京都市立学校・幼稚園
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京都市立中学2年生対象「市立高校グローバルフェスタ2016」を本校で開催しました!(その1)

 12月17日(土)13時30分から16時まで,本校を会場として,「市立高校グローバルフェスタ2016」(主催:京都市立高等学校長会/共催:京都市立中学校長会/後援:京都市教育委員会)を開催しました。

 このイベントは,中学校生活の折り返しの時期を迎え,各自の将来について考え,準備を始める時期にさしかかった京都市立中学校2年生の希望者を対象として,京都市立高等学校の特色ある取組の紹介や体験授業を行うことを通して,「高校における学びの魅力」や「将来どんな生き方をするのか」を考える契機とし,キャリア発達を支援することを目的として,昨年度から行っているものです。(今回は,全10校のうち,洛陽工業及び伏見工業を除く8校で行いました。ただし,京都堀川音楽は学校紹介ビデオの上映のみです。)

 冒頭の全体会は,7階メモリアルホールにて行いました。
 市立高等学校校長会を代表して,グローバルフェスタ担当の竹田昌弘西京高等学校長から挨拶と趣旨説明を行った後,事務局から本日の流れや注意事項について諸連絡を行い,13時40分頃に終了しました。

 各校とも50分間の体験授業を2つ行い,生徒の皆さんは希望する2校の授業を体験しました。以下,西京高校の体験授業ブースの様子を御報告します。

 本校の体験授業は,各回約50人が参加し,日本政策金融公庫との共催で「グループワークを通じてビジネスアイディアの作成をする」という内容で,西京高の1年生もファシリテーターとして参加しながら行いました。

 各回とも,まずは全員が7階メモリアルホールにて,日本政策金融公庫京都支店・京都創業支援センター所長の金子孝幸様から「目的・今日のゴール」「ディスカッションの意義」「ルール(恥ずかしがらずに自分の意見をしっかりと言う/他のメンバーの意見に耳を傾ける)」という骨子で全体説明をしていただきました。そして,「緊張感よりわくわく感を楽しんで,面白さを発見してほしい」「自ら参加することで,面白さが倍増する。いつもの2倍・3倍の元気を出して前のめり気味に」と,知らない人と行う初めてのグループワーク体験を前にして緊張している中学2年生の参加者たちを元気づけて下さっていました。

 全体説明の次は,高校1年生の生徒たちに誘導されながら6階の会場に移動しました。
 中学生3〜4名のグループごとに本校生のファシリテーターが1名つき,アイスブレイクの後にお題をもとに意見交換です。今回のテーマは,「あなたの街にみんなが笑顔になるハンバーガー屋さんを作ろう」。35分程度の短い時間ですが,気軽にアイディアを出し合いながら,キャッチコピー・アピールポイント・イチオシ商品・ターゲットとなる客層等を話し合っていました。最後にグループごとに「計画書」にまとめ,アイディアを発表して交流しました。最後に,司会の生徒が,「一人で考えていた時には気づかない新たな着眼点が浮かんでくることがグループワークの良いところ」「西京高校では安心して自分の意見を率直に言える環境がある。言いたいことを出し切れなかった人は,この続きを是非西京高校に入学してから体験してほしい」とまとめて終了しました。

 2回の体験授業ではいずれも中学生たちは活発に意見交換を行い,「季節ごとに中身を変えたらどうか」「バイキング形式や中身が選べるにしたら」「エイプリールフールにはエビの中に肉を詰めたり,ハロウンの時は仮装すると半額にしたりしたら」等,いろいろなプランが話し合われていました。
 若い視点での斬新なアイディアもあり,まとめられた計画書には,「春夏秋冬カレーバーガー! 子ども用にはハッピーカレー。1回来店でハンバーガー1個無料」「パンに季節ごとのイラスト(ひなまつり,こいのぼり等)を入れ,春は春野菜をたくさん使って,秋はかぼちゃを練り込んだパンできのこ入りハンバーグでハンバーガーを」等,イラストも使いながらしっかりと書かれていました。
 2回目の体験授業終了後には,廊下にすべての計画書を掲示しました。

 西京高校は会場校でしたので,受付・誘導係を含めて12人の1年生が,スタッフ及びファシリテーターとして活躍しました。生徒たちにとっても,「あのころの自分」を思い出すとともに,運営側の喜びと達成感を手にすることができたのではないかと思います。
 今日の体験を一つの契機として,中学生の皆さんの進路展望(高校選択にとどまらす,どのような形で社会に自らの能力・良さを生かし,貢献していくべきかを考えることも含めて)が深まっていってほしいと思います。保護者の皆様も最後まで熱心に御参観くださり,有り難うございました。御参加下さいました生徒保護者の皆様に心から御礼申し上げます。また,各高校の生徒スタッフの皆さんもお疲れ様でした!

