京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/25
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「京都大学ウィンターミーティング」に本校生が参加しました!

 12月19日(土)12時30分から16時30分まで,京都大学にて,京都府・京都市両教育委員会と京都大学との連携事業「平成27年度京都大学ウィンターミーティング 〜グローバル時代の学び探究〜」が開催されました。これは,京都大学との連携指定校に在籍する生徒を対象に,探究的な学習を通してグローバル化する社会に貢献しうる能力や態度を育成するとともに,京都大学の研究・学問・学生生活についての理解や進学意識の向上を図ることを目的として企画されたもので,今年で第2回目の開催となります。本校からは1・2年生希望者4名(2年生1名,1年生3名)が参加しました。

 百周年記念ホールで行われました全体会の前半では,嵯峨野・桃山・紫野3校の代表生徒が発表を行いました。どの高校も,学術的でオリジナリティにあふれた発表を披露しており,生徒たち大いに刺激を受けていました。発表者・聴講者双方にとって大変有意義なひとときとなりました。
 全体会の後半は,京都大学大学院教育学研究科の南部広孝准教授による御講演です。演題は,「大学入学者はどのように選ばれるのか 〜国際比較から考える」。国際比較の視点から大学入試を捉えることにより,生徒たちは,「自分にとっての大学入試」から「世界における日本の入試制度」という広い視野で,世界の中の日本,日本の中の入試を見つめなおしていました。

 全体会の後の分科会は,学びコーディネーター(京都大学の大学院生等)による授業や高校生とのディスカッションの時間で,吉田南総合館に会場を移して,9つの教室に分かれて行われました。
 「世界史と日本史の接続(経済史から考える)」「歴史から学ぶ漢方医学」「DNAから見る微生物の世界」等の授業テーマが設定されおり,本校生も各自の興味関心に応じて選択した分科会で大学院博士後期課程の学生よる授業を受講しました。いずれも専門性の高い内容についての授業でしたが,意識の高い生徒たちが集まっていたため,全員が知的好奇心を前面に押し出し,真剣なまなざしで授業を受けていました。
 最後のディスカッションでは,今回の授業を聞いて新たに疑問に思ったことや,高校での日々の授業で疑問に思っていたことについての質問や,大学での研究や御自身が関心を持っておられることについての質問等が飛び交っていました。
 分科会終了後も,たくさんの生徒が目を輝かせながら授業者のもとに集まり,交流を楽しんでいました。

 貴重な機会を下さいました関係の皆様,有り難うございました。今日学んだことを糧に,参加生徒それぞれがじっくりと考えを深めていってほしいと思います。

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【中高インターアクト同好会】「歳末助け合い街頭募金」に取り組みました!

 12月20日(日)午後3時から,四条河原町交差点にて,本校インターアクト同好会(以下,IACと略)は,日ごろから全面的な御支援・御協力を賜っております京都西ロータリークラブの皆様方とともに,「歳末助け合い街頭募金」の呼びかけを行いました。
 本校IACは,今年創立52周年・日本で2番目にできた,全国に約550を数えるIACの中でも長い歴史と伝統を誇る団体(創立は昭和38年6月28日。ちなみに,日本初は宮城県の仙台育英学園高校IACです。こちらの創立は昭和38年6月27日,何と一日違いです。)であり,この歳末助け合い街頭募金も,毎年恒例の取組として継続して行っているものです。

 寒い中でしたが,生徒たち(高校生1人,附属中学生4人の計5人)は,13名のロータリアンの皆様とともに四条河原町交差点西南角に並び,大きな声で募金を呼びかけていました。師走の四条河原町は人通りも多く,数多くの御通行の方々から暖かい励ましのお言葉をお掛けいただき,お陰様でたくさんの方々から温かいお気持ちを頂戴することができました。
 いただきました募金(計62,262円)は,12月21日(月)に,京都新聞社会福祉事業団の「歳末ふれあい募金」に直接お届けいたしました。高齢者・障がい者・児童対象の社会福祉に広くお役立ていただきます。
 御協力,誠に有り難うございました!

