京都市立学校・幼稚園
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1年生有志がコミュニティラジオ番組の収録に参加しました!

 9月18日(日),本校1年生有志3名がラジオ番組の収録に参加しました。

 この放送局は「FM87.0MHz RADIO MIX KYOTO」といい,本年5月に,「地域と大学の連携」をメインテーマに開局したコミュニティFMです。(放送区域は,京都市北区と上京区のそれぞれ一部です。)メインスタジオは烏丸北大路にありますが,今回収録が行われたのは,楽只市営住宅の空き店舗に設けられたサテライトスタジオ「1000KITA STUDIO」で,ラジオ放送を通じた地域交流と地域活性化の事業(1000KITA[センキタ] ラジオプロジェクト)が進行中です。
 そのプロジェクト第一弾として企画されたのが,「KATARROW(かたろう)とどけ,未来へ」という高校生が語り合う番組です。この番組名には「若者が,京都(“Kyoto”)の明日(“Asu”)を語る(“Talk”)。それは未来を志向する矢(“ARROW”)である」という思いが込められています。(放送は毎週土曜日15時から)

 西京生有志は,番組の司会とディスカッションのメンバーとして,他校の高校生とともに出演しました。今回の収録分は,次の日時に放送されます。
 9月24日(土)15時〜15時30分(第17回 キセキ)
10月 1日(土)15時〜15時30分
          (第18回 私もいじめた一人なのに…)
[出演]京都市内の高校生有志
    柴原弘志先生(コメンテーター/京都産業大学教授)
    鵜飼恵美(ファシリテーター/本校教員)


 参加した生徒の皆さん,お疲れ様でした!

[備考]
 このラジオ番組は学生の手によって作られています。
 ラジオに出演してみたい!
 あるいはラジオミキサーとして,出演者の声の音質や音量の調整・録音をやってみたい!
 など,番組制作に携わってみたい西京生は,鵜飼までお知ら下さい!

[写真]
 1枚目 スタジオ収録の様子
 2枚目 語り合う西京生
 3枚目 出演者の皆さん

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【茶道部】裏千家学園の観月茶会にお招きいただきました!

 9月17日(土)午後,土曜活用講座終了後に,裏千家今日庵近くにあります裏千家学園茶道専門学校(京都市中京区)主催の「観月茶会」がおこなわれ,本校茶道部の1年生5名と2年生1名が参加しました。
 部員たちはテスト終了後に小川通寺之内の学園にかけつけ,午後1時からの回で,心静かにお茶と点心をいただくことができました。お菓子・点心ともに専門学校の生徒の皆さんの手作りで,大変心のこもったおもてなしでした。
 また,茶道部部長(2年生)が,いつも茶道部で御指導下さっています裏千家の先生方の助けをお借りしながらも,お正客をつとめさせていただき,とても貴重な体験をすることができました。

 設えやお点前等一つ一つがまさに得難い経験であり,忘れられない茶会となりました。生徒たちは,この経験を糧に,これからも更に熱心に稽古に励もうと気持ちを新たにしていました。関係の皆様方に,心から御礼申し上げます。有り難うございました。


[参考]裏千家学園茶道専門学校様との過去の交流(平成24年度)

 茶道部生徒が上京ふれあいネット『カミング』の「特集」で裏千家学園茶道専門学校に外国人研修生を訪ね,インタビューや交流を行う
 URL:
 https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/index.php?... category_id=4973

 裏千家学園茶道専門学校「みどり会」の皆様をお招きして校内で茶会を開催
 URL: https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/index.php?... category_id=4973

[写真]
 1枚目 裏千家学園茶道専門学校の門前にて
 2枚目 お茶席にて

 
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【台風16号】今後の情報に御注意下さい。

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 非常に強い台風第16号は,9月19日(月)11時には徳之島の北西約250kmにあって,1時間におよそ20kmの速さで東北東へ進んでいます。中心の気圧は945hPa,中心付近の最大風速は45m,最大瞬間風速は60m,中心から半径110km以内では,風速25m以上の暴風となっています。
 今後,台風は東シナ海を東北東に進み,20日(火)午前9時には足摺岬の西約50kmの付近まで達するとの予報も発表されております。

