京都市立学校・幼稚園
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競技かるた部 第14回全国高校生かるたグランプリの代表に選ばれました!

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 3月16日(土)17日(日)に福島県郡山市で行われます,第14回全国高校生かるたグランプリ(主催・高等学校文化連盟全国小倉百人一首かるた専門部)に,本校競技かるた部2年の門田汐梨さんが出場いたします。
 この大会は全国を8地区に分け,各地区の代表となる都道府県チーム計8チームのみが出場する大会で,7月に近江神宮で行われる全国高校選手権大会が夏の甲子園だとすれば,春の選抜甲子園に相当するような大会です。昨秋に行われました第38回近畿高等学校総合文化祭の小倉百人一首かるた部門において京都府選抜チームが優勝したことにより,京都府選抜チームが今大会の近畿地区代表となったものです。
 1月に今大会に向けて選手選考会が行われましたが,そこで優秀な成績を収めた門田さんは,見事代表チーム(8名)の一員に選ばれました。大会では夏の高校選手権で上位入賞の常連となるような都県のチームとばかり対戦いたします。激戦が予想されますが,西京の代表として,そして京都・近畿の代表として精一杯頑張って参りますので,応援よろしくお願いします!
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エンタープライジング科第14期生卒業式を挙行しました!(承前)

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 本校PTA会長 稲波文雄様,西京高校同窓会会長 二之湯智様より心温まる祝辞をいただきました。ご多忙の中,来賓の皆様にご臨席賜り誠にありがとうございました。
 続く送辞は,在校生代表の川上輝君,藤林直暉君が行いました。川上君は,「部活動で前へと引っ張ってくださった楽しい背中。大きな背中。努力されるしゃんとした背中。全力で取り組まれ楽しそうに揺れる背中。そのすべてが私たちの胸に焼きついています。」「先輩方を超えられるかはわかりませんが,先輩方の作り上げてこられたものに負けないような西京にしていきます。」と力強く決意をのべました。藤林君は「14期生の最大の魅力は絆の強さ,相手への思いやりです。私はそれに救われました。」と自分自身の経験もふまえながら14期生の魅力を語りました。
 この送辞を受けて,卒業生代表の森玲奈さんは,l4期生の軌跡を振り返りながら,さまざまなエピソードを紹介してくれました。入学式のエピソードから始まり,学習合宿での内進生,外進生の融合していく様子,海外フィールドワークでの貴重な経験が,自分の進路に大きな影響を与えたことを話してくれました。西京祭では助演女優賞を受賞された森さんですが,本当は主演だったのですね。3年生の思い出も西京祭でクラスが一つになったこと,そしてクラスメートとの友情がさらに確かなものになったことを話してくれました。
「こうして一つ一つの思い出を振り返ると,そこにはいつも西京で出会う人々の個性がそばにあり,それが心からの楽しい思い出として残っているのだと思います。」
そして,校長先生をはじめとする先生方へ,家族の皆様へ,在校生へ,最後は14期生のみんなへ感謝の気持ちを伝えてくれました。
「みんなと過ごした西京生活はどれ一つをとってもかけがえのない思い出です。これから会えなくなるのが寂しいですが,将来個性はそのまま大きく成長した姿でお互いに再会できるのを楽しみにしています。ほんまに,ありがとう。」「西京で学んだ進取・敢為・独創の力を活かし「なりたい自分へ」と向かって突き進んでいくことを誓います。」と力強く決意を述べました。
 式後には卒業生から3年担任団や保護者の皆様への謝辞や合唱も披露され,感動的な卒業式となりました。
 西京高校は,14期生の頑張りをいつまでも応援しています。活躍を期待しています。ありがとうございました。
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エンタープライジング科第14期生卒業式を挙行しました!

