京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/19
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「京都賞高校フォーラム」に向けた第1回事前学習会を行いました!

 10月31日(金)16時45分から,7階大講義室にて,「京都賞高校フォーラム」に向けた第1回事前学習会を行いました。
 この学習会は,来る11月13日(木)午後に行われます京都賞高校フォーラム(基礎科学部門受賞者エドワード・ウィッテン博士による御講演「粒子,波,そして弦へ」)に参加する1年生を中心とする生徒たちに向けて,事前に知っておくとよい内容を,生徒スタッフ(1年生20名,2年生5名)がパワーポイントの資料を用いて発表するというものです。
 部活動や補習等の関係から,生徒スタッフ25名を含む合計77名の参加希望者(1年生70名,2年生7名)全員の参加はかないませんでしたが,それでも90%以上となる70名の生徒が集まってくれました。
 今回の学習会では,「京都賞について」「エドワード・ウィッテン博士について」という2つのテーマで発表を行いました。参加した生徒たちは,京都賞の理念やこの賞が世界的にも権威のある国際賞であること,また博士の異色の経歴と数学と物理学との相互発展に大きな貢献をされてきたこと,等を中心に学びました。また,発表後の質疑応答では他の部門の受賞者についての質問が出る等,講演会に向けての期待の高さを感じました。
 次回の第2回事前学習会は高校フォーラム前日の11月12日(水)に行う予定です。内容は,エドワード・ウィッテン博士の京都賞授賞理由(超弦理論の推進による数理科学の新しい発展への貢献)から,<超弦理論>についての学習です。非常に難解なテーマに生徒たちは挑んでいますが,必ず成功させるという意気込みで熱心に準備を進めています。
 より深く知ることによって,疑問点もたくさん出てくると思います。せっかくの機会ですので,できるだけの準備を行って講演会に臨んでほしいと思います。
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第2回学校説明会のご案内(エンタープライジング科)

 本校エンタープライジング科の入学者選抜の実施概要や、入学後の学習活動・学校生活についてより理解を深めていただくため、進学説明会を下記の要領で実施いたします。
 西京高校への入学を希望している人は、ぜひ参加してください。

                記

◆ 日 時   平成26年11月8日(土)
          9:30〜 受付 (7階メモリアルホール)
         10:00  全体説明会
         11:30  個別相談・施設見学(12:30終了)

◆ 内 容  (1)全体説明会
          1.入学後の学習活動及び学校生活について
          2.本校の進路指導について
          3.入学者選抜の実施概要について

       (2)個別相談会・施設見学 
           ※御希望の方のみ

◆ 対 象  京都府内の本校入学を希望する中学3年生及びその保護者

◆ 会 場  京都市立西京高等学校 
       京都市中京区西ノ京東中合町1(西大路御池・北西角) 
       TEL075-841-0010
    
※駐車スペースはありませんので、公共交通機関をご利用ください。(自転車・バイクは駐輪可能です。)
※本校は二足制ですので、必ず上履きと下足袋をご持参ください。

◆ 説明会のお問い合わせ先
  〒604-8437 京都市中京区西ノ京東中合町1
   京都市立西京高等学校(担当:教育企画部)
    TEL(075)841-0010 FAX(075)822-5702 
    e-mail: enterprising@saikyo.edu.city.kyoto.jp

●参加申し込み方法
  「学校説明会申込みフォーム」または「FAX」でお申し込み下さい。
 ・パソコン・携帯の場合は本校Webサイト上の申込フォームまたは下記URLよりアクセスしていただき、お申込みください。

    URL http://www.edu.city.kyoto.jp/hp/saikyo/form2k.html

・FAXの場合は右側メニュー「配布文書」の「第2回エンタープライジング科説明会案内」を印刷し、参加カードに御記入の上、切り取らずにそのまま送信してください。

*申込締切日…10月31日(金)(締め切り以降も受け付けさせていただきます)

                             以 上

【放送部】京総文放送部門の「朗読」部門で最優秀賞!

 10月26日(日),京都コンピュータ学院京都駅前校にて第31回京都府高等学校総合文化祭放送部門が開催されました。
 このうち,「朗読」部門において「丕緒(ひしょ)の鳥」(作・小野不由美さん)を朗読した本校放送部の長谷川稜奈さん(2年)が,参加者130名の頂点に立ち,「最優秀賞」を受賞しました。予選では小さい失敗がありましたが,決勝では一語一語丁寧に朗読し,本人も満足のいく発表ができました。
 今後ますますの活躍を期待しています!

