京都市立学校・幼稚園
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
    

1年生学習合宿・元気に出発しました!

 新学期早々ではありますが,本日(4月17日[月])から2泊3日の日程で,1年生全員による「学習合宿」を京都府宮津市の宮津ロイヤルホテルで行います。生徒たちは8時45分に中庭に集合し,バスに分乗して9時過ぎに元気に出発しました。

 入学まだ間もないこの時期に,内進生・外進生が寝食を共にし,高校での生活や教科の学習方法について学ぶとともに,西京生としてのアイデンティティ,つまり「エンプラ魂」を学ぶ場としてこの合宿に臨んでいます。事前に募集した合宿の進行や企画にあたる学習合宿スタッフたちは,220名にものぼり広報部・事業部・生活部・GW(グループワーク)部に分かれて様々な企画を練って準備を行い,この日に臨んでいます。期間中は,内進生・外進生がミックス講座・ミックスグループ・宿泊の部屋割もミックスという,新たな出会いと経験だらけ中で,疾風怒濤の経験をします。この合宿を通じて「対話」を十分に楽しんでください。

 一人一人が主体的・能動的に活動し,つまり「当事者意識」を高め,初日から夜の自習時間まで盛り沢山の内容で行われる学習合宿を存分に満喫し,「西京15期生」という集団を創り上げてください。
 期待しています!

写真 左 中庭での集合の様子
   右 バスに乗り込む前に竹田校長とあいさつ
画像1画像2

15期生学習合宿結団式が行われました。

 9月14日(金)から,2,3年生は授業が開始されました。大事なことは,いかに主体的に学習するかがポイントになります。心機一転,頑張っていきましょう。

 1年生は,家庭科の全体オリエンテーションが終わったのち,学習合宿の事前オリエンテーションおよび結団式が行われました。したがって,17日(月)から始まる学習合宿で行う授業が,高校での授業第1回目となります。
 初めに,生徒スタッフGW(グループワーク)部からグーループワーク,プレゼンテーションの仕方の説明がありました。「伝える」を「伝わる」に。「聞く」を「受けとる」に。ただ単に,発言しているだけ,聞くだけでは,議論は深まりません。グループワークを通して対話力を磨いていきましょう。
 続いて,広報部から,6階の掲示物の紹介がありました。校長先生をはじめ1年担任団の先生方へのインタビュー結果が掲示されています。先生方の意外な一面を解説されています。生活部からは,合宿中のルール,点呼の仕方の確認がありました。当事者意識をもって各自行動していきましょう。メモリアルホールに移動し,点呼練習の後,事業部から校歌指導がありました。1日目の校長による「エンプラ魂」の講話の後に,ぜひ,練習の成果を披露してください。
 午後から結団式です。竹田校長,岩佐教頭,企画部長の岡本先生からは,「この合宿を通して,対話で自分を変えよう!」「当事者意識を大切に,場と状況の理解をしっかり。」「西京高校での学びについて」などなど西京高校が大切にしている熱いメッセージが伝えられました。
 最後に学年主任の辻先生からは,15期生としての決意,授業への覚悟を持ってほしい。先生方は,一生懸命サポートするので安心して頑張ってほしいと思いを述べられました。
 7限は,リーダー会議がおこなわれ,最終の確認を行いました。最後には,円陣を組んで生徒スタッフ一同,決意を新たに合宿の成功を誓いました。

 月曜から,いよいよ学習合宿です。長い時間をかけて準備をしてきた15期生のみなさん,中学生から高校生へ成長するための学習合宿での成果を期待しています。

写真 左 GW部からの説明
  真中 広報部作成の掲示板
   右 生徒スタッフ円陣の様子



画像1画像2画像3

記念講演会の生徒感想文を紹介します。

 4月10日(月)10時20分から,7階京一商西京メモリアルホールにて,エンタープライジング科第15期生の入学を祝しての「記念講演会」を行いました。
 講師は,本校学術顧問の服部重彦先生(株式会社島津製作所相談役)です。「私のターニングポイント」と題して,新入生及び保護者の皆様に対して,約40分間お話し下さいました。今回,生徒の感想文を紹介します。
 あらためまして,この場をお借りして,服部先生にお礼申し上げます。