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 3月1日(金)午前10時から,本館7階の京一商西京メモリアルホールにて,平成30年度卒業証書授与式を挙行しました。本日卒業式に臨んだのは,自然科学系コース156名,社会科学系コース119名,総計275名(男子129名,女子146名)のエンタープライジング科第14期生です。
 伝説の入学式から3年。この3年間で成長した14期生の姿は,とてもまぶしくこれからの活躍に期待したいと思います。卒業おめでとうございます。

 卒業証書授与に続く校長式辞を紹介いたします。(一部省略しています。)
 
 ただいま,エンタープライジング科第14期生275名の皆さんに卒業証書を授与いたしました。まずは,卒業生の皆さん,ご卒業おめでとうございます。
 さて,皆さんにとって西京高校での3年間はいかがだったでしょうか。今ここで入学時の自分の想い,その後の学習や学校行事,部活動など,高校生活3年間を振り返ってほしいと思います。
 私は皆さんの入学と共に3年ぶりに校長として西京高校へ戻ってきました。皆さんとの出会いである入学式では皆さんの入学を許可するのに大変,手間取り申し訳ございませんでした。肩をゆすりながら懸命に笑いをこらえられていた皆さんに今でも感謝しております。そんな14期生の皆さんとの3年間を含む西京高校通算13年目の教師生活を皆さんと過ごし,今ここに卒業式を迎えることができていることを大変嬉しく思います。  
 西京祭のテーマでは皆さんが1年生の時「竹田丸」,2年生の時,「ブルゾン竹田 WHITH S」としていただき,WHITH SAIKYO,つまり 西京の皆さんの輪に入れていただいて一緒に西京祭を楽しむことができました。3年生の今年度も仲間入りを期待しましたが「西京高校 楽しみ方改革」。少し残念な気持ちもありましたが,前年度踏襲ではなく,常に自分たちの新しいものを作り出しながら西京祭をリードしてくれていた14期生の皆さんに,改めて感謝の意を表したいと思います。
 西京高校は,「進取,進んで物事に取り組もうとする気性」,「敢為,敢えて困難に立ち向かおうとする気概」「独創,そのような気性,気概をもって自分独自の価値観を作り出していく」,この「進取・敢為・独創」の校是のもと将来,「社会人力」を十分に発揮し,社会に貢献・活躍できるグローバルリーダーを育成することをめざして,教育を行っています。
 「社会人力」とは,人が人として行動できる力。つまり「人と繋がる力」「社会と関わる力」そして「果敢に知と向き合う力」です。私たち教職員は3年間を通して,皆さんに,これらの力をつけてきたと自負しています。
 西京高校のカリキュラムのうち最も特徴的なのはEP1・EP2の取組です。1年次に行うEP1から2年次のEP2の5月までは,まずアイディア企画演習と称してポスター発表等を通じてグループワークの作法を学ぶとともに日常当たり前だと思っていることに対して疑問を持ち,問題化する力を付けました。
 1年3月に実施した海外FWにおいては皆さん,一人ひとりが「どこで何を学びたいのか」を十分考えながら,渡航先をそれぞれの判断において選びました。用意されたものに取り組むのではなく,自分の判断を尊重し,その判断を自分の責任のもとに説明する過程を大切にして実施しました。また生徒で構成する海外FW委員会を組織し,生徒自身の手による運営で「主体的思考力・行動力」を身に付け,多くの皆さんがそれぞれの役割を担いながらリーダーとしての自覚・経験を積んでくれたと思います。
 2年6月から始まるEP2におけるゼミ活動においては,それまでの活動で学んだグループでの探究の進め方や課題の立て方,調査方法を総動員して,自らが深めたい問いについて探究し論文にまとめ発表しました。ゼミ活動は自分自身で問題点を見つけ,改善のための仮説を立て,検証し,論文にまとめ発表するという大学での研究活動につながるハイレベルなものであったと思います。
 ここにいる皆さんは,小学校以来12年間にわたる学校教育を本日終えます。保護者や学校から与えられる教育は,終了します。いよいよ自分のための勉強が始まると思ってください。これからは主体的な学びへの挑戦が始まります。
 主体性は,他者の言葉に耳を傾けつつ,他者に流されない態度をとる。一見矛盾する二つの行為を同時に行う,大人へ向かおうとする態度です。また,主体性は勇気と連動します。西京で培った「進取・敢為・独創」のエンプラ魂を胸に,他人に何と言われようが,わが道を進む「主体性」と「勇気」を是非とも持って自分のめざすすべき道を進んでいって欲しいと思います。
(中略)
 NHK Eテレ「カガクノミカタ」番組製作委員会委員である京都大学 総合博物館 准教授 塩瀬先生は,ある講演の中で「自分と考え方も言葉も文化も異なる人たちと日常的に接することは口で言うほど簡単ではありません。違和感も生じることがあるでしょう。しかし,そこから始まって差異が楽しめるかどうかで,その後の人生は大きく左右されると思います。大事なのは自分を常に見つめ直すこと。異質の中に身を置いてみることほど有効な方法はありません。その違和感によって振り動かせて変る自分が,本当の自分かもしれないし,それでも変わらない自分が自分なのかもしれない。」とおっしゃっています。
皆さんには多様化し,グローバル化している社会において他者の視点を知ると同時に自らの視点を知ることのできる「対話」を通じて自分を成長させて欲しいと思います。
 