 インターアクト同好会では,今後も地域密着型の奉仕活動を続け,ひいては世界へと貢献できる活動も展開していきたいと考えております。皆様の御支援を今後ともよろしくお願いいたします。

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【茶道部】全国高校生茶道フェスティバルに参加しました!

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 12月19日(土)午後に府立府民ホールアルティ(京都市上京区)等を会場に行われました,「第2回全国高校生茶道フェスティバル」(主催:京都府,京都府高等学校文化連盟 / 平成27年度文化庁「文化芸術による地域活性化・国際発信推進事業」)に本校茶道部2年生の4名が参加しました。
 このフェスティバルは,茶道に勤しむ全国の高校生が京都に集い,日頃の成果を披露し合うとともに,茶道文化を通して日本の伝統文化への理解を深めるとともに,流派を超えた高校生の新たな出会いと交流を図るという趣旨で行われており,2回目となる今回は,15都府県53校の生徒約380人が集まり,19日(土)・20日(日)の2日間の日程で行われました。テーマは「『大切にしたい日本のこころIV』〜あの町で会おう−僕らの約束。〜」です。

 本校生が参加しました初日は,歓迎呈茶や生徒交流会,記念講演会等が行なわれました。
 「歓迎呈茶」では,京都府内参加校の茶道部員たちが,表千家,裏千家,薮内家の三流派に分かれて,府外の生徒や御来場の皆様にお点前を披露しました。本校生も他校の生徒たちとも協力し,一碗一碗,丁寧におもてなしをするように努めました。
 その後は約10名ずつのグループに分かれて「生徒交流会」があり,西京生の1名は司会者を務めました。「茶道を始めたきっかけは?」「茶道をしていて,よかったことは?」等の質問を交わし,他府県の高校茶道部員たちとの交流を深められた,まさしく「一期一会」の有意義な時間となりました。
 そして,「歓迎公演」(和歌の披講・鳥羽高校)や「記念講演会」(「お茶の四季と和歌」冷泉貴実子氏)があり,「こころの宣言文」朗読で初日が終了しました。

 このような機会を励みに,今後も部員一同稽古に精進していきたいと思います。


京都市立中学2年生対象「市立高校グローバルフェスタ2015」を本校で開催しました!

 12月19日(土)13時30分から16時まで,本校を会場として,「市立高校グローバルフェスタ2015」(主催:京都市立高等学校長会/共催:京都市立中学校長会/後援:京都市教育委員会)を開催しました。

 このイベントは,中学校生活の折り返しの時期を迎え,各自の将来について考え,準備を始める時期にさしかかった京都市立中学校2年生の希望者を対象として,京都市立高等学校のうち7校が集い,その特色ある取組の紹介や体験授業を行うことを通して,「高校における学びの魅力」や「将来どんな生き方をするのか」を考える契機とし,キャリア発達を支援することを目的として,昨年度から行っているものです。

 冒頭の全体会は,今回は施設の都合から,7階大講義室をメイン会場に,各会場(学校ごとに体験授業を行う教室)でも放送で視聴するという形で行いました。この取組の目的や意義について,市立高等学校校長会長である大江和津雄日吉ヶ丘高等学校長やグローバルフェスタ担当の竹田昌弘紫野高等学校長から挨拶と趣旨説明を行った後,事務局から本日の流れや注意事項について諸連絡を行い,13時45分頃に終了しました。