[本校学術顧問について]
 「京都市立高等学校学術顧問等設置要綱」に基づき,将来を展望した魅力ある新しい高等学校の具現化を図ることを目的として,教育内容,学校運営,育成すべき人材像等,高校が行うすべての学校教育活動及び研究活動に対して,専門的な見地から御指導・御助言をいただくため,本校エンタープライジング科開設以来,京都市教育長が委嘱しています。
 第1期の学術顧問は,元京都大学総長の西島安則先生(平成22年9月御逝去)と株式会社堀場製作所最高顧問の堀場雅夫先生(平成27年7月御逝去)にお願いしておりました。
 平成23年4月からは赤崎勇先生(名古屋大学特別教授・平成26年ノーベル物理学賞)に御就任いただき,堀場先生と赤崎先生のお二方から折に触れて御指導をいただいておりました。
 堀場先生の御逝去に伴い,新しい学術顧問として平成28年4月から服部重彦先生に御就任いただくこととなりました次第です。

[服部学術顧問のプロフィール]
 服部学術顧問は,昭和16年(1941年)に愛知県でお生まれになり,昭和39年(1964年)4月に株式会社島津製作所に入社されました。
 平成元年(1989年)に島津製作所のアメリカ合衆国現地法人社長に就任され,その後平成5年に株式会社島津製作所取締役に就任され,平成9年から常務取締役,平成15年から代表取締役社長,平成21年からは代表取締役会長を歴任され,平成27年に相談役に就かれ,現在に至っています。
 入社以来一貫してガスクロマトグラフの開発に従事しておられましたが,30代の半ばで米国駐在となられた際には,デモンストレーション用の機材を車に積み込み,不自由な英語で伝手も無い地を一軒一軒営業する日々を過ごされたそうです。
 この頃の体験から,「経験が知識の根拠であり,ただ一つの根源である」という考えをお持ちになるに至りました。
 御趣味は,毎朝のウオーキングと家庭菜園とのことです。
平成19年4月  藍綬褒章  受章
平成28年4月  旭日重光章 受賞

[生徒感想文 抜粋]
 今日の講演を聞いて,色々な経験を積むことがいかに大切かということを感じました。失敗を怖がらずに,あえて困難に挑戦していけたらいいかなと思いました。今まで失敗してしまうのが怖くて,試練に挑もうとはしてこなかったけれど,高校生になったので難しい道にも自分から進んでいきたいです。辛い経験を通して成長するということを信じて頑張っていけるのではないかとも思います。
 これから生きていく中で,大きな転機は何回もあるだろうけど,1回1回の転機をチャンスと受け止めて,自分の良い経験として更に成長させていきたいというのが願いです。私はあまり積極的な性格ではないので,この学校で様々な経験を通してたくさんのことを学び,自信を持って歩んでいけたらいいです。高校での勉強は,特に英語に力を入れて頑張りたいと思います。将来は,国内の人だけでなく,海外の人とも交流を楽しめるようにしたいからです。そのために今から本気で取り組みたいです。


 私は,中学の時,西京のエンプラ魂というものをぼんやりとしか理解していませんでした。しかし,今回の服部先生の講演を聞き,エンタープライジングがどんなもので,この西京高校で学ぶ3年間がいかに社会とつながるかということがよくわかりました。
 今まで,様々なことに挑戦してきましたが,困難に進んで立ち向かえても,途中で立ち止まり失敗を恐れて,後ずさってしまうことも多かったです。しかし服部先生の「経験は知識に勝る」という言葉を聞き,自ら進んでつらい経験を積みに行くことがとても大切なのだと思いました。また,「失敗が人を成功させる」という最後の言葉からも,失敗は決して恥ではなく,自分を成長させる重要な経験だと感じました。
 これからも,大学受験や就職だけでなく,高校3年間の中に自分を変えるターニングポイントがあるはずです。その時に,楽な道を選ぶのでなく,敢為を意識して,経験を積んでいきたいです。そして,社会に出てからもそれを続け,様々な経験を生かしながら進んでいきたいと思いました。


