『京都市交響楽団 オーケストラ・ディスカバリー2016』 〜音楽溢れる街 樫原８〜

　６月１９日（土）。樫原中学校吹奏楽部では，日ごろお世話になっている地域の皆さまへの訪問演奏とともに，「花は心，種は態〜わざ〜なるべし」の言葉にあるように，子どもたちの感受性を育むためにさまざまな演奏会を鑑賞することを大切に行っています。本日は北山にある『京都コンサートホール』で開催された，『京都市交響楽団　オーケストラ・ディスカバリー２０１６　〜こどものためのオーケストラ入門〜　「オーケストラ・ミステリー」』を鑑賞しました。
　今回は４回シリーズの第１回でした。ナビゲーターのガレッジセールさんが「オーケストラの秘密〜ヒット曲にはわけがある！？」というテーマに沿って，指揮者の川瀬賢太郎さんとともに，わかりやすく楽しい解説を加えながら，素晴らしい演奏を聴かせてくださいました。出演者のなかには，先日藤森中学校で行われた『京都市交響楽団員による楽器講習会』で講師をつとめてくださった先生方もおられました。
　吹奏楽部員は，パートごとに思い思いの席につき，身を乗り出し，目を輝かせて演奏に聴き入っていました。なかでもパーカッションパートは，打楽器奏者の皆さんの真後ろ最前列に席をとり，まるでオーケストラの一部になったかのようでした。嬉しそうに，楽しそうに，きらきら輝く表情で，時に奏者の方の動きにあわせて手を，体を動かし，音楽と一体になっていました。
　一流のプロが奏でる音楽を体中で，心で感じ，音楽に浸る素晴らしい時間を過ごすことができました。今日の経験が，また自分たちのサウンドに活かされていくことでしょう。出演者の皆さまと京都コンサートホールのスタッフの皆さま，そしていつも吹奏楽部の活動にご理解をいただき，本日も快く送り出してくださった保護者・ご家族の皆さま，ありがとうございました。