 各校とも50分間の体験授業を2つ行い,生徒の皆さんは希望する2校の授業を体験しました。以下,西京高校の体験授業ブースの様子を御報告します。
 本校の体験授業は,各回約50人が参加し,日本政策金融公庫との共催で「グループワークを通じてビジネスアイディアの作成をする」という内容で,西京高の1年生もファシリテーターとして参加しながら行いました。
 各回とも,まずは全員が7階大講義室に集まり,日本政策金融公庫京都支店・京都創業支援センター所長の金子孝幸様から「目的・今日のゴール」「ディスカッションの意義」「ルール(恥ずかしがらずに自分の意見をしっかりと言う/他のメンバーの意見に耳を傾ける)」という骨子で全体説明をしていただきました。そして,「緊張感よりわくわく感を楽しんで,面白さを発見してほしい」「自ら参加することで,面白さが倍増する。いつもの2倍・3倍の元気を出して」と,知らない人と行う初めてのグループワーク体験を前にして緊張している中学2年生の参加者たちを元気づけて下さっていました。
 全体説明の次は,高校1年生の生徒たちに誘導されながら6階の会場に移動しました。
 中学生2〜3名ずつのグループごとに本校生のファシリテーターが1〜2名ついて,アイスブレイクの後にお題をもとに意見交換です。今回のテーマは,「あなたの街にみんなが笑顔になるハンバーガー屋さんを作ろう」。25分程度の短い時間ですが,気軽にアイディアを出し合いながら,キャッチコピー・アピールポイント・イチオシ商品・ターゲットとなる客層等を話し合っていました。最後にグループごとに「計画書」にまとめ,アイディアを発表して交流しました。最後に,司会の生徒が,「一人で考えていた時には気づかない新たな着眼点が浮かんでくることがグループワークの良いところ」「西京高校では安心して自分の意見を率直に言える環境がある。言いたいことを出し切れなかった人は,この続きを是非西京高校に入学してから体験してほしい」とまとめて終了しました。
 2回の体験授業ではいずれも中学生たちは活発に意見交換を行い,「京都野菜を使って京都らしさをアピールしてはどうか」「幅広い層にアピールできるようにヘルシーなメニューにする」「お客様の好みに応じてカスタマイズできるハンバーガーを用意」「立地や価格,店員の服装は・・・」等,いろいろなプランが話し合われていました。

 西京高校は会場校でしたので,受付・誘導係を含めて15人の1年生が,スタッフ及びファシリテーターとして活躍しました。生徒たちにとっても,「あのころの自分」を思い出すとともに,運営側の喜びと達成感を手にすることができたのではないかと思います。

 今日の体験を一つの契機として,中学生の皆さんの進路展望(高校選択にとどまらす,どのような形で社会に自らの能力・良さを生かし,貢献していくべきかを考えることも含めて)が深まっていってほしいと思います。保護者の皆様も最後まで熱心に御参観くださり,有り難うございました。御参加下さいました生徒保護者の皆様に心から御礼申し上げます。また,各高校の生徒スタッフの皆さんもお疲れ様でした!


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 1枚目(開始から全体会まで)
   左上:入口の様子
   右上:受付の様子
   左下:全体会(大江校長挨拶)
   右下:全体会(竹田校長趣旨説明) 
       各会場での視聴の様子

 2枚目(西京の体験授業の様子)
   1段目:大講義室での全体説明の様子
   2・3段目:会場前やグループワークの様子
   4段目:グループごとの発表の様子

 3枚目(他校の体験授業の様子)
   1段目:京都工学院/銅駝美術工芸
   2段目:紫野/堀川
   3段目:日吉ヶ丘/塔南 

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京都市立中学2年生対象「市立高校グローバルフェスタ2015」本日午後開催です!

 本日(12月19日[土])13時から16時まで,本校を会場として,「市立高校グローバルフェスタ2015」(主催:京都市立高等学校長会/共催:京都市立中学校長会/後援:京都市教育委員会)が開催されます。
 このイベントは,京都市立中学校2年生の希望者を対象に,市立高等学校それぞれの特色ある授業を体験することで,“高校での学びの魅力”や“自己の将来の生き方”について考える契機にしていただきたいということから始まったものです。本年度も多数のお申し込みを賜り,誠に有り難うございました。

 なお,本校の体験授業のテーマは,「あなたの街に,みんなが笑顔になるハンバーガー屋さんを作ろう!」です。グループワークを通じて,ビジネスアイディアを作り上げます。ディスカッションする楽しさを体験して下さい。 各グループには,本校1年生の生徒も,ファシリテーターとして参加します。 

 御参加予定の皆さん,選んだ2つの体験授業に積極的に取り組んでいただき,「これからどのような形で自己実現を図り社会に貢献するか」といった「自分の生き方」をじっくりと考えていって下さい! 