 台風の接近に伴い,今後,大雨や暴風等の警報が発表されることも考えられます。
 「暴風警報」(または特別警報)発表時には,ホームページ右側「配付文書」カテゴリの「お知らせ」にあります「台風に対する非常措置について」を御確認いただき,間違いのないようにして下さい。(生徒手帳58〜60ページにも,同じ文書が掲載されております。)

 リンク:「<swa:ContentLink type="doc" item="65588">台風に対する非常措置について</swa:ContentLink>」

 また,不要不急の外出は控え,思わぬ被害に遭わないよう,十分に御注意下さい。

[画像]気象庁のホームページから転載


「きらめき未来塾2016」参加生徒が,学校長に終了報告をしました!

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 9月16日(金)昼休みに,2年生の藤原諒太さんが,3階校長室にて,竹田校長に「きらめき未来塾2016・夏季合宿研修」の終了報告を行いました。

 このプログラムは,認定NPO法人「きらめき未来塾」(理事長:水野彌一氏=本校OB)が主催しており,これからの世界で対応できる,豊かな国際感覚・コミュニケーション力・明確な目標や使命感を持った,国際社会や日本で活躍する有能なリーダーの養成を目的として全国の高校生を対象として行われているものです。本校から3回目の参加となる今年は,去る8月4日(木)から7日(日)まで3泊4日の日程で,国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)等を会場に行われました。(藤原さんは生徒自治会の会長を務めており,西京祭文化の部が終了したこの時期に,校長への報告を行うこととなりました。)

 未来塾では,全国から集まった高校生が7〜8人ずつグループを作り,大学生を中心とするサポーターも入ってチームミーティングや発表を行ったり,「分身ロボット」や「日本の伝統文化」に関する講演を聴いたりするなど,盛り沢山の内容だったそうです。

 藤原さんの感想の一部です。
・本当に面白い授業がたくさんありました。進路に関して,自分は何がやりたいのかを見いだせていない僕にたくさんの刺激をくださりました。こんな人生もありうるのか,こんな未来もありうるのか,ということが鮮烈に伝わってきて,自分の将来と深く向き合うきっかけになりました。
・多くの方が,夢を持つこと,それに賛同してくれるような仲間を作っていくことが大切だとおっしゃっていました。早く自分の夢を見つけられるよう,幅広い情報をキャッチしていこうと思います。応援やサポートをしてくださった皆さん,ありがとうございました。この経験をしっかりと自分の将来に活かしていきたいと思います。

 
 また,藤原さんは,7月30日(土)から8月3日(火)[きらめき未来塾の前日です!]まで,和歌山県で行われました「アジア・オセアニア高校生フォーラム」にも参加していました。高校生同士がオールイングリッシュで討論や発表を行うもので,多くの刺激・発見・出会いがあったようです。こちらについても,竹田校長に詳しく報告を行いました。
 ※和歌山でのフォーラムの様子につきましては,ホームページの記事を御参照下さい。
  URL:
  その1
   https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/index.php?...

  その2
   https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/index.php?...

  その3
   https://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/index.php?...


 これらの得難い経験からもたらされた成果をどんどん西京の中で広げ,良い影響を互いに及ぼし合ってもらえればと思います。

「センター試験」残暦表示板がカウントをはじめました!

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 9月13日(火)から、4階進路部前に恒例の残暦表示板が登場しています。
 今日(16日[金])で、センター試験まで「あと119日」。

 12期生の皆さん,センター試験をはじめとする大学入学試験に向けて今後行われるさまざまな手続きを着実に行うとともに,健康に留意するのはもちろんのこと,センター試験・二次試験に向けて,しっかりと仕上げていくように心掛けて下さい!

1年生学年アセンブリを行いました!

