京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2018/08/18
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学校教育目標 京北地域の主体者として,伝統と文化を受け継ぎ,自らの進路と地域の未来を切り拓いていける子どもの育成

そったく2月号より

 本年度も数えの15歳を迎える中学校2年生が,将来に向けての志を述べる会を開催し,ご来賓・保護者,さらには校下小学校5,6年生も参加し見守って頂く中,盛大に挙行できましたことに厚く御礼申し上げます。
今年は初めて小学生の参加もありましたので,私の方から立志式についての簡単な紹介を行いました。昔,中国の学者で孔子と言う方がおられ,論語という本の中でこんな事をおっしゃっています。「吾十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑はず。五十にして天命を知る。六十にして耳順(したが)ふ。七十にして心の欲する所に従へども、矩(のり)を踰(こ)えず」
 意味は,私は十五歳のとき学問に志を立てた。三十歳になって,自立できるようになった。四十歳になると,心に迷うことがなくなり,五十歳になると,天が自分に与えた使命が自覚できるようになった。六十歳になると,人の言うことがなんでも素直に理解できるようになり,七十歳になると,自分のしたいと思うことをそのままやっても,人の道を踏みはずすことがなくなった,ということです。
 この15歳で人生の志を立てるということを「立志」といい,昔は元服のお祝いとして祝福しました。周山中学校では,数えの15歳,満14歳になる中学2年生に,昔の暦でいう旧正月,今の暦で立春にあたる,2月3日頃,立志式を開催し,成長を祝うと共に,生徒一人ひとりが,志を述べる会として開催しています。
 ところで,志を立て,大人と向かうわけですが,大人になるということはどういうことでしょうか?その答えの一つとして,目指して欲しい,3つの自立を紹介しました。それは「身辺自立」「経済的自立」「自己決定の自立」の3つです。
 「身辺自立」は自分のことは自分で出来る,朝ちゃんと起きたり,服を着たり,ご飯を食べたり,誰かの手助けがなくても生活していけることです。二つ目の「経済的自立」は,そうした生活をしていくために,ちゃんと仕事をし,お金を稼いで,自分一人の力で生きていけるということです。最後に最も大切で難しいのが「自己決定の自立」です。これは自分のことは自分が責任を持って自分で決めると言うことです。そんなこと簡単だと思うかも知れませんが,人生の大きな選択や分岐点に出会ったとき,誰にも頼らず自分の意志で自信を持って決断し,たとえどのような結果になっても,誰かのせいにしたりせず,その全てを受け入れる強さを持つと言うことです。これからこの「自己決定の自立」の意味を考え身に付ける努力と成長を期待したいと思っています。

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