2年進路保護者説明会を実施しました!

 10月25日(土)13時30分から,7階大講義室にて,第2回2年進路保護者説明会を実施しました。

 初めに,村上校長から,10月10日(金)に行われました受験生宣言を機会に,「言われてする勉強」から「自分のために,自分に必要だからする勉強」に転換しよう,というお話がありました。これまで生徒たちは誰かから何かを提示されたり言われたりしたことをこなしていくという勉強方法だったと思うが,大学入試は大きな関門であり,今までと同じでは壁を越えられない。大学受験を契機として,自ら目標を設定してそれに到達する過程を考え実行するという,社会人に必要な姿勢を身に付けることが重要であり,家庭・学校ともに協力して,見守り・支え・励ましていきたいということでした。

 続いて,駿台予備学校京都校の西尾年史校舎長から,「親子でのりきる大学入試」と題した講演がありました。保護者の皆様が受験を経験されたころとは状況が大きく変わっており,親として受験生を支えるためには知識が必要なので,お子様と同じ目線で受験について話ができるように,今の受験についてお話をしたい,というところから,大学入試の現状・難関大入試を目指すことの意義や具体的な方法等について,豊富な資料や多くの受験生を指導してこられた御経験を駆使してお話しくださいました。
・新課程入試については,現2年生はほとんど影響がないので心配無用。
・受験は人生に一度だけの機会だから,妥協する必要はない。安易な選択に流されず,納得受験・納得人生を!
・求められているのは挑戦心や志。社会から若者への要求はどんどん高まり,出発点が上がっている。将来を見据えて自分を鍛える必要性がある。
・今届く目標で満足するのではなく,高い目標を設定して努力することに意味がある。本当に入りたい大学を目指して努力し,優れた環境で学び,就職の壁を乗りこえて,社会で活躍していってほしい。
・大学受験を子どもの成長・自立のチャンスととらえ,苦労して合格を勝ち取る喜びを味わわせてほしい。
・受験に必要なものはまず基礎学力の定着であるから,学校の授業を大切にすべき。
 また,サッカー日本代表元監督イビチャ・オシム氏の「リスクを冒して攻める。その方がいい人生だと思いませんか」「限界には,限界はない」といった言葉も引用しながら,「現役生の武器は何と言っても『集中力』と『勢い』」。一方受験生の気質は以前と比べて変化しているので,しっかりサポートする必要がある」等々,盛り沢山で有益なお話でした。

 さらに,坂根進路指導部長から,7月の進研模試の結果を受けて,11期生の現状について説明がありました。中だるみを(している人は)ここでなんとかしよう,と9月11日のアッセンブリで生徒に呼びかけたという報告。さらに,受験生宣言の日に生徒に話した受験生宣言の意義と,それを生かすためのアドバイスについてのお話でした。

 最後に,2年担任団の五十嵐先生から,11期生の最近の様子について話がありました。2年生は10月20日から「朝予習キャンペーン」を実施しているが,先週は生徒たちがいい感じで勉強してくれていることなどをお話しし,教師の側も「授業を大事に」ということを一層肝に銘じたい,と締めくくりました。
 
 長時間の説明会でしたが,保護者の方々は終始熱心な表情で話に聞き入っておられました。また,時折の講師のユーモアに笑いが起こるなごやかな会でした。お忙しい中多数御参加下さり,有り難うございました。
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情報科の授業で「プレゼン大会」を開催しています!