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 1枚目(生徒スタッフ打合せと入口の様子)
   上段左     打合せ(全体説明)
   上段右〜下段左 打合せ(係ごと)
   下段右     学校正門でお出迎え

 2枚目(受付と全体会の様子)
   上段  受付の様子
   下段  全体会の様子

 3枚目(他校の体験授業の様子[その1]) 
   上段  京都工学院
   下段左 銅駝美術工芸
   下段右 塔南

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「高校生ビジネスプラン・グランプリ」で入選し,表彰していただきました!

 「第4回創造力,無限大∞ 高校生ビジネスプラン・グランプリ」(日本政策金融公庫<以下,日本公庫と略>主催)にて,全国324校からのエントリー2,662件の中から,本校1年生のグループ「Team 20」がベスト100に選ばれました。

 この大会は,日本公庫がこれまで起業支援で培った経験やノウハウを起業教育の現場で活かし,「自ら考え,行動する力」を養うことのできる起業教育を推進するとともに,次代の活力ある日本の創造や地域活性化を担う若者の育成を目指して開催されているものです。
 本校では,1年内進生全員が,専門科目「エンタープライズI」の授業の中でこの取組を行っています。(なお,外進生は「アイディア企画演習」という別のプログラムに取り組んでいます。)5月から約30チームに分かれてこのプログラムを開始し,9月1日のエントリーシート提出まで,各グループが仮想の起業家としてビジネスプランを立案し,10月13日(木)の午後には1年生全員の前で「優秀作品発表会」も行いました。

 今回入選しましたグループ「Team 20」のビジネスプランのタイトルは,「マイボトル式自動販売機」。ペットボトルに入った飲み物を買うのではなく,繰り返し使える“マイボトル”に飲み物を補充する形で買うことができる自動販売機です。
 生徒たちは,「町にあふれるペットボトルのごみを見て,ごみ問題や地球温暖化などの問題が頭をよぎりました。ペットボトルはほとんどの場合,使ったらすぐ捨てられてしまいますし,リサイクルされているとしても,そのリサイクルの過程で多くの電力を消費してしまいます。それを防ぐには,ペットボトル自体を減らす必要がある,というのがこのビジネスプランを思いついたきっかけです。」「日本の自動販売機普及率は世界一なので,ビジネスの範囲を広げられるのではないかと思いました。」と,着想のきっかけ等を話していました。
 そして,プラン作成を通じて学んだことや気づきとして,「ビジネスプランを考えてみて,ビジネスとはアイディアだけでなく,利益を得る見込みがあるのか,競争相手に勝てるほどのアピールポイントがあるのかなど考えなければいけない点がたくさんあるということを知ることができました。より多くのポイントに気づくためには,普段から問題意識を持ったり,街ゆく人を観察したりして,より社会に関心を持つことが重要です。今回の経験を生かして,社会にもっと関われる人を目指します。」と言っていました。

 12月16日(金)昼休みに,3階校長室にて行われた表彰式には,日本公庫京都支店の小倉悟様(国民生活事業統轄)と金子孝幸様(京都創業支援センター所長)のお二人がお越し下さり,「ベスト100」の表彰状を授与して下さいました。
あわせて,本校の起業教育推進とビジネスプラン・グランプリに向けての取組姿勢に対して,「学校賞」もいただきました。

 惜しくもファイナリスト(10プラン)に選ばれたグループはありませんでしたが,今回グループで企画・調査検討・エントリーした経験を糧に,今後とも社会のさまざまな問題に対するアンテナをしっかりと張り,気づきをアイディアに変えていくように心がけてもらえればと思います。

[ベスト100プラン]表彰生徒(敬称略)
 グループ名 Team 20
 メンバー  村上美裕・萬代瑛子・羽田野早耶(いずれも1年2組)
 プラン名  「マイボトル式自動販売機」


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 上段 ベスト100プラン表彰の様子
 中段 学校賞表彰の様子
 下段 記念撮影と終了後の歓談の様子

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第5回「能楽交流鑑賞会」を行いました!

