京都市立学校・幼稚園
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「京都賞高校フォーラム」に参加しました!

 第30回京都賞ウイーク・青少年育成プログラムの一環「高校フォーラム」(稲盛財団・京都大学の共催)が,京都大学百周年時計台記念館を会場として,11月13日(木)午後に行われました。京都市内を中心とする府内の8校から約420人が参加し,本校からも1・2年生の希望者76名が参加しました。
 京都賞基礎科学部門の受賞者であるエドワード・ウィッテン博士(アメリカ・1951年生まれ・プリンストン高等研究所教授)による「粒子,波,そして弦へ」と題する御講演でした。
 「20世紀物理学の歴史をお話ししたい」ということで,アイザック・ニュートン,トーマス・ヤングやジェームズ・クラーク・マクスウェル(いずれも英国)等の業績を挙げながら,光の粒子説・波動説を中心にあらゆる物質の性質や動きを記述しようとする科学者たちの探究の歴史を概観されました。博士は,超弦理論のイメージを「例えるなら,バイオリンの1本の弦が様々な振動をすることによってハーモニーを奏でるように,素粒子の弦も様々な振動をすることによりクォークや量子,光子,電子になる。」と説明され,「これにより,物理学の1つの理想である世の中のすべての現象を1つの式にまとめるということが可能になるかもしれない。」「しかし,この理論もまだ完全ではなく,我々が生活している4次元空間よりさらに上の知覚できない次元の理論なので,正確なところは物理学者にもわからない。」と述べられました。
 終了後の質疑応答では,高校生たちは流暢な英語で専門的な内容を確かめる質問をしていました。ある生徒からの「なぜ<ひも理論>を研究しようと思われたのですか。」という問いかけに,博士は「確立された物理学の枠を超えたいと思ったからだ」「願わくはこの講演を聞いた皆さんが,この謎を解き明かしてほしい。」と期待を込めてエールを送られました。
 本校の生徒たちは,2回にわたる事前学習会の成果もあり,内容を理解しながら興味深く聞くことができました。


【参加した生徒の感想です。】
・偉大な博士の話を目の前で聞くことができ,大変貴重な体験となりました。またこのような機会があれば参加したいです。

・英語で物理学の講義を聞くというまたとない体験ができて非常にうれしかったです。また,ウィッテン博士が高校生でも理解できる用語でお話ししてくださったので,通訳なしでも理解することができました。

・他校の生徒の皆さんとともに講演を聞くことができ,刺激になりました。将来の進路に直接的につながるかどうかは分かりませんが,視野が広がったと実感しています。

・文系の私にとっては,苦手なイメージを持つ分野でした。実際あまり理解することはできなかったと思います。しかし,今回フォーラムに参加するという機会を得たことで,ウィッテン博士という一人の人物を通して物理学の中の一分野においてですが,少しでも理解し,貴重なお話を聞けたことはよい経験になったと思います。研究職は私の目指す道とは違いますけれど,新しい世界を覗くことができて,講演後には自然と楽しいという感情が湧いてきました。

・普段,光が粒子か波かなんて考えたことはなかったけれど,この講義を聞くことによって考えることができました。また,超弦理論によってあいまいであった時空間をこれから解き明かすことができることに,とても興味がわきました。これから物理の勉強により力を入れて,「次元」や「時空間」ということをより理解していきたいです。


 生徒スタッフとして活躍した生徒のみなさん,講演に足を運び博士の御講演に耳を傾けた生徒のみなさん,「謦咳に接する」という言葉がありますが,テレビの画面や活字越しではなく,先生のお人柄を感じながらの本当に貴重でかけがえのない経験ができたことと思います。今日の講演で得たものを自からの糧として今後の学校生活や人生に活かし,積極的に「自らの情熱に従ってチャレンジ」し続けていってほしいと思います。お疲れ様でした。

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 左上:入場前の様子 右上・左下:開会前の様子
 右下:講演中のエドワード・ウィッテン博士

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 左上:講演中のエドワード・ウィッテン博士
 右上・左下:生徒の質問に答えるエドワード・ウィッテン博士
 右下:代表生徒による御夫妻への花束贈呈

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 左上〜左下:御夫妻を囲んでの参加生徒集合写真
 右下:本校スタッフ集合写真
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「京都賞高校フォーラム」に向けた第2回事前学習会を行いました!

