京都市立学校・幼稚園
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竹上ほの香さん(3年)・国体5位入賞!

 長崎県立総合運動公園陸上競技場で行われています第69回国民体育大会(長崎がんばらんば国体2014)陸上競技・少年女子棒高跳の部において,本校陸上競技部竹上ほの香さんが,本日(10月19日[日]),5位に入賞しました。記録は3m70です。

【少年女子棒高跳の部】結果
1位 那 須 眞 由さん(兵庫・明石商高)  3m80
2位 水 島   恵さん(静岡・清水東高)  3m75
3位 久 保 愛 菜さん(群馬・市立前橋高) 3m70
4位 若 園   茜さん(岐阜・県立岐阜商高)3m70
5位 竹 上 ほの香さん(京都・西京高)   3m70

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来年度選択科目の登録に向けた2年学年説明会を行いました!

 10月16日(木)7限ロングホームルームの時間を利用して,2年生(11期生)対象の来年度選択科目登録説明会を行いました。7階大講義室を会場に,理系・文系で前後半入れ替えの2部制方式で,学年の教科担当教員から,特に地歴公民科と理科にしぼって科目登録に関する注意事項と今年度の入試情報を詳しく説明いたしました。
 理科からは,理系については,イレギュラーな入試科目を持つ大学学部以外は基本的に理科の専門科目を2科目しっかりと学んでいくこと,また文系については,基礎科目2科目をしっかり習得すれば,ほぼすべての大学学部で受験が可能であること等をおさえました。
 続いて,地歴公民科からは,選択パターンで注意を要する部分について確認しながら,受験生宣言をしたこの時から,授業を大切にしながらしっかりと地道に本腰を入れて取り組んで行くことが大事である,と激励を込めて説明を行いました。
 今後,本登録に向けて,保護者の皆様との懇談内容も踏まえながら,本人の選択が妥当であるか,再確認してまいりたいと思います。

 最後に,2年生は来週から,『朝予習キャンペーン』を行います。朝できるだけ早くに登校し,8時30分から15分間はその日の授業の予習を各自で行うこととします。先週末の「受験生宣言」で,卒業生の先輩からも,朝型学習の経験談や,授業の中でしっかり理解する姿勢の重要性を11期生に伝えてもらいました。後期に入って折り返し地点にもなりますし,朝型のリズム作りと1限から授業に集中する姿勢作りを促すために,来週10月10日(月)から10月いっぱいまで取り組ませようと考えています。希望する進路の実現に向けて,一人一人の「覚悟」が大切です。 ガンバレ! 11期生

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1枚目 学年主任・理科から
2枚目 地歴公民科から
3枚目 会場の様子

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1年学年アセンブリを行いました!

 10月16日(木)7限,7階メモリアルホールにて,1年学年アセンブリを行いました。今回のテーマは大きく「コース及び選択科目本登録にあたっての注意」と「ボランティアスタッフ募集」の2つです。

 まず,教務・学事情報部の担当教員から,「コース(文理)選択・2年次選択科目」本登録に向けた最終説明を行いました。入学直後から何度となく生徒諸君への進路アセンブリや進路学活を行い,夏の京都大学オープンキャンパスにも参加してもらうなど,7か月間にわたって情報提供し,考え,実感してもらいながら,生徒自身が学ぶ動機を見つけた上で理系または文系のコース選択をできるように,学校としても取組を進めてきました。その集大成として,先に提出していただきました「仮登録」を踏まえて,保護者や担任等との相談結果なども考えあわせて,いよいよ「本登録」を行っていただきます。「自分はどのような形で社会に貢献するのか」「そのためにはどのような学びをしていくべきか」,もう一度じっくりと考えて決断してほしいと思います。決断した後は,実行あるのみです。可能性を自ら狭めることなく,興味関心を広く持って,何事も楽しみながら日々の努力を積み重ねていってほしいものです。

