京都市立学校・幼稚園
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米国中高社会科の先生方が来校されました!

 一般財団法人経済広報センター(日本経団連の関連団体です)の事業である「北米教育関係者招聘プログラム」により,アメリカ合衆国の中高社会科の先生方10名が来日され,7月7日(火)午前,本校にて生徒や教員との交流を行いました。

 このプログラムは,経済広報センターによる国際広報活動の一環として,北米地域の中高の先生方が現代日本に直接触れる機会を提供し,それぞれの教育現場やコミュニティにおいて日本理解を促進していただくことを目的に,昭和55年(1980年)から毎年実施されているものです。(本校御訪問は昨年度が初めてであり,今回が2回目です。)本年度は,6月30日から7月9日までの日程で来日され,政治経済・教育・社会問題に関するレクチャー,企業訪問,学校訪問等に取り組まれます。

 9時30分に総勢14名(中高教員10名,米国側コーディネーター1名,通訳2名,主催者事務局1名)でお見えになり,まずは3階の会議室にて村上校長から御挨拶と学校の概要説明を行いました。一通りの御説明の後の質疑応答では,「進取・敢為・独創」のモットーを掲げているが,「独創」はどのように養っているか等,多くの先生方からさまざまな御質問をいただきました。
 10時15分ごろからは校舎見学を行い,学年全員が入れる大講義室,畳敷きの武道場,茶室「松韻庵」などを中心に御案内しました。第3限(10時50分から50分間)は,専門科目「EECI」の授業をはじめ,「政経」「倫理」「地理」等社会関係の科目も(こちらは,通訳の方が無線で飛ばされる同時通訳を聞きながら)見学していただきました。
 第4限は昼食をとりながらの教員交流懇談会です。地下1階の食堂で,各自お好きなものを召し上がっていただきながら,さまざまな話題に花を咲かせていました。
 昼休みの時間帯は,生徒との交流です。8月に本校主催で実施する「トップリーダー研修」でカリフォルニア大学バークレー校でのプログラムに参加する2年生15人と,市教委主催の「グローバルリーダー育成研修」でイギリス・レスター市でのプログラムに参加する1年生6人の計21人が,先生方と会話を楽しみました。先生おひとりに西京生2人ずつ(1グループのみ生徒3人)の割合で分かれて座り,テーブルごとに,アメリカでの学校や授業のこと,興味のあるスポーツなど,多彩なテーマで話し合いが行われていました。話が尽きず,次の授業に間に合うぎりぎりの時間いっぱいまで交流会を楽しませてもらうことができました。

 盛りだくさんの内容で,参加の先生方には忙しい日程であったかもしれません。交流していただいた生徒たちには,それぞれ,人間同士(特に文化を異にする人々との)が出会い話し合う交流の楽しさ・英語コミュニケーションに対する自信などの気持ちが果実として残ったのではないでしょうか。私たち教員もアメリカの教育事情の一端に触れることができ,よい交流会になりました。関係の皆様方すべてに御礼を申し上げますとともに,この先も快適な行程となりますよう,お祈り申し上げております。
 誠にありがとうござました!

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 1枚目
  左上 校長概要説明
  右上 授業見学(地理)
  左下 教員同士の昼食交流
  右下 生徒との交流

 2枚目
  全員での記念写真

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3年生進路検討会を行っています!

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 7月2・3・7日の3日間の日程で,3年生の「進路検討会」を行っております。これは,模擬試験の結果や本人の進路希望等をもとに,生徒個々の進路指導方針を決めるために,また,13日から始まる個別懇談会に3年担任団として共通した認識で臨めるように行っているもので,エンタープライジング科第1期生以来毎年この時期に実施しています。
 3年担任・進路部と各教科担当の教員が,生徒一人ひとりの指導方針について真剣に検討していきます。放課後16時50分から検討会を始め,初日は,21時10分ごろに終了しました。明日以降も,生徒の皆さんのこれまでの頑張りと,これからの努力に思いを馳せながら,精力的に検討を続けます。

2年生人権学習を行いました!