 1年生の情報科の授業「社会と情報」では,夏休みから新聞記事を用いた探究活動を行ってきました。これは,マスメディアの発信する情報をうのみにせず,背景を自ら調査して関連する知識を集め,それらをもとに多角的な視点から考察してレポートにまとめていく取組です。生徒たちは9月に個人レポートを完成させ,10月以降はレポートの内容をさらに発展させてグループで発表する「プレゼン大会」を各クラスで実施します(会場は大きなスクリーンのある7階大講義室で行います)。この活動を通して,社会に溢れているマスメディアなどの情報に対して多角的視点をもって主体的に考察を行い,その結果を相手に的確に伝えるといった「真の情報活用能力」を身につけていきます。また,プレゼンテーションの資料作成や発表を協力して行ったり,聴衆として他のグループの発表を聴いて質問や評価を行ったりすることで,本校が育成したい力である「3つのC(コンピテンシー)」の中の「コミュニケーション能力」の向上にも資するものです。
 10月24日(金)の2・3限には,トップバッターとして1年6組前半の発表が行われました。この日の授業は,第40回全日本教育工学研究協議会全国大会(JAET京都大会・10月24日と25日の2日間の日程で南区の京都テルサを主会場に開催)の「公開授業校」(8校)のうちの一校にもなっており,全国から約40名の先生方も参観に来られました。
 生徒たちは初めは緊張した面持ちでしたが,徐々に緊張もほぐれ,どの班も綿密に準備されたプレゼンテーションを堂々と行っていました。発表内容はレポートよりもさらに考察を深められており,メディアリテラシーの重要性をしっかり理解できているものばかりでした。発表後の質疑応答も活発に行われ,議論がさらに深まり,充実した時間を過ごせたのではないかと思います。
 来週以降も11月末にかけて,各クラスでプレゼン大会が続いていきます。「内容」が最も重要であるのはもちろんのことですが,しっかりと伝わるよう,効果的な説明順序の構成,シートの文字の大きさや色遣いの工夫,話すスピードやアイコンタクト等にも注意を払って,「伝えたい」という気持ちをストレートに出してください。
 12期生の活躍に期待しています!

本日の発表タイトル一覧(発表順)
 4班:メディアのあり方,使い方
 1班:集団的自衛権と印象操作
 2班:LINEいじめ,なくせばいじめは減るか
 7班:ICT教育の可能性
 9班:休憩する偽ミッキーマウス


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1年生海外フィールドワーク「秋課題」発表会を行いました!

 10月23日(木)6・7限に,1年生海外フィールドワーク秋課題「何するリサーチ」の発表会を行いました。この課題はフィールドワーク(以下,FWと略します)での行動班を決定する大きな鍵となるもので,コースごとの所属生徒人数によって会場を分け,7階メモリアルホール,6階のホームルーム教室(4会場)やエンタープライズ演習室,4階会議室の7会場で実施しました。
 本校では,10期生まで上海1コースで行っていました海外FWを,昨年度の11期生から内進生・外進生ともにシンガポール,マレーシア,タイ,ベトナム,ハワイ,上海,グアムの7つのコースに分かれて行う「コース選択制」に改編して実施しています。コース選択制のもとでの2回目の実施となる今年度は,昨年度の取組結果を踏まえて,さらによい研修にしようと学年を挙げて取り組んでいます。
 6月に行われました「エンタープライズ発表会」(2年生から1年生へのFWの取組内容伝達発表の会です)への参加や何回かにわたる希望アンケートを踏まえ,7月末に各自の参加コースを決定し,その後各自が希望のコースについて研究する「夏課題」とその発表会を経て,秋休みに「自分の参加するコースで実際にどんな課題をもって具体的にどんなことをしたいのか」をまとめる「何するリサーチ」に全員が取り組みました。今回の発表会では,各コースに分かれて各コース独自の運営で相互に「海外FWで具体的に何をしたいか」についてグループ内でそれぞれが発表し,コース全体で内容の交流を行いました。(人数の少ないコースはグループ分けはせず,全員で輪になって行ったりしました。)
 本校ではさまざまな学校行事で生徒が中心となって運営を担っていますが,海外FWも生徒によるボランティアスタッフである「FW委員」が中心となって,各コースの企画立案・運営を行っています。コースによって参加生徒数(10名から80名)もまちまちで課題もそれぞれに異なる状況ですが,FW委員たちは教員のアドバイスを受けながら,1組から7組までばらばらに散らばっている自分のコースの生徒たちへの連絡,意見の集約やコース別会議・発表会の運営等に主体的・積極的に取り組んでいます。
 今回で2回目となる発表会ですが,今回初めて司会進行を担当した生徒もおり,準備や経験の不足からなかなか思うように行かなかったコースもありました。しかし生徒たちはこのような試行錯誤や小さな失敗を積み重ねながら経験を積み,その経験を自分の成長の糧に変えていってくれることと思います。
 御家庭でも,生徒たちの取組を温かく見守っていただければと思います。また,学校としましても関係機関と連携を取りつつ,各地域の情勢を引き続き注視し,治安状況や健康への影響等につきましても確認をしながら,慎重に準備を行ってまいります。今後とも御協力よろしくお願い申し上げます。
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【インターアクト同好会】京都市壬生児童館でのボランティア活動を開始しました!

