京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/03/28
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2年進路保護者説明会を実施しました!

 10月24日(土)13時30分から,7階大講義室にて,2年進路保護者説明会を実施しました。

 初めに,村上校長から,つい先日(10月22日[木]),2年生が「受験生宣言」を行ったことを紹介され,受験に立ち向かうお子様に対して一番大切なことは「信頼」です,と御挨拶がありました。そして,「周りの大人たちに(保護者からも先生からも)わかってもらっている・信頼されている,ということが本人の自信(自己肯定感や自己効力感)につながる」「信頼の気持ちがしっかりとお子様自身に伝わるよう心掛けていただきたい」「相互の信頼関係はどのような局面でもやはり基本です」「家庭・学校が協力して,見守り・支え・励ましていきましょう」と話されていました。

 続いて,駿台予備学校京都校の川本学校舎長から,「親子でのりきる大学入試」と題した講演があり,「受験勉強の意義」「大学入試の現状」「夢の実現に向けて〜受験勉強とは」「家族は受験生をどう支えるのか」という内容でお話し下さいました。
 「大学受験や受験勉強は自分を成長させるチャンス」「現役生は試験当日まで伸びる」「安易に志望を下げず,粘り強く努力を続けることが大切」とした上で,「再受験生(不本意入学により,退学してもう一度大学入試にチャレンジする者)が推計で4万人を超えており,“楽な方向”に逃げても結局は大きな無駄が生じる」「大学全入時代と言われるが,難関大志向は高まっている。しかし,かつてに比べると難関大の間口は広まっているといえる」「復習はとても大切。帰宅したら部屋に直行し,制服のままで手を動かすように習慣づける」「まずは学校の授業を軸に基礎学力の定着と学習習慣の確立を」「模擬試験は“間違えた問題”にお金を払っていると捉え,3回は復習を」「本人とのコミュニケーションをしっかりととり,最大の応援者でいてほしい」等々,御経験談を盛り込みながらの,盛り沢山で有益なお話でした。

 さらに,進路指導部の久保先生から,「模擬試験の結果を踏まえた12期生の現状及び受験生宣言の意義」について,去る10月7日に行いました2年進路アセンブリで生徒たちに説明した内容を中心にお話いたしました。「受験生だから今すぐ部活をやめなさい,といっているわけではない。部活引退後の切り替えをスムーズにするため,生活スタイルの優先順位を変えていく。何をどれだけするか(できるか)を計って,受験生になる準備を虎視眈々と進めること」等,スライド資料やプリントをもとにして分かりやすく御説明していました。

 最後に,2年学年主任の岡本先生から,12期生の最近の様子についてお話がありました。西京祭(文化の部や体育の部)の写真を示しながら生徒たちの頑張りを紹介するとともに,後期進学補習受講にあたっての心掛けや保護者担任懇談会等についても御説明し,最後に「受験生宣言」の様子をまとめたビデオを御覧いただいて終了しました。

 予定を大幅に超える長時間の説明会でしたが,保護者の方々は終始熱心な表情で話に聞き入って下さいました。お忙しい中多数御参加下さり,誠に有り難うございました。

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京都賞高校フォーラム・校内スタッフ会議(第2回)を行いました!

 毎年聴講させていただいております「京都賞高校フォーラム」に向けて,参加生徒への校内での事前学習会や当日の誘導等を取り仕切る生徒スタッフ会議を,10月23日(金)放課後,6階631教室にて,18時30分ごろまで行いました。
 
 「京都賞」は,科学や文明の発展,また人類の精神的深化・高揚に著しく貢献した方々の功績を讃える国際賞で,公益財団法人稲盛財団によって運営されており,先端技術部門,基礎科学部門,思想・芸術部門の計3賞が贈られます。昭和60(1985)年に第1回京都賞が授与され,今年で第31回目となります。
 授賞式および関連行事は毎年11月に行われ,この「高校フォーラム」もその一つです。以前は各学校単位で行われており,平成21(2009)年11月14日には,第25回京都賞(先端技術部門)を受賞された赤崎勇先生が,7階大講義室で本校中高生希望者を対象に特別授業を行って下さったこともあります。(平成23年からは本校「学術顧問」としてもお世話に与っております。)

