京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/18
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「一生懸命がかっこいい」学校を  右帯「配布文書」最下部に本年度の研究授業レポートを掲載しています。

3年生 「感動体験」 紹介

今日は、3年生の感動体験の中から、S・Hさんのものを紹介します。

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 三年前、僕が今までで一番びっくりしたことは、中学に入って初めて舞台上に立って話をするということでした。そのころは深草中学校の生徒会本部役員を決める選挙のときでした。最初は興味もなく、「だれかやるだろう」とか、「自分よりかしこくて真面目な人なんてたくさんいるだろう」と思っていました。ですが、受付の最終日まで一年生から二人出てくることはありませんでした。そんなとき先生から、やってみないかと言われました。そしてそれを機に僕は立候補しました。立会演説会の時、舞台上に立ち 前を見たとき、自分の中で何かが変わったような気がしました。たくさんの顔と熱気と表情全てが新しく、そして温かい雰囲気を感じました。
 それから一年間、一年生副会長として活動し、前より感じたことは、自分の力のなさでした。だれよりもたくさん中身のある話をしようと思っても上手くいかずに、その度に二、三年生の先輩方に助けられ、自分に何が足りていないのか、何がダメなのかわからないまま任期が終了しました。
 最後の本部会議のとき、元生徒会長のHDさんからもらった一つの紙で僕は、変わりました。そこには、「前に出てしゃべることは難しい。でも、上手くしゃべることが出来なくても、言葉が出てこなくても、理解してくれる人はたくさんいるし、自分に自信をもてばどんなひとも自分の力になってくれる。」とそこには書いてありました。僕は、そこから自分一人が全て出来なくてもいいんだ、今の自分には助けてくれる人がいるんだと、だんだん自分に自信がついてきて、生徒会長になってから、選ばれた十一人として学校のために全力を尽くしてきました。そして先日行われた深草フェスティバルで開会宣言、舞台発表、閉会宣言とともに自分たちの伝えたいこと、受け取ってほしいことが言えて、自分の中で最高の集大成だったと思っています。
 まだ僕は、HDさんには追いつけてもいないし全てが出来るわけじゃないですが、だれよりも生徒会を愛し、本部役員を誇りに思い、また自分も一年生の時から成長し、自分に自信をもつことができるようになりました。こうなれたことも助けてくれた友達、先生、家族、そして一年間、ともに頑張った本部役員の人たちのおかげです。
 本当にありがとうございました。

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