 私は今まで「自分がしんどくなること,大変なこと」から逃げるように生きていましたが,この西京高校を受験することで,あえて困難に立ち向かおうと決めました。しかし,入学してから友達がいない状況や模試の不出来で「あれ?これでいいのかな。」と思い始めていました。でも,今日の講演で服部先生が何度も繰り返し「自ら困難に立ち向かうことの大切さ」を,おっしゃっていたのを聞き,「この先大変なことがあっても,自分のためにも,くじけず前を向いて頑張っていこう。」と思いました。
 また,誰もが不安に思う人生のターニングポイントを「大きなチャンス」としてとらえる服部先生の姿勢に感動しました。私も自分を変えていくことを恐れず,変化をチャンスととらえられるような,大きな人間になりたいです。

画像1

ダンス部,新入生歓迎公演!

 4月13日(木)放課後,新入生の宮津での学習合宿リーダー打ち合わせが7階大講義室で行われた後に,同じく7階のメモリアルホールにて,ダンス部による新入生歓迎公演が行われました。
 本校ダンス部は,舞台発表や作品を作る過程を通して“コミュニケーション力”や“人間力”を学んでもらいたいという方針のもと,勉強と部活動の両立を最大限の目標として活動しています。部員は現在,2年生,3年合わせて,25名で活動しています。
 平常授業が始まる前日でしたが,部員一同,新学年のスタートへのエールを込めて踊らせてもらいました。

画像1

3年学年アッセンブリを行いました

 4月11日(火)13時から14時20分まで,7階大講義室にて,3年生に進級して最初の学年アッセンブリを行いました。
 まずはじめに生活指導部長の奥村先生から,学校生活におけるルールや注意事項について再確認をしていただきました。
 次に,学年主任の富永先生から,「この1年は進路が決まる大事な1年だが,進路結果だけでなく取り組み方も今後の人生に影響する。がんばり方を学ぶ1年でもある。」「西京祭等を通して人として大きく成長してもらいたい」等,思いを込めて最終学年としての心構えを伝えました。
 続いて各教科担当者から,3年生での授業や学習の進め方について説明を行いました。後半は進路指導部からのお話しです。まず,進路指導主事の大塩先生から「進路を考えるということは人生と向き合うことである。」というメッセージとともに,具体的なアドバイスと熱い激励をいただきました。最後に進路指導部久保先生から,この3月に受験したスタディーサポートの集計結果を今春に卒業した12期生との比較を交えながら解説していただき,今後の学習に関するアドバイスや注意しておきたい点等をお話しいただきました。生徒たちは気の引き締まる思いで真剣に説明に聞き入っていました。
 最高学年となった13期生を,教職員一同引き続きしっかり支えていきたいと思います。理想を追い求め,自らの夢に近づくために力強く歩んで下さい。
 ガンバレ 13期生!!

2年「学年アセンブリ」を行いました!

