京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/19
本日:count up32
昨日:785
総数:2843306
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
    

3年生進路保護者説明会を行いました!

 10月17日(土)13時30分から,3年生(11期生)の保護者の皆様を対象に,第2回進路保護者説明会を7階大講義室にて行いました。御家庭と学校とで指導方針を共有して意思疎通を図るため,昨年度から,入試直前のこの時期に説明会を設定させていただいております。お忙しい中,約200組の保護者の皆様がご参加下さいました。誠にありがとうございました。

 まず,村上校長からの御挨拶です。
 冒頭に,「この3つはダメ!」という“3A”を,ホワイトボードを用いながら熱く説明されました。それは,「あせるな」「あわてるな」「あきらめるな」の3つです。・・・これから先,他校にいる友人を中心に,周りが「推薦で大学に合格した」「就職先が決まった」などと言い出すと,どうしてもお子さんたちは焦ったり慌てたりします。3年生は,学校の勉強が終盤になり,これからやっと伸びる時期になったところです。最後の模擬試験が終わってからでも,あと3箇月はあります。どんどん急激に成績が上がっていきます。しかし,本人は“これくらいでいいか”とつい思ってしまいそうになりがちです。そこを,保護者の皆様には,「やっぱりやめとき」と同調してしまうのではなく,「あなたが一番行きたいのはどこだった?」「もうひと頑張り!」と励まし,耐えていただきたいと思います。「自分の力を生かすために頑張り切る」という経験は,受験のみならず,この後の生き方にもつながります。秋季休業前の学年アセンブリでは,お子様に「“3C+C”,4つ目のCである“Confidence(自信)”が心を支える」と伝えて激励しました。(ちなみに,3つのCとは,「Communication」「Collaboration」「Challenge」です。)
 ともすれば心が折れそうになる生徒たちを,「“まだまだ伸びるよ”“大丈夫”と,最後の最後までお子様が力を出し切るように,学校と御家庭とでともに支えていきましょう。」と呼びかけておられました。

 次に,駿台予備学校京都南校校舎長の松尾卓也氏から,「親子で乗り切る大学入試」と題して,巧みな話術で場を沸かせながらの御講演をいただきました。
 模擬試験の判定は“A…危ない,B…ビビれ,C…チャンス,D…大丈夫,E…行ける”と受け取り,生徒を精神的に支え試験当日まで大きく伸びることを信じて保護者自身の気持ちが折れないよう「我慢」が何よりも大事であること,2次試験は後期まで受験生本人が気持ちを折らずに受験しきるべく忍耐することが大事であること,国公立と私立との学費や研究資金の比較,生活リズムを安定させることの重要性・・・等について,丁寧にお話し下さいました。

 続いて,進路指導部の久保先生から,志望校出願に関する手続き面でのスケジュールと,過去の西京生のデータをもとに,現役生は直前まで学力が伸び続ける点,全生徒が専門学科生の本校ならではの,全員一丸となった学習環境の利点について紹介させていただきました。「現役生はこれからが本番」「明日受験するわけではない!を腹に据えて,判定よりも中身をしっかりと確認して次につなげることが大切」「チャレンジする気持ちを忘れず,本当に行きたい大学に向かってやり切る」等といったポイントを御説明し,最後に西京の伝統である『オセロ現象』(本気モードになっていく生徒たちがどんどん増えていく様子をたとえたもの)で御説明を締めくくりました。

 最後に,学年主任の清水先生からは,3月末までの流れについての確認がありました。
 今後の模擬試験や学年末考査のこと,12月から始まる特別編成時間割実施に当たっての注意点,センター試験と自己採点・2月以降の私学及び国公立の受験のこと,そして卒業式とそれ以降のこと等,カレンダー形式で順を追って御説明していました。センター試験以降の「切り替え」の大切さや,国公立中期・後期日程に向けて心を強く持って粘り強く諦めずに取り組むことの重要性等を強調していました。

 公私ともにお忙しい中たくさんの方に御来校賜り,まことにありがとうございました。生徒たちは全体的に落ち着いており,粘り強く深く学習に取り組む様子が見受けられます。残された時間はあとわずかですが,11期生の支えとなれるよう,3年担任団,進路指導部,教科担当者が一丸となって質の高い進路指導を推進していく所存です。御家庭と学校とがしっかりとタッグを組んでお子様を良い形でサポートできればと思いますので,今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


画像1

【陸上部】京都府高校ジュニア選手権で男子総合2位・女子総合優勝!

