京都市立学校・幼稚園
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1年生人権学習で講演会を行いました!

 5月19日(木)6・7限に,7階大講義室にて,1年生人権学習の一環として,佛教大学教育学部教授の原清治先生をお招きして講演をしていただきました。演題は,「ネットいじめの問題を通して人権について考える」です。
 京都市の高校生のネット利用の実態や,ネット「いじり」とその背景にある高校生の心理といった,本校生徒にとっても非常に関係性の高い話題についてお話をいただき,多くの生徒たちは皆「ドキッ」とした表情を浮かべながら,真剣に耳を傾けていました。
 「中高生がSNSに没頭する背景には,“友人に『いいね!』を多くもらいたい”という,承認欲求のようなものが見え隠れしている。」
 「友人間の出来事を『ネタ』としてSNS上で共有し始めた途端,相手に対する悪意の有無にかかわらず,その心境を慮る気持ちが姿を消し,ただ面白さのみをどこまでも追求しようという心理が働いてしまう。」
 といった,SNS利用者であれば誰しもが思い当たるような内容を的確にお話し下さり,生徒達にとっては自らのネット利用を客観的に振り返る大変貴重な機会となりました。時には大変深刻な話題に触れられることもありましたが,機知とユーモアに富んだ話しぶりで生徒達の心をしっかりと掴んでおられ,2時間の講義があっという間に感じられるほど大変意義深い時間でした。

 生徒の感想です。
・ネットやSNSはなぜ危ないのか,その理由を深くまで知ることができました。
・単に「ネットの使い方に気をつけろ」ではなく,しっかりとしたデータを根拠に説明して下さり,またところどころに面白さを入れて話をして下さるので,とても聞きやすく,分かりやすかったです。
・自分に悪気がなくても,情報を受け取る側の受け取り方によっては,不快に感じたり,トラブルを引き起こしたりする可能性があることがよく分かりました。
・適切な情報か,またそれを載せることで誰かが傷ついたりしないかどうかをよく考えて,自分の行動に責任を持たなければならないと思いました。

 インターネットやスマートフォンは,もはや現代社会を生きる上では欠かすことのできないツールとなりつつありますが,この講演をきっかけに,生徒たちが自分なりにその利用の仕方や,背景に潜む人権問題について理解を深めようとする姿勢を持ってくれたものと期待します。
 原先生,お忙しい中御講演下さり,有り難うございました!

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