 平素からさまざまな形で本校教育充実発展のためにご支援いただいています一般社団法人京一商西京同窓会様の主催により,12月13日(火)午後,金剛能楽堂において「能楽交流鑑賞会」を行いました。
 これは,同窓会運営の2つの柱である「育英事業を通じての社会貢献」と「会員相互の親睦交流」とを一つにする行事として,平成24年度(10期生が1年生であったとき)から始まったものです。
 第1学年の生徒約280名と,生徒からすればいわば祖父母世代に当たる方々を中心とする同窓会の皆様約150名の先輩諸氏とが一堂に会し,北川明同窓会理事長の御挨拶で会が始まりました。

 第二十六世宗家金剛永謹氏をはじめとする金剛流御一門及び茂山家の皆様の御出演により,「解説及び体験」,狂言「附子」,休憩をはさんで能「黒塚 白頭」という番組構成で,約2時間にわたり熱演を繰り広げて下さいました。
 解説・体験では,仮面劇である能楽の起源や一見簡単そうに思える所作が実は大変であること等を,「芝居」「板につく」等の言葉の語源と絡めながら,楽しく平易にお話し下さいました。また,代表生徒7名が舞台に上がらせていただき,基本の立ち方やすり足での進み方を実際に行ったり,舞台の中心付近から橋掛かりまでをすり足で素早く歩く(ものすごく大変です)体験をしたりしました。普段見られない舞台上からの眺めや,見るとするとでは大違いの“動きの難しさ”を実際に体で感じ,いろいろと発見があったようです。
 生徒たちはほとんどが能楽鑑賞は初めての経験で,「舞台が近くてとても迫力があり,客席との一体感も素晴らしかった。」「狂言はテンポが良くて言葉がとてもわかりやすく,楽しめた。」「能も,事前学習のプリントでストーリーがあらかじめわかっていたので理解しやすかった」等といった感想をもったようです。そして,「このように素晴らしい機会を与えてくださった同窓会の皆様に感謝して,今後に生かしていきたい。」と言っていました。
 本日の会は同窓会様の全面的な御協力によって実現したものであり,京都御苑の西に建つ金剛能楽堂というすばらしい舞台で,場がもつ「力」を直接感じとりながら,日本文化の粋である能・狂言を,同じ学窓の高校生と同窓会員がともに鑑賞し,日本文化の懐の大きさや良さを再発見する大変良い機会となりました。これからグローバルリーダーとして国際社会での活躍が期待される若い生徒たちが,それぞれの心と体に脈々と流れている日本の伝統に関心をもち,芸術への造詣を深める第一歩となったことと思います。
 また生徒たちは,同窓会員の皆様方と親しく時と場所とを共有することにより,連綿と続く本校の歴史と伝統の厚みを実感し,様々な形で御支援いただいていることへの感謝の念を深くしていました。同窓会の皆様,金剛流の皆様,茂山家の皆様,本日は誠に有り難うございました!

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 1枚目 上段左    能楽堂に入る生徒たち
     上段右    会場内の様子
     下段     開会挨拶(北川理事長・竹田校長)
 2枚目 上段     能楽体験の様子
     下段     狂言「附子」

 3枚目 上段左    狂言「附子」(続き)
     上段右〜中段 能「黒塚 白頭」
     下段左    生徒代表謝辞
     下段右    閉会挨拶(深尾理事)

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【トビタテ!留学JAPAN・高校生コース】本校生のインタビュー動画がアップされました!

 本校1年生筒井隼介さんの「インタビュー動画」が,文部科学省「トビタテ!留学JAPAN・高校生コース」のホームページなどにアップされています。

 トビタテ!のページ(トップ)
  URL:http://www.tobitate.mext.go.jp/hs/index.html

 ここから「先輩たちの体験談」を選び,「帰国した派遣留学生のインタビュー動画」を見ると,9人の動画がアップされています。(筒井さんは9番目)

 You tube チャンネルにもアップされています
  URL:


 筒井さんは,官民協働海外留学支援制度(通称「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」)【高校生コース】第2期留学生の選考に合格し,夏季休業中に短期留学していました。(中高一貫教育校の特例として,1年生での派遣が認められています)

