京都市立学校・幼稚園
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【ESS】ハロウィンパーティーの記事に生徒コメントを追加しました

 過日掲載しましたESS部ハロウィンパーティーの記事に、生徒のコメントを追加しましたので,御覧下さい。

 【ESS】ハロウインパーティ!

【卒業生による取組】「東京エンプラフェスティバル」,今年度は11月26日に開催です!

 平成18年3月にエンタープライジング科第1期生が卒業してから10年が経ち,現在,100名を超えるエンタープライジング科のOB・OGが関東に在住しております。そうした中で,現在では,関東在住OB・OGの縦横の繋がりを強化し,大学生活,就職活動等を支援できる場,世代を越えた交流ができる場を作る目的で,「エンタープライジング科西京関東会」が組織されており,定期的な交流会の開催,歴史と伝統ある「一般社団法人京一商西京同窓会」への参加,附属中学3年生の東京フィールドワークのサポートといった形で活動を行っております。そのような取組を発展・継続させていくため,第3回となる「東京エンプラフェスティバル」が本年度も企画されました。
 この活動を実施することで,社会人OB・OGにはお互いの近況を交流し刺激しあえる場を,学生OB・OGには大学という垣根を越えた交流と就職活動を支援する場を提供することができます。
 下記の通り行いますので,関東のみならず,広く全国のOB・OGの御参加をお待ちしております。
 会場で会いましょう!


【主催】
 エンタープライジング科西京関東会

【日時】
 平成28年11月26日(土) 14時から17時頃まで

【場所】
 安田コミュニティープラザ
  東京都千代田区神田錦町2−9 コンフォール安田ビル地下1階
  (最寄駅)大手町・神保町・神田・竹橋・小川町の各駅

【内容】
 14:00 オープニング
 14:15 基調講演
       (講師:エンタープライジング科卒業生)
 14:45 企業説明会兼交流会
       (約20のブースを開設予定)
 16:45 クロージング

 終了後,「第二部」として別会場にて懇親会を行います。


【ESS】ハロウインパーティ!

【ESS】ハロウィンパーティ!

 10月31日(月)午後,6階CALL教室にて,ESS部が恒例の「ハロウィンパーティ」を行いました。

 保護者担任個別懇談会初日ということで4限で授業は終了しており,昼食後,部員たちは思い思いの仮装をして会場に集まりました。また,ALTの先生方も仮装をしてお越し下さり,楽しいひと時となりました。
 廊下の向かい側のHR教室は懇談実施中でしたので,会話の音量に気を使いながらですが,ゲームやフリートークで静かに盛り上がっていました。

 部長の山本一輝さん(2年)のコメントです。
 ハロウィンパーティーでは,皆が思い思いの仮装を自らに施し,スリー・ヒント・クイズ(ハロウィンにまつわる言葉を,3つのヒントをもとに答えさせるゲーム)やキーワード・クイズ(ハロウィンに関するキーワードを与えられ,スペルに含まれるアルファベットを用いてできるだけ多くの単語を作るゲーム)といった活動で大いに盛り上がりました。皆,各自で作った特製のお菓子を持参し,衣装もそれぞれ自分で用意したものを用いました。魔女,ゾンビ,サンタクロース,白雪姫など,なかなかの力作揃いでした。
 もちろん,お菓子を食べて遊んだだけの会ではありません。ESSらしく,ALTの先生方と英語で積極的にコミュニケーションをとり,海外のハロウィンではどのようなことをするのか,先生方の地域ではどのような催しを何のために行うのか,といった文化的なことを学び,単なる仮装パーティーではない,ESSならではのパーティーにできたことがよかったです。日本でも徐々に浸透しつつあるハロウィンですが,貴重な異文化体験の活動として今後も続けていきたいと思います。


