最新更新日:2024/04/25 | |
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赤崎勇先生がご逝去されました。心よりご冥福をお祈りいたします。
本校学術顧問,ノーベル物理学賞を受賞された赤崎勇先生がご逝去されました。先生の一言一句が,現在の西京を支え成長させて頂きました。ただ残念でなりません。心よりご冥福をお祈りいたします。
赤崎先生は,平成21年に京都賞を受賞された際に,本校生徒に記念講演を行ってくださいました。その折に準備や当日の進行に当たった生徒実行委員の働きぶりをお褒め下さり,生徒たちへの激励になればと,翌22年,本校西館の南側,校舎と御池通の間のメモリアルガーデンに青色発光ダイオードオブジェ「青色の滴」を設置していただきました。オブジェの台座正面には,赤崎先生ご自身が揮毫されました『吾が道,一以て之を貫く』を刻んだ銘板が飾られており,今も毎晩“理知の光”“英知の輝き”を放っています。 赤崎先生から本校生徒にいただいたメッセージを改めてご紹介します。 『諦めなければ道は開ける』 西京は,エンタープライジング精神を育む学校です。様々な挑戦を果敢に行う「敢為」の気概を大切にしています。赤崎先生の研究に対する姿勢を忘れることなく,これからも努力していきます。 (おことわり) 赤崎先生の「崎」の文字は,HPの使用可能文字との関係から,先生の戸籍姓とは異なる文字を使用しています。御理解の上,御海容ください。 写真 上 青色の滴 中 台座の銘板 下 直筆メッセージ 新年度校長のご挨拶。西京は,「おもしろおかしく」生活が送れる学校をめざします!
令和3年度の始まりに際しまして一言ご挨拶を申し上げます。
昨年度から引き続き,西京高等学校の校長を拝命いたしました岩佐峰之です。西京での教員生活14年目を迎えます。平成15年に創設された専門学科「エンタープライジング科」も19年目を迎えることになり,お陰様で今春16期生が無事に巣立っていくことができました。令和2年度は,コロナ禍のなか教育活動が制限され新しい大学入試制度が導入される初年度であり相当な負担を生徒諸君にかけてしまいましたが,16期生は過去最高の進路実績を残してくれました。これは,最後まであきらめずに自分のしたいこと,自分がするべきことそして自分にできることを熟考し果敢に挑戦する気概を育んできたからだと確信しています。この気概はすぐに身につくものではありません。入学時から高い志をもち,仲間たちと切磋琢磨できる環境の中で全員の卒業時の進路目標を国公立四年制大学とし,学校をあげて進路実現に取り組んできた成果だと思っています。西京高校での学びが自分の行きたい大学へ接続していくことを期待しています。 一方,西京高校で進路実現のための勉強するのは当り前で,プラスα本校で何をするのかがとても大切です。先の見えない予測不可能な21世紀を生き抜いていく皆さんには「進取・敢為・独創」の校是のもと果敢な実行力を持ったチャレンジ精神をもって「人とつながる」「社会と関わる」そして「果敢に知と向き合う」ことをこの西京高校の素晴らしい仲間たちと共に取り組んで社会で活躍・貢献できる「社会人力」を身に付けてほしいと思っています。 また,勢いのある学校は生徒の皆さんが「おもしろおかしく」活動をされています。「なぜ学び何を学ぶのか」という問いに対し真摯に考えることができる学校になるように,生徒が主役になる取組を展開していきたいと考えています。 最後に,現在新型コロナウイルス感染防止のため,教育活動に制限が加わっています。こんな時だからこそ,学校の真の教育力が試されているのだと考えています。令和3年度は,感染防止対策を施したうえで,できるだけ通常の形で教育活動を運営し,生徒一人一人が主体的な学びが展開できるよう,教職員一同全力で皆さんの学習をサポートしたいと考えています。そして,生徒の皆さんを徹底的に大切にし,皆様から「選ばれ信頼される」学校づくりを教職員一丸となって進めていきたいと決意をあらたにしております。今後ともご理解,ご支援の程よろしくお願いいたします。 令和3年(2021年)4月1日 京都市立西京高等学校 校長 岩佐 峰之 |
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