 10月11日(日)・12日(月)に,京都市西京極総合運動公園陸上競技場にて行われました第50回京都府高等学校ジュニア陸上競技対校選手権大会において,本校陸上部は,男子総合2位・女子総合優勝の成績を収めました。
 また,男子の優秀選手には,400mと800mで2冠を達成した鵜池優至さん(2年)が選ばれました。
 多くの御声援を賜り,誠にありがとうございました。
 選手諸君の今後の活躍に期待しています!

画像1画像2

1年学年アセンブリを行いました!

 後期初日の10月15日(木)6・7限,「エンタープライズI」(総合的な学習の時間)とロングホームルームの時間を連続して用い,7階大講義室にて,1年生全員が一堂に会し,「内進生ビジネスプラン優秀チーム発表会」と「学年アセンブリ」とを行いました。

 6限は,内進生が「エンタープライズI」で取り組んでいます「高校生ビジネスプラングランプリ」の,各クラス優秀チームによる発表会でした。(これは,日本政策金融公庫[以下,日本公庫と略]主催による高校生対象のコンテストで,商品・サービスの内容をはじめ,ターゲットとなる顧客や人員体制,収支計画に至るまで,具体的なビジネスプランを作成・提出することが求められるものです。)
 各クラスから代表として発表した3チームは,ともパワーポイントをうまく用い,高校生らしい「学習アプリ」や「自習室カフェ」,「ゲーム機レンタル」について,それぞれのアイディアをリズムよく説明していました。
 発表終了後,日本公庫京都創業支援センター所長の金子孝幸様から御講評と激励を賜りました。まず今回の活動について,身近な問題を取り上げて解決策としてのビジネスアイディアを考えるという取り組みが,まさに現代社会で求められている活動であると総括していただきました。また,質疑応答で内進生・外進生を問わずさまざまな問いが投げかけられ,それに対してしっかりと回答できていたことについても,「プレゼンテーションは用意したものをうまく発表出来れば良いわけだが,その場で突然寄せられる問いに対してきちんと対応しようとすると,事前に様々な角度からチームの中で“深堀り”をしておく必要がある。それが出来ていることがよくわかる。“チームでディスカッションをする”“発表をしっかりと聴き・質問を投げかけ・きちんと答えを返す”こういった経験は今後様々な場面で大きく役立つことでしょう。」とも述べられました。その上で,今回の発表の中で,商品の差異化はできていたことはお褒めいただきましたが,これから多様に変化する時代の中で“情報のアンテナ”を研ぎ澄まして世の中の動きに常に適応し,差異化し続けることが必要だというご助言をいただくことができ,非常に勉強になったことと思います。
 内進生はもちろんのこと,これから同じ「エンタープライズI」の時間に「アイディア企画演習コーポーレートアクセスコース」で取り組んでいるビジネスアイディアの発表を控える外進生たちも,真剣に聞いていました。

 7限前半は,教務・学事情報部の担当教員から,「文理選択・2年次選択科目」本登録に向けた最終説明を行いました。入学直後から何度となく生徒諸君への進路アセンブリを行い,卒業生による文理選択座談会や夏の京都大学オープンキャンパスへの参加など,7か月間にわたって情報提供し,考え,実感してもらいながら,生徒自身が学ぶ動機を見つけた上で理系または文系のコース選択をできるように取組を進めてきました。その集大成として,先に提出していただきました「仮登録」を踏まえて,保護者や学級担任等との相談結果なども考えあわせて,いよいよ「本登録」を行っていただきます。「自分はどのような形で社会に貢献するのか」「そのためにはどのような学びをしていくべきか」,もう一度じっくりと考えて決断してほしいと思います。決断した後は,覚悟を決めて取り組むだけです。可能性を自ら狭めることなく,興味関心を広く持って,何事も楽しみながら日々の努力を積み重ねていってほしいものです。

 7限後半は進路部から模擬試験の分析結果の解説をしていただきました。7月進研模試と8月全統模試のデータをもとに,1年生全体としての状況や,これまでの学年のデータとの比較から浮かび上がる「13期生の課題」について具体的にお話しいただくことができ,生徒たちは熱心に聴いていました。
 
 今後の活躍に期待しています。ガンバレ 13期生!