 今年度の高校フォーラムは11月13日(金)午後に行われる予定で,受賞者のうち,ミシェル・マイヨール博士(基礎科学部門・ジュネーブ大学名誉教授)の御講演を,京都府内の高校生とともにお聴きすることになります。

 今年のスタッフは1年生15人,2年生5人の計20人です。「京都賞の歴史や稲盛財団」「博士の生い立ちやこれまでの功績」「宇宙科学の基礎や博士の研究内容」という3つのグループに分かれて準備を進め,11月の校内事前学習会で本校からの聴講希望生徒へのレクチャーを行います。
 本日は前回に決めた役割分担に従い,パートごとに準備を進めていきました。昨年度を経験している2年生スタッフが1年生に去年の説明用スライドを見せて感じをつかませながら,自らの体験を踏まえてアドバイスしている姿が印象的でした。毎年連綿と続いている西京の伝統として,次の学年へのバトンの受け渡しがしっかりと行われていく様子を垣間見ることができました。
 
 今後,スタッフでスライド資料やレジュメを作成したり,理科の先生を招いての「スタッフ学習会」を行ったりしながら,一般参加の本校生たちにレクチャーできるように取組を進めていきます。
 スタッフの皆さん,高校フォーラムでの御講演聴講をより実りあるものにするため,頑張って下さい!


[写真](撮影時は終わりがけだったため、スタッフの人数が少なくなっていました。)
  左: パートに分かれての準備作業
  右: 昨年度作ったスライドをタブレットに映して説明する2年生
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2年生「受験生宣言」を行いました!

 10月22日(木)7限,7階メモリアルホールにて,2年生(12期生)全員が恒例の「受験生宣言」を行いました。各期生のカラーを反映して生徒たちが創意工夫をしながら内容を考えており,毎年ふたを開けてみないとどんな「宣言」をするのかはわからず,生徒たちも教員も,どきどきわくわく期待をふくらませながら当日を迎えます。

 冒頭の挨拶で村上校長は,「受験生宣言は,先生から宣言させられる日ではなく,自分たちが,自分たちのために,自らの気持ちをうまく(受験を乗り切れるように)もっていくスタートをする日,と考えてほしい。」「受験という大きな試練に対する不安はあって当然。その気持ちを自分でしっかりとコントロールしながら,準備としての日々の学習・苦労に耐えて乗り越えたという自信は,これからの皆さんの人生にとってきっと大きな糧になるはず。」「何もこの日を境に,“部活をやめなさい”ということではありません。部活動もコンテストその他の課外の活動も,どんどんやって下さい。大切なことは,今日のこの会をきっかけに気持ちを切り替えて,これからの高校生活を自分でデザインしながらしっかりと乗り切ることです。頑張って下さい!」と激励されました。

 続いてのクラスごとの「受験生宣言」では,各クラスの代表が前に出て(全員が前に出たクラスもありました),寸劇仕立てや漫才形式など,思い思いの趣向で元気に<宣言>し,受験生として気持ちを切り替えるぞという意気込みを,それぞれの形で表現していました。
 生徒たちが大好きなSNS(ツイッターやライン)をネタにしながら,“これからは勉強に専念していこう”というメッセージをこめた寸劇をしたクラス,「受験生Style」というファッションショー仕立てで自分たちの決意やあるべき姿を表現したクラス,クラス全員で歌を歌いながら,自分たちの受験に向かう姿勢を書いた紙を寄せ書きのように貼り合わせて完成させ,今後教室に飾って決意を日々新たにするというクラス等があり,今年初めて担任として参加した教員は,「限られた時間の中で,クラスで協力しながら,よくここまでのものを創り上げたと思います」と感動していました。
 
 締めくくりに学年主任の岡本先生からまとめと激励の言葉があり,盛り上がりと笑いがある中にも,静かな決意が感じられる12期生の受験生宣言が終了しました。
 この「受験生宣言」を一つの契機としてこれまでの意識を切り替え,取組が甘かった点を見直し,新しい気持ちで仲間とともに日々邁進してほしいと思います。
 自分の道を切り拓くため,ガンバレ 12期生!


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「2R研究プロジェクト」「COP21パリ開催記念プロジェクト」の参加生徒合同ミーティングを行いました!