 11月12日(水)16時40分から,6階エンタープライズ演習室にて,「京都賞高校フォーラム」に向けた第2回事前学習会を行いました。
 この学習会は,11月13日(木)午後に行われます京都賞高校フォーラム(基礎科学部門受賞者エドワード・ウィッテン博士による御講演「粒子,波,そして弦へ」)に参加する1年生を中心とする生徒たちに向けて,事前に知っておくとよい内容を,生徒スタッフ(1年生20名,2年生5名)がパワーポイントの資料を用いて発表するというものです。第1回事前学習会は,「京都賞について」「エドワード・ウィッテン博士について」という2つのテーマで,10月31日(金)放課後に行いました。
 講演会直前となる今回は,博士の京都賞受賞理由「超弦理論の推進による数理科学の新しい発展への多大な貢献」から,「M理論」について生徒スタッフが参加者(スタッフを含めて77名[1年生70名,2年生7名])に向けて発表しました。

 この日のために,生徒スタッフは2週間にわたる入念な下調べと打合せを続けてきました。努力の甲斐あって,スタッフは自信をもって発表し,聴いている参加者すべてもしっかりとした意識を持ってその内容を受け取ることができました。
 しかし,大変難解な理論の解説であることから,参加した生徒が一度で中身を理解するのに苦労をすることを予想したスタッフは,「お土産」と称した「まとめプリント」(B4版両面印刷)を作成・配付しました。このプリントを使えば,じっくりとおさらいをすることができます。

 明日の高校フォーラムに向けて,機運を高める非常に良い場になったのではないかと思います。博士の御研究内容を知ることはもちろんですが,そのお人柄や知性,情熱をしっかりと感じるとともに,同じ会場に集まった同世代の若者たちのパワーや勢い等も感じるべく,一人一人がセンサーの感度を最大にしてその場に臨んでほしいと思います。
 生徒スタッフの皆さん,お疲れさまでした!

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【新聞部】「近総文」福井大会に京都府代表として参加しました!

 「掘り出そう!育もう!若き文化のたまごたち」のテーマのもと,11月7日(金)から16日(日)までの日程で,第34回近畿高等学校総合文化祭・福井大会が行われています。「新聞」部門は,福井県鯖江市の嚮陽(きょうよう)会館にて,11月8日(土)・9日(日)の2日間の日程で行われました。本校新聞部2年生3名は,京都府代表として参加しました。
 第1日目(8日)は,学校・府県の枠を超えた7人の新聞部員で構成される班に分かれ,鯖江市内の観光地や特産品の眼鏡などについて取材しました。第2日目(9日)は,新聞作成とその講評会が行われました。本校の新聞部員は,編集長としてそれぞれの班の中心となって新聞づくりを進めていきました。
 部門閉会式では,京都府代表として本校新聞部2年生の則武昂希さんが挨拶し,「新聞部の規模が小さい京都府にとっては,7人で協力しながら1つの新聞を作るということだけでも貴重な経験となった。今大会で学んだ技を持ち帰り,技量向上と部員の確保に並行して取り組んでいきたい」と今後への意気込みを力強く語りました。
 新聞部の活動への応援をよろしくお願いいたします!

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【新聞部】「新聞コンクール」で奨励賞に選ばれました!

 「高校新聞部インターハイ新聞コンクール」(主催・読売新聞社,後援・全国高等学校体育連盟・全国高等学校文化連盟)の審査結果が去る10月30日(木)に発表され,本校新聞部は,見事「奨励賞」に選ばれました。
 このコンクールは,全国高校総体(インターハイ)に向けて努力を続けてきた仲間たちを取材した学校新聞を集めて行われているもので,本校新聞部は今年が初めての参加でした。
 今回,新聞部はインターハイに出場した本校陸上部3年生の杉浦朝香さん(800m),田中勇悟さん(走高跳)と顧問の渡邉為彦先生を中心に取材し,地区予選からインターハイへの道のりを新聞に仕上げました。
 最優秀賞(1校)・優秀賞(5校)に次ぐ奨励賞(9校)を受賞し評価されたことは,新聞部にとって大きな自信になり,一層のレベルアップにつながるものと思います。
 今後の新聞部の活躍に御注目下さい!