 次に,教育企画部長の富永先生から,学習合宿・フィールドワーク委員・学校説明会に続いて第4弾となる,「京都賞高校フォーラム」のボランティアスタッフの募集告知がありました。
 今年で30回目を数える「京都賞」は,本校学術顧問の赤崎勇先生(第25回)や,京都 大学iPS細胞研究所所長山中伸弥先生(第26回)らが受賞されたことでも有名な,稲盛財団により運営されている国際賞です。
 「京都賞ウイーク」では青少年育成プログラムの一環として「高校フォーラム」が行われており,赤崎先生の特別授業は平成21年11月に本校中高生のみを対象として本校大講義室で行われ,事前の広報活動や当日の進行等,6期生有志のスタッフが活躍してくれました。近年は京都大学との共催により,京都大学百周年時計台記念館を会場として,いくつかの高校から希望する生徒を募って実施されています。本校では,講演会の内容をよりよく理解するとともに質疑応答でも積極的に質問することが出来るよう,ボランティアスタッフを中心に事前の準備企画を実施し,参加希望生徒が集まって学習会を行っています。
 告知の後には,スタッフへの興味を示す生徒の他に,講演会を聴きたいと申し出る生徒もたくさんいましたが,講演会そのものの聴講希望生徒の募集は日を改めて行う予定です。

 さらに,第5弾として,中高一貫教育推進部長の岩佐先生から,「市立高校グローバルフェスタ2014」ボランティアスタッフ(12月13日[土]午後実施)の募集告知も行いました。
 この催しは,京都市立高等学校(全部で9校あります。京都市内に高校は52校あり,内訳は国立1・府立16・市立9・私立26[9月1日から立命館中高が長岡京に移転したため]です。「市高」は9校と数は少ないのですが,いずれも歴史と伝統・個性のある学校です。)のうちの普通科系5校が集い,各高校の魅力の一端を知っていただくため,今年初めて行うものです。
 特色ある授業を体験し,中学2年生の生徒の皆さんが高校における「学びの魅力」や,「高校でなぜ学び,何を学ぶのか」「将来,どんな生き方をするのか」を考えるきっかけにしていただければと考えております。
 本校が会場校となっており,その運営にあたるボランティアスタッフ応募の呼びかけをいたしました。先ほどの「京都賞高校フォーラム」との兼任も可能であり,アセンブリ終了後の希望者登録には,沢山の生徒が集まってくれました。このような,授業以外の活動も積極的に挑戦し見聞を広めることで,高い意識と幅広い知識を身につけていこうという姿勢を大切にしています。これらの活動の中におそらく偶発的なチャンスや出会いがあり,彼らの成長を促す触媒となっていくはずです。しかし,その偶発的なチャンスには,積極的に行動しない限り巡り合うことはないのです。そのような活動を,西京高校としてもこれからも応援していこうと考えています。

 最後にまとめとして,学年主任の岡本先生から「1年生後半の意識の持ち方によって今後の方向性が決まる」「西京生としての自覚を持って日々努力を」等の激励の言葉があり,アセンブリは終了しました。全体を通して生徒たちは真剣に話を聞いており,これからに期待したいと思います。
 ガンバレ12期生!

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上段 左: 学年主任から   右:会場の様子
中段 左: 文理選択等説明  右:スタッフ募集説明(京都賞)
下段 左: スタッフ募集説明(グローバルフェスタ)
   右: アセンブリ終了後のスタッフ応募受付の様子

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1年進路フィールドワーク保護者説明会を行いました!

 10月11日(土)午後,1年生の保護者の皆様を対象に,「1年進路・フィールドワーク(以下,FWと略します)保護者説明会」を行いました。

 はじめに村上校長の挨拶があり,本校学術顧問の赤崎勇先生が「ノーベル物理学賞」を受賞されたことや本校との御縁などを紹介され,世界に羽ばたくグローバルリーダーを育成する取組としての海外FWの意義と,それを2年生でさらに発展させた「第2回トップリーダー研修(UCバークレー研修)」についてお話しいたしました。
 次に,進路部から,文理選択に向けての留意点・模擬試験の結果から見る12期生の現状・今後に向けて確認しておきたいこと(これまでの振り返りの大切さや先輩たちの様子からわかる成功の秘訣など)について説明させていただきました。文理選択においては,「思考停止」に陥ることなく視野を広く可能性を広げる考えを持つとともに,易きに走らずしっかりと「自分で」決断することの大切さを,模試については,7月と8月の結果の推移を卒業生との比較も交えて解説し,入学後の頑張りしだいで成績は上下しており,今やるべきことは何なのかもう一度よく考え,しっかりと西京の指導の流れに乗って,主体的・計画的に力をつけてほしいということを,それぞれお話ししました。