 この“ハロウィン”が日本に大きく広まり出したきっかけは,2000年以降のことであると言われています。(神戸の洋菓子店や原宿の玩具店が1970年代からキャンペーンを始めたり,1982年末に歴史的大ヒットした映画「E.T.」のクライマックスシーンが「ハロウィンの夜」という設定だったりしましたが,長らくハロウィンは知らない人も多く,書物やテレビの中だけのものでした。グローバル化の進展の中で盛んになってきた“子どもの英語教室”でハロウィンに触れたり,有名なテーマパークが2000年前後から相次いで仮装やパレード等のイベントを行ったりしたことから,急に広まり出したようです。)
 日本では,“クリスマス”同様,イベント・娯楽として楽しむものになっていますが,元来の宗教的背景やその来歴,それぞれのアイテムに込められた意味,またそこから“一年や一日の区切りの変遷”等にも興味関心の幅を広げて,異文化理解を深める一つの契機としてもらえればと思います。



[参考]駐日アイルランド大使からのメッセージURL:
    http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.0000...

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【放送部】京総文放送部門で決勝に出場しました!

 10月30日(日)10時から17時30分まで,京都コンピュータ学院(京都市南区)にて,第33回京都府高等学校総合文化祭(京総文)放送部門が開催されました。
 京都府内の高校1・2年生の放送部員が,来夏に仙台で開催される全国大会を目指し,アナウンスや朗読の腕を競います。本校からは,4名が出場しました。
 朗読小部門では約150名,アナウンス小部門では約60名のエントリーがある中,予選を通過して決勝に出場できるのは各部門12名のみです。本校から3名が決勝に進出しました。
 残念ながら入賞には至りませんでしたが,次の大会を目指して頑張って下さい!

[予選を通過し,決勝に出場した者]
  朗読小部門     西 田 彩 乃 さん(2年)
  アナウンス小部門  嶌 本 千 紘 さん(2年)
            村 上 美 裕 さん(1年)

[写真]大会後に大ホールで行われた交流会の様子

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【京都賞】高校フォーラム校内スタッフが事前学習会に向けた準備をしています!

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 10月27日(木)放課後16時45分から約1時間,2階生物室にて,生徒スタッフ(1年生10名)が「京都賞高校フォーラム・校内事前学習会」に向けた勉強会を行いました。

[京都賞高校フォーラムについて]
 京都賞ウイークの行事(授賞式・記念講演会・ワークショップ等)である「青少年育成プログラム」の一環として,稲盛財団主催・京都大学共催により,京都大学百周年時計台記念館を会場として,毎年11月中旬に行われています。京都市内を中心とする府内の高校から400名を超える多数の生徒が参加します。
 今年は,第32回京都賞(基礎科学部門)受賞者の本庶佑博士(京都大学名誉教授)から御講演いただきます。 

[校内事前学習会について]
 これは,「京都賞高校フォーラム」での御講演内容をできるだけ理解できるようにするために,校内生徒スタッフが企画・運営する西京高校伝統の取組です。
 「京都賞の歴史や過去の受賞者,稲盛財団」「博士の生い立ちやこれまでの功績」「受賞理由となった博士の研究内容やその基礎知識」という3点について,スタッフの生徒から参加生徒たちにレクチャーを行い,理解が深まるようにします。

