京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/01
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洛陽工業高等学校は、平成29年度末をもって閉校し、 創立132年の歴史と伝統を京都工学院高等学校へ引き継ぎます。

卒業生のみなさんへ

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 みなさんが入学した春はとてもつらい春でした。3月11日の未曾有の大地震と津波によって亡くなったり、またご家族を亡くした高校生もいます。皆さんにはお願いがあります。遠く離れていても同世代の同じ仲間、友達とおもってこれからも彼らの声に耳を澄まして下さい。そして皆さんはもっともっと体と心を鍛え、判断力を養い、優しい心を育んで、他人のために働ける人になってください。

 卒業生のみなさんに2つだけ伝えます。一つ目は、何を今の自分がすべきことなのか、その優先順位を判断でき、行動に移せる人になってほしいということです。普通の人はしんどいことを後回しにしたがります。また、正解がないと自分で決められず動けない人が多いのです。世の中はわからないことだらけです。自分の思い通りにならないことの連続です。それでいちいち心が折れたり、すねたり、駄々をこねたり、クレーマーになったり、周りを攻撃するようでは、社会で通用しません。こういう大人は仕事で使えません。君たちの人生は卒業後の方がはるかに長い。社会の中で自分の居場所を得て生きていく上で、本当に必要なのは、知識や技術でいう基礎・基本、これは絶対に必要です。それに加えて、思い通りにならない時、予定外のことが発生した時に、自分を失わず、それに耐え、前向きの気持ちで乗り越えていける「心のつよさ」だということです。一世一代の仕事を引き受けているときに大切な人が危篤状態だという連絡が入る。大切な仕事を2つ同時に頼まれた。さてどちらを選ぶ、などという教科書やマニュアルのない状況での決断。どちらがただしいというより、どちらを優先すべきかという究極の決断。こういう力は挫折や失敗の経験の中でしか育ちません。保護者、ご関係の皆様におかれましても、こういった決断を一人で、自分の責任で下せる大人に成長するようもう少し見守って下さるようにお願いいたします。

 二つ目は、考えることを放棄しないことです。ソチでのオリンピックの男子フィギアスケートで金メダルの羽生結弦選手のブライアン・オーサーというコーチをご存知ですね。自身はサラエボと母国開催のカルガリーのオリンピックで優勝候補と言われながら2大会連続の二位。コーチとしては前回のバンクーバーでの金よな選手のコーチでもあり、今回とあわせてコーチとしてオリンピック二連覇となります。自分自身が金を取れなかった失敗からから学んだ名伯楽といえると同時に、二位のパトリック・チャン選手と同じカナダ人であることから母国の男子初の金を阻んだことになります。こういったプロフェッショナルをグローバル人材というのだと思います。日本も出場する今年のワールドカップの韓国代表のフィジカルコーチで中国の杭州緑城でもコーチを務める池田正剛さんも同じくグローバルなプロフェッショナルです。池田氏についてはかなりひどい嫌がらせもあると聞いていますが、グローバルに生きるということの現実でもあります。現在の枠組を外れて取り組むこと、新しいことをやると必ず批判は出ます。普通の人は出る杭として打たれ、批判されると耐えられない。これは、良い、悪いの問題ではなく、このような時代なんだということを知って考えているかどうかだと思います。ものづくりの世界でもプロフェッショナルは国境を越えて活躍しています。知りもしない、考えることもせず、生きていってほしくないということを言っておきたいと思います。学ばない、考えない癖がつくと、身近でおこっている現実ですら見えなくなってしまいます。人間とは、見たくないと思っているうちに実際に見えなくなり、そうすると、実際目の前で起こっているのに「知らなかった」と言い切れるようになってしまう。極端な話ですが、第二次大戦中の虐殺や現在でも世界で報告される重篤な人権侵害の例や学校でのいじめの防止がなぜできなかったかの検証でも、同じことが出てきます。すぐ身近に起こっているのに、私は知らなかったと。みなさん、社会の動き、変化については、いい悪の判断を周りの大きな声の人やいわゆる『空気』に流されてはいけません。知ろうとすること、考えることは一生もんです。本校卒業生は平和を求める人でないと困ります。優先順位と考えること、考え、学び続けること、この2つの大切さ。これを大切にして伝えていってください。