[留学先や目的等について]
 分 野:国際ボランティア 
 留学先:インドネシア・バリ島 ウブド・デンパサール
 目 的:世界を知りたい。できるだけ多くの現地の方と触れ合いたいの
     で,語学研修や海外の学校への留学ではなく,国際ボランティ
     アに応募した。日本語も英語も通じない場でコミュニケーショ
     ンをとることを目標とし,様々な方法を試していきたい。
     現地の子供たちと話す中で,自分に何ができるかを常に考えて
     積極的に行動し,文化を吸収したい。
     感謝の気持ちを持つ清らかな人たちが多いといわれる「神々の
     島」バリの人々から,仕事に追われる現代人が失いかけている
     人間性を学びたい。バリ・ヒンドゥーについても学びたい。
 留学を終えて:幼稚園・孤児院・小学校等でボランティア活動を行っ
     た。思っていた以上に言語の壁にぶつかり(特に高学年の子供
     との交流の場面で),大変なことが多かった。「言語以外のコ
     ミュニケーション」を探りに留学したのだが,かえって「言語
     の大切さ」を実感することとなった。ある意味で大きな成長だ
     と思っている。また,「海外の人も同じ人間なんだ」という当
     たり前のことを痛感した。そして,日本以外の国を見たこと
     で,日本について良い面も悪い面も考えることができた。


 現在,高校生コース第3期生の募集期間中です。本校には,「トビタテ!」1期生が2名,2期生が3名と計5名のトビタテ!経験者がいます。興味のある人は,直接聞いてみてはいかがでしょうか。
 また,留学支援の取組は,トビタテ!以外にも,教育委員会の支援制度等さまざまなものがたくさんあります。各自の目的や行程に最もふさわしいものを利用できるよう,情報収集もこまめにするように心掛けて下さい!

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 左:文部科学省「トビタテ!」(高校生コース)のトップページ
 右:上のページ「先輩たちの体験談」をクリックした後の様子

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インフルエンザや感染性胃腸炎等に御注意下さい!

 インフルエンザが流行しています。
 11月28日から12月4日までの1週間に全国およそ5,000箇所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は,12,334人となりました。この結果,1医療機関当たりの患者数は2.49人と流行開始の目安とされる「1.00」を超え,前週の定点当たり報告数1.79よりも増加しています。全国で警報レベルを超えている保健所地域はありませんでしたが,注意報レベルを超えている保健所地域は1道8県の16箇所であり,上記データをもとに推計した定点以外を含むこの1週間の全国の受診患者数は約14万人で,前週の推計値(約10万人)よりも増加しています。
 京都府下の報告総数も194件に増加し,定点医療機関当たりの患者数が1.55と,京都府内においても昨年より早く流行期に入りました。
 京都市内の報告総数は101件となり,定点医療機関当たりの患者数が1.46と,やはり流行の指標となる「1.00」を超え,インフルエンザの流行レベルに入りました。
 今後も感染の拡大が予想されるため,できる限りの防御策を講じていただきますよう,お願いします。

[インフルエンザの主な予防対策]
 ○外出後等にせっけんでの手洗いを励行する。 
 ○人混みや繁華街への外出を控え,やむを得ず外出する際にはマスク
  [使い捨ての不織布(サージカル)マスク]を着用する。
 ○せきエチケットを徹底する。(咳がある場合は,マスク等をして周囲
  の方にうつさないようにして下さい。) 
 ○十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を心がける。
 ○適度な湿度を保持する。(加湿器やぬれタオルを部屋に干す等の対
  処を。)
 ○<特に学校の教室では>各授業の合間の休憩時間に窓を開け,十分に
  換気する。
 ○予防接種を受ける。

 ※熱っぽいなと思ったら無理に登校せず,医師の診断を受けるようにし
  て下さい。インフルエンザの診断が出ましたら,すぐに学校に御連絡
  下さいますようお願いします。
 インフルエンザによる欠席は,「欠席報告書」の提出により手続きが開始され,完了すれば感染症による『出席停止』の扱いとなります。基本的に7日以内に手続きをされない場合は通常の欠席扱いとなります。インフルエンザ用の「欠席報告書」様式は,本ホームページ右側の「配付文書」カテゴリの「保健室より」にございますので,御利用下さい。

 また,「感染性胃腸炎」にも御注意下さい。府全体の定点当たり報告数は,14.50件,全国で17.30件と再び大きく増加しています。特に京都市内では,右京区が定点当たり27.20件,左京区が26.50件,東山区で25.50件,伏見区で22.14件,西京区で24.60件と各所で大きく増加し,「警報レベル」となっています。その他乙訓でも34.50件と再度上昇し,警報レベルが持続しています。流行期に入り感染拡大が続いています。こちらにつきましても,手洗いの徹底,嘔吐物等の適切な処理に注意して下さい。
 まだまだ寒い日が続きます。御家庭におきましても,十分御注意下さい!