 4月12日(水)午前,午後の2部に分け,7階大講義室にて,2年学年アセンブリを行いました。
 2年生に進級して,これまでの内進生と外進生別々のクラス編成から,「自然科学系」(理系)・「社会科学系」(文系)のコース別・内外ミックスのクラス編成となりました。このクラス分けのもと,文理別のカリキュラムで授業が行われます。新年度第1回目の学年集会ということで,各部署や教科から,今年度の見通しや諸注意が行われました。
 最初に,学年主任の地蔵先生から,生活面と勉強面に関するお話がありました。2年生は“1年生から見られる学年”ということで,挨拶や身だしなみ,授業態度など,様々な面で後輩のお手本となろうということや,いよいよ受験を意識する1年となり将来のことや入試のことについて具体的なイメージを持ち,自分の進路を組み立てるようにとのメッセージが送られました。生徒たちはしっかりと話を聞き,2年生として気持ちを新たにしている様子でした。
 進路部大塩先生からのお話です。まずは,10年後どのような大人になっていたいか,それから逆算して大学では何を学びたいか,来年はどのような3年生になっていたいか,では,この高校2年生をどのように過ごすのがよいのか,という問いかけがありました。そして,2年生での進路計画の説明があり,特に秋にある「受験生宣言」以降の進学補習や5教科の模試受験など今後の見通しについて確認をしました。また,2年スタディーサポートのデータから,例年と比べ学習時間が低下しているとう分析が見られたため,家庭学習の習慣を身に付けるために,「進路達成ノート」の構成,活用の仕方を丁寧に再確認しました。このノートをきちんとつけていくことで,自身で学習状況を分析し,担任からのアドバイスをもらいながら,よりよい家庭学習習慣が定着することを期待しています。
 また,生活指導部奥村先生からは,入学後の1年でゆるんだ気持ちを引きしめ,人権やルールについて今一度意識をあらためるよう力強くメッセージが送られました。
 学年としましては,1年時に引き続き「進路達成ノート」をうまく使いこなし,学習時間の確保の状況をしっかりと把握するとともに,学級担任とのノートのやりとりを通して,自身の“学習サイクルの質”をさらに高めていってもらおうと思っています。
その後は,国語・数学・英語・理科・地歴公民の各教科担当者から,授業の流れや講座編成,今後の見通しについての話がありました。共通して強調していたことは,「たしかな家庭学習と学問への意欲が大事である」ということです。この2年生でしっかりと「国数英」をある程度完成させ,3年生では「理社」を固めていかなければなりません。各教科担当者の説明にも,熱が入っていました。
 西京高校の中心学年である2年生として,完全燃焼でがんばって下さい。
 14期生の活躍に期待しています!

部活動紹介が行われました!

 4月12日(水)15:50からアリーナにて部活動紹介が行われました。部活動は,高校生活において大きなウェイトをしめています。部活動を通じて,競技技術の向上だけではなく,コミュニケーションの大切さを感じたり,我慢することを覚えたり,一緒に笑ったり泣いたりできる仲間と出会えたりと,多くのことを学ぶことになるのではないでしょうか。
 先輩からの各部活動の説明の中で強調されていたことは,やはり「勉強と部活の両立」です。「部活をやっているから勉強ができないなんて,部活を悪者にしたくない。」と述べていた先輩が印象的でした。1年生のみなさん,困ったことがあったら,必ず先輩に相談してください。先輩たちも昨年の今頃は,とても悩んでいましたから。きっとよきアドバイスをしてくれると思います。
 各部とも,限られた時間,スペースを有効に使ってアピールしていました。自治会のみなさん,工夫を凝らした演出と,スムーズな運営をしてくれてありがとうございます。

写真 左上 ダンス部
   右上 ソフトボール部
   左下 茶道部
   右下 卓球部 

画像1

15期生学習合宿スタッフ活動中!