 インターアクト同好会では,今年度から附属中学校の部員も加わり,このたび新たに京都市壬生児童館(中京区西ノ京北小路町)「学童クラブ」にてボランティア活動を始めました。身近なところで何か人の役に立つ活動ができないかとさまざまな可能性を探っておりましたところ,学校から徒歩わずか5分という場所にありますこの児童館様の御好意により活動させていただけることになり,大変有難く思っております。中学生と高校生では授業終了時刻も部活動時間も違いますが,それぞれの活動時間の枠の中で参加させていただくことにいたしました。
 具体的には,学童クラブに通う小学校低学年・中学年の児童の遊戯,読書,宿題などのお手伝いをしています。参加初日となった本日は,児童館ではハロウィンパーティーが行われており,先生方が仮装してお菓子を配っていらっしゃいました。
 挨拶をした部員たちに小学生の子どもたちはすぐになじみ,「一緒に遊ぼう」「宿題を教えて」とお願いをしたり,話を聞いてもらったりしていました。中高生のお姉さん部員たちは小学生のパワーに圧倒されつつも,誰かの役に立てる喜びを感じていました。これから週2回この活動を続けていきます。お互いにとって楽しく意義のある活動になればと思います。
 インターアクト同好会では,児童館での活動の他にも,昨年度から継続して取り組んでいるルワンダ大虐殺についての本や映画の翻訳活動に加え,ペットボトルキャップの収集活動や各種募金活動への参加,また京都西ロータリークラブ様が実施されるイベントに参加するなど,さまざまなボランティア活動に取り組んでいます。今後とも御支援よろしくお願いします。

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【理学部】秋の観測合宿を行いました!

 理学部では,10月17日(金)から18日(土)の1泊2日で,校内セミナーハウスにて秋の観測合宿を行いました。
 今回の合宿では天候にも恵まれ,望遠鏡を使った星雲の撮影に挑戦しました。思わぬ機器トラブルはあったものの,何とか良い写真を撮ることができました。これも,部全体の望遠鏡やカメラの操作技術が上がってきたことの表れではないかと思っております。
 今後も努力を重ね,よりよい観測が行えるようにがんばっていきます!

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 望遠鏡で撮影した「オリオン大星雲」(上下とも)
  (2枚目はアップの画像です)

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【茶道部】裏千家「みどり会」の皆様をお招きして茶会を催しました!

 10月16日(木)午後5時過ぎから,本校の茶室「松韻庵」にて,裏千家学園茶道専門学校「みどり会」の方々をお招きして茶会を催しました。
 「みどり会」とは,世界各国から招聘した茶道留学生のための特別カリキュラムである,別科外国人研修コースで学ぶ方々のことです。「茶道を通じて世界平和を」との理念のもと,昭和45(1970)年春に当時の鵬雲斎家元(千玄室大宗匠)により設立されて以来,世界に向けて多くの茶人を輩出しています。このコースは1〜3年間の全寮制で,午前中は日本史,茶道史,数寄屋建築から能,座禅まで茶の湯にまつわる日本文化全般を勉強し,午後は徹底してお点前実技の指導を受けるそうです。
 本年9月に本校部員が「みどり会」の方々に茶道についてインタビューをする機会があり,今日は二回目の交流となりました。
 アメリカ,ロシア,ポーランドなど様々な国籍の方がおられ,日本の伝統文化の茶道が世界中に広がりを見せていることが本当によくわかりました。皆さん日本語が堪能で,緊張をする本校部員に,「茶道歴は何年ですか」「その短冊の意味は何ですか」「週に何回茶道を稽古していますか」と優しく声を掛けて下さり,始終和やかな雰囲気での茶会となりました。一服目は本席で,二服目は場所をすぐ横の西館1階ギャラリーに移して立礼で召し上がっていただきました。クラブを指導して下さっている山元先生お手製のお茶菓子も皆さん喜んで下さいました。
 最後に「みどり会」の方が,部員の前でお手前を披露してくださいました。丁寧で落ち着いた美しい所作に部員一同感動し,「みどり会」の方々を見習って,これからも更に熱心に稽古に励もうと気持ちを新たにしました。
 部員たちとみどり会の皆さんとの話が弾み,予定の時間をオーバーしての終了となりました。
 まさしく「一期一会」の出会いのあった,忘れられない茶会となりました。この茶会の実現に御尽力くださいました皆様方に,心から御礼申し上げます。有り難うございました。
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3年生進路保護者説明会を行いました!