[写真](優秀チーム発表会のみです)
 1段目〜2段目左 各チームの発表の様子
 2段目右     会場の様子
 3段目左     質疑応答の様子
 3段目右     講評の様子(日本公庫・金子様)

画像1

【高大連携】京都大学放射線生物研究センターで西京生への特別授業が行われました!

 秋季休業中の10月13日(火)10時30分から15時30分まで,京都大学医学部構内にあります「放射線生物研究センター」にて,西京生への特別授業が行われました。

 放射線生物研究センターは,放射線の生物影響に及ぼす基礎的研究,研究交流,そして社会への情報発信を目的とする全国共同利用・研究拠点で,次世代の研究を担う人材育成にも精力的に取り組んでおられます。その一環として,平成24年度から本校生希望者に対する特別授業をセンター内で行っていただいており,大学の先生方から親しく講義を聴き,実験をさせていただけるまたとない機会として生徒たちから好評を博しています。(昨年度のみ,諸般の都合からセンターではなく西京にお越しいただき,校内での講演会という形で実施)
 今回は,1年生8名が参加しました。

 午前中は,「ようこそ染色体美術館へ」という題目で,生物の遺伝情報である染色体についての基礎的な解説を行っていただきました。
 染色体の構造や複製と分配等,1年生にとってはやや難しい内容もありましたが,それぞれの染色体は対になっているということを「靴下がそろっている状態」,染色体がばらばらにならないように繋ぎ止めているものを「ピン止め」等,平易でイメージしやすいな表現やイラストを使いながら説明して下さいましたので,生徒たちもしっかりと理解しながら聴くことができていたようです。最新技術による染色体の塗り分けの画像もお示し下さり,ガン細胞は染色体の数が不ぞろいであったり,まだら模様があったりするということの理由やその原因の説明には,生徒も興味深そうに聞き入り,熱心にメモをとっていました。

 午後は,「How to サイエンス −細胞周期の研究手法−」という題目で,細胞周期の研究の歴史とともに実際に研究者がどのように研究を行い,どのようにそのデータを解釈するのか,といった発展的な内容の講義をまず受けました。
 さらに,2回の講義の後に行われた実習では,生徒自身が様々な酵母変異体の長さを測定し,そのデータを論理的に考察するとどう結論できるのかを実体験しました。

 ちょうど1年生は,「生物基礎」の授業で遺伝情報と染色体について学び,さらに細胞周期についても基礎的な学習を終えたところでしたので,これ以上ないくらい良いタイミングでこの特別授業を受けることができました。このようなことから生徒たちも講義の中で多少専門的な用語が出てきても問題なく受け入れることができたようですし,実習では”自身が得た生の実験データを解釈する”という難易度の高い課題も,楽しく達成することができました。
 研究の世界の一端を体験した一年生たちにとって,自身の将来を思い描く一つの材料になれば幸いです。

 生徒の感想です。
 「学校の授業で学習した細胞の仕組みについて再確認でき,新しい要素も入っていたので,スムーズに実習へ進むことができました。今までに使ったことのない器具を使い,大学の先生からの説明を受けながらの実習はとても新鮮で,研究者の気分を味わえたと思います。また内容については,生物学的な不思議な事柄を興味を持って理解することができたので,勉強になりました。酵母を身近に感じることができ,”生きるための仕組み”の魅力が大きく膨らみました。深く貴重な体験になったと思います。」

 お忙しい中,本校生のために貴重な機会を設けて下さいましたセンターの松本智裕先生,古谷寛治先生,誠にありがとうございました!