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第2回学校説明会に多数の御参加ありがとうございました。

 11月8日(土)午前10時から,7階メモリアルホールにて,第2回学校説明会を実施しました。中学3年の生徒・保護者約420人の方が参加して下さり,「西京高校における学習活動及び入学後の学校生活」「前期選抜の実施概要」等について説明させていただきました。

 冒頭の御挨拶で村上校長は「今,高校3年生は大学入試の準備をしているが,センター試験まであと2箇月。『現役生はまだまだ伸びるので,これからが勝負。集中して自分の足りないところを埋め,目標に向けて頑張りなさい』と言っており,生徒たちは本当によく頑張っている。高校入試も同じ。残りの3箇月,一所懸命に高みをめざして努力する経験は大変貴重。充実した毎日を過ごして入試に臨んでいただきたい。」「目の前の高校入試で終わりではない。これから多くの厳しいこと・苦しいことを乗り越えなければならない。しかし,皆さんには無限の可能性がある。今の若者には夢がないと言われることがあるが,私はそうだとは思わない。鍛えることでとても素晴らしい能力を伸ばしていけるはずであるし,本校ではそのようなプログラムを用意している。皆さんの今後に期待したい。」と参加の中学生たちにエールを送りました。

 エンタープライジング科での学習や選抜概要等についての教員による説明の途中,1年生フィールドワーク委員会・グアムコース長の生徒や,今年の夏に初めて行いました2年生「トップリーダー研修」(UCバークレー研修)代表生徒から,実施概要や自分が得たもの等の説明をパワーポイントを用いて行ったり,今春卒業の9期生3名に聞くミニ座談会(受検決定時期や高校生活などについて)も挟み込んだりしながらの100分間でした。

 全体会の後は,教員や1年生生徒による「個別相談」や「施設見学」などをしていただきました。

 参加者の感想をいくつか御紹介します。
「学校の魅力が充分伝わりました。『ここで学びたい!!』と親子で思える内容で,とても参考になりました。」
「学校の雰囲気が良かったです。なぜこれほどまでに生徒達が生き生きとして,学校全体から受ける環境のムードも素晴らしいのか,不思議でなりません。この学校の一員となれることを願っています。」
「とても分かりやすく,また内容も濃く,西京の中身が,先生・現役生・卒業生など,様々な視点からよく理解できました。」
「生徒の方々の発表が素晴らしく,苦手なことにも取り組む姿が勇気を与えて下さいました。」
「入ってからでないとわからないことや不安に思うことが,かなり払拭されたと思います。勉強だけでなく,イベントなどにも熱く盛り上がるところが魅力的であると感じました。」
「部活をしながら,勉強や行事などどれにも手を抜かずにすべてを頑張る,というところがとても心に残りました。」
「試験問題の解説や各教科の勉強法などを簡潔にわかりやすく教えてもらえたので,とても良かったです。」

 本日御都合のつかなかった皆さんには,12月13日(土)にも同じ内容で第3回学校説明会を本校にて行います。ぜひお越しください。


[写真]
1枚目
 左上=受付の様子
 右上=校長挨拶
 左下=1年生説明(海外フィールドワーク)
 右下=2年生説明(バークレー研修)

2枚目
 左上=卒業生(9期生)からみた高校生活
 右上=選抜説明(各教科)
 左下=選抜説明(作問の意図)
 右下=7階から西南を望む

3枚目
 左上=個別相談(1年生)   右上=部活動紹介
 左下=バークレー研修発表   右下=個別相談(教員)
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本日、第2回学校説明会です!

 本校エンタープライジング科入学者選抜の実施概要や,入学後の学習活動・学校生活について理解を深めていただくため,学校説明会を本日(11月8日)10時から実施いたします。本校への入学を希望している人は,ぜひ参加してください!(保護者の方のみの御参加も歓迎です。)

◆ 日 時   平成26年11月8日(土)
         9:30〜 受付 (7階メモリアルホール)
        10:00  全体説明会
        11:30  個別相談・施設見学(12:30終了)

◆ 内 容  (1)全体説明会
          1.入学後の学習活動及び学校生活について
          2.本校の進路指導について
          3.入学者選抜の実施概要について

       (2)個別相談会・施設見学 
           ※御希望の方のみ

◆ 対 象  京都府内の本校入学を希望する中学3年生及びその保護者

◆ 会 場  京都市立西京高等学校 
       京都市中京区西ノ京東中合町1(西大路御池・北西角) 
       TEL075-841-0010
    
※駐車スペースはありませんので,公共交通機関をご利用ください。
 (自転車・バイクは駐輪可能です。)
※本校は二足制ですので,必ず上履きと下足袋をご持参ください。

 今回御都合のつかない方は,第3回学校説明会(12月13日[土]午前)に御参加下さい。(本日の第2回説明会と同じ内容で御説明をいたします。)

1年生 保健学習会を実施しました!