 10月21日(水)昼休みの12時45分から,5階535教室にて,本年3月から活動しています「2R研究プロジェクトチーム」(2年生有志12名)と,このほど結成されました「COP21パリ開催記念プロジェクトチーム」(1年生有志13名)との合同ミーティングを行いました。
 
 「2R研究プロジェクト」は,京都市において,全国に先駆けて「こころのしまつ条例」が制定され,「2R」(リデュース・リユース)が強化されるのに伴い,一般社団法人「びっくりエコ発電所」等の呼びかけに応じた有志生徒12名(本年3月当時は1年生)が,浅利美鈴先生(京都大学環境科学センター助教)の御指導のもとで行っている調査・研究プロジェクトです。ディスカッションを重ね,主に高校のごみを対象に,排出実態調査や分別実験,アンケート調査などを組み合わせて,削減を目指して活動しています。(6月20日には京都大学百周年時計台記念館で中間発表やパネルディスカッションを,また10月15日には校内で中学・高校全校生徒の前で発表とごみ分別徹底の呼びかけを行いました。)

 「COP21パリ開催記念プロジェクト」は,今年の11月30日から12月11日まで,パリで「COP21」(国連気候変動枠組条約第21回締約国会議)が開催されることを記念して若者たちが行う,「盛り上げ企画」です。
 ここ京都は,平成9年12月に「COP3」が開催され,「京都議定書」が採択された地です。そこで,フランス等を拠点に,若者を巻き込みながら持続可能性を追求するプロジェクトを実施しておられる団体が,COP21開催を記念した若者参加型の取組を企画されており,パリの若者との交流の海外パートナーとして,京都の高校生や大学生との協働を呼びかけておられます。本校では,これまでから京都大学の浅利美鈴先生との協働で環境教育の取組を続けており,その関わりから,参加の呼び掛けをいただきました。

 本日の合同ミーティングには,御指導下さっています浅利美鈴先生(京都大学環境科学センター助教)がお忙しい中お越し下さいました。そして,2Rプロジェクトの最終まとめに向けた状況の確認や,COP21記念プロジェクトの概要及び準備スケジュール,また一般社団法人「びっくりエコ発電所」様主催によります「環境シンポジウム」との関連を含めた見通しの説明を行って下さいました。

 今後,両チームが連携しながらまとめや準備を進めることとなります。環境モデル都市・京都で学ぶ高校生として貴重な経験を積む機会ですので,楽しみながら取り組んでいただければと思います。
 プロジェクトチームの皆さんの活躍に期待しています!

[写真](左右とも)
 浅利先生と,持参した昼食をとりながらミーティングに臨む両チームの生徒たちの様子
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【陸上部】日本ジュニア・ユース選手権大会で好成績を収めました!

 10月16日(金)から18日(日)に瑞穂公園陸上競技場(名古屋市)で開かれました,日本陸上競技連盟主催「第31回日本ジュニア陸上競技選手権大会」(U-19)及び「第9回日本ユース陸上競技選手権大会」(U-17)において,本校陸上競技部の女子選手が,それぞれ「優勝」「第2位」に輝きました。
 ジュニアは大学生もいる中で3年生が,ユースは高校2年生もいる中で1年生が,ともに素晴らしい結果を残しました。応援にお越しくださいました皆様方に感謝申し上げます。
 今後とも練習に励み,さらなる記録に挑戦してまいりますので,なお一層の御声援を賜りますよう,よろしくお願いいたします。

[結果]
 【ジュニア】女子三段跳 優勝  武村明香(3年)
       記録:12m58<京都高校新>
                     
 【ユース】 女子三段跳 第2位 森山玖実(1年)
       記録:11m99

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【高大連携】1年生特別講義を行いました!

 10月17日(土)11時50分から,7階大講義室において,1年生全員を対象としたEEP特別講義を,今回は京都大学の「高大連携事業・学びコーディネーター大学院生による出前授業」として実施いたしました。
 講師は,京都大学大学院農学研究科博士後期課程の米田有希先生で,「歩けない植物は武装する」と題して,約50分間御講義を行って下さいました。

 冒頭に,「今日の授業は,“サイエンスに興味を持ってほしい”“いろいろな人生があるんだなあ”の2つがポイントです。」として,まずは先生の自己紹介と,学位の流れについてお話し下さいました。
 先生が理系を選択されたのは,お母様が花屋を営んでおられ,植物に興味があったからだそうです。学部の卒業研究は「遺伝子組み換え作物の作出」で,大学院の修士(博士前期)課程で研究の中で自ら仮説を立てて検証していく楽しさに気づかれ,研究を通して社会貢献することを目指されたそうです。園芸学と英語力の双方を鍛えるためにアリゾナ大学にgraduate studentとして1年在籍されたのち,現在は博士後期課程で研究を続けておられます。