画像1

【西京同窓会】元教員を偲ぶ外部のイベントのご案内

画像1
 本校元教員中山修一先生御生誕100年・長岡京発見60年の節目を迎え,長岡京市立中山修一記念館主催による特別展示会や,長岡京歴史散策の会主催による特別講演会が行われます。このたび情報提供をいただきましたので,同窓生の皆様にお知らせいたします。


○特別展示会
 「中山修一先生の思い出」
  期間:11月1日(日)〜15日(日) 10:00〜16:00
  場所:長岡京市立中山修一記念館

○生誕100周年記念講演会
 「中山修一先生と長岡京研究〜幻の都の扉を開く〜」
  日時:11月22日(日) 13:00〜17:00
               (受付開始 12:30)
  場所:長岡京市中央公民館3階・市民ホール
  参加費:300円(資料代実費/小中高校生は無料)

 詳細は,こちらをごらん下さい。
  URL:http://www.kbu.ac.jp/kbjc/news/2015/10/news1510...


○中山修一先生について
 大正4年7月,現在の長岡京市で出生。京都府師範学校卒業後,小学校教員,ついで中学校教員として勤務する。昭和21年,30歳の時に京都大学文学部史学科に入学し,地理学を専攻する。卒業後,西京高校に勤務するかたわら,長岡京の研究に没頭し,昭和29年から長岡京跡の発掘調査に着手する。翌年には朝堂院中門にあたる会昌門跡を発見し,大きな反響をよぶ。その結果,昭和39年に長岡宮で初めて大極殿跡が国の史跡となり,その後の内裏跡,築地跡,朝堂院跡の遺跡保存の礎となった。
 昼に長岡京の解明に専念するため,昭和40年には西京商業高校定時制に移って長岡京跡の発掘調査を精力的に行う。また,宅地開発が急激に進み,つぎつぎと失われていく地域の遺跡を守る運動の先頭にも立ち,昭和41年には「乙訓の文化遺産を守る会」を結成。副会長として古墳等の保存に取り組み,文化財保護の重要性を訴え続けた。
 先生は長岡京市文化財保護審議会長をはじめ多くの審議会委員を歴任し,遺跡保存運動のほかに町づくりにも参画して,その生涯をふるさとの歴史の解明や文化財保護に捧げた。平成9年4月,81歳で死去。
 京都文教短期大学名誉教授。吉川英治文化賞(昭和57年)や京都府文化賞特別功労賞(平成8年)など,受賞多数。

【寄附受納】びっくりエコ発電所様から,ドラム式延長コードをいただきました!

 10月14日(水)午後,一般社団法人「びっくりエコ発電所」様から,ドラム式延長コード(30m)5台をいただきました。

 環境に優しく石油などの化石燃料などと異なり枯渇しない再生可能エネルギーである太陽光の利用を拡大するために京都市が創設した,「市民協働発電制度」受託団体の一つである一般社団法人「びっくりエコ発電所」様が,一昨年3月末から順次京都市の施設の屋根を借り受けて発電事業を行っておられ,本校本館屋上を含めて現在5箇所で順調に稼働しています。(本校はその第1号サイトとして平成25年3月末から稼働を始めており,現在も順調に電気を生み出し続けています。)
 生み出した電力は,平常時は売電し,その収入を出資者への償還原資に充てるとともに,環境問題の啓発や環境教育に利用しておられますが,大規模災害時には避難所となる各サイトにおいて電源の一部として活用することが可能となっています。

 そこで,昨年度は大型リチウムイオン蓄電池「パワーイレ」(容量:2kWh/キャスター付きで移動可能)を,環境教育実践の場であり,避難所にも指定されている4校(大将軍小・大枝中・春日丘中・西京高)に寄贈していただきました。この蓄電池は,校内の避難訓練の際にはマイクの電源として使用し,生徒たちに披露させていただいております。

 本年度は,発電設備から非常時に電源を延長する際に使用できるようにと,ドラム式延長コード5台を本校に寄贈して下さいました。(発電サイト5箇所総合計では40台の御寄贈となります。)

 蓄電池ともども大切に管理し,災害時に限らず有効に活用させていただきます。誠に有り難うございました。

[写真]
 左:いただいたドラム式延長コード
 右:保管場所の様子
画像1画像2

後期始業式を中高合同で行いました!