[本日の勉強会について]
 とは言え,難しい御研究内容を生徒スタッフ(1年生ばかり10名です)の力だけで理解するのは,なかなか大変です。
 本日の勉強会では,生物科藤田先生にお越しいただき,稲盛財団様からいただいた資料も参考にしながら,本庶博士の業績の一端を紐解きました。
 その前に,藤田先生は,“そもそも”ということで,「京都賞とノーベル賞の設立趣旨の違い」等からお話しを始めて下さいました。
 今年度のノーベル生理学・医学賞を受賞される大隅良典先生(東京工業大学栄誉教授)は,平成24年に第28回京都賞(本庶先生と同じく,基礎科学部門)を受賞されている等,これまでに京都賞とノーベル賞の両方を受賞された方は大隅先生で9人目だそうです。このため,“日本発のノーベル賞の先行指標”と言われたりすることもありますが,端的に言えば,「ノーベル賞」は,ダイナマイトの発明によって富を得たアルフレッド・ノーベル氏が遺贈した基金から「人類の福祉に最も具体的に貢献した人びと」に与えられる賞であり,物理学・化学・医学生理学・文学・平和の5分野(経済学賞だけはノーベルの遺言にはなく,スウェーデン国立銀行の設立300周年祝賀の一環として昭和43[1968]年に設立されたものです。)があります。
 それに対して「京都賞」は,稲盛和夫氏が設立した稲盛財団により,「科学や文明の発展,また人類の精神的深化・高揚に著しく貢献をした人」を顕彰するものであり,先端技術部門,基礎科学部門,思想・芸術部門の計3部門からなります。つまり,ノーベル賞のような“具体的に人類の役に立ったか”という観点ではないこと,また部門もノーベル賞で設定されていないような分野を置いているなど,「科学の発展と人類の精神的深化のバランス」を願う立場から選考が行われています。・・・こういったことを冒頭におっしゃって下さいました。

 さて,いよいよ本題(受賞理由「抗体の機能性獲得機構の解明ならびに免疫細胞制御分子の発見と医療への展開」の説明)です。しかし,1年生は「生物基礎」の授業で免疫のしくみについてまだ学んでいませんので, “かいつまんで”流れを説明して下さいました。詳しく書きますと,今度の事前学習会で本校の参加者が生徒スタッフからの説明を聴く楽しみがなくなりますので,ここでは,「免疫のしくみ」「免疫に関するこれまでの研究の流れの紹介」「本庶先生の研究と授賞理由」について,“利根川進博士”“生物学上の大発見”“B細胞”“Y字形”“定常部・可変部”“組み換え”等のキーワードをもとに,まずは一通り耳に入れた,というところであるということのみ御報告するにとどめておきます。

[今後の予定]
 事前学習会でのプレゼンテーションに向け,生徒スタッフたちは3つのグループに分かれて準備を進めています。また,事前学習会のポスター作りも並行して進めています。
 スタッフの皆さん,高校フォーラムでの御講演聴講をより実りあるものにするため,まずは自らが理解を深め,リハーサルを重ねて11月10日(木)の事前学習会を盛り上げて下さい。
 期待しています!


【ESS部】京都府スピーチコンテスト南ブロック予選を通過しました!

 10月30日(土)14時から,龍谷大学大宮学舎・至心館にて,「第9回京都府高等学校スピーチコンテスト・南ブロック予選」が行われました。このコンテストは,「国際化時代に生きる高校生が自分の考えを英語で伝える力を伸ばすとともに,英語を話すこと及び聞くことに対する関心を高めること」「府内高校等における英語教育の振興を図ること」を目的として行われているものです。

 本校からは,吉田詩子さんと竹添万夏さん(ともに2年生)が出場しました。
 吉田さんのスピーチタイトルは,“What club activity means to me”。主将としてテニス部を牽引するなかで得た気づき,つまり部員に対するアドバイスが実は自らを映し出す「合わせ鏡」であるということについて熱く語りました。
 竹添さんのスピーチタイトルは”Find the similar not the difference”。アメリカ留学で出会ったモルモン教のホストファミリーとの出会いから,互いの「差異」ではなく「類似点」に焦点を当てることの重要性を強調し,現代世界で頻発する宗教対立への処方箋としての提案を行いました。

 ネイティブスピーカーの先生方による審査は難航を極め(予定の時間を1時間も超過して行われました),最終的に応募者12名の中から京都府大会に出場する5名が選ばれました。吉田さんは周到な準備と健闘をするも,惜しくも敗退。「突破はできなかったが,大勢の前で英語を話すといういい体験ができた。次につなげたい。」と前向きにとらえることができていました。竹添さんは,見事京都府大会出場が決まりました。(昨年度に続き,2回目の選出です。)

 京都府大会は,今週末(11月5日[土])の午後1時から,龍谷大学付属平安高等学校を会場に行われます。北ブロック代表(10名)と南ブロック代表(竹添さんら5名)の合計15名から,近畿大会に出場する優秀者2名が選ばれます。
 近畿及び全国大会出場を目指して,頑張って下さい!