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3年生冬季進学補習が始まりました!

 12月19日(土)から25日(金)まで,日曜日と祝日を除いた5日間,冬の進学補習を,8時30分から17時10分まで,1コマ90分で5時限の時間割で行っています。(なお,1・2年生は週明けの21日[月]から4日間,全員参加で「冬季学習講座」に取り組みます。)

 「センター古典」などの間近に迫った1次試験対策の講座や,「発展物理」などの2次(個別)試験向けのものをあわせて19の講座が開設されており,多くの生徒が熱心に問題に取り組んでいます。学習室も盛況で,黙々と勉強に励む姿が多数見られました。
 
 残りわずかとなりましたが,最後の最後まで粘り抜いて,夢実現の第一歩を踏み出して下さい。ガンバレ 11期生!

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 左:講座の様子 右:学習室の様子
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3年生学年アセンブリを行いました!

 12月18日(金)7限目に,7階大講義室にて,3年学年アセンブリを行いました。
 例年,年内の授業締めくくりと冬季学習講座(1・2年)や冬季進学補習(3年)前のこの時期に,これまでの振り返りと来年への更なる飛躍に向けて,各学年ともアセンブリを行って生徒の意識づけを図っています。3年生は,昨日(17日[木])に行いました1・2年生に続いて,センター試験まであと30日を切ったこの日に,行ったものです。

 今回は,前半では,田頭教頭から,選挙権年齢が「満18歳以上」に引き下げられたことに伴う,いわゆる「主権者教育」が行われました。『私たちが拓く日本の未来―有権者として求められる力を身に付けるために―』(総務省・文部科学省)をテキストとして,主に「有権者として,選挙等に参加する権利を行使することの意義や重要性」と「選挙運動に関する注意事項」を中心に解説を行いました。特に,今後先輩として高校生に相対する時に「一切の選挙運動が出来ない18歳未満の生徒に対する配慮や注意が必要」であること,また「<電子メールを利用しての選挙運動>は,満18歳以上の有権者も含め,候補者や政党等以外のすべての人ができないこと」といった注意しておくべき事柄の確認や,若年層の投票率を示しながら,実際に1票を投じる行動の重みについて強調しておられました。その他,「政治・経済」の授業で学習したことの復習も含めて,じっくりとテキストに目を通しておいてほしい,と呼びかけて,前半の講義が終わりました。

 後半は,進路部久保先生による,センター試験及びその後までを含めた学習の進め方等についての注意・激励です。
 まずはセンター試験受験にまつわる注意事項です。受験票や成績請求票の取り扱い,会場へのアクセス確認(今年,西京は3会場に分かれています)等々,これまでの失敗例を踏まえて丁寧に説明して下さっていました。
 次に,「現役生はこれからが本番」であり,これまでの先輩の歩みを確認しながら,「自信を持って力強く進んでいくように」と激励して下さいました。冬季休業中,内容やスピードを考えながら,一人一人が戦略的に目標や計画を立てて,最後の最後まで頑張って力を伸ばしていってほしいと思います。

 健康にも十分留意して,ガンバレ,西京11期生!

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「能楽交流鑑賞会」に向けての事前学習会を行いました!

 12月15日(火),後期中間考査終了後の10時50分から,7階大講義室にて,1年生全員を対象に,「能楽交流鑑賞会」に向けての事前学習会を行いました。
 この取組は,来る12月22日(火)午後2時から行われます「能楽交流鑑賞会」(主催:一般社団法人京一商西京同窓会/場所:金剛能楽堂/対象:1年生全員及び京一商西京同窓会会員/歴史:平成24年度[10期生が1年生のとき]から始まり,今回で4回目)に向けた事前学習として能楽師の方にお越しいただき,能楽の基礎知識や演目の紹介等を講義していただいているものです。

