京都市立学校・幼稚園
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1年特別講演会を行いました

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 3月18日(火)11時30分から,1年EEP特別講演会を行いました。
演題は「親日国の多い発展するアジアに目を向けよう」,講師は大森經徳先生です。
 大森先生は京都大学経済学部を御卒業になり,住友銀行でお勤めの後,平成13年(2001年),65歳の時に中国の西安交通大学へ語学留学され,中国語のみならず,中国社会についても大いに勉強されました。現在は京都大学大学院経済学研究科・経済学部名誉フェロー,京都大学東アジア経済研究センター協力会会長,(社)大阪能率協会副会長,アジア・中国事業支援室最高顧問などを務めていらっしゃいます。
 中国のみならずアジアの各地域を見て回られた御経験を通して,海外フィールドワーク実施直後の生徒達に,アジアの情勢や日本・世界との関係について講義を行っていただき,実際に見聞したことを今後まとめる際の視点などを提供していただきました。
 御自身の経験と詳細なデータをもとに,中国すべての省を訪問されての感想,これまでのアジア各国に対する日本のODA等による貢献の様子や主要なインフラ案件,今後の成長が見込まれる分野や国などについてお話しいただき,まさに盛り沢山の内容でした。資料のプリントとお話しのみで進められる,パワーポイントなどの映写資料なしでの講演会ということなどから,生徒たちはペースが掴みにくかったようですが,最後の質疑応答では「海外での人脈をどのようにして得られたのですか」などの質問があり,もう少し質問にお答えいただく時間があれば内容がもっと掘り下げられたのでは,と思いました。
 生徒たちは「日本は本当にたくさんの国に貢献しているのだと思いました。」「アジア各国への日本からの投資額や進出企業数の多さにとても驚きました。」「日本企業の発展は他国から見て妬むようなものではなく,むしろ尊敬し,アジア同士の仲間意識の中で友好的に支え合っているということがよくわかりました。」「今後も出来るだけ沢山の国の情勢を知りたいと思いました。」「25歳未満人口比率や人口ボーナスピークの年代が先進国と新興国とで差が著しい。逆転が起きるのは時間の問題だと思いました。」など,様々な感想をもったようです。この講演を糧に,データの分析と実際に見聞きした感覚などを比較検討しながら,フィールドワークのまとめを行っていってほしいと思います。
 大森先生,有り難うございました。

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