京都市立学校・幼稚園
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【ESS部】全日本高校模擬国連大会で「ベストポジションペーパー賞」を受賞しました!

 11月15日(土)・16日(日)の2日間にわたり,国連大学(東京都渋谷区)を会場として行われました「第8回全日本高校模擬国連大会」(主催:Global Classrooms in Japan)において,本校ESS部の矢部瑞季さんと川上摩子さん(いずれも2年生)のチームが「ベストポジションペーパー賞」を受賞しました。
 模擬国連とは,参加者一人ひとりが国連加盟国の大使となって実際の国際会議で扱われている様々な問題について会議を行うことにより,国際問題の難しさを知るとともに,その解決策を探る中で日本以外の視点で学び考える活動です。この取組は1923年にハーバード大学で始まり,日本でも大学生による模擬国連が30年以上前から行われています。今回出場したのは高校生による模擬国連大会で,今年度は過去最多となる133校(199チーム)が応募し,書類選考による第一次審査を通過して全国大会に出場する82チームのうちの1つとして出場しました。
 今年度の議場は「FAO世界食料サミット2014」という設定のもと,「食料安全保障―2050年の世界をどう養うか」という議題について4つの論点(「食肉消費」「バイオ燃料」「農業資源の制約 土地と水資源」「農業技術 緑の革命から遺伝子組み換え技術へ」)から議論を進めるというものでした。
 当日の会議に先立って,出場各チームはPosition and Policy Paperの提出を求められます。Position and Policy Paperとは,議題に関連した自国や世界の現状・課題,自国が目指す理想,課題を解決し理想を実現するための具体的政策を文章で説明する書類です。この書類の作成を通して世界の中での自国(担当国)の立場(Position)を理解し,会議で自国が主張する政策(Policy)立案を手助けすることが主な目的とされています。本校チームは,「コロンビア共和国」政府の代表としてこの全国大会に臨みました。
 この大会で最優秀賞(2チーム)・優秀賞(4チーム)に選ばれたチームは,来年の5月にアメリカ・ニューヨークにて行われる模擬国連世界大会に日本代表として出場する権利が与えられるのですが,この「Position and Policy Paper」に対しても,優秀な2チームには賞が与えられます。西京チームは,優秀賞の受賞こそ逃しましたが,見事この「ベストポジションペーパー賞」を受賞しました。
 日本全国から集まったすばらしい高校生たちとの2日間に凝縮された熱い議論に参加することで,多くのことを学んだだけでなく,賞までいただけたことで,西京チームの2人はこの上ない刺激を受けていました。グローバルな視野で世界の問題を考え,他の高校生とともに意見を述べ合うという貴重な経験をした彼女たちの今後の活躍はもちろん,彼女たちから一人でも多くの西京生がよい刺激を受けて,今まで以上に活躍の場を広げていってくれることを期待しています。

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