「独創とは勇気である。」
 この言葉は今年1月,享年93歳で死去された哲学者 梅原猛氏の言葉です。氏は京都大学哲学科卒業後,国際日本文化研究センターの初代所長,京都市立芸術大学長などを歴任し多くの著作を発表し,「この国とは何か」など根源的な問いを旨として古事記や法隆寺などをテーマに独創的な学説を打ち出してきました。その論考はこれまでの文明史観,歴史観を根底から覆す大胆なもので「梅原日本学」と呼ばれましたが,そのような学説は時に議論を巻き起こし,激しい批判にさらされてきました。それでも氏の独自のまなざしは,とどまりませんでした。「勇気」なしには貫けない「独創」ということを身をもって示した人物と言えるでしょう。

 氏は文化勲章受賞時の記者会見において
「頭のいい悪いじゃないです。理性で間違いないと思ったらまっすぐ進めと若い人にすすめたい。」
と述べておられました。
 これから大学で研究し,社会で活躍・貢献していく皆さんにとって,日頃,当り前だと思っていることを批判的に捉え問題化することが大切であるし,自分が興味を持ち,どうしても解決したいと思うテーマを是非もって欲しい,いえ,設定してほしいと思います。一体これは,なぜなのだろうかという驚きと,それに対する執着心,尽きぬ興味を持つということが第一の要件であると思います。また,こんなことが実現できれば素晴らしいといった「ドラえもん」のような憧れを持ち続けることが大切なのではないでしょうか。皆さんには純粋な子供のような探究心をもち続け,既存の価値観に縛られることなく自身の信念をもって,梅原猛先生のように失敗や批判を恐れず,敢えて困難なことにチャレンジする気概,勇気をもって持続可能な社会の実現のために活躍・貢献してほしいと思います。
 
梅原猛氏の
「独創とは勇気である。」
この言葉を,皆さんに贈りたいと思います。

 最後になりましたが,保護者の皆様に一言お祝いを申し上げます。本日は,お子様のご卒業誠におめでとうございます。この間,様々な出来事があり,何かとご心配をおかけしたこともあろうかと存じますが,それに関わらず,本校の教育に最後までご理解とご支援を賜わり本当にありがとうございました。本日,お子様方は,大きな夢を抱いて本校を巣立っていかれますが,後に続く在校生とともに,卒業生の想いを引き継いで,西京高校がより良い学校になりますよう,私たちも努力を重ねていきたいと存じます。今後とも,本校教育に御支援を賜わりますようお願い申し上げます。
 本日は誠におめでとうございます。

平成31年3月1日   京都市立西京高等学校 校長 竹田 昌弘


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紅白一対の枝垂れ梅が開花しています!

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 明日3月1日(金)は,エンタープライジング科14期生の卒業式です。あの伝説の入学式からはや3年。立派に成長した14期生の雄姿を楽しみにしています。
 
 毎年,この時期に合わせて西館昇降口前の紅白一対の枝垂れ梅が見事に開花します。この梅は,平成21(2009)年3月に交通事故により不慮の死を遂げた,故藤原志帆さん(エンタープライジング科第5期生,附属中学第1期生)の御遺族が本校に寄贈されたもので,第5期生の卒業を記念して本館南側の校庭の一角に植樹して下さったものです。この梅が,いつも西京生を見守ってくれています。藤原さんのことを偲びつつ,明日の卒業式をむかえたいと思います。

陸上競技部 第30回U20選抜競歩大会に出場!