 続いて,生徒による海外FWについてのプレゼンテーションを行いました。FW委員会広報部長・谷歩美さん(4組)の司会進行のもと,それぞれのコース長の生徒が,パワーポイントを使用してプレゼンテーションを行いました。どの生徒も創意工夫に富んだ個性あふれる発表を行い,コースの目標・特徴・魅力やFWにかける意気込みなどをユーモアも交えながら堂々と紹介していました。各コース長は,次の通りです。

 タイ・中山莉那さん(7組)
 シンガポール・田中直尭さん(2組)
 マレーシア・川瀬将嗣さん(1組)
 ベトナム・カンボジア・竹内 周さん(7組)
 ハワイ・坂野珠希さん(7組)
 上海・藤井瑠夏さん(4組)
 グアム・正田茉鈴さん(7組)

 そして,岡本学年主任から12期生の現状についての話があり,まず,FWについては,コース決定の経過や課題の発表会の様子などが紹介されました。また,学習面の現状と指導方針についての解説があり,なぜ学ぶのか,学ぶ意識の涵養について,また,文理選択に関しては保護者の方も一緒に考えていただければとの話がありました。
 岩佐中高一貫教育推進部長からはまずFW付添団の紹介があり,続いて,FWの目的や今後の進め方,パスポート管理のお願いやアレルギー対応等について御説明させていただきました。 
 最後に,取扱旅行会社(日本旅行)からの保険等についての御紹介で説明会は終了いたしました。

 選択制海外FWの実施に当たり,関係機関と連携を取りつつ,今後とも各地域の情勢を引き続き注視しながら,慎重に準備を行ってまいります。保護者の皆様,今後とも生徒たちの準備活動を温かく見守っていただきますとともに,御協力よろしくお願い申し上げます。
 お忙しい中多数御出席賜り,誠に有り難うございました。

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1枚目
 上段 左:学年主任挨拶 右:校長挨拶
 下段 左:会場の様子 右:進路部からの説明

2枚目
 1段目 左:後半司会の生徒 右:会場の様子
 2段目左右とも 「タイ」コースプレゼン
 3段目左右とも 「シンガポール」コースプレゼン
 4段目左右とも 「マレーシア」コースプレゼン
 5段目左右とも 「ベトナム・カンボジア」コースプレゼン
 6段目左右とも 「ハワイ」コースプレゼン
 7段目左右とも 「上海」コースプレゼン
 8段目左右とも 「グアム」コースプレゼン

3枚目
 上段左右とも 2年生のFW発表会の様子
 下段左:付添団紹介 右:FWについての説明
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2年生「受験生宣言」