 10月15日(木)9時から,西館2階アリーナにおいて,平成27年度後期始業式を中高合同で行いました。
 校歌斉唱の後,中1から高3まで約1,200人の生徒を前に,村上校長から講話がありました。
 冒頭に,同窓会様の「西京基金」から御寄贈をいただきました「校歌プレート」設置について,玄関照明のLED化等,これまでから様々なお力添えをいただいていることの感謝も含めて御報告されました。このプレートは縦約1.2m×横約2mの真鍮製で,アリーナ舞台正面の下手壁面に取り付けられています。冒頭の校歌斉唱でも,生徒たちは早速プレートを見ながら元気に歌っていました。
 続いて,エンタープライジング科の設立前から御指導を賜っておりました本校学術顧問の堀場雅夫先生(株式会社堀場製作所最高顧問)が,去る7月14日に御逝去されたことを全校生徒に改めて御報告されました。堀場先生の略歴や業績,西京に対する先生の思いや期待について,「出る杭になれ」「Only Oneをめざせ」「自分の今ある状況に感謝し,社会に貢献できる人になれ」等の,堀場先生がこれまでの御講演で本校生に親しく語りかけてくださいました言葉も織り交ぜて,スライド資料や映像資料を用いつつ生徒たちに紹介されました。
 そして,堀場先生のこれまでのお導きに感謝し,御冥福をお祈りしながら全員で黙祷を捧げました。

 次に,本校2Rプロジェクト研究チーム代表生徒2名(いずれも2年生)による発表を行いました。
 これは,京都市において「しまつのこころ条例」が制定され,「2R」(リデュース・リユース)が強化されるのに伴い,その効果を出すためには,生活の中での検証と提案が必要であることから,一般社団法人「びっくりエコ発電所」等の呼びかけに応じた有志生徒12名(募集した本年3月当時は,1年生)が,浅利美鈴先生(京都大学環境科学センター助教)の御指導のもとで行っている調査・研究プロジェクトです。ディスカッションを重ね,主に高校のごみを対象に,排出実態調査や分別実験,アンケート調査などを組み合わせて,削減を目指して活動しています。(6月20日には京都大学百周年時計台記念館で中間発表も行いました。)
 今回は,これまでアンケートやごみ調査等で協力してもらっている中高生徒に直接謝意を伝え研究成果の一端を報告するとともに,いよいよ本日から全校一斉に本格実施となる「ごみの分別」に向けての意識づけを図るために発表を行いました。約5分と短い時間でしたが,スライド資料を使いながら,要点をコンパクトにまとめてしっかりと伝えることが出来ていました。

 最後に,全校生徒の前で,伝達表彰を行いました。表彰されたのは,全国大会で入賞を果たした,中学放送部と高校陸上競技部の,いずれも3年生です。

 【中学放送部】
  第32回NHK杯全国中学校放送コンテスト(全国大会)
   アナウンス部門 優秀賞 Mさん(3年)
   朗読部門    入賞  Oさん(3年)

 【高校陸上競技部】
  日高 水樹さん(3年)
   全国インターハイ陸上競技・女子走高跳第6位(記録:1m69)
   7月29日〜8月2日,紀三井寺公園陸上競技場(和歌山県)にて
  武村 明香さん(3年)
   第3回全国高等学校陸上競技選抜大会・女子三段跳第3位
   (記録:12m16)
   8月29日〜30日,ヤンマーフィールド長居(大阪府)にて

 その後,中学生退場後に高校だけで校長からの講話と部活動の伝達表彰(近畿大会等入賞分)を行いました。最後に諸連絡を行って始業式は滞りなく終了し,生徒たちはこの後2限から7限まで,通常通り授業に臨みました。


[写真]
 1段目       会場の様子
 2段目左      寄贈された校歌プレート
 2段目右〜3段目左 校長講話(堀場雅夫学術顧問を偲んで)
 3段目右〜4段目左 2Rプロジェクト代表生徒発表
 4段目右      伝達表彰の様子(中学・高校各2名)

画像1

【GL育成研修】第1回事後研修が行われました!