 7月2日(木)7限,7階大講義室にて2年生人権学習を行いました。講師は,本校元教諭の服部欧右先生です。
 服部先生はさまざまな市民活動をされていますが,平成20年(2008年)にアフリカ中部のルワンダ共和国への教育支援を行う非営利団体「ルワンダの学校を支援する会」を発足,代表を務めていらっしゃいます。この地で二度とジェノサイド(大量虐殺)の悲劇を繰り返さないため,ルワンダの青少年の教育に少しでも力になれたらとの思いで,また,ルワンダの平和の維持を考えることは日本の平和の維持を考えることにもつながっていくとの思いから,この活動を続けておられます。

 本日の演題は「ルワンダ・ジェノサイドから学ぶ 生命・人権・平和 〜隣人はなぜ殺人者に変わったのか〜」です。
 ルワンダでは平成6年(1994年)4月から7月にかけて,国民の約1割に当たる80万人から100万人が犠牲となるジェノサイド(大量殺戮)が起こりました。同じキニヤルワンダ語を話し,同じ生活習慣を持ち,婚姻も行いながら,長い間共存してきたツチ族とフツ族の間にこのような悲劇が起こった原因には,国内外からの意図的なツチ族とフツ族の区別の誘導と憎しみの増幅がありました。虐殺は非常に組織だって行われ,一般人が民兵となって,昨日まで隣人だった人を突然殺し始めたのです。聖職者や医師,教師,警察なども虐殺に参加しました。
 
 講演では,ルワンダにおけるジェノサイドまでの道程やその特徴,特にそれまでは普通に隣人として生活していた人々がどのようにして加害者になったのか,そしてまた現在のルワンダの状況などを,映像資料も交えながら,順序立てて分かりやすく語って下さいました。その中で,特に知識人層(医者や村の指導,教師・牧師など)が虐殺に加わっているという事実について,深く考えてほしいというメッセージがありました。つまり,獲得した知識・情報が高度なものであっても,その知識を使う人間の心性がことの善悪の分かれ目になのだということです。「自分自身で考えることをやめてはならない」「考えることをやめてしまった方が脳が楽になる」,そして周りに従順になり,このような悲劇が起こってしまう,と服部先生は熱く説いておられました。「自分の頭でしっかりと考えること」そして「人権を尊重する意識を持ち,それを維持すること」の大切さが,生徒たちにも十分に伝わったようです。
 この講演を契機に,様々な問題を自分のこととして真摯に受け止め,解決に向けてそれぞれが考え,行動していってほしいものです。服部先生,お忙しい中御講演下さり,有り難うございました。

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「授業研鑽週間」「教育実習」に取り組んでいます

 6月29日(月)から7月3日(金)までの1週間,本校では,中高教員の教科指導力を高める取組の一つとして,「授業研鑽週間」を実施しています。校種・教科の枠を越えて,自分たちの授業を公開しあい,授業力の更なる向上を目指します。
 参観をした教員は授業後に「参観レポート」を提出し,そのレポートを参考にして今後の授業改善に活かす授業者個々の取組とともに,教科ごとにも振り返りを行い,情報共有も行っています。

 また,6月15日から始まっておりました教育実習(本年度の実習生は5名で,全員本校の卒業生です)もいよいよ最終週を迎え,「研究授業」が連日行われています。3週間の実習期間の総仕上げということで,一人一人が持てる力をすべて出し切って頑張っています。この経験を糧に,大学に戻ってさらに研鑽を積んでもらえればと思います。

 「研鑽週間」として設定されている日程は金曜日までですが,今後とも継続して中・高ともども授業力の向上を目指して努力してまいります。

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 教育実習生の授業の様子
 左:【家庭科】被服室にて教材提示装置を使って説明をしているところ
 右:【理科】化学室にて実験の指導をしているところ

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文部科学省教科調査官が本校にお越しになりました!

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 6月30日(火)午前,文部科学省の向後秀明教科調査官が本校にお越しになりました。
 これは,本校が「外部専門機関と連携した英語指導力向上事業」(全国では39件126校[京都市では,本校・紫野高及び東山泉小中学校]を指定)の研修協力校として昨年度から「言語活動を中心とした4技能統合型授業における指導法と評価法の改善と検証」に取り組んでおり,その状況を調査するためにいらっしゃったものです。
 本校では,これまでから,「英語力を強化する指導改善の取組」(平成24年度)や「英語によるコミュニケーション能力・論理的思考力を強化する指導改善の取組」(平成25年度)においても拠点校として指定を受け,協力校の中学生を招いてのEnglish Campや先生方の研究協議を行う等,生徒や教員の英語力向上にむけて取組を進めてきております。

