任紹介の後,アリーナで全学年がそろって始業式が行われました。竹田校長から,本校に着任された教職員の紹介がありました(後述)。続いて今年度最初の校長の挨拶があり,その中で5つのことを強調されました。
 1つめは,自分とは思いがちがう人と接する。その際,自分がどうすべきなのかを考える。具体的には,対話をすること。人間関係を築き,人とかかわる基本となる対話を意識して行いましょう。2つ目は,自分と考えの違う人を排除するのではなく受け入れること。お互いを尊重することを一番に考えてください。1つめのことと合わせて,人権意識を向上させてください。SNS等の利用の仕方など,今一度見直してみてください。3つ目は,場と状況に応じた判断と行動をすること。4つ目は,1週間に15時間勉強する時間をつくること。いつどこで何をどうするのか,自ら学ぶ姿勢を身につけて行動することが重要です。西京では勉強するのは当たり前。そのうえでプラスα何をするかを考えてください。5つ目は,楽しくて面白い学校にしていきましょう。学校を面白くするにはどうしたらいいのかを,ぜひ考えてください。以上5つのことを肝に銘じてください。
 次に,対面式です。ここからは,自治会の取り仕切りで行われます。例年は,中学生徒会と合同で行いますが,今年は中学校の入学式が翌日のため,高校のみで対面式を行いました。恒例の新高校1年生による「クラス1分間紹介」が行われました。各クラスとも,独自の工夫を凝らしたユニークな発表で,会場全体が和やかな雰囲気になりました。2,3年生も自分たちが1年生のころを,思い出したのではないでしょうか。有志による漫才も新入生の緊張を十分にほぐしたと思います。
 今週は,検診やオリエンテーションが中心になりますが,12日(金)から授業が始まります。皆さん,新学年の準備を怠りなく進めてください。

新転任の先生方を紹介します。(敬称略 お名前の右は前任校)
教頭 渡邉 野子 銅駝美術
事務長 北村 和洋 東総合
国語  足立 夕姫
国語  飯村 中  日吉ヶ丘高校
国語  磯部 美樹 日吉ヶ丘高校
国語  植村 亜玲
地歴公民 小松原 魁人 西京附属中
地歴公民 瀬戸口 仁 京都工学院高校
地歴公民 松永 登喜雄
数学   和泉 信彦 堀川高校 
数学   伊藤 正信 堀川高校
数学   槇山 賢治
理科   嶋田 三四郎 日吉ヶ丘高校
理科   森口 裕之 堀川高校 
保健体育 池田 祐一郎 西京高定
保健体育 北本 竜也 紫野高校
英語   久世 三智子 塔南高校
英語   小林 萌子
英語   諏訪 一郎 塔南高校
英語   寺部 拓海
英語   芳賀 康大
情報   木田 三千代 紫野高校
養護   岩崎 摩耶
事務職員 松本 幸樹 松陽小
管理用務 伊藤 環 大塚小

写真上 クラス発表の様子
写真中 新転任紹介の様子
写真下 クラス1分間紹介
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第17期生の「入学式」を行いました!

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 4月8日(月)10時から,7階京一商西京メモリアルホールにて,西京高校エンタープライジング科平成31年度入学式が挙行され,本校附属中学校および府下の各中学校から合計279名の新入生が,晴れて「エンタープライジング科第17期生」としての歩みを始めました。