[画像]「感染性胃腸炎」の京都市内発生状況
    (京都府感染症情報センターのホームページから)

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3年生進路検討会が始まりました!

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 いよいよ受験本番。3年生進路検討会が始まりました。
 12月8日(木)・9日(金)・12日(月)及び13日(火)までの4日間,3年間積み重ねてきた模擬試験の結果をはじめとするさまざまな進路データをもとに,3年生全員の進路志望の検討を行います。3年生学級担任はもちろんのこと,教科担当者や進路部等も参加し,一人ひとりの志望状況・学力の伸び・保護者の意向等を総合的に判断しながら,大学入試センター試験後の国公立大学出願を見据えた,学校としての指導の方向性を決めていきます。
 センター試験まで37日。ガンバレ!12期生

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アカハライモリ,元気です!

 用務員室前の水槽に,アカハライモリが2匹います。
 管理用務員さんが心を込めて育てて下さっています。
 ウーパールーパーとともに,中高生や保護者の方々の人気者です。

 今日の午後,1つのおうちに仲良く入っているアカハライモリの姿が見えました。
 保護者の皆様,御来校の際には,ぜひ御覧下さい!

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 1枚目 水槽全体の様子
 2枚目 仲良くおうちに入っている様子
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「能楽交流鑑賞会」に向けての事前学習会を行いました!

 11月26日(土),土曜学習講座終了後の11時50分から,7階大講義室にて,1年生全員を対象に,「能楽交流鑑賞会」に向けての事前学習会を行いました。
 この取組は,来る12月13日(火)に行われます「能楽交流鑑賞会」(主催:一般社団法人京一商西京同窓会/場所:金剛能楽堂/対象:1年生全員及び京一商西京同窓会会員/歴史:平成24年度[10期生が1年生のとき]から始まり,今回で5回目)に向けた事前学習として能楽師の方にお越しいただき,能楽の基礎知識や演目の紹介等を講義していただいているものです。

 はじめに,竹田校長から,能楽交流鑑賞会の歴史や意義についてのお話とともに講師の先生の紹介がありました。
 本年度も,宇高竜成先生(能楽師シテ方金剛流)がお越し下さり,能楽についての基本的な知識をわかりやすく解説してくださりました。
 能楽は仮面劇であり,歌と舞,ストーリーのあるミュージカルであるという御説明の次に,能楽で用いられる面(おもて)や装束を実際に見せていただき,面や装束の由来について解説を受けました。能面が角度によって表情を変えていく姿を確かに感じ取ることができました。
 能の演技や舞についての解説では,何らかの具体的な行動を模写した「ものまね芸」と,抽象的な表現である「幽玄」を披露していただき,間近で本物の能楽の一端を見た生徒たちはただただ圧倒されていました。
 最後に,能の音楽についても,西洋の音楽と対比しながら教えていただきました。各楽器の形状や演奏法も日本独特の様式でありながら,ソロパートやビートなどは音楽としての共通点があり,この音楽が能の世界観をつくるために欠かせない存在であることがよくわかりました。
 能楽の各要素について,西洋の文化との対比など親近感のもてる御説明をして下さり,生徒たちの能楽への印象がずいぶん変わったようです。

 宇高様,お忙しい中御来校下さり,誠に有り難うございました。

※おことわり
 宇高先生の「高」の文字は,使用可能文字の関係使用可能文字との関係から,先生の戸籍姓とは異なる文字を使用しています。御理解の上,御海容ください。

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【卒業生による取組】第3回「東京エンプラフェスティバル」,盛会裡に終了しました!