 10月18日(土),3年生(10期生)の保護者の皆様を対象に,第2回進路保護者説明会を7階大講義室にて行いました。従来3年生の秋には説明会を設けておりませんでしたが,数学と理科における「新課程」入試初年度にあたる本年,エンタープライジング科初の試みとして,この説明会を設定させていただきました。

 まず,村上校長は,冒頭の御挨拶の中で,なるべく多くの生徒さんに第一志望に合格してもらいたいという本校の思いと,保護者も最後まで気持ちを強く持ち続けることの重要性についてお話しさせていただきました。これは,一人一人の生徒たちが進学後に「やる気」のおきる大学に行き,充実した学生生活を送って社会で活躍できることが大切であると常々考えているので,学校としては本人の今後のモチベーションアップにつながる選択であるかというところを重視して進路指導に当たりたいということが一つです。また,二次試験(前期)の結果が出て,もしもダメだったときに,すぐに後期に気持ちを切り替えられるかどうか,本人のメンタリティが大きくものをいいます。仮に(後期で出願した大学に)合格してもそこには行かないことになるかもしれないけれど,自分のこれまでの取組をしっかりと締めくくろう・自分のためにもうひと頑張りしようという気持ちを強く持って取り組めるかどうかが大きな分かれ目になります。保護者の皆様には,「もうこれでいいよ」ではなく,粘る・諦めない気持ちをお子様とともに持っていただき,御支援していただければと思っているというのが二点目です。これらのことを基盤に,御家庭と学校とでしっかりとタッグを組んでこれからいよいよ「シーズン」を迎える10期生諸君を支えていきたいと思います。

 次に,駿台予備学校京都校副校舎長の北西学氏から,昨今の大学入試の動向について概説していただきました。「3箇月後の今日は1月18日。センター試験2日目で,今頃数学を解いているころ」「理系は2日目の朝,時間に余裕がある。いかに過ごすかが重要」といったことや,「安易な妥協・安全策を取ることで不本意入学→再受験となり,逆に遠回りすることもある」「必要以上に既卒生を恐れることはない」「『入れる大学』ではなく『入りたい大学』を。第一志望には必ず出願」「大学入試は長期戦。体力・精神力は必須。保護者も忍耐力を!」等,資料を用いて丁寧にお話し下さいました。そして,平成27年度入試が強気の出願を貫くチャンスの年であることも,さまざまなデータをもとに強調して下さっていました。

 続いて,進路指導部の久保から,志望校出願に関する手続き面でのスケジュールと,過去の西京生のデータをもとに,現役生は直前まで学力が伸び続ける点,全生徒が専門学科生の本校ならではの,全員一丸となった学習環境の利点について紹介させていただきました。「現役生はこれからが本番」「明日受験するわけではない!を腹に据えて,判定よりも中身をしっかりと確認して次につなげることが大切」「チャレンジする気持ちを忘れず,本当に行きたい大学に向かってやり切る」等といったポイントを御説明し,最後に西京の伝統である『オセロ現象』(本気モードになっていく生徒たちがどんどん増えていく様子をたとえたもの)で御説明を締めくくりました。

 最後に,3年学年主任の景山から,「10期生の現状&卒業まで」と題して,模試結果に見る10期生の学力特性の御報告と,これから直前期にかけての本校の進路指導方針,旧課程入試からの変更点等についての御説明をさせていただきました。ここでもやはり,「前期試験が終わってすぐに切り替えて後期の準備ができる,というメンタル面の強さ」「今やるべきことをやり切る姿勢の大切さ」が強調されていました。

 公私ともにお忙しい中たくさんの方に御来校賜り,まことにありがとうございました。残された時間はあとわずかですが,10期生の支えとなれるよう,3年担任団,進路指導部,教科担当者が一丸となって質の高い進路指導を推進していく所存ですので,御家庭におかれましても,今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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上段 左:校長挨拶  右:会場の様子
中段 左:駿台北西氏説明  右:進路指導部説明
下段 左右とも:学年主任説明

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全日制
11/1 1年2年進研記述模試
3年進研駿台共催マーク模試
11/3 (文化の日)
11/7 大掃除
京都市立西京高等学校
〒604-8437
京都市中京区西ノ京東中合町1
TEL:075-841-0010
FAX:075-822-5702
E-mail: saikyo@edu.city.kyoto.jp