 1つ目の話題は,植物がどのような方法で環境に適応しようとするのかについてです。
 植物は動物と異なり自由に体を移動させることが出来ないため,生活環境の影響を大きく受けます。しかし,植物にとって生活する環境が自分に最も適したものであるとは限らず,さまざまなストレス(乾燥・強い光・虫・塩害等)を受けることになります。そこで,植物は外見や中身の成分を変化させたりして生き抜く手段を取るそうです。
 その例として,乾燥地帯で育つ野生種スイカ(乾燥に耐えるため,アミノ酸の一種であるシトルリンを多く含む)・シロイヌナズナ(ペンペン草の仲間のこと。害虫が自身を食べる際の音[葉をかじる振動]を感知し,アリルイソチオシアネート[カラシ油]を分泌して防御)等を挙げられ,人間への応用(例えば,シトルリンは保湿のための化粧品に)についても説明して下さいました。

 2つ目の話題は,理系大学院生の1日の生活風景です。研究室の3人の院生を例に,「実験→実験結果の処理→次の実験準備・論文調査」というサイクルを繰り返している様子を,実験方法や,実験準備の具体的な内容も織り交ぜながら紹介して下さいました。学会発表やマラソン大会,フィールド調査の一コマ,また時には研究室に泊まり込む様子等もお話し下さいましたので,忙しい中でも充実している研究生活の一端が理解出来たのではないかと思います。

 3つ目として,米田先生の研究内容の一端を紹介して下さいました。
 研究の際に作っておられる,全体像と細部の関係が一目でわかるノートの一部を示しながら説明して下さり,「植物は自身の形態を変化(葉の厚みの増加や棒状組織の発達等)させて光合成活性を最適化する」「シロイロナズナにおいて,下位葉のみが強い光を感知して強光シグナルを上位葉へと伝える」などのトピックについて平易に解説して下さいました。

 最後に,まとめとして,御自身の中学・高校の頃の様子を絡めながら,進路選択に関する大切な話をして下さいました。
 研究はとても楽しいものだが,物事を楽しく感じるためには,土台(基礎知識)が必要である。その基礎知識を丁寧に教えてくれているのが高校の授業。人は絶対に強みや才能を持っているものであるから,見聞を広めて興味のある分野を見つけ,常勝志向(ポジティブ・シンキング)で将来に繋げて欲しい,と13期生たちに熱いメッセージを送って下さいました。

 文理選択を決定する大切な時期を迎えているということもあり,生徒たちは皆熱心に講演内容に耳を傾け,自分の進路について真剣に考えている様子でした。
 米田先生,お忙しい中御講演下さり,有り難うございました!

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【理学部】秋の観測合宿を行いました!

 理学部では,10月9日(金)から10日(土)の1泊2日で,校内セミナーハウスに泊まりこみ,西館屋上プールサイドにて天体観測を行う秋の合宿を実施しました。
 1・2年生計10名の部員たちは,少々曇り気味で肌寒い中,何とか星をとらえようと必死にレンズをのぞいていました。
 思わぬ機器の不調があるなど,うまく星をとらえることができないというハンデを背負いつつ,観測技術の向上にも努めました。2年生から1年生へとその技術を伝えるべく,お互いに積極的に取り組む姿が印象的でした。
 今後も努力を重ね,よりよい観測が行えるようにがんばっていきます!

[写真]
 1枚目 明けの明星
 2枚目 明け方の月
 3枚目 木星

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3年生進路保護者説明会を行いました!

