京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2023/09/15
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洛陽工業高等学校は、平成29年度末をもって閉校し、 創立132年の歴史と伝統を京都工学院高等学校へ引き継ぎます。

【伝統のユニホーム】 最後の夏!!

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【伝統のユニホーム 最後の夏】

6月24日(土)いよいよ全国高校野球選手権京都大会(7月8日開会式)の抽選会が開催される。我が硬式野球部は統合再編ということで,高校野球連盟の配慮もあり,今年度洛陽工業高・伏見工業高・京都工学院高3校の連合チームで大会に参加することが認められた。洛陽工と伏見工のユニホームで大会に参加するのは今大会で最後ということになる。両校OBの方々の思いを察すると複雑な気持ちになる。両校の最後を締めくくる学年ということもあり,既にわかっていたこととはいえ,甲子園での勝利を目指して全力で白球を追いかけてこられたOB諸氏の気持ちを考えるとかける言葉がなかなか見つからない。「顧問・部員一丸となって全力で大会に挑みます。そして学校も全力をあげて応援します」ということが今の私自身の精一杯の言葉である。

 かつて両校ともに選抜の甲子園大会に出場した輝かしい実績がある。プロ野球選手や監督として活躍された先輩もおられる。毎年後輩たちに激励と多大な支援をいただいており感謝の気持ちでいっぱいである。伝統ある洛陽工のユニホームのデザイン『RAKUYO』は今も継承されている。伏見工は私が監督時代に21世紀になり新たな伝統を築きあげたいとの思いから,伏見工野球部OBでもあった当時の部長と相談し,OBの了解を取り,縦縞の現在のユニホーム『FUSHIMI TECHNICAL』に一新した。当時縦縞のユニホームの学校は数少なく,全国でも伝統と実績のある強豪校と言われるような素晴らしいチームしかなかった。縦縞のユニホームにすることは大変な勇気がいったが,逆にこのユニホームを着用して試合に挑む以上,チームに誇りを持つとともに,どんな状況下においても高校生らしくはつらつとした全力プレーをする選手になってほしいという願いがあり,相当な覚悟と使命感を持って一新した経緯がある。恥ずかしいプレーに対しては随分厳しく指導してきた記憶がある。ユニホームに対する思いと野球選手として誰からも愛されるチームになれという思いは誰よりも強いと今でも思っている。

 伏見を離れて洛陽に異動したのが8年前,『RAKUYO』のユニホームにそでを通したことはないが,当時教頭としてスタンドで応援してきたので愛着はある。

 今の3校連合チームの部員たちに,私自身の勝手な思いや両校OB諸氏の母校のためにという願いを無理に背負わせたくはないが,重圧に感じず,誇りとプライドを持って全力で最後の1球(ゲームセット)までプレーしてほしいと思うのは皆同じではないかと思う。
 大会まであと2週間あまりとなり,万感の思いで心境をホームページに掲載させていただいた。
両校野球部OBの皆さん,どうか選手たちにあたたかいご声援と激励をよろしくお願いいたします。そして大変な重責を担うことになった監督・部長や顧問を激励していただければ嬉しく思います。

いよいよ夏 甲子園をかけた戦いが始まります。
魂を込めて 期待を込めて 
ガンバレ 洛陽工業・伏見工業・京都工学院高校野球部!!

     洛陽工業・伏見工業・京都工学院高等学校
              校長 砂 田 浩 彰

ご挨拶

平成29年度 洛陽工業高等学校・伏見工業高等学校(全・定)・京都工学院高等学校の校長を拝命いたしました 砂田浩彰 でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
本来ならば4月1日にご挨拶を申し上げるべきところ,大変遅くなりましたこと深くお詫びいたします。

 輝かしい伝統をもつ2校(洛陽工・伏見工全日制)の最終学年を締めくくる校長という重責を担うことになり,改めて身の引き締まる思いをしているところでございます。(伏見工夜間定時制は,これまで同様,伏見区深草鈴塚町の地で当面教育活動を継続いたします。現在京都市教育委員会において,定時制単独の新しい高等学校の開校を目指して教育内容等について検討中でございます。)

 私事ですが,伏見工には昭和60年4月より平成21年3月まで務めておりました。その後,平成25年3月まで洛陽工教頭として4年間務め,平成25年4月より京都市教育委員会事務局指導部学校指導課において,新工業高校開設準備室に関わり,平成28年4月より京都工学院高等学校校長として日々の教育活動に携わっております。
 教育者として自分を育ててくれた両工業高校の統合再編に関わり,また記念すべき3校併置の1年に際し,身に余る重責ではございますが校長として務めることを大変光栄に思いますとともに,3校にとって充実した1年になるよう教育活動に邁進していく所存でございます。
 我々には多くの優秀な技術者を輩出してきた両校の伝統を継承しさらに発展させていく大きな使命がございます。同窓生の皆様に母校の後を受け継ぐ京都工学院高校を誇りに思っていただけるよう,教職員・生徒一丸となって,AIの進化など情報化やグローバル化が加速度的に進展する先行き不透明な時代を,自信を持って生き抜いていく若者を育成し,世界に羽ばたく科学技術者をこの京都工学院高等学校から輩出していけるよう新たな礎を築いてまいります。
 
 これからの時代に求められる資質能力として,課題発見・設定能力,コミュニケーション能力,問題解決能力などとともに分野を超えた技術力を組み合わせてチームで働く力などがあります。本校では一歩前に踏み出す力(チャレンジ精神),考え抜く力,そしてチームで働く力,いわゆる社会人基礎力をつけていくための様々な仕掛けを用意しています。全教科でのアクティブラーニングの導入や,関連性の深い科学S・技術T・工学E・数学Mの分野を一体的に学ぶSTEM教育に,デザイン戦略としてのアートを含めたSTEM+A教育を推進していきます。また全館Wi-Fi環境を整備し,タブレットPCを活用したICT教育も先進的に取り入れています。充実した教育環境で日本の理工系分野の将来を担っていく人材を育成していきます。京都市に理工系分野を先進的に学ぶ素晴らしい公立の工学系高等学校があるということを日本や世界に存分に発信していきたいと思います。地域や同窓生の皆さんのご期待に応えるべく,誠心誠意努めてまいりますことをお誓い申し上げ,私の3校校長就任の挨拶とさせていただきます。

どうか皆様のご指導ご鞭撻,そしてご支援の程よろしくお願い申し上げます。

   平成29年5月
   洛陽工業高校・伏見工業高校・京都工学院高校
            校 長  砂 田 浩 彰

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行事予定
9/19 月曜振替授業
9/20 大掃除(45分短縮授業)
京都市立洛陽工業高等学校
〒612-0884
京都市伏見区深草西出山町23
TEL:075-646-1515
FAX:075-646-1516
E-mail: rakuyo@edu.city.kyoto.jp