 9月15日(木)15時50分から,ロングホームルーム後半の時間を利用して,1年生学年アセンブリを7階メモリアルホールにて行いました。(大講義室が天井改修工事中のため,7限目に設定している学年アセンブリを,2年生と1年生とで前半・後半の2部制にして行いました。)
 今回のアセンブリのテーマは,「文理選択・選択科目登録について」です。

 一つ目は,文理選択(2年次からの所属コース選択)で大切なことについて,進路部の久保先生から25分間にわたってお話ししました。
 文理選択は,直接的には大学の選択,将来の職業選択につながります。代表的な職業分類や学部学科を挙げながら,自分はどのような形で社会貢献をしていきたいかをさまざまな角度からよく考え,多岐にわたる切り口のどこから攻めていくのか,突き詰めることが大切であることを強調していました。そして「とりたい資格に依存・固執して多角的に検討することをやめてしまわないようにしよう」「希望する職につけないときは,といったことも考えて視野を広げよう」等,注意すべき点についても例を挙げて説明していました。(エンタープライジング科の卒業生3人が,ある鉄道会社に就職したところ,「不動産部門」「小売部門」「劇団マネジメント部門」と,それぞれが想像していなかった部署に配属された例をあげ,期待値+αの成果を挙げながら努力する中で自分の能力・人脈・可能性が広がっていくことを楽しみながら,社会に貢献していければいいね,という話なども織り交ぜていました。)
 また,選択科目の決定に当たっては,「可能性を狭めないよう心掛け,“なりたい”・“できる”・“すべき”いろいろな観点から考え,決して消去法では選ばない」「大学の入試要項も確認する」ようにしながら,間違いのないようにしよう,と呼びかけていました。
 西京高校では,共通カリキュラムの1年生で理科の基礎科目を3つ履修でき,そのほかさまざまな分野の授業を受け,大学オープンキャンパス参加や校内の進路学活の取組で気づいたこと・考えたことも合わせて,自分の興味関心や得意分野を確かめながらじっくりと選択内容を熟成させることができます。しかし,一度選んだら途中での変更はできません。しっかり確認作業をしたうえで,決定した進路を自分の言葉で語れるようにしてください。

 続いて,理科・地歴公民科の先生から,科目選択の際の留意点について,それぞれ5分程度で説明しました。

 そして,教務主任の宮越先生から,コース・科目選択予備調査の日程や,選択にあたっての注意を行い,16時30分に学年アセンブリは終了しました。

 最後に,学年主任の地蔵先生から,「文化祭から気持ちをしっかりと切り替え,前期期末考査やコース・科目選択にしっかりと取り組み,今後に向けて頑張って下さい。」と激励の言葉がありました。

 14期生の皆さん,間違いのない選択ができるよう,保護者や学級担任ともよく相談して,慎重に検討・決定して下さい。

[写真]
 上段左 学年主任から
 上段右 会場の様子
 下段左 進路部から
 下段右 教務主任から

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2年生学年アセンブリを行いました!

 9月15日(木)15時20分から15時40分まで,ロングホームルーム前半の時間を利用して,2年生学年アセンブリを7階メモリアルホールにて行いました。これは,西京祭文化の部が成功裏に終わりましたので,その切り替えを確実に行い,9月29日(木)から行われます前期期末考査及び今後の学習等に向けて意識を高め,自分たちの進路をより具体的に考えていくようにするために,学年が企画したものです。
 今回のアセンブリでは,前期期末考査,進学補習受講申し込み(開講は10月13日から),受験生宣言等を控え,大きく2つの内容で進めました。

 一つ目は,「西京祭文化の部の振り返り」です。全体講評として,学年主任の富永先生から,これまで身につけた力を存分に発揮し,よく盛り上げてくれた,と労いとまとめの言葉があり,あわせて「審査員から」ということで来年度に向けて改善するとなお良くなる点についてもアドバイスがありました。なお,今年の取組「校内装飾と演劇」についての講評は,「学年通信」に掲載されています。