 今回は,学校の概要説明の後,1・2年生の英語の授業を各1講座ずつ御覧になりました。本校独自教材を用いての授業は時間割の関係で御覧いただけませんでしたが,各教室に配備されている機器を駆使した,映像・音楽・テキストデータを複合させながら進められる,生徒たちの能動的な学びを促す工夫の一端を御披露することができました。恵まれた教育環境のもと,伸び伸びと授業に取り組む生徒たちの姿が印象的でした。

 午後からは,もう一つの研修協力校である紫野高校での授業視察と研究協議があり,御指導御助言をいただきました。初等中等教育段階におけるグローバル人材の育成のため,さまざまな英語教育強化事業が行われており,またこれからの大学入試改革や学習指導要領の変化等も注視しながら,本校における英語教育を模索していきたいと思います。

 お忙しい中御来校賜り,有り難うございました。今後とも,御指導のほど,よろしくお願い申し上げます。

附属中学3年生に対する「高校オリエンテーション」を行いました!

 7月3日(金)6限,7階大講義室にて,附属中学3年生を対象とした「高校オリエンテーション」を行いました。
 年間3回行います高校オリエンテーションの第1回目です。今回は,教育企画部長・中高一貫教育推進部長の岩佐先生から,高校の概要や高校進学に当たっての心構えについて,事前アンケートの結果も交えながら説明をいたしました。
 学校案内パンフレットを資料にしながら,「4つの力 〜受け取る力・考える力・判断する力・伝える力〜」「自己責任」「覚悟すること」「なぜ学び、何を学ぶのか」といったキーワードを軸に,本校が目指すものについて分かりやすくお話になり,中学3年生の夏を迎えた生徒たちに自覚と覚悟を促しておられました。
 本校は中高一貫教育校であり,附属中学校からの内部進学生の皆さんには高校への入学試験が課されておりません。地域の中学生が部活を引退して高校選択と受験勉強に力を注いでいるこの時期(中3後半)をいかに過ごすかは,今後に向けての大きな分岐点です。来年4月に第14期生として胸を張って入学できるよう,しっかりと準備をしておいてもらえればと思います。
 ガンバレ! 附属中学10期生!

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1年生内進生が,専門科目「エンタープライズI」で中間発表を行いました!

 7月2日(木)7限,専門科目「エンタープライズI」(以下,「EPI」と略)において,内進生は,日本政策金融公庫(以下,「日本公庫」と略)主催の「第3回高校生ビジネスプラン・グランプリ」ビジネスプランシート作成に向けてのクラス内中間発表を行いました。

 このコンテストは,日本公庫がこれまで起業支援で培った経験やノウハウを起業教育の現場で活かし,「自ら考え,行動する力」を養うことのできる起業教育を推進するとともに,次代の活力ある日本の創造や地域活性化を担う若者の育成を目指して開催されているものです。このコンテストでは各グループが仮想の起業家としてビジネスプランを立案し,それを実現するための具体的な販売計画をまとめていきます。

 会場は各HR教室で,クラスの仲間たちの前でパワーポイントを用いて各グループ3分以内の発表を行いました。本日は日本公庫京都創業支援センター所長の金子孝幸氏が御来校され,各発表を御覧下さいました。発想・内容・見せ方等,グループごとにそれぞれ見せ場があり,「なるほど」と思わせるものも多く,発表後は,ビジネスプランの内容に関して意見交流を行いました。

 今後,プランを更に練り上げて最終版ビジネスプランシートを完成させ,9月末のクラス内最終発表を経て,10月のビジネスプランシート提出の運びとなります。各グループとも活気ある熱い取り組みになることを期待しています! また,お忙しい中御来校下さり,担当教員に対して貴重なアドバイスを下さいました日本公庫金子様,誠に有り難うございました。


 なお,外進生は,この日は同時並行でEPI「アイディア企画演習」に取り組みました。「各企業からのミッション発表」と「ブレインストーミングの仕方」の動画を視聴し,その後「KJ法」を用いて意見交換を行いました。生徒たちは率直に意見を出し合い,短時間ですがブレインストーミングの方法を体感していました。今後企画案をまとめ,中間発表を経て,最終プレゼンテーションまでグループワークで練り上げていくことになります。

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 1枚目:内進生の中間発表の様子
 2枚目:外進生の取組の様子
     上段=企業からのミッション視聴
     中段=ブレインストーミングの仕方や注意点について視聴
     下段=ブレインストーミングの実習
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1年生海外フィールドワークコース概要プレゼンを行いました!