 10月10日(金)6・7限「エンタープライズ2」の時間に,2年生(11期生)全員が7階メモリアルホールで恒例の「受験生宣言」を行いました。

 6限目は第1部として,先生方からの「激励メッセージ」と2年生各クラスによる「受験生宣言」を学年主任清水先生の司会で行いました。
 激励メッセージでは,まず村上校長から,「『受験生』として今日が君たちの二度目の入学式。心の切り替えを!」という言葉をいただきました。
 村上校長は,冒頭,本日が10月10日であることから50年前の10月10日(東京オリンピックの開会式)に御自分がどうであったかをお話しになり,「皆さんは50年後に何をしていると思いますか?」という話題から始められました。そして「『受験生宣言』などと言ってやっているが,本当は「高校生」「受験生」という区別などない。これまでは『高校生で受験生』だった皆さんが,これからは『受験生で高校生』になるんだという<切り替え>をしっかりとしてほしいからやっている。」「この前の日曜日(10月5日)に東京同窓会に行ってきた。エンタープライジング科の卒業生に高校の思い出を聞くと,土曜講座,追試などの話の他に,『受験生宣言はとてもよかった』と言っていた。しっかりと気持ちを切り替えて,良い高校生活を送ったんだなあと思いながら私は聞いていた。皆さんは入学から今日で1年半。次の1年半後にこの場所で卒業式を迎えることになる。その時にしみじみと『西京で良かった』と思えるように頑張ってほしい。」と述べられました。
 進路部長の坂根先生からは,「学業は,ひたすら愚直に真面目にこつこつと。」と,遠くの目標をしっかりと見据えながらの「日々の積み重ねの大切さ」を,2年学年主任の清水先生からは「やる気は出すもの。やればやる気も出る。授業を大切にし,授業で理解する姿勢をしっかりと継続してほしい。」と,それぞれ励ましの言葉をいただきました。
 続いてのクラスごとの「受験生宣言」では,各クラスの代表が前に出て,寸劇仕立てや漫才形式など,思い思いの趣向で元気に<宣言>し,受験生として気持ちを切り替えるぞという意気込みを,それぞれの形で表現していました。
 
 休憩をはさんで7限目は第2部として,生徒の司会により,卒業生による講演と対談を行いました。卒業生代表としてお招きしたのは,滋賀大学経済学部企業経営学科4回生・菅 沙也加 さん(6期生)と,京都大学農学部森林科学科3回生・櫻井 大介 さん(7期生)のお2人です。まずお二人にそれぞれお話しいただき,その次に生徒代表3名が加わって卒業生と2年生との対談(各クラスから事前にあつめた質問をもとに)という順序で進めました。
お話しの内容は主に次の通りです。
・明るい未来を想像して,明確な目標を立てよう。例えば,自分だったら「京都大学合格・陸上競技800mで日本一」など。
・「受験勉強」という別の何かがあるのではなく,今やっていることがまさに受験勉強そのもの。やりきれていないことがあったら,細切れの時間もうまく利用しながら,今できることを最大限しっかりと頑張ってほしい。
・土曜講座をペースメーカーとしてきっちり取り組み,部活の練習を欠けないように心がけた。そのために早めに寝て,朝に勉強時間を確保するようにした。
・西京の授業に無駄なものはない。しっかりと受けて,授業の中でしっかり理解するように気を付けていた。また,グループワークやポスター発表等,いろいろな活動もあるが,それらの経験や身に付けたスキルは大学のゼミや就職活動の面接でも生きてくる。
・「やりたいこと」はいろいろと変わるもの。「やる」という意志さえあればできる!

 年の近い先輩の言葉に,エンタープライジング科で学ぶことの楽しさや有難さを再認識したようで,生徒たちは熱心に聞き入っていました。

 この「受験生宣言」を一つの契機としてこれまでの意識を切り替え,取組が甘かった点を見直し,新しい気持ちで仲間とともに日々邁進してほしいと思います。
 ガンバレ 11期生!

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1段目 左:校長挨拶/右:進路部長激励
2段目 左:学年主任から/右:1組
3段目 左:2組/右:3組
4段目 左:4組/右:5組
5段目 左:6組/右:7組
6段目 左:後半司会の2年生/右:卒業生(櫻井さん)
7段目 左:卒業生(菅さん)/右:2年生を交えての対談

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3年生学年進路アセンブリを行いました!

 後期初日の10月9日(木),LHRの前半の時間に,7階大講義室にて3年進路アセンブリを行いました。内容は大学入試の出願から入学手続きまでのスケジュールと注意点の確認で,特に調査書発行依頼の手続と出願書類の用意等の留意点を中心に,進路部久保先生からこれからの入試準備の流れを説明していただきました。
 大学入試センター試験の出願も済み,3年生はこれから一人ひとり別々に入試本番に向けて準備・計画していくことが増えていきます。入試科目,試験日,出願期日,必要書類なども志望大学によって異なりますし,家庭学習時間の内訳や,週末・冬季休業中の学習計画なども,人それぞれになっていきます。自らの進路実現の可能性を自ら狭めてしまうことのないよう,「自己責任」の意識を高く持って着実に取組を進めて下さい。
 「一人前」を目標に掲げてきた10期生ですが,生徒たちも本格的に一人で考え行動し始めてきました。卒業に向け,逞しく成長してゆく10期生の姿に期待しております!