 10月10日(土)13時30分から,堀川高校本能館にて,「京都市立高校グローバルリーダー育成研修」(以下,「GL育成研修」と略します)参加生徒30名(このうち,本校からは1年生6名が参加しました。)に対する第1回事後研修が行われました。
 この研修は,グローバル化が進展する中,市立高校の代表生徒たちがともに切磋琢磨しながら,我が国の伝統文化等を深く理解するとともに,国際貢献の大切さを学び,他国の若者との交流,語学研修に積極的に参加することを通して,豊かなコミュニケーション能力,世界に対する幅広い教養を身につけるなど「グローバル人材」としての素地を育むことを目的として,一昨年度(平成25年度)から始まったものです。
 今年度のGL育成研修第3期生たちは,国内での4回の事前研修と,7月25日(土)から8月9日(日)までの16日間にわたるイギリスにおける国外研修を終え,この日久しぶりに再集合しました。

 今回の内容は,「帰国後オリエンテーション」(約2時間)と,「報告会に向けて」(約1時間30分)の2部構成です。
 第1部「帰国後オリエンテーション」の講師は,佐田 創さん(株式会社アイエスエイ関西支社国際教育事業部副支社長)です。
 まずは,研修の振り返りです。佐田さんは,「この研修・体験を通して,皆さんが成長したのは,どんな点ですか? どんなところが成長したのかしっかり考えないと,次の成長につながりません。振り返りが大切なのは,模擬試験やスポーツでも同じです。ただ解くだけ,練習するだけでは伸びません。<DO−LOOK−THINK−GROW>のループの中で,今日は特に“THINK”と“GROW”についてじっくりと考えてもらおうと思います。」と始められました。
 エビングハウスの忘却曲線を示しながら,「人は忘れる生き物であり,意識していないとどんどん忘れてしまう」として,“THINK”(出発前にどんな目標を立て,どんなことを学んだか,また現地でのプログラム中に体験したこと・感じたことを振り返る)の部分を進めて行かれました。
 事前研修で学んだポイントを振り返った後,「プログラム中に心が動かされたこと,体験したこと,気づいたこと,学んだこと」「プログラムで感じた壁,出来なかったこと,反省していること,失敗したこと」を各自が箇条書きで書き出し,それをまずペアでフィードバックした後,皆の前で1分以内の発表を行うように促されました。
 生徒たちは,「英語が少々下手でも,伝えようとする気持ちが大切だと思った。自分から積極的にいけば,返ってくるものが多かった。」「フォロワーの姿勢がその場を担っており,アクティビティの充実にとって大切だと思った。」「グローバルリーダーに必要なのは”人とつながる力”だと気づいた。人の輪をもっと広げられるようにしたい。」「イタリア人のまわりを巻き込む力はすごいと思った。」「(話を広げられるように)共有できそうな話題をあらかじめ調べておくべきだと思った。」「言葉でなくても例えばスポーツでもコミュニケーションが図れると気づいたので,自分で限界を作らないことが大切だと思った。」等の意見を発表していました。発表後はペアの生徒同士でプレゼンテーションの際の注意点(声の大きさ・姿勢・目線)について講評をし合いました。

 次に“GROW”の部分です。佐田さんは,「今回,皆さんは成長するための種を持って帰ってきました。その花を咲かせるには相当な努力が必要であるし,持ち帰った種も,花を咲かせるのに必要なことも,一人一人異なります。咲かせることが出来るかどうかは自分次第。勇気をもって一歩を踏み出して下さい。」と激励され,京都大学の山中伸弥先生の言葉を贈られました。
 それは,整形外科医ながら手術が下手で「ジャマナカ」と呼ばれていた山中先生が,基礎医学研究を志して1993年にアメリカに渡り,本格的な研究者人生をスタートさせた時に研究所長のロバート・マーレー先生から言われた「VW」(Vision & Hard Work・・・目的をはっきり持ち,それに向かって懸命に働くということ。)という言葉です。これは研究者が成功する条件で,山中先生は,「私たち日本人は勤勉に働く傾向にありますが,明確なビジョンを持つことを忘れてしまいがちで,何の目的も持たずに多くの実験をするだけに終わってしまうことがあります。常に自分自身に”自分のビジョンは何か””長期目標は何か”ということを問いかけなければいけません。」と常々おっしゃっています。
 また,2060年までの世界の経済状況の推移を予測した動画を映示した上で,この激動する世界の中で,GL育成研修に参加した皆さんは「この経験から得たことをグローバルリーダーとして今後どのように生かしていくのか」,決意表明のプレゼンテーションをしてほしい,と呼び掛けられました。
 それぞれ「積極性を武器にたくさんのことを知り・学び・吸収して,日本を背負って世界に出ていきたい」「多文化への寛容や日本文化の素晴らしさを学ぶことができた。国連難民高等弁務官等の,フィールドワークが出来る仕事に就きたい」「英語以外のさまざまな言語も学んで,自分の可能性を広げていきたい」「環境問題の解決を目指して,世界の未来を担う覚悟を培っていきたい」「世界をインスパイアできる映画監督になりたい」等,さまざまな思いを積極的に発表していました。
 締めくくりに,佐田さんから「他人と過去は変えられないが,自分と未来は変えられる」との言葉が贈られ,「思った瞬間から変えることができます。自分を奮い立たせて,いろいろなことにチャレンジして下さい!」との激励で第1部は終了しました。