 二つ目は,「意識の切替」です。
 引き続き富永先生から,後期に向けて「受験生宣言」と「受験に向けての流れ」,「進学補習」等についてお話しいただきました。
 後期の最初に,2年生は受験生宣言をすることになります。部活動にも全力で取り組む中で,受験生という自覚を持ち,受験勉強をスタートするための節目の行事です。「受験生になる」という単なる決意表明ではなく,勉強の仕方や,日々の過ごし方についても切り替えられるような,13期生らしい受験生宣言にするためにはどうすればよいか,生徒たちは大きな宿題を課されました。

 後期からは進学補習(希望者のみ)も始まり,模擬試験も3教科から5教科へと増えていきます。一人一人が現状と理想をしっかりと見つめ,一週間をどのように回していくのか,そのデザインを真剣に立案し,実行していってほしいと思います。
 熱気渦巻く西京祭文化の部も終わり,期末考査まであと2週間を切りました。13期生の皆さん,この学年アセンブリを機に,気持ちを切り替えて,しっかりと頑張って下さい!

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1年生内進生が,専門科目「エンタープライズI」でクラス内最終発表を行いました!

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 9月15日(木)6・7限,エンタープライズI(以下,「EPI」と略)及びロングホームルームの時間を2コマ連続で利用して,1年内進生は,ビジネスプラン検討状況のクラス内最終発表をそれぞれのHR教室で行いました。
 これは,EPIのさまざまな取組のひとつである,日本政策金融公庫(以下,「日本公庫」と略)主催の「第4回高校生ビジネスプラン・グランプリ」のプログラムをグループで取り組んだ成果を,まずクラス内で共有し,各自のアイディアに一層磨きをかけるために行うものです。

 このコンテスト「高校生ビジネスプラン・グランプリ」は,日本公庫がこれまで起業支援で培った経験やノウハウを起業教育の現場で活かし,「自ら考え,行動する力」を養うことのできる起業教育を推進するとともに,次代の活力ある日本の創造や地域活性化を担う若者の育成を目指して開催されているものです。各グループが仮想の起業家としてビジネスプランを立案し,それを実現するための具体的な販売計画をまとめていきます。

 「自動精算機」「もえもEXAM」「多機能エマージェンシーアプリ」「マイボトル式自動販売機」など,面白いアイディアが続々と登場しました。各グループとも,ターゲットとする顧客層,収支見込,セールスポイント,想定される問題点とその解決策等といったプランの詳細について,パワーポイントの映示資料を用いながら,これまでの授業で学んだ技法や注意点を踏まえながら発表していました。また,聴衆の生徒は,「聞き手」として各グループの発表をしっかりと聞き,アドバイスを含めたコメントを「評価シート」に記入していました。 この後,各クラスから選抜された代表3グループは,10月13日(木)のEPIの時間に,学年全員の前での発表会に臨みます。
 内進生全員(計27グループ)がこのコンテストにエントリーしており,今後,ビジネスプランシートを提出して審査に臨みます。(12月上旬にファイナリスト10グループが発表され,1月にその10グループによる最終審査会が東京で行われます。)

 なお,外進生は,この日は同時並行でEPI「アイディア企画演習」の中間報告を行いました。これまでに考えてきたビジネスアイディアをクラス内で共有し,それぞれのアイディアを深めることが出来たようです。

 もうすぐ前期期末考査が始まります。慌ただしい日々が続きますが,様々なプログラムに全力で取り組む14期生の活躍に期待しています!

附属中学3年生に対する「高校オリエンテーション」を行いました!