 10月17日(土)13時30分から,3年生(11期生)の保護者の皆様を対象に,第2回進路保護者説明会を7階大講義室にて行いました。御家庭と学校とで指導方針を共有して意思疎通を図るため,昨年度から,入試直前のこの時期に説明会を設定させていただいております。お忙しい中,約200組の保護者の皆様がご参加下さいました。誠にありがとうございました。

 まず,村上校長からの御挨拶です。
 冒頭に,「この3つはダメ!」という“3A”を,ホワイトボードを用いながら熱く説明されました。それは,「あせるな」「あわてるな」「あきらめるな」の3つです。・・・これから先,他校にいる友人を中心に,周りが「推薦で大学に合格した」「就職先が決まった」などと言い出すと,どうしてもお子さんたちは焦ったり慌てたりします。3年生は,学校の勉強が終盤になり,これからやっと伸びる時期になったところです。最後の模擬試験が終わってからでも,あと3箇月はあります。どんどん急激に成績が上がっていきます。しかし,本人は“これくらいでいいか”とつい思ってしまいそうになりがちです。そこを,保護者の皆様には,「やっぱりやめとき」と同調してしまうのではなく,「あなたが一番行きたいのはどこだった?」「もうひと頑張り!」と励まし,耐えていただきたいと思います。「自分の力を生かすために頑張り切る」という経験は,受験のみならず,この後の生き方にもつながります。秋季休業前の学年アセンブリでは,お子様に「“3C+C”,4つ目のCである“Confidence(自信)”が心を支える」と伝えて激励しました。(ちなみに,3つのCとは,「Communication」「Collaboration」「Challenge」です。)
 ともすれば心が折れそうになる生徒たちを,「“まだまだ伸びるよ”“大丈夫”と,最後の最後までお子様が力を出し切るように,学校と御家庭とでともに支えていきましょう。」と呼びかけておられました。

 次に,駿台予備学校京都南校校舎長の松尾卓也氏から,「親子で乗り切る大学入試」と題して,巧みな話術で場を沸かせながらの御講演をいただきました。
 模擬試験の判定は“A…危ない,B…ビビれ,C…チャンス,D…大丈夫,E…行ける”と受け取り,生徒を精神的に支え試験当日まで大きく伸びることを信じて保護者自身の気持ちが折れないよう「我慢」が何よりも大事であること,2次試験は後期まで受験生本人が気持ちを折らずに受験しきるべく忍耐することが大事であること,国公立と私立との学費や研究資金の比較,生活リズムを安定させることの重要性・・・等について,丁寧にお話し下さいました。

 続いて,進路指導部の久保先生から,志望校出願に関する手続き面でのスケジュールと,過去の西京生のデータをもとに,現役生は直前まで学力が伸び続ける点,全生徒が専門学科生の本校ならではの,全員一丸となった学習環境の利点について紹介させていただきました。「現役生はこれからが本番」「明日受験するわけではない!を腹に据えて,判定よりも中身をしっかりと確認して次につなげることが大切」「チャレンジする気持ちを忘れず,本当に行きたい大学に向かってやり切る」等といったポイントを御説明し,最後に西京の伝統である『オセロ現象』(本気モードになっていく生徒たちがどんどん増えていく様子をたとえたもの)で御説明を締めくくりました。

 最後に,学年主任の清水先生からは,3月末までの流れについての確認がありました。
 今後の模擬試験や学年末考査のこと,12月から始まる特別編成時間割実施に当たっての注意点,センター試験と自己採点・2月以降の私学及び国公立の受験のこと,そして卒業式とそれ以降のこと等,カレンダー形式で順を追って御説明していました。センター試験以降の「切り替え」の大切さや,国公立中期・後期日程に向けて心を強く持って粘り強く諦めずに取り組むことの重要性等を強調していました。

 公私ともにお忙しい中たくさんの方に御来校賜り,まことにありがとうございました。生徒たちは全体的に落ち着いており,粘り強く深く学習に取り組む様子が見受けられます。残された時間はあとわずかですが,11期生の支えとなれるよう,3年担任団,進路指導部,教科担当者が一丸となって質の高い進路指導を推進していく所存です。御家庭と学校とがしっかりとタッグを組んでお子様を良い形でサポートできればと思いますので,今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


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【陸上部】京都府高校ジュニア選手権で男子総合2位・女子総合優勝!

 10月11日(日)・12日(月)に,京都市西京極総合運動公園陸上競技場にて行われました第50回京都府高等学校ジュニア陸上競技対校選手権大会において,本校陸上部は,男子総合2位・女子総合優勝の成績を収めました。
 また,男子の優秀選手には,400mと800mで2冠を達成した鵜池優至さん(2年)が選ばれました。
 多くの御声援を賜り,誠にありがとうございました。
 選手諸君の今後の活躍に期待しています!

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1年学年アセンブリを行いました!

