京都市立学校・幼稚園
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トップリーダー研修の事後研修を行いました!

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 8月22日(金)14時から17時まで,本館1階138教室において,この夏(8月3日〜11日)実施しました「エンタープライズトップリーダー研修」の事後研修会を行いました。
 UCバークレーでの研修を終えた参加者全員(2年生15名)が出席し,コミュニケーショントレーナーの西田弘次氏(実践コミュニケーション研究所所長)を講師に迎え,講義を交えつつ,実際にアメリカ研修での体験を丁寧に振り返り,まとめを行いました。
西田先生は5月24日に実施した第2回事前研修の内容を振り返りながら,「DO→LOOK→THINK→GROW」という道筋とそれを意識的に行うことの重要性について説明して下さいました。
 そして,生徒たちに「アメリカ研修で感銘を受けたこと」「異文化を感じたこと」をホワイトボードに書き出させなさいました。一人一人に発表を求める中で生徒たちの思いや記憶を丹念に引き出され,生徒達も現地で出会った人々の言葉や,自分自身の内面の変化などを踏まえながら堂々と発表していました。
 例えば,ある生徒は「大学のキャンパスで,学生だけでなく教授にも話を聞いてみよう」と思い,60歳くらいの男性にインタビューをしたところ,その方は実はバークレーで学ぶ学生だったそうです。そして,「あなたにとってリーダーとは」という質問に対して「常にチャレンジし続けること」という答えをもらったそうです。そして,生徒は「この方御自身がとってもチャレンジングな存在であり,大変感銘を受けました」というエピソードを発表していました。その他,どの生徒の発表も非常に聞き応えのあるものでした。
 西田先生からは,前回と比較して生徒達が大変成長しているとお褒めいただき,発表後には個別に声を掛けて下さっていました。また,礼節を重んじる日本文化の長所を挙げられ,自国の文化の良さに気づき,それを他国の人々にも伝えることの大切さについても指摘しておられました。
 そして,御自身の経験から,「この研修で持ち帰った多くの種を,自分の人生に生かす努力を今後も継続してほしい。」との激励の言葉をいただき,実際にこれまで様々なことにチャレンジされてこられた西田先生のこの言葉は,生徒達の心に大きく響きました。
 研修の最後に西田先生がおっしゃった,「固定観念や先入観を持たず,物事を正しく判断するにはバランスのとれた知識が必要で,それが学習の意義である。」「実際に行動しないと何も始まらない。80%の人は結局行動に移さないものであり,<始める>というだけですでに上位20%になれる。」という言葉も印象的でした。
 そして,「今後君たちはどのように行動するか」という問いかけに,それぞれが「英検準1級を取得する」「クラブと勉強を両立する」「3年以内に留学する」「日本で最高の大学に入って刺激を受ける」などの具体的な目標を掲げ,決意を新たにしていました。
 今後とも,彼らの成長と成果の広まり・深まりに期待しています!

西京ウォーターボーイズ 太陽が丘公演終了

平成26年8月24日(日)
京都府立山城総合運動公園(太陽が丘)からのご招待を頂き、西京高校水泳部の男子16名が京都府立山城高等学校水泳部員とともにウォーターボーイズ公演を行いました。

今年で西京ウォーターボーイズを始めて6年目、そして太陽が丘での公演は3度目となります。

当日は雨が予想されましたが、西京高校の公演が終了するまでは何とか降られる事もなく無事に公演を終えることができました。

公演の際は1,000名を超える来場のお客様がプールサイドに集られ、声援や手拍子で盛り上げて頂きました。ボーイズ達も沢山の元気を頂きながら、溌溂とした若さあふれる最高の演技ができたと思います。

小さなお子様達も楽しそうに一緒にリズムをとってくれていて、夏休みの思い出の一つになってくれたら嬉しく思います。

また、ボーイズ達や彼らを支えてくれた女子部員達も、この夏「最高の思い出」を作ることができたと思います。

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京都大学サマースクールに参加しました!