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 9月15日(木)6限,7階メモリアルホールにて,附属中学3年生を対象とした「高校オリエンテーション」を行いました。

 年間3回行います高校オリエンテーションの第2回目です。前回(6月30日)は,教育推進部長の岩佐先生から,高校の概要や高校進学に当たっての心構えについて,事前アンケートの結果も交えながら説明をいたしました。

 2回目となる今回は,教務・学事情報部及び進路部からの説明です。
まず,進路指導主事の坂根先生から,「高等学校の進路指導の概要」について,要点をコンパクトにまとめ,わかりやすくお話しいたしました。難関国公立大学への進学を念頭に置いた本校の授業中心の学習システムや進路指導のさまざまな取組を紹介し,「グローバルリーダーとして,どのような形で社会に貢献するのか,どのような生き方・働き方をするのかといった“ゴール”をイメージし,そこから『大学や大学院→高校→中学』と逆算していって,続いていく“学び”を構築して下さい。」「今,本気で西京を目指して努力し,高校から入学してくる仲間たちと,学習面・教養面ともに切磋琢磨して互いに高め合う興味深い付き合いが出来るよう,これから高校入学までの半年,しっかりと準備して下さい。」とエールを送られました。
 次に,教務主任の宮越先生から,「高等学校の教育課程及び単位認定規定について」と題して,中学3年生への事前アンケートの回答や質問に答える形でお話しいたしました。「単位とは」「不履修とは」「文理分けの時期は」「原級留置とは,またその要件とは」等,用語の意味や中学校との制度的な違いを含めて,丁寧に分かりやすく説明していました。

 本校は中高一貫教育校であり,附属中学校からの進学者には高校入試が課せられていません。地域の中学生が部活を引退して高校選択と受験勉強に力を注いでいるこの時期(中3後半)をいかに過ごすかは,今後に向けての大きな分岐点です。自分の資質や能力を伸ばすような,幅広くて深い知識・興味・関心を耕す取り組み,つまり「人間としての幅を広げるような学び」を,自ら伸び伸びと行い,知識面はもちろんのこと,人間的魅力も十分に備えた上で,高校からの入学生とともに西京高校第15期生として成長していけるよう,しっかりと準備をしておいてもらえればと思います。
 ガンバレ! 附属中学11期生!

Mono-Coto Innovation2016京都大会の「CADワークショップ」に本校生が参加しました!

 9月11日(日)午後1時から5時まで,村田機械株式会社本社(京都市伏見区)を会場に,「創造力の甲子園 Mono-Coto Innovation2016 」(主催:株式会社CURIO SCHOOL・株式会社O2)京都大会決勝進出者を対象としたワークショップが開催され,本校生を含む中学・高校生約20名が参加しました。

 この「Mono-Coto Innovation」は,中高生に向けた「既存の枠にはまらない独創的な発想力と実践力」を育むプログラムであり,企業が提示するテーマに対して中高生がチームでアイディアを考えプロトタイプを制作し企業に提案するというプロセスを通じて,「最先端の技術やテーマを理解し考える力」「仲間と協力してやり遂げる力」「主体的に学び行動する力」を身に付けることが出来る,競争型アイディアコンテストです。
 今年の7月末に京都で初めて行われました地方大会(昨年度の第1回大会は東京大会のみでしたが,今年は東京・山形・京都の3つの地方大会が行われています。)には,15校から約60人の応募があり(本校からは5名が応募),21チームが出来上がりました。
 京都大会のテーマ企業は3社で,それぞれの企業につき,上位3チーム(合計9チーム・約30人)が京都大会決勝に進出しています。決勝までの間に数回行われるサポートワークショップの一つとして,今回の「CADワークショップ」が開催されました。