 以下,竹田校長は式辞を紹介します。
 「平成15年,本校の伝統のさらなる充実と発展を図るために,『進取・敢為・独創』の校是の下,未来社会を創造するエンタープライズシップにあふれた,21世紀をリードする人材を育成するとの教育理念を掲げたエンタープライジング科を開設いたしました。
エンタープライズシップとは,変化の激しい現代社会において,常に新しいものを追い求める「進取の気性」,あえて困難な事にでも立ち向かおうとする「敢為の気概」,誰のものでもない,自分独自のものを創造していこうとする「独創心」,この三つを総称するものであります。我々は,このエンタープライズシップをエンプラ魂と呼び換え,常にチャレンジブルな行動をとることを心がけています。
 この4月に行なわれる学習合宿には,生徒スタッフとして参加したいと三分の一以上の新入生の皆さんが名乗りを上げてくれていると聞いています。この事は,すでに,みなさんが,エンプラ魂を理解し,行動に移してくれた第一歩ではないか,と嬉しく思っています。
 本校は,社会課題に対する幅広い関心と深い教養に加え,コミュニケーション能力,問題解決力等の国際的素養を身に付け,将来,国際的に活躍できるグローバル・リーダーの育成に積極的に取り組む高等学校として「スーパーグローバルハイスクール」に指定されています。そして質の高いカリキュラムの開発・実践を進めるとともに,その体制整備に努めています。
 また,昨年,12月には内閣府の提唱する「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP):ビッグデーター・AIを活用したサイバー空間基盤技術」に基づき数億円の予算の中で「エビデンスに基づいたテーラーメイド教育の研究実践」を京都大学を中心に東京大学,九州大学,慶応大学と研究連携することを決定いたしました。コンピューターのネットワーク環境を整えたり,教科書をデジタル化したりする等,ツールとしてICTを活用する今までの「教育の情報化」とは全く次元が異なり,生徒たちの学習状況をAIが判断して生徒は「どこで,つまずいているのか。」「どの部分が学習できていないのか。」を分析・見える化することによって,それぞれの生徒に合った学習方法を決定し提供するものです。これが実現すれば子どもの学習の仕方も教師の役割もそして教育の在り方も大きく変化します。在籍する西京の生徒みなさんの教育の個別・最適化を進め,そして未来の教育を良くするために,この国家プロジェクトに臨んでいきたいと考えています。
(中略)
 そこで皆さんにお聞きします。「決意」いえ「覚悟」はできていますか。自ら選んだ道としての高校生活に入る覚悟を十分にしてきてくれたでしょうか。
 西京高校での高校生活は,自らの意思で,自らと自らの将来のために行うものであり,ここで学ぶことを選択し,許可された皆さん自身が,その責任において行うものです。もちろん学校は,皆さんの将来の夢の実現のために,さまざまな道筋を示し,課題や方法を提示したり,時には超えるべき壁となって,ゆく手をはばむことがあるかもしれません。しかし,どんな堅固な壁であっても,皆さん自身がその課題に果敢にいどみ,何度,跳ね返されても突破するまで挑戦し続けることで,さらに大きく成長していくことを願って,学校はあえて「試練の壁」となっているのだということを十分理解しておいてください。
皆さんが高校3年生になるとこれまで行われてきた大学入試センター試験に代わって「思考力」を重視する「大学入学共通テスト」に挑むことになります。英語における「読む」「聞く」に加えて「話す」「書く」の2技能が民間の資格・検定の活用によって大きく問われることになります。また,個別大学の入試改革もこれに合わせた形で行われていくと予想されます。
 このような大学入試改革により,西京高校が実践してきた「主体的,対話的で深い学び」へのプログラムが高く評価され,また重要視されるようになってきました。そういった状況の中で皆さんの学び方はどうあるべきなのでしょうか?
日々の家庭学習によって確実な「知識・技能」を身に付けることは大前提としてありますが日常的に当たり前だと思っていることに疑問を持ち,その事を自分で調べ,考え,更に新しい問いをもつ。従来受験で求められてきた素早く正答する受験勉強とは違った「思考力・判断力・表現力」を西京では求めます。それこそが皆さんが21世紀を生き抜いていくための大きな力となると思っているからです。
 西京では本来大学で行うであろう「問い」と「答え」を巡る時間に身をひたすことを求めています。
 (中略)
 今世の中は加速的に変化しています。その中で人類が長年培ってきた社会や経済の基本的な仕組みが揺らぎはじめています。私たちは,京都大学,東京大学の両総長が重要視されている「対話すること」と「多様性を寛容すること」を大切にしながら人類全体が調和的に発展する社会をつくる必要があると思います。本校に置き換えてみると「人と繋がること」「社会と関わること」すなわち「社会人力」を指しているのではないでしょうか。皆さんには,本校の特色である「実践的英語運用能力」・「情報活用能力」を向上させることはもちろん,形式的なコミュニケーションではなく,考えの違い,文化,民族,宗教の違いをお互いに理解・尊重することによって「多面的な視点」をもち,常に「自らの視点」とは「異なる視点」に身を置き換えて思考することによって二十一世紀をリードするグローバルリーダーとなるように成長していって欲しいと願っています。

 結びにあたりまして,本日ご列席の保護者の皆さまに,心よりのご祝詞を申し上げ,さらに力強いご支援を本校教育に寄せられることをお願い,いたしまして,本日の式辞といたします。

平成31年4月8日    
京都市立西京高等学校   校長 竹田昌弘

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上  学校長式辞  
下  担任 紹介

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新年度のご挨拶。「おもしろい。楽しい。」学校をめざします!

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ご挨拶
 
 平成31年度の始まりに際しまして一言ご挨拶を申し上げます。
 今年度で西京高等学校の校長として4年目を迎えることになりました。また,平成15年に創設された専門学科「エンタープライジング科」も17年目を迎えることになりました。 お陰様で今春,卒業しました14期生の進路実現状況は,京都大が22名(3年連続20名以上),大阪大学23名,神戸大学24名となり,いわゆる京阪神大学の現役合格者数の合計は京都の公立高校で2年連続,第一位となりました。これも全員の卒業時の進路目標を国公立四年制大学とし,学校をあげて進路実現に取り組んできた成果だと思っています。
一方,西京高校で進路実現のための勉強するのは当り前で,プラスα本校で何をするのかがとても大切です。
 先の見えない予測不可能な21世紀を生き抜いていく皆さんには「進取・敢為・独創」の校是のもと果敢な実行力を持ったチャレンジ精神をもって「人と繋がる」「社会と関わる」そして「果敢に知と向き合う」ことをこの西京高校の素晴らしい仲間たちと共に取り組んで社会で活躍・貢献できる「社会人力」を身に付けてほしいと思っています。
一方で学校は楽しいところでなければなりません。今年度はさらに学校が「おもしろい。楽しい。」学校になるようにいろんな取組を展開していきたいと考えています。
 私自身,この一年間,ひとりひとりの生徒を徹底的に大切にしながら,生徒や保護者の皆様から「選ばれ信頼される」学校づくりを教職員一丸となって進めていきたいと決意をあらたにしております。 皆様のご理解,ご支援の程よろしくお願い致します。

平成31年(2019年)4月3日

京都市立西京高等学校
校長 竹田 昌弘
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全日制
4/15 1年学習合宿 2年3年特別時間割
4/16 1年学習合宿 2年3年特別時間割
4/17 1年学習合宿 2年3年特別時間割
京都市立西京高等学校
〒604-8437
京都市中京区西ノ京東中合町1
TEL:075-841-0010
FAX:075-822-5702
E-mail: saikyo@edu.city.kyoto.jp