 学年アセンブリ終了後に全員で中庭に移動し,この時間の後半部分を利用して,卒業アルバム用の学年集合写真を撮影しました。この日はちょうど良いくらいの曇り空で光の当たり方もやわらかく,きれいに撮影することが出来たと思います。

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 1枚目 上段左右と下段左:学年進路アセンブリの様子
      下段右:集合写真撮影後に教室に戻っていく生徒たち
 2枚目 学年集合写真
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赤崎勇先生のノーベル賞受賞をお祝いする懸垂幕を掲出しました!

 本校学術顧問 赤崎 勇 先生のノーベル物理学賞受賞をお祝いして,本日(10月10日)午後4時,懸垂幕を校舎南側の掲出スペースに設置しました。本校として謹んで祝意を表しますとともに,あわせて市民・府民の皆様とともに喜びの気持ちを分かち合うことができましたら幸いです。
 今後とも,先生のますますの御活躍を祈念申し上げますとともに,本校教育の在り方や方向性等につきまして今後とも御指導賜りますよう,お願い申し上げます。

(おことわり)
 このホームページでは,赤崎先生の「崎」の文字は,使用可能文字との関係から,先生の戸籍姓とは異なる文字を使用しています。御理解の上,御寛恕下さい。 

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後期始業式を中高合同で行いました!

 10月9日(木)9時から,西館2階アリーナにおいて,平成26年度後期始業式を中高合同で行いました。校歌斉唱の後,中1から高3まで約1,200人の生徒を前に,村上校長から講話がありました。昨日天候にも恵まれてよく観測できた皆既月食の話題から人類と明かりとの関係に話が進み,本校学術顧問の一人でいらっしゃいます赤崎勇先生(名古屋大学特別教授・名城大学終身教授)が青色発光ダイオードの開発により今年のノーベル物理学賞を受賞されたという,本校にとっても大きな喜びとするニュースを御紹介されました。
 赤崎先生と本校との関わりは,平成21年にさかのぼります。この年の11月に赤崎先生は第25回京都賞(先端技術部門エレクトロニクス分野)を受賞され,その後の「京都賞ウィーク」における高校生対象の特別授業を,11月14日(土)午後,7階大講義室で本校中高生徒を対象に開催して下さいました。中心となって事前の広報活動や参加希望者の募集,チケット発券等を行ったのが当時2年生(エンタープライジング科6期生)のスタッフの皆さんです。特別授業当日には先生の業績のすごさをより実感してもらうため,スタッフの生徒たちは手作りの模擬実験装置を用意し,赤と緑の光に青の光を当てて「白色」の光ができるというデモンストレーションを行いました。何度も失敗しながらの実演ではらはらしましたが,赤崎先生は根気強くお待ち下さり,見事に白く光った時には大変喜んでくださいました。これが御縁となって,平成22年10月22日に,青色発光ダイオードオブジェ『青色の滴』を本校に御寄贈下さいました。毎日夕方から夜9時ごろまで,西館南側で青く透き通った光を輝かせています。そして,平成23年4月からは本校の「学術顧問」として御指導いただいています。
 次に,高校理科担当の岩佐主幹教諭から,赤崎先生の「すごいところ」を中心にした「10分でわかるLED講座」ということで,白熱灯や蛍光灯とは異なるLEDの特性や「青色」を作り出すことの難しさ等についてわかりやすく解説して下さいました。
 まとめに,村上校長から世界で勝負しリーダーシップを発揮することがこれからますます求められるようになること,そして赤崎先生が本校での特別授業でおっしゃった「我一人荒野を行く」「吾が道一を以て之を貫く」と本校の校是「進取・敢為・独創」との共通点についても触れられ,一人一人が力強く自分の進むべき道を切り拓いていくよう,エールを送られました。
 その後,中学生退場後に高校だけで部活動の伝達表彰を行い,3年生の竹上ほの香さん(8月に行われた第2回全国高等学校陸上競技選抜大会・女子棒高跳の部優勝<3m65で全国高校選抜記録>)をはじめ優秀な成績をあげた選手たちに,村上校長から賞状が伝達されました。
 最後に諸連絡が行われて始業式は滞りなく終了し,生徒たちはこの後2限から7限まで,通常通り授業に臨みました。

 改めまして,このたびの赤崎先生の「ノーベル物理学賞」受賞を,心からお祝い申し上げます!