 高校1年生は,4月17日(月)から19日(水)まで宮津ロイヤルホテルで学習合宿を行います。この合宿の目的は,3つあります。1つ目は,高校での学習方法を学ぶことです。高校での授業は,進度も早く内容も難しくなります。受け身ではなく,主体的な学習姿勢が必要です。具体的には,予習をして授業にのぞみ家庭学習で復習をおこなう。そして,土曜活用講座で理解が定着しているかどうかを確認するという,学習のサイクルを確立することが大事になってきます。学習合宿では,実際に授業を行い,予習の仕方,土曜講座に向けた学習の仕方を体験します。
 2つ目は,グループワークの仕方を学ぶことです。西京高校では,さまざまな場面で4,5人のグループでディスカッションを行います。他者を尊重し,意見を出し合い議論を深めることを体験します。
 3つ目は,生徒スタッフがあらゆる場面で活躍することです。今回220名の生徒が,スタッフに立候補しました。生活部,事業部,広報部,グループワーク部の4つの部署にわかれ,多くの企画を立ち上げています。校歌の歌詞の内容を調べ,先生方へのインタビュー,グループワークの仕方の事前学習,しおり作成などなど多岐にわたる活動を日々行っています。
 今回紹介するのは,「内外融合企画」です。これは,附属中学校出身の生徒(内進生)が,高校から入学した生徒(外進生)と一緒に校舎を見学し,施設を案内するというものです。初対面の生徒同士ですが,同じ時間を共有することでうちとけ合っていきます。対話を通じて,他者を理解する大切さを実感していきます。内進生,外進生の区別なく,西京生15期生として,高みをめざしてくれることを期待しています。

写真 施設案内をしている様子
画像1

始業式,中高合同対面式が行われました。

 入学式が滞りなく終了し,12時から中庭にて新2,3年生のクラス発表が行われました。発表されたとたん歓声が沸きおこり,そのおおきな声が職員室まで聞こえてきました。ホームルームで担任紹介の後,アリーナで全学年がそろって始業式が行われました。竹田校長から,転任,退職された教職員,ならびに新たに本校に着任された教職員の紹介がありました。続いて今年度最初の校長の挨拶があり,その中で4つのことを強調されました。
 1つめは,挨拶。人間関係を築き,人とかかわる基本となる挨拶を自然な形で行いましょう。2つ目は,場と状況の判断を行うこと。自分の行動が,その場にふさわしいのか,また,その状況で何をしなければならないのかを考えることが重要です。3つ目は,人権感覚を研ぎ澄ますこと。SNS等の利用の仕方など,今一度見直してみてください。4つ目は,学習時間の確保です。具体的な時間は,最低1週間で15時間以上です。以上4つのことを肝に銘じてください。
 次に,中高合同対面式です。ここからは,中学生徒会,高校自治会の取り仕切りで行われます。中学生徒会長,高校自治会長による西京祭の紹介がありました。今年も中高が一体となって取り組むことを確認し,固い握手を交わしました。
 中学生が退場後,次に行われたのは新高校1年生による「クラス1分間紹介」です。各クラスとも,独自の工夫を凝らしたユニークな発表で,会場全体が和やかな雰囲気になりました。吹奏楽部による演奏も行われ,温かく新入生を迎えるに会に花を添えることとなりました。この対面式を通じて2,3年生も自分たちが1年生のころを,思い出したのではないでしょうか。
 今週は,検診やオリエンテーションが中心になりますが,14日(金)から授業が始まります。皆さん,新学年の準備を怠りなく進めてください。

写真左上 クラス発表の様子
写真右上 中高合同対面式の様子
写真左下 クラス1分間紹介
写真右下 吹奏楽部の演奏
画像1

第15期生の「入学式」を行いました!

 4月10日(月)9時30分から,7階京一商西京メモリアルホールにて,西京高校エンタープライジング科平成29年度入学式が挙行され,本校附属中学校および府下の各中学校から合計285名の新入生が,晴れて「エンタープライジング科第15期生」としての歩みを始めました。