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 2月17日(日)第30回U20選抜競歩大会に,本校陸上競技部から3名の生徒が出場しました。この大会は全国からランキング上位の選手が多数出場します。実業団や大学生にとっては,ドーハ2019世界陸上競技選手権大会の選考大会にもなっていたので,大会の雰囲気は相当な盛り上がりを見せていました。
 当日の天候は晴れ。六甲アイランド甲南大学周辺のコースで,暖かかったのですが,海沿いなので風が吹くと寒く感じました。コースは六甲アイランドの一般道です。一周2000mのコースを10km競歩は5周します。
 西京からの参加者は,立原幹大君(2年),松島陸君(2年),田村恭陽君(1年)の3名です。立原君は10km競歩の経験がありましたが,松島君と田村君は5kmまでしか大会に出場したことがありません。レース前はしっかり歩けるか不安な様子を見せる中,朝の8:50にU20男子10km競歩がスタートしました。
 3選手とも完歩でき,新たな目標を見つけることができました。全国大会を経験することによって明確な課題が見つかり,次に向けてスタートすることにつながったことは,本当によかったと思います。次に出場する競歩の大会は春季大会(4月中旬)です。それまでにさらに磨きをかけて,全国インターハイに向けて頑張っていきます!!応援ありがとうございました。
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31年度入学者選抜・合格発表。

 本日(2月21日[木])午後2時から4時まで,本校正面玄関付近にて,平成31年度西京高校エンタープライジング科入学者選抜検査の合格者受付番号を発表しました。
 合格された皆さん,誠におめでとうございます。 来る高校生活に備えて準備を行いましょう。登校日は3月2日(土)9:00です。「入学のしおり」を確認してください。

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3年生に送る会が開催されました!

 2月13日(水),入試を控える3年生への激励と在校生からの感謝の気持ちを伝えるために生徒自治会主催で「3年生に贈る会」が開催されました。
 大学受験も佳境に入る中,会場となったメモリアルホールには多くの3年生が集結。会は,生徒自治会執行部代表による開会のあいさつからはじまりました。その後,3年間の高校生活をふりかえるフォトスライドショーを上映。思い出深い写真を前に,時折,大きな笑い声をたてながら3年生は懐かしそうに画面を見入っていました。
 続いて,各部活動・同好会に所属する在校生が作成したビデオレターが上映されました。それぞれの個性を活かして工夫されたメッセージが流れ,3年生は終始うれしそうな様子で,うなずきながら見る姿も見られました。そして,吹奏楽部による演奏がスタート。入試を控える中で元気が出るような曲が演奏され,リズムに合わせて手拍子を打ったり体を揺らしたりして,3年生は演奏を楽しみました。最後は,生徒自治会執行部代表が激励のメッセージとともに閉会のあいさつを述べ,3年生は吹奏楽部の演奏をBGMに会場を後にしました。
 私立大学の受験がほぼ終了し,2月25日から始まる国公立大学前期入試にむけ,3年生は日々努力しています。体調には十分気を付け最後まで頑張ってください!応援しています。
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前期選抜無事終了しました!

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 2月15日(金)・16日(土)の2日間の日程で行いました平成31年度入学者選抜検査は,2型志願者への面接を含め,すべて終了しました。
 お陰様で天候にも恵まれ交通機関等の乱れによる遅刻者もなく,無事予定通りの時間帯で実施することができました。

 合格発表は,21日(木)の午後2時から4時までです。
 合格者には合格通知書交付やその他の必要書類配付があります。来校の際には,受検票・筆記用具・上履き・下足袋を持参して下さい。
 なお,前期選抜学力検査得点の簡易開示を希望する人は,受検票に加え,本人確認のできる生徒手帳または生徒証等の書類も忘れないようにして下さい。
 受検生の皆さん,お疲れさまでした!

平成31年度京都府公立高等学校入学者選抜 前期選抜学力検査を実施します!

 2月15日(金)・16日(土)の2日間の日程で,本校エンタープライジング科前期選抜学力検査を行います。受検生の皆さんは,気をつけて来校し,元気に頑張って下さい!
 
 このため,在校生の皆さんは登校禁止です。1年生は21日(木)から,2年生は3月7日から学年末考査が控えています。しっかりと自宅学習に励んで下さい!