 冒頭,田頭教頭から,今年で4回目となる能楽交流鑑賞会の意義やそれに込められた先輩諸氏や学校の思いについての説明と,講師の先生の紹介がありました。
 本年度は,宇高竜成先生(能楽師シテ方金剛流)がお越し下さり,能楽の楽しみ方や基本的な知識を,生徒の興味を引く柔らかな語り口でわかりやすくお話しして下さいました。

 「能はユネスコの世界無形文化遺産にも登録されている世界最古のパフォーマンス」「日本の誇る文化である『能』に親しむことで,日本人としてのアイデンティティが形成される」「ローカルに徹することでグローバルに生きられる人間となる」とのお話をお聞きし,脈々とつながる伝統が私たちをさらに輝かせてくれるものとなることに気付くことができました。
 また,生徒の代表1名が能面を実際にかけさせていただき(面は「かぶる」「つける」[役者がメイン]ではなくて「かける」[能面がメイン]と言うそうです。)「面をかけると視野が狭くなる」など,体験してみての感想を述べていました。また,能面の微妙な角度の変化で生まれる感情表現の違いについても実演して下さり,生徒たちはその変化に声をあげて感じ入っていました。
 他にも装束や囃子の紹介など,鑑賞すべきポイントをしっかりと教えて下さるとともに,冬季学習講座中に行われます「能楽交流鑑賞会」に向けて能「小鍛冶」のプリントをよく読んで理解しておくようにとの“宿題”も出して下さり,50分間にわたる事前学習会はあっという間に終了しました。
 終了後も,面や装束についてお話を伺いに行く生徒がいる等,興味関心が大きく高まっているようでした。今回のお話をよくかみしめ,能楽をはじめ,自らのバックボーンである日本の文化について,生徒一人一人が見識を深めていくよい契機としてほしいと思います。

 生徒の感想です。
 ・少し実演して下さったときの発声がとても迫力があり,驚きました。
 ・私は三味線を習っているので,東洋と西洋の音楽に対する意識の違い
  のお話しでいつも感じていることと重なることが多くあって,面白か
  ったです。
 ・能面には表情なんてないと思っていましたが,実際に見てみて,とて
  も面白いと思いました。また,角度で表情が変わってしまうので,
  すり足で動かないといけないということを知り,すべてのことがつな
  がっているのだなと思いました。
 ・笛や面が長い時を超えて使い継がれてきていることのすごさ,伝える
  苦労,能に携わってこられた方の,能への熱い情熱を感じることがで
  きました。

 宇高様,お忙しい中御来校下さり,誠に有り難うございました。

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「京都 和の文化体験の日」ショーイング・プログラムに本校生が出演しました!

 12月12日(土)午後2時から午後4時頃まで,大江能楽堂(京都市中京区)にて行われました「京都 和の文化体験の日」ショーイング・プログラム“はじめまして 邦楽”に,本校1年生の堀越花音さんが出演しました。本校はちょうど後期中間考査期間中(10〜15日)ではありましたが,普段から三味線の指導をして下さっているお師匠様のおすすめで,伝統ある能楽堂で演奏できる得難い機会でもあるということで,大学生のお姉様とともに演奏を披露しました。

 この「京都 和の文化体験の日」は,世界的なスポーツ大会が集中的に開催されるという機会(平成31[2019]年=ラグビーワールドカップ/平成32[2020]年=オリンピック・パラリンピック/平成33[2021]年=関西ワールドマスターズゲームズ/など)を捉え,日本を代表する文化芸術都市・国際観光都市である京都市が,日本文化の真髄である京都の文化芸術を次の世代にしっかりと伝えていくために,大学生をはじめとする若者が,「和の文化」に触れ,伝統産業に親しむ機会を提供するために,昨年度から実施しているものです。
 今年度は特に「邦楽」に焦点を当て,「ショーイング・プログラム(解説付き公演)」「ミーティング・プログラム(少人数対象のワークショップ)」及び「インフォメーション・プログラム(情報小冊子『邦楽入門の入門』の発行)」を実施されました。(なお,情報小冊子は本校2年生全員分を京都市からいただき,過日配付しました。)