 11月6日(木)7限ロングホームルームの時間に,1年生全クラスのホームルーム教室にて,「保健学習会」(食育)を行いました。
 高校生はまだまだ成長期の真最中。食べたものが体を作るこの時期に,今一度食事の大切さを意識してほしい,正しい知識を持って健康的な食生活を送ってほしい,という願いを込めて,毎年この学習会を行っています。
 テーマは「食生活を見直してみよう」。
 各クラスの美化保健委員が,自分のクラスでクラスメイトにプレゼンテーションを行うという形で行いました。内容としては,(1)「朝食」を見直してみる (2)食事の「量と質」を見直してみる (3)「甘いもの」を見直してみる の3つに加え,各クラスの美化保健委員が自分のクラスメイトに伝えたい内容という4つの柱で発表しました。例えば,食事と睡眠の関係について発表したクラスや,オーバーしたカロリーを消費するための運動量を示したクラスもありました。
 美化保健委員が,昼休みや放課後の時間を使ってスライドの推敲やプレゼンテーションの練習に励んでくれた「頑張り」と「想い」がクラスメートに伝わり,とてもいい時間になりました。

 事後アンケートの中から,一部を御紹介します。
 「とてもわかりやすかったし,食事の大切さがよくわかりました。」
 「ほとんど毎日朝ごはんを食べていなかったので,今回のプレゼンを聞いてこれからは毎日朝ごはんを食べようと思いました。」
 「保健室からの『おたより』とかではあまり読まないけれど,こうして説明してくれたら分かりやすい。」
 「食についてたくさん知ることができてよかった。また機会があればしてほしい。」

 高校生になると,おうちの方の手も徐々に離れ,自分で食べるものを選択する機会が多くなります。その選択の時に,今回のプレゼン手に入れた知識と行動を変えようと思った意識が少しでも役立ってくれたらうれしいです,
 是非今日学んだことを糧に,今後の高校生活,ひいては今後の人生を健やかに過ごしてほしいと思います。12期生をはじめ西京生の心身ともに健やかな成長を願っています!

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京都市立西京高等学校教員公募制募集要項の掲載について

平成27年度京都市立西京高等学校教員公募制 募集要項を右側メニューの配布文書に掲載いたしました。

【柔道部】府下大会個人戦で1年生女子が優勝しました!

 11月1日(土),京都市武道センターにおいて行われました平成26年度京都府高等学校柔道選手権大会兼第56回近畿高等学校柔道新人大会京都府予選(個人試合)において,本校柔道部1年生の岩崎鈴加さん(初段)が女子48kg級において見事優勝しました。
 雨天でお足元の悪い中,試合会場まで応援に駆けつけてくださった保護者の皆様,誠にありがとうございました。岩崎さんは来年1月24日(土)に兵庫県で開催されます近畿大会に出場します。今後ますますの活躍を期待しています!

[写真]表彰後の本校選手集合写真
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【競技カルタ同好会】京総文小倉百人一首かるた部門に出場しました!

 11月2日(日)・3日(月・祝)の2日間にわたり,ホテルルビノ京都堀川(上京区)にて行われました「第31回京都府高等学校総合文化祭・小倉百人一首かるた部門」に,本校競技カルタ同好会部員11名のうち,2年生4名(うち2名はC級[いわゆる初段])が出場しました。
 総勢52名の選手が経験に応じて4段階のブロックに分かれ,リーグ戦で日ごろ鍛えた技を競います。一試合1時間以上にもなる長丁場の戦いですが,選手たちはしっかりと集中力を維持して札に向き合っていました。
 結果は,有段者のブロックでは5勝が1名と1勝が1名,無段者のブロックでは2人とも4勝ということで,本校は3位入賞1人のみにとどまりました。今後に向けて,自分の欠点をいかに克服していくかがポイントになります。部員の皆さんのますますの活躍を期待しています。

[結果]第3リーグBブロック第3位  林 里香(2年4組)

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全日制
11/14 前期追認考査
11/15 第10回土曜活用講座1年2年
京都市立西京高等学校
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