 第2部は,市教委の担当者から「報告会に向けたプレゼンテーションの構成」「今後の予定確認」「その他の連絡」があり,生徒たちはグループに分かれて熱心に意見交換や準備作業を行っていました。

 参加者の皆さん,ビジョンを忘れず,周りの人々にも良い影響を与えながら自らの可能性や能力を十分に発揮していけるよう,日頃から心掛けて下さい。期待しています!


画像1

市立高校グローバルフェスタ2015のご案内

 中学2年生の皆さんは、ちょうど中学校生活の折り返しの時期を迎えました。同時に自分の将来について考え、準備を始める時期にさしかかります。でも、何をすればいいのか戸惑うことも多いのではないでしょうか。
 現在、京都市立高等学校では、各校が魅力あふれる高校づくりを進めており、その一端を知っていただこうと、市立高校7校が集い、「市立高校グローバルフェスタ2015」を下記のとおり開催いたします。中学2年生の皆さんには、各高校の特色ある授業を体験し、高校における「学びの魅力」や、「高校でなぜ学び,何を学ぶのか」「将来、どんな生き方をするのか」を考えるきっかけにしていただきたいと思っています。
 是非、ご参加下さいますよう、よろしくお願いいたします。
                
              記

1.開催日   平成27年12月19日(土) 13:30〜16:30(13:00受付)
  
2.会 場   京都市立西京高等学校(地下鉄『西大路御池』駅下車3番出口すぐ)

3.参加校   
        京都工学院高等学校
        西京高等学校
        塔南高等学校
        銅駝美術工芸高等学校
        日吉ケ丘高等学校
        堀川高等学校
        紫野高等学校
4.内 容
        全体会(趣旨説明,連絡)
        体験授業1
        体験授業2
        各校質疑応答
5.申込方法  西京高校のホームページよりお申込みください。

6.申込受付期間 平成27年11月16日(月)16:00 〜 12月4日(金)17:00まで


7.対 象   中学校2年生300名程度とします。


※詳細につきましては右メニューの配布文書をご覧ください。

10月14日まで,高校は秋季休業です!

画像1
 本日(10月9日[金])から,高校は秋季休業に入りました。(附属中学校は,前期分の普通授業を継続中です。)
 この期間,部活動で校外での練習試合や校内での観測合宿を行ったり,学年全員で校外での模擬試験を受験したり,学習室で黙々と勉強に打ち込んだり,京都大学での特別授業(高大連携の取組として,参加を希望する西京生のために行って下さっているもの)に参加したり,あるいは「秋課題」に集中して取り組んだりと,それぞれの目的や課題に応じて熱心に取り組む西京生の姿が見られます。
 3年生は,1コマ80分という休業期間中の時間割に従って,「発展物理」「公民演習」「京大現代文」などの講座に分かれて「秋季進学補習」に取り組んでいます。(希望者のみで,のべ約850名が受講予定です。)
 生徒の皆さんには,普段できないことにじっくりと取り組めるよい機会ですので,有意義に過ごしてもらえればと思います。

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
全日制
10/24 第8回土曜活用講座2年
2年進路保護者説明会
10/25 1年駿台全国模試(外)
3年全統記述模試(外)
京都市立西京高等学校
〒604-8437
京都市中京区西ノ京東中合町1
TEL:075-841-0010
FAX:075-822-5702
E-mail: saikyo@edu.city.kyoto.jp