 8月19日(火)15時から17時20分まで行われました,「京都大学サマースクール2014」に,1年生希望者22名が参加しました。
 これは,京都大学が行う高大連携事業の一つであり,本年2月に京都大学と京都府・京都市教育委員会が締結した「連携協定」に基づくものです。(本校も,府立12校・京都市立3校の「連携指定校」の中の1校として指定していただいております。)今回は,京都を含む7府県の高校57校から約870名の生徒が参加しています。
 「暑い夏の1日,京大生になろう!」と題された本事業は,「研究の最先端に触れることにより,探究心を育て,知的創造力の向上を目指す」「他府県の生徒たちとの意見交換により,相互に知的刺激を受け,視野を広げる一助とする」「個々の生徒たちがそれぞれの未来像を具体化することに寄与する」ことなどを目的としており,松本紘総長の講演と10名の先生方の講義が行われました。
 まず,全体会は百周年記念館1階のホールをメイン会場(生徒約470名)に,同時中継で別会場(生徒約400名)とも結ばれ,松本総長と登壇した8人の高校生それぞれとの掛け合いから始まりました。テーマは「京都大学に興味をもったきっかけ」です。ある生徒の答えから,松本総長は「よく京大は『自由な学風』と言われるが,京大は『自由の学風』。違いが分かりますか?」と新たな問い掛けを生徒にされ,「政府や権力からの自由とよくいわれるが,私は『思い込みや自分の知識から解放される・学界等でこうだと思われていることをリセットして考える自由』だと思っている。」「常識を疑うことから一番面白い研究が出来,京大にはそういう自由な研究ができる雰囲気がある」とおっしゃり,会場の生徒たちは「なるほど」と頷いていました。
 約40分にわたった全体会の最後に,松本総長はスライドを用いながら,「自鍛自恃」(「鍛」は「きたえて強くする」,「恃」は訓読み「たのむ」で「自負する」という意味)や「異自言」(それぞれを独立して解釈するそうで,異なる文化を理解すること・立脚点としてまず自らの文化をよく知り,自分の考えをはっきりと持っていること・相手を受け入れ自分の主張をする「対話」に必要な言葉,3つの大切さを端的に示されたもの),「4ガク<学力・額力・顎力・楽力>のすすめ」など,立ち見も含めた満員の生徒たちに熱く語ってくださいました。
 次の各先生方からの講義は,16時前から約90分間,文学部や工学部の講義室など10の会場に分かれて行われました。「あいまいさを含みながらも強引に良い問題を立てることが重要。でも,立てた問題に引きずられてもダメ」「異文化へのコミュニケーション力と感受性を高めること。画一的な理解や自分の偏見・思い込みによるのではなく,自分の足で歩き・目で見・頭で考えることが大切」など,先生方のメッセージが随所に込められており,生徒たちは熱心にメモを取りながら講義を聴いていました。
 西京生は講義終了後も先生に質問をしたりキャンパスを歩きながら学生に話を聞いたりするなど,貪欲に生の情報を得ようとエンプラ魂を発揮していました。
 暑い一日でしたが,生徒たちは京都大学の風を存分に感じていたようです。貴重な機会をいただくことができ,有り難うございました。関係の皆様方に厚く御礼申し上げます。

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1枚目 全体会の様子
2枚目 全体会での西京生代表の発言の様子
3枚目 講義の様子(一部です)

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トップリーダー研修 その9

 本校主催のトップリーダー研修,無事に終了しました!

第8日目〜第9日目

 8月10日(日),UCバークレーの寮を出発し,UA035便で日本に向かいました。機中で1泊です。
 8月11日(月),定刻の15時より少し早い14時34分に関西空港に着陸しました。機内で急病の方がおられるということで,機外に出るのは少し遅れましたが,我々は全員元気いっぱいで順調に入国審査等を終え,15時20分には現地にて解散しました。
 まずは,無事にすべてのプログラムを終えて帰ってくることができ,大変うれしく思います。参加された生徒の皆さんは,それぞれ大きな達成感を味わっていることと思います。盛り沢山の内容で行ったこの研修で学んだことを、エンプラ第2ステージの1期生・トップリーダー研修1期生としてこれからどう生かしていくか,事後研修の機会も利用しながら各自でじっくりと熟成させながら考えていってほしいと思います。
 お疲れ様でした!
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トップリーダー研修 その8

 本校主催のトップリーダー研修,第7日目の様子です。

第7日目
8月9日(土)

