最新更新日:2023/09/15 | |
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ハイブリッドロケットエンジン燃焼実験
本校では、宇宙に一番近い高校プロジェクトとしてハイブリッドロケットの製作に取り組んでいます。【この事業は平成25年度文部科学省サイエンスパートナーシッププログラムの研究指定事業です。】
本日(3/13)あいにくの悪天でしたが、和歌山大学宇宙教育研究所のご指導のもと、ハイブリッドロケットエンジンの燃焼実験を行いました。生徒たちは、朝8時頃から準備を始め、慎重に点検を繰り返し、午後0時33分に点火、無事燃焼実験に成功しました。今後、ロケット本体の製作を進め、3/28(金)に和歌山県でロケット打ち上げに臨みます。 ご指導いただきました和歌山大学宇宙教育研究所の先生方には、事前指導から機材まで本当にお世話になりました。ありがとうございました。 ※ロケットの打ち上げについては、和歌山大学を通して関西国際空港へ許可申請をしています。 インターンシップ報告会
3/12(水)午後、2月に実施した2年生インターンシップの報告・反省会を多くの企業様のご出席のもとで開催しました。インターンシップに参加した生徒の代表5名による報告・発表および意見交換を行いました。
参加していただいた企業様からは、元気よくあいさつすることや基本的なマナー、コミュニケーション力の重要性を指摘していただきました。出席した生徒たちにも大きな刺激になったことと思います。学校といたしましても本日いただいたご意見を真摯に受けとめ今後に生かして参ります。 ご出席いただいた企業様はもとより、今回お世話になりましたすべての企業・事業所の皆さまに厚く御礼申し上げます。また、報告会にご臨席賜りました高等学校コンソーシアム京都および京都市教委員会学校指導課のご担当の皆さまにもこの場をお借りして感謝申し上げます。 地域の清掃活動
本日(3月12日)は学年末テストの最終日で,テスト終了後,生徒有志及び教職員による地域の清掃活動を実施しました。さわやかな風を受け,暖かい光を浴びながら学校周辺の道路及び西大路駅周辺をきれいにしました。落ちているゴミで一番多かったのがたばこの吸い殻でした。道路にゴミを捨てないことって簡単,この簡単なマナーを一人ひとりが守ればもっともっと町がきれいになっていきます。そして積極的に清掃活動をすれば,心もきれいになります。
3.11忘れない さくらプロジェクト(植樹活動)参加
東日本大震災から3年。3月11日の未曾有の大地震と津波によって亡くなったり、またご家族を亡くされた方々に心から弔意を表します。
本校では、被災地の方々に寄り添い復興を応援することを目的として、昨年度から『陸前高田さくらプロジェクト』に参加しています。今年度も被災地の復興を直接応援するプロジェクトとして、3月24日〜27日の日程で陸前高田市でさくらの植樹活動に取り組みます。本校生徒が避難生活を続ける方々と交流することで、これからの被災地復興や今後の日本のことを考える機会にしたいと考えています。 ※写真は、昨年度の様子です。 八中いきいきトーク(3/6)に参加
3月6日(木)本校を卒業したばかりの3年生が、八条中学で行われた『八中いきいきトーク』に参加しました。地域の大人の方々と中学生が気軽に本音で話し合う取組で、毎年本校からも数名が参加しています。今回、参加した本校生徒はすべて八条中学出身で、後輩たちのために積極的に手を挙げてくれました。参加してくれた3年生諸君、ありがとうございました。
3/7は中期選抜実施日です。
3/7(金)は、本校の入学者選抜(京都府公立高等学校入学者選抜 中期選抜学力検査)を行います。検査中は、受検生のみなさん以外、特別に許可された方を除き、入校できませんのでご了解をお願いします。
受検生のみなさん、全力で頑張ってください。 集合は、8:50です。 ※写真は、前期選抜(2/17)のものです。 学年末考査
本日(3/5)から1,2年生の学年末考査です。1年間のまとめの試験です。初日は、あいにくの小雨まじりの天候ですが、日頃の成果を存分に発揮して欲しいものです。学年末考査は、3/7の高校入試の日および土日を除いた3/12までの5日間です。1限目の試験は、9:00開始です。集中して頑張れ!
