最新更新日:2024/04/25 | |
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2年進路保護者説明会を実施しました!
10月25日(土)13時30分から,7階大講義室にて,第2回2年進路保護者説明会を実施しました。
初めに,村上校長から,10月10日(金)に行われました受験生宣言を機会に,「言われてする勉強」から「自分のために,自分に必要だからする勉強」に転換しよう,というお話がありました。これまで生徒たちは誰かから何かを提示されたり言われたりしたことをこなしていくという勉強方法だったと思うが,大学入試は大きな関門であり,今までと同じでは壁を越えられない。大学受験を契機として,自ら目標を設定してそれに到達する過程を考え実行するという,社会人に必要な姿勢を身に付けることが重要であり,家庭・学校ともに協力して,見守り・支え・励ましていきたいということでした。 続いて,駿台予備学校京都校の西尾年史校舎長から,「親子でのりきる大学入試」と題した講演がありました。保護者の皆様が受験を経験されたころとは状況が大きく変わっており,親として受験生を支えるためには知識が必要なので,お子様と同じ目線で受験について話ができるように,今の受験についてお話をしたい,というところから,大学入試の現状・難関大入試を目指すことの意義や具体的な方法等について,豊富な資料や多くの受験生を指導してこられた御経験を駆使してお話しくださいました。 ・新課程入試については,現2年生はほとんど影響がないので心配無用。 ・受験は人生に一度だけの機会だから,妥協する必要はない。安易な選択に流されず,納得受験・納得人生を! ・求められているのは挑戦心や志。社会から若者への要求はどんどん高まり,出発点が上がっている。将来を見据えて自分を鍛える必要性がある。 ・今届く目標で満足するのではなく,高い目標を設定して努力することに意味がある。本当に入りたい大学を目指して努力し,優れた環境で学び,就職の壁を乗りこえて,社会で活躍していってほしい。 ・大学受験を子どもの成長・自立のチャンスととらえ,苦労して合格を勝ち取る喜びを味わわせてほしい。 ・受験に必要なものはまず基礎学力の定着であるから,学校の授業を大切にすべき。 また,サッカー日本代表元監督イビチャ・オシム氏の「リスクを冒して攻める。その方がいい人生だと思いませんか」「限界には,限界はない」といった言葉も引用しながら,「現役生の武器は何と言っても『集中力』と『勢い』」。一方受験生の気質は以前と比べて変化しているので,しっかりサポートする必要がある」等々,盛り沢山で有益なお話でした。 さらに,坂根進路指導部長から,7月の進研模試の結果を受けて,11期生の現状について説明がありました。中だるみを(している人は)ここでなんとかしよう,と9月11日のアッセンブリで生徒に呼びかけたという報告。さらに,受験生宣言の日に生徒に話した受験生宣言の意義と,それを生かすためのアドバイスについてのお話でした。 最後に,2年担任団の五十嵐先生から,11期生の最近の様子について話がありました。2年生は10月20日から「朝予習キャンペーン」を実施しているが,先週は生徒たちがいい感じで勉強してくれていることなどをお話しし,教師の側も「授業を大事に」ということを一層肝に銘じたい,と締めくくりました。 長時間の説明会でしたが,保護者の方々は終始熱心な表情で話に聞き入っておられました。また,時折の講師のユーモアに笑いが起こるなごやかな会でした。お忙しい中多数御参加下さり,有り難うございました。 |
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