京都市立学校・幼稚園
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
    

学術顧問 堀場雅夫氏をお訪ねして!

画像1
3月8日(木)の午後,本校学術顧問の株式会社堀場製作所最高顧問・医学博士の堀場雅夫氏をお訪ねいたしました。
堀場氏は,本校エンタープライジング科創設時(平成15年)からの学術顧問のお一人です。毎年,欠かさずに入学式での記念講演をお引き受けいただき,新入生の西京生活は“堀場講演会”からはじまるといっても過言ではありません。このご訪問を通じて,4月9日(月)の平成24年度エンタープライジング科第10期生入学式での記念講演も快くお引き受けをいただきました。新入生とその保護者の皆さん,大いにご期待いただきたいと思います。
堀場様との懇談は,公私ともに本当にお忙しい中,一時間にも及ぶものでしたが,本年度の西京生の文武両面での活躍ぶりを紹介し,様々な角度からご指導をいただきました。懇談中,一番に強調されたことは,「もっともっと科学的になれ!」ということでした。堀場様は,東日本大震災によるガレキの除去が一向に進まないことを憂え,その原因が放射能汚染の風評被害にあり,時には非科学的な風評がガレキの広域処理を大いに阻んでいることを嘆かれていました。科学的知見のみを信頼し,風評という非科学的妄想が排除されれば,被災地の復旧・復興はもっと迅速にはかどるはずです。「科学的になれ!」という堀場氏の教訓を,終業式などで大いに強調したいと思っています。
それにしても,入学式記念講演会が大いに待たれるところです。

※今回の上海フィールドワークにおいては,ご厚意により,上海近郊の堀場製作所現地工場を見学・研修させていただきました。お世話になりました関係の皆さまには衷心よりの御礼を申し上げます。今後ともよろしくお願い申し上げます。

京セラ講座を開催!

画像1
3月9日(金)午前9時からエンタープライジング科9期生(1年生)を対象に「京セラ講座」を開催しました。この講座は,EP科1期生から連綿と続く恒例の産学連携講座のひとつです。
本年,講師をお務めいただいたのは,京セラ株式会社教育本部教育企画部フィロソフィ研修課の井上友和氏で,演題は『京セラの経営理念について』です。
生徒たちは,上海フィールドワーク並びに東京フィールドワークの結団式を当日に控えたあわただしい中でしたが,フィールドワークと並ぶエンタープライズ教育の総決算とも言うべきこの恒例の講座に熱心にそして真摯に取り組んでいました。
次は,ある生徒の感想文の一部です。

京セラの経営理念は従業員の幸福の追求にある。この理念は,従業員の働きがいを高め,お客さまへの素晴らしい製品やサービスの提供につながる。その結果,会社は適正な利益を安定的にあげ,その利益は株主に配当という形で還元され,企業は社会貢献という大きな公的役割を果たすことができる。この京セラ創業者の稲盛和夫氏の経営理念には,本当に驚かせられました。また,創業者が一番に頼りにし,企業活動の根本としたものが“仲間”ということにも新鮮な驚きを覚え,いまもっとも重要視される「絆」が,京セラ創業時の起業理念の根本であったことにも深い感動を覚えました。京セラは,The company - 企業の中の企業 を目指していて,企業倫理の面においても社会から大きく尊敬されなければならないという京セラフィロソフィには大いに同感しました。また,私たちの校訓である「進取」「敢為」「独創」にも京セラ流の解釈を示され,その内容は次のとおりです。
 進取 − 渦の中心となれ!
 敢為 − もうダメだというときが仕事のはじまり!
 独創 − 楽観的に構想し,悲観的に計画し,楽観的に実行せよ!
びっくり,ビックリです!

講演終了後も生徒の質問攻勢は止まず,予定時間を大幅に超えて成功裏に講座は閉講となりました。井上様,本当にありがとうございました。

※フィールドワーク報告記事の終了を待ってこの掲載を企画したため,紹介が大変に遅くなりました。ご迷惑をおかけしました。


クエストカップ 2012 全国大会!