[写真]
 1枚目 スピーチ中の様子 (吉田詩子さん)  
 2枚目 スピーチ中の様子 (竹添万夏さん)
 3枚目 閉会式の様子
     (整列しているのは予選通過者で,中央が竹添さんです。)

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1年進路フィールドワーク保護者説明会を行いました!

 10月29日(土)午後1時30分から3時30分まで,1年生の保護者の皆様を対象に,「1年進路・フィールドワーク(以下,FWと略します)保護者説明会」を行いました。

 はじめに田頭副校長の挨拶があり,「本日は1〜3年生全学年が模擬試験を受験中であり,いわば“決戦の日”。1年生については,高校入学後の学習内容が定着しているか,よい学習習慣がついているかどうかを測るためのもの。しっかりと出来ていないという場合は,ここできっちりと仕切り直しを。」「タブレット端末不具合の原因の大部分は,充電器差込口に関するもの。丁寧な取り扱いをお願いしたい。また,不調の場合は早めに連絡を。」「このあとFWについて生徒や教員から御説明させていただくが,京都市教育委員会からの費用補助申請(所得制限あり)については,12月に御案内の予定」「今後,FWの安否情報配信も例年通り行うので,PTAメール配信の登録がまだの方は,是非登録を。」等といった点を中心にお話ししました。

 次に,進路部の久保先生から,模擬試験の結果から見る14期生の現状・今後に向けて確認しておきたいこと(これまでの振り返りの大切さや先輩たちの様子からわかる成功の秘訣など)について説明させていただきました。「入学後の頑張りしだいで成績は上下している。」「今やるべきことは何なのかもう一度よく考え,しっかりと西京の指導の流れに乗って,こつこつ努力を積み重ねることが大切」「主体的・計画的に力をつけてほしい」といったことをお話ししました。

 そして,学年主任の地蔵先生から,文理選択や選択科目登録に当たって注意していただきたい点などをお話ししました。

 続いて,生徒による海外FWについてのプレゼンテーションを行いました。模擬試験終了直後でしたが,各コース長から,「目的」や「意気込み」等を保護者の皆様に発表しました。パワーポイントを用いながら,どの生徒も持ち味・個性を生かした堂々たる語り口でした。
 各コース長は,次の通りです。 
  シンガポール 塩 原 あづさ さん(2組)
  マレーシア  森 脇 玲 奈 さん(7組)
  タイ     垣 内 し い さん(6組)
  ベトナム   別 井 大 樹 さん(1組)
  インドネシア 野 稲 大 樹 さん(3組)
  上海     粟 津 結 衣 さん(6組)
  グアム    浦 谷 なつき さん(2組)

 その後,教育推進部長の岩佐先生からFWの目的や今後の進め方,パスポート管理のお願いやアレルギー対応等について御説明し,FW付添団を御紹介しました。
 最後に,取扱旅行会社(日本旅行)からの保険等についての御紹介で説明会は終了いたしました。

 選択制海外FWの実施に当たり,関係機関と連携しつつ,今後とも各地域の情勢を引き続き注視しながら,慎重に準備を行ってまいります。保護者の皆様,今後とも生徒たちの準備活動を温かく見守っていただきますとともに,御協力よろしくお願い申し上げます。
 なお,最後に岩佐からもお話しいたしましたが,現地の情勢によってはやむなく中止することもあり得ますし,出発してからでも,場合によりましては行程の変更や活動内容の制限等を判断することも考えられます。繰り返しになりますが,リスクを見極めながら常に情報収集も行っておりますので,この点,お含みおき下さい。