 11月26日(土)午後2時から,安田コミュニティープラザ会議室(東京都千代田区神田)にて,「エンタープライジング科西京関東会」主催による第3回「東京エンプラフェスティバル」が開催されました。
 エンタープライジング科の魁である1期生から現役の大学生まで約35名が集い,3時間にわたり,講演とブース発表・質疑応答が行われ,午後6時からは別会場で懇親パーティーも催されました。
 
 西京関東会会長(1期生新居君)による開会挨拶に続き,3期生の長岡君による基調講演「楽しい仕事の見つけ方」がありました。
 冒頭,彼が編集してくれているWebマガジン「ENTERPRIZINEG」(誌名は,学科名の「エンタープライジング」と「マガジン」を組み合わせたもの。在校生が閲覧可能な校内サーバに月1回のペースでアップされており,現在20号まで配信済み。社会で活躍する西京OB・OGに「仕事」に関する質問を投げかけ,その回答をコラム形式でまとめた校内限定の読み物です。)の紹介から話が始まりました。「就活中の人も,社会人になったら是非執筆を」と呼びかけていました。
 「楽しい仕事の見つけ方」,長岡君は,まず「楽しい仕事」(サービス業に限りますが)から話を始めました。
 彼は現在弁護士として,大手の事務所で企業法務に取り組んでいます。弁護士の業務分野としてはいわゆる“町弁”やM&A・ファイナンス等さまざまなものがありますが,共通するのは,弁護士はLegal Serviceを提供するサービス業だということです。
 スライドには「弁護士」の他に「ラーメン店経営」「タクシー運転手」「シャングリラ」と映示されており,(ここでは内容の詳細は略しますが)「顧客のニーズを先読みする細やかなサービスに感動した。自分も,顧客のconcernを先読みして資料の構成を工夫している」「情熱があるから忙しくても頑張れる。これから就活する人は,ネガティブな情報に惑わされることなく,“忙しさ”をマイナスと捉えすぎないようにしてほしい」と,気概と気配りの大切さを説いていました。
 次に「仕事の見つけ方」について。彼が生まれてから現在までに1箇月以上暮らした場所を列挙したスライドを示し,「これまでいろいろな人と出会う中で,この世の中はいろいろな仕事で出来ていることを実感したが,その中で2つのエピソードを紹介します」ということで,カンボジア(法整備支援プロジェクトの見学)とハワイ(現地法律事務所でのインターン)での貴重な経験と出会いについて話してくれました。こちらも内容の詳細は略しますが,「自分から動くことが大切。多くの出会いがあり,業界人同士はつながっていることが多いので,興味ある業界にはどんどんコンタクトを取ってほしい。」と勧めていました。
 最後に,「サービス業における仕事の楽しさは,先回りして相手の考えていること・してほしいことを見つけること」「仕事を見つけるには,まずは現地に行ってみること。自分から動いてチャンスを手に入れてほしい」とまとめて,基調講演は終わりました。静かな語り口ですが,大変示唆に富む,かつやる気の漲ってくる内容のお話しでした。

 講演の後,7期生の平松さんから,「関西エンプラフェスティバル」(卒業生大交流会)の告知がありました。平成25年12月に実施(中高一貫教育研究大会のオプション企画として校内で開催。第1期から第4期卒業生28人による,プレゼン・放談・交流大会。)して以来となりますが,西京を卒業した学生・社会人や現役の中高生が一堂に会し,個々人の現在・未来について語り合う機会を持ちたいと協力・参加を呼びかけていました。(来年2月下旬の実施を計画中です。)

 その後,社会人メンバーによるブース発表(4つのカテゴリに分かれ,1セット20分[発表15分+質疑応答5分]×4回,合計16回)が行われ,各自の思いや経験,仕事内容を発表しました。発表者も入り混じりながら思い思いのブースを回り,京都を離れて世界を舞台に多種多様なステージで活躍している同窓生の発表を興味深く聴いていました。聴衆の卒業年や業種が全くばらばらとなることも多く,質疑応答やざっくばらんな会話から,新たな気づきを得ているようでした。特に,大学・学部で学ぶ現役の卒業生たちは,熱心にメモを取りながら聞き入っているのが印象的でした。

 終了後に場所を移して行われた懇親パーティーでは,方々で名刺交換や近況報告が行われる等,同じ西京エンタープライジング科で学んだ縦・横のつながりを改めて深め合っていました。温かい空気感に満ち溢れ,終始和やかに行われたパーティーでした。

 最後になりましたが,この「東京エンプラフェスティバル」の実施に当たっては,「一般社団法人京一商西京同窓会」「西京同窓会」をはじめ多くの皆様方から物心両面で多大なる御支援を賜りました。有り難く厚く御礼申し上げます。また,企画・運営等で尽力して下さった各期幹事の皆さんをはじめ関係の皆様方に感謝申し上げます。有り難うございました!