 今日は,いよいよ最後のモーニングセッションです。
 最初のテーマは,「何について成功したいと思うか」。バークレーのデイスカッションリーダーと一緒に話し合い,一人ずつグループメンバーの具体例を全体に紹介しました。
 西京生からは,クラブの試合で勝ちたい,英語を上達させたい,ギターを上手くなりたい等の意見がでました。その後,「何かを成功するために必要な8つのルール」について考えました。自信を持つ,大きな目標のために小さな目標を設定する,つねに誠実である,他人の意見を聞く,想像力を働かせる,試行錯誤を繰り返す,夢を持ち続ける等,ホワイトボードに書ききれないくらい多くの意見を皆で共有しました。
 また,アメリカの俳優ウイリアム・スミスのインタビューの様々なコメントを聞き,それについてどのように感じるのかをデイスカッションしました。最終日になると,西京生もバークレーの学生と親しくなり,お互いファーストネームで呼び合いながら,リラックスして発言していました。最後に講師から,「何かを成し遂げるためには,具体的で,目に見える成果を感じられ,現実的で,自分に適した目標をもつことが大切」であり,「時間的制約を設ける方がより効果的である」と学びました。改めて,あきらめずに積極的に取り組む姿勢が大切だと再認識しました。

 午後はいよいよ西京生一人ずつのスピーチ発表です。
 このプログラムの集大成として与えられたテーマは,「バークレイ滞在で自分が好きなこと,このプログラムで学んだこと,学んだことを今後どのように役立てたいか」です。お世話になった講師やデイスカッションリーダーの皆さんが見守るなかでスタートしました。 
 多くの生徒が,バークレーの学生が一生懸命に自分とコミュニケーションをとろうとしてくれたことが大きな励ましであったこと,この一週間の英語との葛藤,どのように自分自身がネガティブからポジティブな思考に変えることができたのかについてスピーチしました。また,印象に残った講師の言葉を引用し,自分自身がどのように解釈し,今後変化していきたいのかを具体的に述べました。時にはジョークやユーモア溢れるスピーチもありましたが,西京生の真摯なスピーチに思わずバークレーの学生も感動し,涙する場面もありました。各スピーチの後には,バークレーの学生から発表の長所や改善点についての効果的なアドバイスが,フィードバックとしてありました。
 最後に,モーニングセッションの講師をずっと務めて下さっていたティムさんから,「この西京生のグループは集中力が高く,教えることは大きな喜びであった」と褒めていただきました。また,京都を訪問された時には是非再会したいともおっしゃっていました。

 夕食後は,最後のプログラムとして,UCバークレーのDr.Yuzawa先生からレクチヤーを受けました。Dr.Yuzawaは名古屋工業大学から東京大学博士課程に進まれ,その後スタンフォード大学を経てUCバークレーでバイオエネルギーの研究をなさっています。御自身の高校から現在にわたる経歴のお話しの中で「失敗しても人生は一度きり,一番悔いが残るのは挑戦せずにあきらめることである」,「今日考える5年先と明日考える5年先が違ってもいい。しかし,常に3年先5年先のことを考えることが大事である」というメッセージをいただきました。その後の質疑応答の時間では,多くの質問にも丁寧に答えていただきました。

 
 全員揃って元気ですべてのプログラムを終えることができ,付添団としてもまずは一区切りというところです。
 いよいよ明日は,寮を出発して日本への帰国の途につきます!

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1枚目 モーニングセッション
2枚目 講師の方や学生たちとの集合写真
3枚目 Dr.Yuzawaのレクチャー
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トップリーダー研修 その7

 本校主催のトップリーダー研修,第6日目の様子です。

第6日目
8月8日(金)

 今日のモーニングセッションでは,「どのようにすればクリエイティブな姿勢をもつことができるのか」について話し合いました。
 まずは,例えば飲み物のペットボトルについて,「ペットボトル以外の用途」をどれだけ思いつくことができるか,グループで意見を出し合いました。西京生からは,ダンベル,マラカス,花瓶,ボウリングのピン,砂時計・・・等々次々に多くのユニークな意見が出ました。この活動を通じて,「先入観を捨て,様々な観点から可能性を考える重要性」を学びました。その後,新しいアイデアをほかの人と共有するのは好きか,子供は大人よりも創造性が豊かと思うか,創造性は生まれつき持っているものなのか等といった,「creativity(創造性)に関する20の項目」について話し合いを進めました。また,グーグル社における従業員の視点からデザインされた社内の環境を例に挙げ,「今の時代は仕事に取り組むためのモチベーションを高める工夫が必要であり,好奇心を忘れずに,自分が周囲から必要とされている存在であると感じてほしい」と,講師から力強く励まされました。