 後期初日の10月15日(木)6・7限,「エンタープライズI」(総合的な学習の時間)とロングホームルームの時間を連続して用い,7階大講義室にて,1年生全員が一堂に会し,「内進生ビジネスプラン優秀チーム発表会」と「学年アセンブリ」とを行いました。

 6限は,内進生が「エンタープライズI」で取り組んでいます「高校生ビジネスプラングランプリ」の,各クラス優秀チームによる発表会でした。(これは,日本政策金融公庫[以下,日本公庫と略]主催による高校生対象のコンテストで,商品・サービスの内容をはじめ,ターゲットとなる顧客や人員体制,収支計画に至るまで,具体的なビジネスプランを作成・提出することが求められるものです。)
 各クラスから代表として発表した3チームは,ともパワーポイントをうまく用い,高校生らしい「学習アプリ」や「自習室カフェ」,「ゲーム機レンタル」について,それぞれのアイディアをリズムよく説明していました。
 発表終了後,日本公庫京都創業支援センター所長の金子孝幸様から御講評と激励を賜りました。まず今回の活動について,身近な問題を取り上げて解決策としてのビジネスアイディアを考えるという取り組みが,まさに現代社会で求められている活動であると総括していただきました。また,質疑応答で内進生・外進生を問わずさまざまな問いが投げかけられ,それに対してしっかりと回答できていたことについても,「プレゼンテーションは用意したものをうまく発表出来れば良いわけだが,その場で突然寄せられる問いに対してきちんと対応しようとすると,事前に様々な角度からチームの中で“深堀り”をしておく必要がある。それが出来ていることがよくわかる。“チームでディスカッションをする”“発表をしっかりと聴き・質問を投げかけ・きちんと答えを返す”こういった経験は今後様々な場面で大きく役立つことでしょう。」とも述べられました。その上で,今回の発表の中で,商品の差異化はできていたことはお褒めいただきましたが,これから多様に変化する時代の中で“情報のアンテナ”を研ぎ澄まして世の中の動きに常に適応し,差異化し続けることが必要だというご助言をいただくことができ,非常に勉強になったことと思います。
 内進生はもちろんのこと,これから同じ「エンタープライズI」の時間に「アイディア企画演習コーポーレートアクセスコース」で取り組んでいるビジネスアイディアの発表を控える外進生たちも,真剣に聞いていました。

 7限前半は,教務・学事情報部の担当教員から,「文理選択・2年次選択科目」本登録に向けた最終説明を行いました。入学直後から何度となく生徒諸君への進路アセンブリを行い,卒業生による文理選択座談会や夏の京都大学オープンキャンパスへの参加など,7か月間にわたって情報提供し,考え,実感してもらいながら,生徒自身が学ぶ動機を見つけた上で理系または文系のコース選択をできるように取組を進めてきました。その集大成として,先に提出していただきました「仮登録」を踏まえて,保護者や学級担任等との相談結果なども考えあわせて,いよいよ「本登録」を行っていただきます。「自分はどのような形で社会に貢献するのか」「そのためにはどのような学びをしていくべきか」,もう一度じっくりと考えて決断してほしいと思います。決断した後は,覚悟を決めて取り組むだけです。可能性を自ら狭めることなく,興味関心を広く持って,何事も楽しみながら日々の努力を積み重ねていってほしいものです。

 7限後半は進路部から模擬試験の分析結果の解説をしていただきました。7月進研模試と8月全統模試のデータをもとに,1年生全体としての状況や,これまでの学年のデータとの比較から浮かび上がる「13期生の課題」について具体的にお話しいただくことができ,生徒たちは熱心に聴いていました。
 
 今後の活躍に期待しています。ガンバレ 13期生!


[写真](優秀チーム発表会のみです)
 1段目〜2段目左 各チームの発表の様子
 2段目右     会場の様子
 3段目左     質疑応答の様子
 3段目右     講評の様子(日本公庫・金子様)

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全日制
10/28 1234個別懇談会
10/29 木1水567個別懇談会
10/30 金4567個別懇談会
10/31 1年2年進研記述模試
3年進研駿台共催マーク模試
1年進路フィールドワーク保護者説明会
京都市立西京高等学校
〒604-8437
京都市中京区西ノ京東中合町1
TEL:075-841-0010
FAX:075-822-5702
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