 



京都環境文化芸術フォーラムに,本校の生徒が参加しポスター発表を行いました!

 2月9日(金)に,国立国際会館にて第10回「京都地球環境の殿堂」表彰式及び「京都環境文化芸術フォーラム」国際シンポジウムが開催されました。「京都地球環境の殿堂」とは,世界で地球環境の保全に著しい貢献をされた方々を顕彰するものです。本年度は,コスタリカの外交官/前国連気候変動枠組条例事務局長クリスティナ・フィゲレス氏,宗教学者である山折哲雄氏,そして東ティモール出身の歌手であり環境保全活動家であるエゴ・レモス氏が殿堂入りを果たし,表彰されました。「京都環境文化芸術フォーラム」では,先述の殿堂入り者をパネラーとして迎え,京都大学総長の山極氏がインタビューアーとなり,環境に関するフォーラムを行いました。
 本校からは,2年生の山田耀真くんが参加し,フォーラムが行われるメインホールの前で自身がEP2で行なっている研究に関するポスター発表,そして殿堂入りされた方々との交流に参加しました。山田くんの研究は,思想家のミシェル・フーコーの権力論や(環境)哲学者のティモシー・モートンの議論をベースとし,21世紀における環境問題への議論の足場を作るものです。元来,自然環境の内部にいる人間ですが,これまで環境問題を議論する際には往往にして人間vs環境という構図が前提となっていました。そこで,両者の境界をあえて不明確に設定することで,人間中心的な環境問題の議論を乗り越え,人新世における環境概念の捉え直しを行うものです。
 メインホールの前には,来場者が多く詰めかけ,山田くんの発表を興味深く聞いておられました。なんと会場に来られていた西脇京都府知事,そして門川京都市長にもプレゼンさせてもらうことができました!フォーラムの後では,ステージ裏にある,京都議定書がまさに採択された部屋にて登壇者との交流会が設けられ,山田くんは宗教学者の山折哲雄先生に直接質問をし,話を聞くことができました。以下,参加した山田くんのコメントです。
<発表の場としての感想>
 環境問題に意識の高い来場者が多い中で,「環境」の捉え方を疑問視する(「環境」を再定義する)という自分の主張を伝えることができ,様々なコメントを頂けたのでよかったです。また,京都市長や府知事という方々に向けて発表させてもらうことにはいささか緊張しましたが,自分の論をさらに掘り下げるためにアドバイスをいただき大変嬉しく思っています。
 また,洛北高校の皆さんのポスター発表を見て,論の展開を念頭に置いたポスターの作り方や発表の仕方において学ぶ点も多かったです。3月のEP2発表会ではこの経験を活かしたいと思いました。
<講演および講演後の登壇者との交流会についての感想>
 各登壇者の講演はどれも興味深いものだったが,とりわけ山折先生の「持続可能な社会は本当に持続可能なのか」という発言はとても響きましたし,他にも自分の主張にも通ずる部分が多く,非常に有意義なものでした。また交流会では,山折先生と同席させていただきましたが,「宗教に囚われすぎている」という言葉の意味の深さに対して,「自然を感じるのであれば山に登りなさい」という発想の奥行きを感じることができました。
 私は,環境問題に対する実際的なアプローチではなく,哲学的な視点,すなわち環境問題についての議論の足場を作るような立場で課題研究を進めていますが,そこで必要となる考え方や折り合いの付け方という点でも,今回の発表会への参加は非常に大切な経験となりました。

 日頃からEP2で研究している山田くんですが,実は今回の発表の前は,議論が拡散し落とし所を設定することができていなかったようです。しかしながら,今回の発表に向けて準備を進めながら「環境」という視座を得ることができました。EP2の発表会は3月16日(土)です。今回得た知見を元に,うまく議論を収斂させ,良い発表ができるように頑張ってください。期待しています。

写真上 門川市長にプレゼン
写真中 西脇知事にプレゼン
写真下 集合写真 
一段目左からクリスティナ・フィゲレス氏,山折哲雄氏,エゴ・レモス氏
二段目左から松尾先生,山田君,岩佐教頭
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全日制
3/6 定時制中期選抜
3/7 2年学年末考査
3/8 2年学年末考査
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