 竹田校長は式辞の中で,「本校は,国際的に活躍できる人材を育成する,日本を代表する高等学校として,文部科学省から『スーパーグローバルハイスクール』に指定され,質の高いカリキュラムの開発・実践,そしてその体制整備を進めています。また,学術顧問として,ノーベル物理学賞を受賞された赤崎勇先生,本日この後御講演も賜ります島津製作所相談役の服部重彦様をお迎えし,まさしく本校がめざす“社会で活躍・貢献できる社会人力を有した生徒”の育成を図る環境が強固なものになっているところです。新入生の皆さんは,この進化しつつある西京高校エンタープライジング科の第15期生として入学され,輝かしい本校の歴史に新たなる1ページを刻んでいくこととなります。」「そこで皆さんにお聞きします。『決意』,いえ『覚悟』はできていますか。自ら選んだ道としての高校生活は,自らの意思で,自らと自らの将来のために行うものであり,ここで学ぶことを選択し許可された皆さん自身が,主体的に行動力を持って行うものです。もちろん学校は,皆さんそれぞれの将来の夢の実現のためにさまざまな道筋を示し,課題や方法を提示し,時には超えるべき壁となって,行く手を阻むことがあるかもしれません。しかし,どんな堅固な壁であっても,皆さん自身がその課題に果敢に挑み,何度跳ね返されても突破するまで挑戦し続けることで,皆さんがさらに大きく成長していくことを願って,学校はあえて『試練の壁』となっているのだ,ということを,十分理解しておいて下さい。」と述べられ,「本校生徒の多くが入学を希望している京都大学では,教育・研究に関する基本理念として『対話を根幹とした自学自習』を掲げています。京都大学 総合博物館 准教授 塩瀬隆之先生は,ご講演で『京都大学の掲げる「対話」とは言葉・価値観・文化・考え方の違う人達の視点を捉えて,自分の視点を知る方法である』とおっしゃっています。また,先生は,「個人の視野は狭い。ややもすると自分が知っていることで,世界を知った気になってしまう。人は「対話」することで,視野を広げる。つまり「対話」をすることによって自分を変えることができる。多様なパートーナーと創造的な活動を共にすることが大切だ。」と述べられています。塩瀬先生が言う「対話」を本校に置き換えてみると「社会人力」,すなわち「人と繋がること」「社会と関わること」を指しているのではないかと思います。皆さんには,是非とも,この「対話」を大切にして,学校生活を送ってほしいと思います。」と新入生たちにエールを送りました。(以上は式辞の中から抜粋しました。)

 PTA北村喜次会長は祝辞で,「御入学の皆さんは,大いに自信を持って未来への一歩を力強く踏み出して下さい。」「この入学はゴールではなく,今日が皆さんのスタートの日であり,皆さんの人生全体からみると一つの通過点にしかすぎません。どうか,より一層気持ちを引き締めて,努力精進をし,新たなことにもどんどんチャレンジして下さい。」とのべられ,エンタープライジング科で学ぶために必要な3つのこととして「謙虚さ」(謙虚に,素直に学ぶ姿勢で多くのことを学ぼう),「未来への関心」(興味関心というアンテナを張ることで未来を感知する力を身に付けよう),「努力」(自分の中で限界を設けて諦めてしまうことなく,ひたむきに努力しよう)を挙げられ,「これらを忘れずに高校生活を楽しんほしい。」と激励して下さいました。

 新入生代表は答辞の中で,「日本は平和で,また質の高い教育を受けられる国です。ということは,勉強に関しても,様々な学校行事にしても,最終的にどれだけ多くのものを得られるかは,私たちそれぞれの気持ち次第です。よって私たちは何のために学ぶのか,ということを考え,またこのとても恵まれた環境に感謝しながら,学校生活を送っていきたいと思います。」と力強く決意を述べていました。

写真
左上 学校長式辞  
右上 新入生宣誓
左下 新入生答辞
右下 担任 紹介
画像1
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
全日制
8/11 (山の日)
8/12 3年東大実戦(〜13年外・希)
8/13 3年全統マーク(外)
8/14 学校閉鎖日
8/15 学校閉鎖日
京都市立西京高等学校
〒604-8437
京都市中京区西ノ京東中合町1
TEL:075-841-0010
FAX:075-822-5702
E-mail: saikyo@edu.city.kyoto.jp