 保護者の皆様,お忙しい中多数御出席賜り,誠に有り難うございました。

[写真]
 1枚目
  上段左 副校長挨拶
  上段右 進路部からの説明
  下段左 学年主任からの説明
  下段右 「シンガポール」コースプレゼン

 2枚目
  上段左 「マレーシア」コースプレゼン
  上段右 「タイ」コースプレゼン
  下段左 「ベトナム・カンボジア」コースプレゼン
  下段右 「インドネシア」コースプレゼン

 3枚目
  上段左 「上海」コースプレゼン
  上段右 「グアム」コースプレゼン
  下段左 FWについての説明
  下段右 付添団紹介

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【情報科】1年生「プレゼン大会」を開催中です!

 情報科第1学年の「情報学基礎」(本年度からエンタープライジング科専門科目として設置している,本校独自の学校設定科目です。)では,夏休みから新聞記事を用いた探究活動を行ってきました。これは,マスメディアの発信する情報をうのみにせず,背景や一次情報(元となるデータ)を自ら調査・検証し,それらをもとに多角的な視点から考察してレポートにまとめる取組です。
 生徒たちは9月に個人レポートを完成させ,今月末からはレポートの内容をさらに発展させてグループで発表する「プレゼンテーション大会」を各クラスで実施しています(会場は大きなスクリーンのある7階大講義室です)。この活動を通じ,社会に溢れる様々な情報に対して多角的視点で主体的な考察を行い,その結果を相手に的確に伝えるといった「真の情報活用能力」を身につけていきます。

 10月28日(金)の1・2限には,トップバッターとして1年6組(前半)の発表が行われました。生徒たちはタブレットPC(本校生徒は,入学時に個人持ちタブレットPCを購入し,教室に張り巡らされた無線LAN環境のもと,授業等で活用しています)を用いて,班で綿密に準備してきたプレゼンテーションを堂々と行っていました。発表後の質疑応答では,聞き手の生徒たちや他教科の先生方からも発表内容に対する鋭い質問が飛び,議論がさらに深まった班もありました。
 発表が終わるごとに,生徒たちは各自のPCから「moodle」上の相互評価シートに評価(分かりやすかったか,テーマやメッセージは明確でまとまりがあったか,等)や感想を入力していました。集計結果が即座にわかりますので,この時間の終了時には前方のスクリーンに結果を映写しながら,本日の振り返りを行いました。

 このプレゼン大会は,来週以降も11月中旬まで続きます。スライドの文字の大きさや色遣いの工夫,話すスピードやアイコンタクト等の発表技術が重要なのは言うまでもありませんが,最も重要なのは発表内容です。十分に準備をして臨んでください。
 14期生の活躍に期待しています!

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 上段  発表の様子
 下段左 質疑応答の様子
 下段右 評価シート入力の様子

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【2年芸術(美術)】絵付けした抹茶碗の一部を,校長室前で展示しています!

 2年生の選択必修科目「芸術」で「美術I」を選択している生徒たちが絵付けしました抹茶碗の一部を,3階校長室前のショーケース(左側)で,今週の水曜日(10月26日)から展示中です。
 焼き上げて下さった窯元様が「面白い」とおっしゃって下さったものも多く,斬新なデザインの作品もあります。
 来週からの保護者担任個別懇談会にお越しの節には,お時間がございましたら是非御覧下さい!

※本校では,芸術科目は,選択必修科目(音楽・美術・書道から1科目を選択)として2単位時間を第2学年において設置しております。

[写真]
 1枚目   全体を写したもの
 2〜4枚目 部分を拡大したもの


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大隅良典先生(ノーベル医学生理学賞)の講演会に本校生が参加しました!