(おことわり)
 赤崎先生の「崎」の文字は,使用可能文字との関係から,先生の戸籍姓とは異なる文字を使用しています。御理解の上,御寛恕下さい。

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1段目 校長講話(はじめ)
2・3段目 岩佐先生解説
4段目 左:校長講話(まとめ) 右:伝達表彰の様子

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西京から見た皆既月食

 10月8日(水)は,日本全国で皆既月食を見ることができるとのことで、本校でも教職員が東の空を眺めてみました。(今日まで秋季休業中につき生徒は居残りできませんので,理学部の生徒たちは各自で観測を行ったとのことです。)
 左は7時20分ごろの本校中庭からの眺め,右は国立天文台のホームページにあった「皆既食」(月のすべてが本影に入り込む現象)の画像です。
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本校生が「英国流ディベート」を体感しました!

 10月7日(火)の16時30分から17時50分まで,京都市下京区のキャンパスプラザ京都にて「白熱!英国流ディベート体感セミナー in 京都〜パーラメンタリーディベートが開くグローバル人材への扉〜」(主催:大学コンソーシアム京都・日本英語検定協会・京都市教育委員会)が開催され,本校1・2年生計10名が参加し,その魅力を体感しました!

 「パーラメンタリーディベート」(Parliamentary Debate)は,その名が示すとおり「イギリスの国会形式を模したディベート」のことで,一種のパブリック・コミュニケーションとして,本場英国をはじめ世界各国で広く認知されており,身近なトピックについてその場でいかに柔軟に取り組み議論を組み立てられるか,また聴衆をいかに惹きつけ自らの立場を納得してもらうか,といった力が問われるため,今まさに求められているグローバル人材に必要な総合的な能力(論理的思考力,問題解決能力,発信力,コミュニケーション能力,プレゼンテーション能力等)を育成するために非常に効果の高い教育手法として注目されています。

 このセミナーでは,ディベートやパブリックスピーチの本場英国で優秀な戦績やコーチングの実績を持つ英国学生(及び大学院生)ディベーターを英国から招かれ,モデルディベートの実演やディベート学習手法の紹介等を行われました。

 本校では,エンタープライジング科創設時から専門科目ECC(現EEC)の中で,準備型のディベートである「アカデミックディベート」に長く取り組んできましたが,昨年度から,即興型ディベートであるパーラメンタリーディベートにも部活(ESSクラブ)や有志を中心に取り組み始めました。本セミナーの参加生徒には,今年の3月に東京で行われましたパーラメンタリーディベート全国大会に出場した者もいるなど,大半の生徒がある程度の予備知識を持って本セミナーに参加しましたが,本場英国から招かれたトップディベーター4名によるモデルディベートを目の当たりにし,意見の構築の仕方や話し方,発表者が話している間の反対チームのリアクションなど,このセミナーに来なければ得ることができなかったような多くのことを体感して学ぶことができました。

 高校生向けということで,本来のディベートよりは多少抑え目にしたということでしたが,生徒たちは食い入るように推移に注目しながら,白熱した展開に集中して耳を傾けていました。トップディベーターの中には,19歳でルーマニアから英国に渡ったという学生もおり,同じく英語を母語としない本校の生徒たちにとって,そこがまったくの別世界ではなく,自分達にも手が届くかもしれない場所と感じられたはずです。
 この経験を糧にして,今後とも実践的なコミュニケーション能力を更に伸ばしていけるよう,期待しています!

[写真(右)]開始前の会場の様子
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全日制
10/19 中学オープンキャンパス
10/25 第9回土曜活用講座2年
2年進路保護者説明会
京都市立西京高等学校
〒604-8437
京都市中京区西ノ京東中合町1
TEL:075-841-0010
FAX:075-822-5702
E-mail: saikyo@edu.city.kyoto.jp