京都市立学校・幼稚園
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インターアクト同好会ワークショップ「LGBTQについて知ろう,語ろう!」の開催

 11月21日(土),インターアクト同好会では,レズビアン当事者の井上ひとみさん(京都市出身,獣医師,LGBT相互支援団体の特定非営利活動法人カラフルブランケッツ理事長)と瓜本淳子さん(井上さんのパートナー,同団体副理事長)の2名をゲストにお迎えし,ワークショップ「LGBTQについて知ろう,語ろう!」を開催しました。
 初めに,LGBTQをテーマに探究活動を行ってきた中学生部員がLGBTQの概要を説明し,次にゲストのお二人から,実体験を踏まえたLGBTQの現状と問題についての発表をして頂きました。

 「身近に性的マイノリティの人がいない」のではなく,「気付かれまいとして必死で隠している人がそれだけいる」こと,現に,割合としては,左利きの人や,日本の6大苗字である「佐藤+鈴木+高橋+田中+渡辺+伊藤」を足したよりもまだ多い割合です。また「そっち系」や「ふつう」など,気付かぬうちに侮蔑表現として当事者を傷付けている言葉があることも学びました。

 最後は座談会形式でざっくばらんに質疑応答の時間としました。生徒からは「もし自分がカミングアウトされたら」,「もし異性愛の自分が同性の友達に告白されたら」,どういう返事が嬉しいのか,といった具体的な内容が話し合われました。

 また生徒からは鋭い意見と考察が相次いで飛び出しました。例えば,「同性婚」の議論がなかなか進まない日本において,生徒からは早くも「同性婚」という言葉さえも引っかかるという意見が出ました。性別が揺らいだり,男女の性に当てはまらない人にとっては「同性婚」という言葉も男女二元論の枠内の議論に留まっていて限界があるのではというものでした。

 今回のワークショップはほんのスタートです。参加者は今後も学び続け,校内や社会に問題を提起していく中心となって活躍してくれることと願います。
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全日制
4/24 水123456/1年部活動オリテ参加届提出
4/29 (昭和の日)
4/30 木1234水7木7/中高合同避難訓練/SC
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