クエストカップ2012で本年度も西京生が優秀賞を獲得し,2月25日(土)に東京の法政大学で開催された全国大会に出場しました。
この大会は,クエストカップ実行委員会と教育と探求社が主催し,クレディセゾン・スカパーJAST・大和ハウス工業・テーブルマーク・日本経済新聞社及び森永製菓が協賛,一橋大学イノベーション研究センターと法政大学キャリアデザイン学部が協力して実施されるもので,本年のテーマは『日本の未来はここからつくる!』です。
本校の1年6組のチーム「文法怪人パーズ星人」は,すでに優秀賞の受賞が確定しており,企業プレゼンテーション部門「日本経済新聞社」での「『Inter-Nikkei』〜送受信可能な「新」聞〜」で全国大会に出場したものです。残念ながら,最優秀賞の獲得はかないませんでしたが,その堂々としたプレゼンテーションは,満場の喝さいを浴びるほどでした。
大会の模様は,掲載の写真でご確認ください。

EP科7期生の卒業式を挙行!

3月1日(木),午前10時から本館7階の記念講堂(メモリアルホール)で平成23年度エンタープライジング科第7期生の卒業授与式を挙行しました。晴れの卒業式に臨んだのは,自然科学系コース168名,社会科学系コース110名,総計278名(男子141名,女子137名)のエンタープライジング科第7期生です。彼らは,学校創立第124期生,西京第64回生となる生徒たちです。
卒業証書授与,校長式辞,PTA会長中村 潤氏の祝辞,西京同窓会の会長代行平野正路氏祝辞に続いて,生徒自治会長田村麻絢さんの送辞があり,田村会長はその中で,
「私たち在校生は,先輩方が築き上げられた輝かしい功績を引き継ぎ,多くのことに積極的に立ち向かい,仲間と切磋琢磨しながら,先輩方のように笑顔に満ち溢れた,そのような学校生活を送って行きたいと思います。」
と,7期生の活躍を讃え,後輩としてその伝統の継承を誓いました。
この送辞を受けて,卒業生代表の吉田健人君は,
「西京という伝統を担った人間としての自覚と誇りをもって,エンタープライジング科の三年間で培った自信を胸に,今後の人生をしっかりと歩んでいきたいと思います。支えてくださったすべての人々への感謝とその支えをこれからも忘れることなく走り続ける決意を表明します。」
と,雄々しく素晴らしい答辞を披歴し,満場の熱い感動をさらに湧き起こしました。
校長式辞の歴史上の人物のスピーチを引用した最後の言葉を紹介して,卒業生の輝かしい前途に最大・最高の祝意を表します。

Heaven gives the crown of victory to those only who by habitual preparation win without fighting, and at the same time forthwith deprives of that crown those who, content with one success, give themselves up to the ease of peace.
The ancients well said:
Tighten your helmet strings in the hour of victory.

In other words, “ Stay enterprising!”

※写真上:卒業証書授与
※写真中:(上から)PTA会長祝辞,西京同窓会会長代行祝辞及び3年生保護者代表森井さんからの寄贈品目録贈呈
※写真下:生徒代表答辞
画像1
画像2
画像3

学術顧問 赤崎 勇 博士をお訪ねして!

画像1
2月29日(水)の午後,学術顧問の赤崎 勇博士を名古屋大学赤崎記念研究館にお訪ねいたしました。
博士は,11月に文化勲章を受賞され,その後,本当にお忙しい日々をお過ごしです。この日は,ご無理をお願いして,昨年10月の京都市自治記念日に門川大作京都市長から贈呈された博士ご寄贈の青色LEDオブジェ「青色の滴」への感謝状をお届けし,あわせて今年度の生徒活動の実績をご報告するためお訪ねしたものです。
30分の面談予定を1時間まで延長していただき,天皇陛下からの文化勲章御親授の様子や翌日のお茶会のご様子をお伺いすることができました。生徒の活動実績の報告には,その成果に十分にご満足いただき,ご懇切なお褒めのお言葉まで賜りました。
翌日が本校の卒業式ということで,卒業する生徒たちに,次のような激励まで頂戴いたしました。

『御卒業,本当におめでとうございます。これからの人生には,「基がしっかりしている」ことが本当に大切になります。高校や大学の学習においては,基礎・基本の学習が,人間としての社会生活には是非善悪の判断が。これからの輝かしい人生を,しっかりとした「基」を礎にご活躍ください。』(要旨編集)

博士には,来年度以降も学術顧問をお続け下さるとのお約束もいただいております。

※写真は,名古屋大学赤崎記念旧館研究室でのものです。
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
全日制
4/5 第3回入学予定者登校日、新1年クラス・担任発表(午後)
4/6 普通授業開始
京都市立西京高等学校
〒604-8437
京都市中京区西ノ京東中合町1
TEL:075-841-0010
FAX:075-822-5702
E-mail: saikyo@edu.city.kyoto.jp