 前半の3時間は,「3DCADともの作り」と題して,村田機械株式会社研究開発本部の三浦様を講師にお話を聴いた後,スタッフの皆様の手助けもいただきながら,実際に設計の実習も行いました。
 講師から,CAD(Computer Aided Design)とは何か,CADを使うと何がいいのか,構想から設計・加工・組立・検証に至る一連の流れ等についてまずお話しいただきました。
 そのあと,机上のPCで「Solid Works」という3次元CADソフトウエアを用いて,シャフト(一人一人の前に実物が置いてありました)の設計実習を行いました。使い慣れている工業系の学科の生徒たちはいとも簡単に設計を終えていましたが,多くの生徒は,スタッフの皆様に分からない点を教えていただきながら,何とか作り上げていました。講師の方からは,「意外に早く終わって時間に余裕があるので,もう一つやってみましょう」ということで,新たな課題が出され,こちらも,熱心に取り組んでいました。それまでは紙の上で図面を引いて出来上がりの姿を頭の中で想像するしかなかったものが,いとも簡単に立体的なイメージとして表示され,大きさ・長さ・色合い等の調整・試行錯誤が容易にできることを体験できたわけですから,今後プロトタイプを制作していく過程において,(実際にCADソフトを使うことはないかもしれませんが)大いに参考になったことと思います。
 ここまでの振り返りのあと,残りの1時間(午後4時から5時まで),生徒たちはチームごとに分かれ(本日は8チームが参加),主催者である西山恵太さんの司会により,「Where are you?」と題して,現在の進捗状況の確認(デザイン思考のプロセス【「(1)理解と共感」「(2)問題の定義」「(3)アイディア発想」「(4)プロトタイプ&テスト」】のうち,今どのあたりにいるのか)と課題や今後の見通し等を話し合い,全体で発表・共有しました。生徒たちは,“部活や塾・模擬試験の忙しさからなかなかミーティングをする時間がない”といった悩み等も率直に出し合っていました。西山さんは「(1)〜(4)それぞれの段階を1回だけでできることはまずない。ぐるぐる回ってより良いものを創り上げて行こう。(4)に行く前に自分たちだけでアイディアをたたむのではなく,とりあえずプロトタイプを作って友人に見せながら意見を聞くのも一つの方法。」「時間がないのは皆同じ。定例会議を設定する等,時間を空けやすくする工夫をしてみてはどうか。」等,激励と助言を下さいました。

 決勝に向けて,アイディアに更に磨きをかけて下さい。
 期待しています!


[京都大会のテーマ企業](3社・順不同)

 日本電産株式会社
  テーマ「回るもの,動くもので,中高生にワクワク・ドキドキを」

 パナソニックES住宅設備株式会社
  テーマ「中高生の皆さんがお風呂が楽しくなるモノ・コト」

 京都機械工具株式会社
  テーマ「あなたの能力を進化させるツール(モノ+アプリ)」

[京都大会決勝に進んだ本校の生徒(いずれも1年生)]
 小林美奈さん・川村遼太さん
  テーマ企業:日本電産株式会社
  チーム名:Hamily(他校の中学生とともに3名で構成)
  アイデア:回る筆箱(取り出したいものをボタン一つで取り出せる
            筆箱)

 野稲大樹さん
  テーマ企業:パナソニックES住宅設備株式会社
  チーム名:INVITE (他校の高校生2名とともに3名で構成)
  アイデア:お風呂を美容院に変えるアイデア

[京都大会のサポートワークショップ]
  8月20日(土) プロトタイプワークショップ
  9月11日(日) CADワークショップ【今回】
 10月 8日(土) 表現ワークショップ
 10月23日(日) 相互フィードバック
  この他にも,テーマ企業ごとにミーティング等が行われます。

[今後の大会日程]
 ・京都大会決勝
   期日:11月6日(日) 
   会場:京都工芸繊維大学・60周年記念館
    各テーマにつき1チームが全国決勝に進出。
    (全国大会に向けても,さらにブラッシュアップを行います。)
 ・全国決勝
   期日:4月1日(日)
   会場=日本科学未来館・未来館ホール
    東京,山形,京都の地方大会を勝ち残ったチームの中から
    Best of Bestを決定。
     ※優勝賞品は米国シリコンバレーツアー(4泊6日)

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全日制
9/22 (秋分の日)
9/25 3年駿台全国模試(外・希)
京都市立西京高等学校
〒604-8437
京都市中京区西ノ京東中合町1
TEL:075-841-0010
FAX:075-822-5702
E-mail: saikyo@edu.city.kyoto.jp