 7月2日(木)6限,7階大講義室にて,1年生に向けて,海外フィールドワーク(以下,FWと略します。)コース概要についての「教員プレゼンテーション」を行いました。
 これは,1年生自身によるコース別リサーチ発表会,先月27日の12期生による「海外FW発表会」に続く,コース選択のための大切な情報収集の場です。日頃からおなじみの担任団の先生方だけでなく,実際に昨年度のFWで付添いをした先生方が,各コースの行程や研修の様子などを生徒たちに説明しました。今回は,パワーポイント等のスライド映示資料はあえて使用せず,配付されたレジュメ(1コース当たりB5版の大きさで,昨年度の行程・概要・地図・おすすめポイントなどが載っています。)と,お話しされる先生方の話術のみで勝負するというプレゼンです。
 持ち時間5分の中で,各先生とも,宿舎やコースの概要,交流校,現地調査(FW),どのような生徒に選択をしてほしいか等を,個性豊かに語って下さいました。数ヵ月前に現地に行ったばかりの先生ならではの貴重な情報に,生徒たちは,メモを取りながら熱心に発表を聞き,FWに対する具体的なイメージを大いに膨らませることができたようでした。
 締めくくりに,「連れて行ってもらう」FWではなく「自分たちが行く」FWであり,「どこに行くか」ではなく「何をするか」を一人ひとりが当事者意識を持って決めていくことを再度確認しました。
 今回のプレゼンで,FWへの意識が一層強まったのではないでしょうか。生徒たちは,今日までの内容を踏まえて課題レポートを作成・提出し,選考の後,いよいよ各自の行き先が決定します。一人一人の生徒が主体となって13期生のFWを創り上げるべく,今後ますます活躍されることを大きく期待しています!

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附属中学生への海外フィールドワーク発表会も行いました!

 6月27日(土)午後1時から,高校1年生への海外フィールドワーク(以下,FWと略します。)発表会と並行して,本校附属中学校の生徒1〜3年生希望者に対するFW発表会を,本館7階大講義室及び5・6・7階廊下で開催しました。休日にもかかわらず約140名の生徒の皆さんが参加して下さいました。まさに,併設型中高一貫校ならではの取組と言えるのではないでしょうか。
 第1部は大講義室での全体説明です。FW委員会広報部代表が年間の準備の流れを説明し,「皆さんも高校生になったら,<小さい大人>としての自覚と責任を持って,FW活動に積極的に取り組んで下さい」と優しく語りかけていました。
 中学生の皆さんも,早ければ2年後には自分たちがおこなう取り組みとあって,興味津々で聞き入っていました。質問の手もたくさん挙がり,中学生たちの高い意識に感心しました。
 第2部はポスター発表です。時間の関係で,3回の発表を聞いてもらいました。高校2年生の生徒たちは,やがては高校に上がってくる中1〜3の後輩たちに,FWの成果や感想を丁寧に説明していました。
 中には,その後も高校生に交じってさらにポスター発表を聞いている熱心な中学生の姿も見られました。
 附属中学の先生方も多数参観に来てくださり,教え子の成長ぶりに「立派になったなあ」「成長したなあ」と感慨深くおっしゃっていました。
 この報告会で受けた刺激を糧に,附属中学生の皆さんには,今後とも「進取・敢為・独創」の精神で積極果敢にいろいろな活動に取り組まれることを願っています。

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第12期生「海外フィールドワーク発表会」を行いました!

 6月27日土曜講座の後,午後1時から3時過ぎまで,本館7階京一商西京メモリアルホール及び5・6・7階廊下において,1年生生徒全員と1・2年生の保護者の皆様ご出席のもと,「12期生海外フィールドワーク(以下,FWと略します。)発表会」を行いました。
 これは,<エンプラ魂>を2年生から1年生に引き継ぐための恒例行事で,学年全体で行いましたコース選択制海外FWの活動報告を2年生から受け,1年生の生徒がFWへの意識を高め,より充実したFW学習が実施できるように行っているものです。
 今回は,日ごろからスーパーグローバルハイスクール(SGH)の取組でお世話に与っております,京都大学国際交流推進機構長 森 純一 教授,東京経済大学コミュニケーション学部 西垣 通 教授(東京大学名誉教授),京都大学高等教育研究開発推進センター 溝上 慎一 教授 にも御臨席賜りました。