 10月26日(水)16時から約2時間,京都産業大学神山ホール(京都市北区)にて大隅良典先生(東京工業大学栄誉教授)の講演会が行われ,本校1・2年生の希望者33名が参加しました。(全体の参加者は,ホールがほぼ満員となる約1,200名です。)

 これは,京都産業大学が本年4月1日に開設しましたタンパク質動態研究所の開設記念シンポジウム「タンパク質のゆりかごから墓場まで」の第2部(第1部は研究者のみ対象)として実施されたもので,大隅先生は同研究所の招聘教授に就任していらっしゃいます。

 講演会は,まず,「7人の侍」(大隅先生と研究分野や年齢が近く,飲み仲間でもある研究者を,藤木先生[九州大学特任教授]が日本映画「七人の侍」にちなんで名付けたそうです。)のうち,6人の方々のお話(・・・大隅教授との関わりや,研究以外に大事なこと等)から始まりました。ノーベル賞受賞決定後に全員が揃われたのはこれが初めてとのことで,それぞれ大変な業績を上げられていらっしゃる方が一堂に会した,まさに研究者垂涎の催しとなりました。

 その後は,待ちに待った大隅教授の講演です。「酵母のオートファジー,その機構と今後の課題」と題されたお話の中で,「(受賞が決まってから)この数週間はどうやって生きてきたのかと思うぐらいの環境の変化だった」と振り返りながら,オートファジー(自食作用)の仕組みを見つけた経緯や研究の現状を説明して下さいました。そして,研究で流行を追わない大切さを説明した上で,「大事な現象を自分で見つけてサイエンスを楽しんでほしい」と呼び掛けられました。

 講演の最後に先生が高校生に語られたメッセージを載せたいと思います。
 「私が思うこと,若者へのメッセージ」
  1.自分の興味,抱いた疑問を大切にしよう
  2.長い人類の歴史の中で考えよう
  3.はやりを追うことはやめよう
  4.競争だけが科学の本質ではない
  5.“役に立つ”とは何かを考えよう
  6.人と違うことを恐れずに,自分の道を見極めよう
  7.短期的だけではない,長い研究課題を育てよう
  8.自分の小さな発見を大事にしよう。論文やあふれる情報からでは
    なく,自然・現象から出発しよう
  9.自分の研究の理解者(ファン)を,できるだけ周りに作ろう

 参加した生徒の皆さんには,この経験を糧に,好奇心を向ける対象・間口を広くとるように心掛け,主体的かつ楽しみながら学びの世界を探検・開拓していってほしいと思います。

[参考1]大隅教授以外の“7人の侍”メンバー(敬称略・順不同) 
  永田和宏(京都産業大学タンパク質動態研究所所長・
       総合生命科学部生命システム学科教授)
  伊藤維昭(京都産業大学シニアリサーチフェロー)
  吉田賢右(京都産業大学シニアリサーチフェロー)
  三原勝芳(九州大学名誉教授)
  藤木幸夫(九州大学特任教授)
  田中啓二(東京都医学総合研究所所長・
       京都産業大学タンパク質動態研究所招聘教授)

[参考2]大隅先生が平成24年に京都賞を受賞なさった際にも,当時の
     本校1・2年生希望者24名が,御縁あって記念講演を聴講
     しています。
  期日:平成24年11月14日(水)14時から16時15分まで
  場所:京都大学芝蘭会館
  演題:「科学する心−発見の喜び−」
  対象:本校生を含む京都府内の高校生約230名
  備考:第28回京都賞(基礎科学部門)受賞を記念する青少年育成
     プログラム「生物特別講義」として実施されたもの。先生は,
     研究の信条として「流行を追わないこと」を挙げ,「人の
     やっていないことの方が新しいことを見つけやすい」とチャ
     レンジ精神の大切さを説かれました。講演後は,大隅先生を
     囲んで高校生代表との質疑応答が行われました。

[写真]
 左 講演会の案内フライヤー(部分)
 右 神山ホール前にて(参加生徒の一部です)
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全日制
3/21 春季休業
内進生学習講座
新入生登校日
京都市立西京高等学校
〒604-8437
京都市中京区西ノ京東中合町1
TEL:075-841-0010
FAX:075-822-5702
E-mail: saikyo@edu.city.kyoto.jp