 午後は,UCバークレーの学生と3グループに分かれてキャンパス内を歩き回りました。
 UCバークレーに関する質問が書かれた用紙を持ち,校内の学生にインタビューをしながら答えを見つけていきます。質問内容は,メアリーポピンズのモデルとなった建物はどれか,バークレー校のモットーは何か,ノーベル賞を受賞したバークレーの教授の名前は,等,難問も含まれていましたが,英語のコミュニケーションを楽しみながら知識を得ることができました。答え合わせをした後で芝生に移動し,明日発表するスピーチの内容について,バークレーの学生から有意義なアドバイスをもらいました。そのあとは,芝生のグラウンドで「アルティメット(フリスビーを使って行うアメリカンフットボールのようなスポーツ)」をしました。久しぶりに体を動かすことをみんな楽しんでいました。
 本日が最後となるイブニングセッションでは,スピーチのビデオを鑑賞した後,そのアプローチの仕方について意見交流をしました。リーダーとボスの違いや日米の著名人やリーダーを取り上げ,それぞれがどのようなタイプのリーダーシップを発揮していたのか,世の中にどのような影響を残したのか,西京生から積極的な発言が多数あり,講師やバークレーの学生たちが聞き入る場面が何度もありました。セッション終了後,生徒たちは,今日でお別れとなる学生たちとずっと名残惜しそうにしていました。

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1枚目上段 カフェテリアでの昼食
    下段 大学内を歩いてまわるクイズの様子
2枚目   アルティメットの様子
3枚目   イブニングセッション後の記念写真

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グローバルリーダー育成研修inシアトル その14

京都市教委主催のグローバルリーダー育成研修(7月25日〜8月10日)最終報です。

第17日目
8月10日(日)夜

 台風11号の影響を受け,予定より1時間強遅延しての関空到着となりましたが,8月10日(日)夜,無事皆元気に帰国いたしました。

 空港では,生徒たちから引率の先生方へ,感謝の気持ちを込めて最後に色紙のプレゼント,というサプライズで解散しました。

 17日間のシアトル研修も無事終わりました。皆多くの貴重な経験を積み,一回りも二回りもたくましくなったようです。
 ありがとうございました!

グローバルリーダー育成研修inシアトル その13

 第7報の続きです。

第15日目
8月8日(金)

 最終日の今日,生徒たちは短い時間でDiscussionを重ね,練り上げたプレゼンテーション「Global Exploration-Leadership Thinking」の仕上げに全力をそそぎました。

 午後の本番には,ACE(語学学校)のCEOであるDavid Woodward氏や副社長にあたるSallyThomas氏,そしてKing's High Schoolの生徒たちも来てくださり,生徒たちは精一杯ボードを使ってプレゼンテーションを行いました。
 どの生徒も前に出るまではずいぶん緊張していた様子でしたが,いざプレゼンテーションが始まると,しっかり各自の役割を果たすことができていました。
 プレゼンが終わってからも,生徒たちはWoodward氏を囲んで熱心にグローバルリーダーについての質問をし,丁寧に答えていただいていました。
 その後,ACEの修了証書をいただいて,Gala(お別れ会)が始まりました。
 すてきなアイスクリームケーキをいただいてから,King's High Schoolの生徒たちやAnnette先生,Program ManagerのAlexさんと別れ惜しみ,涙とハグの嵐となりました。

 King's High Schoolの記念に,構内にある美しい教会の前で集合写真を撮り,お世話になった高校をあとにしました。

 Seattle Pacific Universityの寮,Ashton Hallそして,毎日食事をしたGwinn Commonsともお別れです。Gwinn Commonsでは,全員で集まって,ちょっとしたお別れ会を行いました。

 明日は,スーツケースに思い出を詰め込んで,日本を目指します。彼らがこの研修旅行で吸収したこと,体験したことのすべてが,これからの彼らの人生でなんらかの糧になればと思います。