 12期生(2年生)は,この海外FWに年間を通して取り組んできました。まずは各国についてのレポート作成等の事前調査を行い,参加コース決定後はコースごとに分かれて(内進生・外進生ミックスです)それぞれの目的(“どこに行きたいか”ではなく“何をしたいか”)に応じた訪問先や日程を創り上げました。3月には実際に各地へ赴き,学校交流や現地調査などを精力的に行いました。今年度に入り,調査内容をグループごとにまとめ,それをポスターセッションの形に加工して,この発表会に臨んだ次第です。

 本日の発表会は,第1部の全体会,第2部のチームごとのポスター発表,そして1・2年生が一堂に会して御来賓から講評をいただく,という3部形式で行われました。

 第1部は1年生全体に向けての,パワーポイントを用いた報告です。
 FW委員長からは,この活動を通じて得られるものについて,また,FW委員会広報部からは,年間を通じての準備や取組の流れについて,そして各コース長からはコースごとの特色が説明されました。真摯に,丁寧に,個性や持ち味を生かしながらの発表でした。

 第2部は,3フロア・計79グループに分かれての,地声による,数人の聴衆との,双方向的な質疑応答となる,「ポスター発表形式による活動報告」です。
 休憩をはさんで,1年生たちは先輩が待ち構えている5・6・7階の廊下に移動し,事前に「要約集」を読み込んで選んでおいたポスターの前に陣取りました。今年は昨年度と異なり「コースごと」ではなく「テーマごと(経済格差,環境,食文化など)」にポスターが整理され,比較研究的に現状や課題をみることもできます。1年生たちも4月の学習合宿で一度ポスタープレゼン大会を経験していますので,しっかりとメモを取りながら聴き,質問する姿が見られました。また,2年生は練習のときよりずいぶん堂々と聴衆に向けて説明をし,質問に対するやり取りも丁寧に行っていました。お互いに5回繰り返し行われる機会を目いっぱい使って,調査結果を「伝える」・「受け取る」ことがそれぞれ出来ていたように思いました。


 最後にメモリアルホールに1年生・2年生が全員集合し,森先生から講評をいただきました。
 先生はこの半年間で今日発表のあった7つ地域すべてに行かれたそうですが,まずは「大変楽しかった」とのことで,生徒による委員会を立ち上げてしっかりと計画を立て,準備・実行している点を評価して下さいました。そして,「自ら感じることの重要性」についてもお話になった後,今後大学や社会人となってからも国際交流を行う上で4つのことをお願いしたいということで,次の4点をお話し下さいました。
 1 楽しむこと。(あっと驚くこともたくさんあると思うが,大いに楽
   しんでほしい)
 2 異なる文化や価値観を相対的に見,相互に学ぶ姿勢を大切に。
 3 言語と文化の学習はこれからも続けること。
 4 出会った友人を大切に。
そして,激励の言葉で講評を締めくくって下さいました。

 生徒の皆さんは,発表者としても,聴衆としても,生き生きとこなしていたと思います。
 2年生は,昨年度以来,本当に盛り沢山の活動に取り組んできました。この頑張りは大きな糧として,今後の人生に生きることでしょう。
 次は,13期生が「選択制海外フィールドワーク」をはじめとする様々な活動に真摯に取り組み,後輩たちにエンプラ魂を引き継ぐ番です。活躍と飛躍を期待します。

 最後になりましたが,この発表会と並行して,附属中学校の希望生徒・保護者の皆様への海外FW報告会も昨年度同様行い,さらに今年度は「スーパーグローバルハイスクール」平成27年度第1回報告会も実施しました関係から,多数の皆様方の御参加をいただくことができました。(参加者数:総計約860名[高校1・2年生約570名,附属中学生約140名,中高保護者約50名,教育関係者約60名,本校教員約50名])お忙しい中多数の皆様方の御来校を賜り,誠に有り難うございました。

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全日制
7/11 第6回土曜活用講座1年2年3年
1年文理選択OB説明会
2年学部学科OB説明会
7/13 1234個別懇談会
7/14 1234個別懇談会
7/15 1234個別懇談会
京都市立西京高等学校
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