国際宇宙ステーションからのQSLカード
本校では昨年末(12/12)にISS(国際宇宙ステーション)の若田宇宙飛行士と無線交信するという機会を得ました。若田さんの今回のミッションでは、はじめての交信でした。若田さんは3月9日からISSのコマンダー(船長)として任務に就かれるとのことです。
さて、このほど日本アマチュア無線連盟を通じてISSからのQSLカードを受領いたしました。QSLカードは、アマチュア無線で交信した証明書として交信相手に発行するカードです。ISSからのQSLカードと洛陽工業高校ARISS実行員会が作成したQSLカードを紹介します。 なお、QSLカードの発行および受領に際しては、関西ARISSプロジェクトチームの皆さまに多大なるご尽力をいただきました。本当にお世話になりました。 ※関西ARISSプロジェクトチーム 関西在住のアマチュア無線家のボランティアで実行委員会を構成し、日本アマチュア無線連盟(JARL),関西アマチュア無線フェスティバル実行委員会,日本アマチュア衛星通信協会(JAMSAT)の有志で運営されています。 卒業式
本日(2月28日)、卒業式を挙行いたしました。在校生代表の21名が見守る中、第126期生158名が巣立って行きました。卒業生のみなさん、保護者の皆さま、ご卒業おめでとうございます。
卒業生代表の答辞の中で、「かっこ悪いと言われても、ひたむきに、正しく生きていく」という言葉がありました。この実直さ、真摯な姿勢は、「ものづくり」を通して気づき培ってきた大切な財産であると思います。この思いを、在校生が引き継いでいくでしょう。 そして、本年度の卒業式では、ハイパーステージ(特別進学クラス)から初めての卒業生が誕生しました。本校の新たな取り組みのひとつの節目を迎えた日でもありました。 また、3年間同じ学び舎で過ごした友人との別れを惜しみました。高校生活3年間には、言い尽くせないほどの思い出があるのではないかと思います。それを、大切に胸にしまい、これから先それぞれの場所で活躍してくれることを教員一同期待しています。 最後に、卒業生たちの旅立ちを見守っていただきました保護者の皆さま、御来賓の皆さま、ならびに祝電を賜りました皆さまに心より感謝申し上げます。 卒業生のみなさんへ
みなさんが入学した春はとてもつらい春でした。3月11日の未曾有の大地震と津波によって亡くなったり、またご家族を亡くした高校生もいます。皆さんにはお願いがあります。遠く離れていても同世代の同じ仲間、友達とおもってこれからも彼らの声に耳を澄まして下さい。そして皆さんはもっともっと体と心を鍛え、判断力を養い、優しい心を育んで、他人のために働ける人になってください。
卒業生のみなさんに2つだけ伝えます。一つ目は、何を今の自分がすべきことなのか、その優先順位を判断でき、行動に移せる人になってほしいということです。普通の人はしんどいことを後回しにしたがります。また、正解がないと自分で決められず動けない人が多いのです。世の中はわからないことだらけです。自分の思い通りにならないことの連続です。それでいちいち心が折れたり、すねたり、駄々をこねたり、クレーマーになったり、周りを攻撃するようでは、社会で通用しません。こういう大人は仕事で使えません。君たちの人生は卒業後の方がはるかに長い。社会の中で自分の居場所を得て生きていく上で、本当に必要なのは、知識や技術でいう基礎・基本、これは絶対に必要です。それに加えて、思い通りにならない時、予定外のことが発生した時に、自分を失わず、それに耐え、前向きの気持ちで乗り越えていける「心のつよさ」だということです。一世一代の仕事を引き受けているときに大切な人が危篤状態だという連絡が入る。大切な仕事を2つ同時に頼まれた。さてどちらを選ぶ、などという教科書やマニュアルのない状況での決断。どちらがただしいというより、どちらを優先すべきかという究極の決断。こういう力は挫折や失敗の経験の中でしか育ちません。保護者、ご関係の皆様におかれましても、こういった決断を一人で、自分の責任で下せる大人に成長するようもう少し見守って下さるようにお願いいたします。 二つ目は、考えることを放棄しないことです。ソチでのオリンピックの男子フィギアスケートで金メダルの羽生結弦選手のブライアン・オーサーというコーチをご存知ですね。自身はサラエボと母国開催のカルガリーのオリンピックで優勝候補と言われながら2大会連続の二位。コーチとしては前回のバンクーバーでの金よな選手のコーチでもあり、今回とあわせてコーチとしてオリンピック二連覇となります。自分自身が金を取れなかった失敗からから学んだ名伯楽といえると同時に、二位のパトリック・チャン選手と同じカナダ人であることから母国の男子初の金を阻んだことになります。こういったプロフェッショナルをグローバル人材というのだと思います。日本も出場する今年のワールドカップの韓国代表のフィジカルコーチで中国の杭州緑城でもコーチを務める池田正剛さんも同じくグローバルなプロフェッショナルです。池田氏についてはかなりひどい嫌がらせもあると聞いていますが、グローバルに生きるということの現実でもあります。現在の枠組を外れて取り組むこと、新しいことをやると必ず批判は出ます。普通の人は出る杭として打たれ、批判されると耐えられない。これは、良い、悪いの問題ではなく、このような時代なんだということを知って考えているかどうかだと思います。ものづくりの世界でもプロフェッショナルは国境を越えて活躍しています。知りもしない、考えることもせず、生きていってほしくないということを言っておきたいと思います。学ばない、考えない癖がつくと、身近でおこっている現実ですら見えなくなってしまいます。人間とは、見たくないと思っているうちに実際に見えなくなり、そうすると、実際目の前で起こっているのに「知らなかった」と言い切れるようになってしまう。極端な話ですが、第二次大戦中の虐殺や現在でも世界で報告される重篤な人権侵害の例や学校でのいじめの防止がなぜできなかったかの検証でも、同じことが出てきます。すぐ身近に起こっているのに、私は知らなかったと。みなさん、社会の動き、変化については、いい悪の判断を周りの大きな声の人やいわゆる『空気』に流されてはいけません。知ろうとすること、考えることは一生もんです。本校卒業生は平和を求める人でないと困ります。優先順位と考えること、考え、学び続けること、この2つの大切さ。これを大切にして伝えていってください。 最初にも申し上げましたが、何の落ち度のない、大災害で犠牲になられた方とそのご遺族の方、理不尽な状態に追いやられた方々の無念にこたえなければなりません。その無念を考えるとき、私たちはより高い目標をもって生きようではありませんか。その思いをあえて背負っていこうではありませんか。本日ここ巣立ちの場に「希望に満ちた未来」という大きな夢に向かって、同窓会と在校生、教職員一体となって、さわやかに力強く歩み続けたいと思います。みんな卒業おめでとう。 平成26年2月28日 京都市立洛陽工業高等学校校長 恩田 徹 |
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