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1枚目 プレゼン準備
2枚目 プレゼンテーション
3枚目 King's Highの教会前で
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グローバルリーダー育成研修inシアトル その12

 京都市教委主催のグローバルリーダー育成研修(7月25日〜8月10日)第7報が,現地から届きました。いよいよ研修も大詰めです。

第14日目
8月7日(木)

 午前中は,King's High Schoolで明日に向けてプレゼン準備をしました。「Global Leadership」について各グループで話し合ってテーマをしぼり,発表用ボードに貼るポスターを作りました。昼休みもランチをグループで食べながら話し合ったり,早く食べ終えてポスター作りを進めたりしました。

 午後からはKing's High Schoolの高校生がグループに入って案を出してくれたり,原稿を見てくれたりと,作業を手伝ってくれました。
 その後,Local Business Leaderの講演を聞きました。建築エンジニアのHuston氏が来て下さり,Global Leaderに必要なことなどを話してくださいました。御講演の後も,生徒たちは熱心に質問をしていました。

 夕食後はJapanese Culture Nightです。
 福笑いや桃太郎の人形劇,折り紙講座や茶道のお稽古,書道体験,歌,ピアノなどを披露し,King's HIgh Schoolの生徒やACEの先生とともに盛り上がりました。
 最後は,空港到着からずっとお世話してくださってきたKatyさんとのお別れ会をし,皆名残を惜しんでいました。

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1枚目 Huston氏の講演(上下とも)
2枚目 Japanese Culture Night(上中下とも)
3枚目 Japanese Culture Night集合写真
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トップリーダー研修 その6

 本校主催のトップリーダー研修,第5日目の様子です。

第5日目
8月7日(木)

 本日のモーニングセッションのデイスカッションテーマは,「リーダーとは」。
 「あなたは何かのリーダーですか」という質問から始まりました。多くの生徒が,自分達が務めているクラブの部長やクラス委員等といった肩書きを答えました。今日の授業でのリーダーの定義は,日本で一般的に認識されている「役職について長期的にリーダーシップを発揮すること」ではなく,「その瞬間に周囲を思いやることができること」であり,誰もが様々な状況でリーダーになることができる,というものでした。
 各グループでリーダーに必要なスキルや特徴について話し合い,自分自身には何が当てはまるのかについても考えました。自分を過小評価するのではなく,長所を伸ばすことで自信を持つことがリーダーには必要であると学びました。また,「リーダーは常に完璧とは限らず,男性や年長者がなる必要もなく,若くても有能であればその能力を発揮できる」という講師の言葉に,生徒一同大きくうなずいていました。また,「指示されたことだけをこなすのは良いフォロワーではない」という言葉にも大いに納得していました。最後に研修の集大成であるプレゼンテーションの課題の指示もあり,生徒たちは気を引き締めていました。

 午後からは,シリコンバレーにあるマイクロソフト社を訪問させていただきました。
 はじめに日本マイクロソフト株式会社・日本戦略オフィス所長の中村武由様からマイクロソフト社の概要をうかがった後,日本からこちらに来てパワーポイントの開発をされている方とアウトルックの開発をされている方のお二人をまじえてフリートークでお話をさせていただきました。社員の方々の「やりたいことをやってつまずいたときに何が足りないか考えることが大事である」「はじめから思い通りにやれることはない。経験が武器になる」という言葉や,「マイクロソフト社の中では異動を自由にすることができ,社員それぞれが常にチャレンジし続けている」というお話しに大変刺激を受けていました。

 本日のイブニングセッションは折り返し点ということで「Saikyo Day」と銘打ち,西京生だけで,UCバークレーの時計台が見える芝生の上で行いました。ここまでの感想を述べ合う中で,彼らが本当に多くの刺激を受けて,それぞれが一歩踏み出そうとしていることがお互いによくわかりました。

 生徒達は日に日に元気になっています。この調子でプログラム後半を存分に楽しんで下さい!

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1枚目 モーニングセッション
2枚目 左:マイクロソフト中村様のお話し/右:フリートーク
3枚目 上:マイクロソフトでの集合写真
     下:芝生の上でのイブニングセッション ”Saikyo Day”

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8/30 第1回学校説明会
9/1 7456西京祭準備
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