 本日行われました「ショーイング・プログラム」は邦楽の解説付きの公演であり,竹内有一先生(京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター准教授・「常磐津若音太夫」としても御活躍中)による和楽器や邦楽の各ジャンルの紹介とともに,実演も行われるものです。

 堀越さんはプログラムの冒頭,「新内流し」の一座(普通は2人組ですが,今回は藤田裕之京都市副市長[三味線を持っておられませんでしたが・・・]を含めて4人組でした)に扮して,客席の通路を歩きながら三味線を弾いて舞台にのぼり,大きな拍手を浴びていました。中間考査終了後に御本人に聞きますと,「私は祖母から三味線をもらった縁で普段から新内節を習っており,先生の勧めで,たくさんの先生や姉とともに演奏する機会をいただくことができ,大変うれしく思っています。伝統と格式のある能楽堂でしたので,緊張しましたが,良い経験になりました。邦楽には様々なジャンルがあり,これからもできるだけたくさん触れるようにして,もっといろいろと勉強していきたいです。」と,感想と抱負を述べていました。

 市内ではさまざまな体験イベントが行われており,何よりも京都には「ほんまもん」に触れる機会がたくさんあります。一人でも多くの若者が日本の伝統文化に触れ,「鑑賞する」「演奏する」「制作する」等々,出来る範囲での「担い手」となっていくことを願っています。

(参考)今回のショーイング・プログラムで御出演の皆様
    [敬称略・順不同]

   【演奏】
    竹内 有一/常磐津 若音太夫(京都市立芸術大学准教授)
    重森 三果(邦楽演奏家)
    中村 寿慶(邦楽囃子方)
    藤舎 華生(藤舎流笛方)
    常磐津 都代太夫(常磐津浄瑠璃方)
    常磐津 都史(常磐津三味線方)
    細野 桜子(東京藝術大学)
    堀越 日向子(同志社大学)
    堀越 花音(京都市立西京高等学校)

   【司会】
    慶元 まさ美


[写真]
 左:能楽堂の様子
 中:出演者の皆様
 右:堀越さん姉妹 
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第3回学校説明会を行いました!

 12月12日(土)午前10時から,本校7階大講義室にて,第3回学校説明会を実施しました。高校1・2年生は後期中間考査中ということから,いつものような生徒スタッフの姿はありませんでしたが,中学3年の生徒・保護者約100人の方が参加して下さり,「入学後の学習活動及び学校生活」「入学者選抜実施概要」等,第2回説明会と同じ内容について,その際のビデオ映像も交えながら説明させていただきました。
 冒頭の挨拶では,「人生の中で,高校・大学時代は社会人としての基礎を形作る大切な時期。その前半の3年間をいかに充実したものにするか,各高校とも特色ある教育活動を行っておられるが,本校は,全員がエンタープライジング科の生徒であり,学校全体として『進取・敢為・独創』の校是のもと,中身の濃い,充実した高校生活を送っていただくことができる。」「キーワードは”覚悟“と“チャレンジ“。自分の志望を高く持ち,しっかりとした覚悟のもと,ハードルを高めに設定して,積極果敢に自分の力を信じてチャレンジして下さい。」と,中学生たちに期待を込めて熱いエールを送っていました。

 御参加の皆さんの感想です。
 ・丁寧な説明で学校生活のことがよく分かりました。
 ・今回初めて説明会に参加しました。「西京高校に通いたい」という
  気持ちをさらに高めることができました。これからも受験勉強に
  励みます。

 全体説明の後は御希望の皆様に校舎見学・個別相談などをしていただきました。公私ともにお忙しい中,多数御参加下さり,有り難うございました。

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全日制
4/6 1年クラス発表 第3回入学予定者登校日 1年スタディーサポート
京都市立西京高等学校
〒604-8437
京都市中京区西ノ京東中合町1
TEL:075-841-0010
FAX:075-822-5702
E-mail: saikyo@edu.city.kyoto.jp