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 1枚目
  左上 新居会長挨拶
  右上 基調講演
  左下 関西エンプラフェスティバル呼び掛け
  右下 ブース発表の様子

 2枚目 ブース発表の様子(2)

 3枚目 集合写真


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【EPI】ポスター発表大会を行いました!

 11月10日(木)・17日(木)・25日(金)のエンタープライズIにおいて,2クラスで「ポスター発表大会」を行いました。
 これは,これまで取り組んできた「ビジネスプラングランプリ」(日本政策金融公庫主催)が終わり,次の「海外フィールドワークに向けての取組加速化」「2年次でのエンタープライズIIにおけるグループでの研究テーマ設定・論文作成への橋渡し」を念頭に置いたものとして,今年初めて企画したプログラムです。

 題して,「解のない問題にグループで取り組み,どれだけ問題を面白く出来るかまとめてプレゼンしてみよう!」です。
 今回は日本のポップカルチャーを題材に,「その現象が何を表しているのか」「なぜ観る者にウケるのか」を考察しておもしろい解答(仮説)を作る,という取組を課しました。

[ポイント]
 ・型にはまったものでなくてよいし,あくまで仮説。(むしろ,間違い
  から新たなものが生まれるというくらい大らかに構えよう)
 ・調べてまとめるだけでなく,「自分はこう思う」という視点を必ず入
  れること。
 ・主観的な感想や個人的な思いだけではだめ。幅広い知識を使うこと。
[進め方]
 ・3〜4人の班を作り,テーマを一つ選ぶ。
 ・班でディスカッションする。
 ・結論に至るまでの論証の流れ(仮説)を模造紙に図式化する。

 1回目(10日)の冒頭は,まずは例示ということで,「ウルトラマン」を題材にした教員プレゼンから始まりました。(かなりウケました!)
 早速生徒たちは自分たちでクループに分かれ,「PPAP」「壁ドン」等,それぞれが面白い(面白くなる)と思うテーマを選び,マインドマップを作って発想を発散・分類したり,タブレット端末を用いて調査を始めたりしていました。

 2回目(17日)はグループで調査・議論を継続し,3回目(25日)冒頭に何とかまとめ終わり,クラス内でのポスター発表大会に臨みました。
 教室内に10のボードを用意し,各グループの成果を貼り出します。生徒たちは自由に見て回り,“発表を聴いてみたい”と思うテーマを選びます。
 各グループとも工夫を凝らした記述がなされており,クラス内の投票(moodleまたは挙手)により人気上位2グループが選び出され,それぞれ前に出て発表してもらいました。どのグループも日頃鍛えたプレゼン力を十二分に発揮して,個々のメンバーが自分の持ち味をうまく生かしながら説得力のある発表を行っていました。

 生徒の感想です。
・面白いことを真面目に分析してみると今まで気づいていなかった側面が見えてきて,友達の発表も楽しむことができました。3時間でまとめるのはきつかったので,もう少し時間があればよかったと思います。
・このような授業は初めてで,とても面白かったです。教科の勉強だけでなく,たまには他の身近なことにも目を向けてみるといろいろなことにつなげられて,新たな発見がたくさんあると思いました。またやってみたいです。
・先生方のプレゼンテーションで「学」にすごく惹きつけられて,“このレベルのプレゼンが出来るようになりたい”ということも同時に思いました。今回の活動を通して,物事を突き詰めることの楽しさや難しさを知ることができました。
・今まではただ流行としか見ていなかったものが,この活動を終えて,もっと深い意味のあるものとして見えるようになり,視点が変わったように感じました。これから流行りのものに対する楽しみ方も変わっていきそうです。

 ポスターの書式は特に決められていませんでしたので,それぞれに見る人をひきつける工夫があって,教室内に掲示用のボードが並んだ姿は壮観でした。いろいろな事柄の共通点を見つけたり,構造の深層に潜むシンボルを解き明かしてみたりと,中々の力作ぞろいでした。
 今後とも,「物事を問題化する力」「対話によって深める学び」を磨いて下さい。期待しています!

[写真]
 1枚目(1回目の様子)
  上段 教員によるプレゼンテーション
  中・下段 題材選びとグループでの準備

 2枚目(3回目の様子)
  上段 それぞれのポスターを見学
  下段 気に入ったポスターに投票する様子
     (左:タブレット端末で 右:挙手で)

 3枚目(3回目の様子・続き)
  各クラス上位2グループによる,クラス全体への発表の様子

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