 最初にも申し上げましたが、何の落ち度のない、大災害で犠牲になられた方とそのご遺族の方、理不尽な状態に追いやられた方々の無念にこたえなければなりません。その無念を考えるとき、私たちはより高い目標をもって生きようではありませんか。その思いをあえて背負っていこうではありませんか。本日ここ巣立ちの場に「希望に満ちた未来」という大きな夢に向かって、同窓会と在校生、教職員一体となって、さわやかに力強く歩み続けたいと思います。みんな卒業おめでとう。

平成26年2月28日

京都市立洛陽工業高等学校校長 恩田 徹

2/28は卒業式です。

 下記の通り平成25年度卒業証書授与式を挙行いたします。ご来賓の皆さま、3年生保護者の皆さま、ご多用のこととは存じますが、何卒ご出席下さいますようお願い申し上げます。

 日 時 平成26年2月28日(金)午前10時 開式    

     3年生が9時55分から入場します。
     保護者の皆様は9時50分までに、式場へお願いいたします。
        
 式 場 講堂(本館3階)

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生徒発表会(京都市立高等学校教育研究会工業部会主催)

 2月22日(土)に京都市立高等学校教育研究会工業部会主催の生徒発表会が伏見工業高校呉竹館で開催されました。洛陽工業高校と伏見工業高校の2校から10テーマの発表がありました。3年生を中心に各コースの特色ある取り組みの成果を10分間にまとめてのプレゼンテーションでした。本校の発表テーマは、『「全国高等学校ロボット競技大会」を目指したロボット製作』(機械コース)、『高輝度LEDを用いたBSOカウンターの製作』、『「目指せ世界大会」〜自律型サッカーロボットの製作〜』(電子コース)、『納豆菌による水の浄化』(京都ものづくりコース)、『ハイブリッド・ロケットの製作と打ち上げ』(ハイパーステージ)の5本でした。ほとんどのグループが、先日行った校内の課題研究発表会で舞台に立っており、まとまりのあるプレゼンでした。



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インターンシップ全体指導

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 本校では2年生の冬に全生徒を対象として多くの企業・事業所様のご協力のもとインターンシップを実施しています。
 年頭にあたりインターンシップに取り組む心構えや姿勢について全体指導を行いました。学校長からは「このインターンシップを通して『人から信頼される』ようになることを目指し頑張れ」との訓示が与えられました。
 今年度のインターンシップは、2/4〜2/6の3日間で実施します。協力企業・事業所のみなさま、よろしくお願いします。

体育祭6

秋晴れの下,大きなけがもなく体育祭が無事終了しました。体育祭の競技に全力で取り組んでいる生徒たちはとても満足そうな顔をしていました。後片付けもあっという間に終わりました。
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体育祭5

体育祭午後の部の始まりです。まず最初は各部活動部のアトラクションリレーです。各部の選手は練習道具をバトンの代わりに,ユニフォーム姿で走ります。
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体育祭4

上段は創造技術科機械コース,下段は創造技術科京都ものづくりコースのバックスクリーンです。
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体育祭3

体育祭のバックスクリーン  体育祭では毎年このようにバックスクリーンをグランドに立てます。上段は1年生創造技術科,中段は創造技術科電気コース,下段は創造技術科電子コースです。
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体育祭2

 体育祭、午前の部が終了しました。午後の部は、12時50分開始予定です。

写真上:大縄跳び、写真中:三人四脚、写真下:1500m競争
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体育祭1

体育祭入場行進です。生徒たちはこの1ケ月間,一生懸命練習してきました。その成果がごらんの通りです。全体がみごとに一つになりました。
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