京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2021/03/25
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校訓「なかま」「夢」「成長」 教育目標「未来を創造し たくましく生き抜く力の育成」

「夏を乗り切る」

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 夏休みに入って2週目となりますが、生徒たちは部活動で汗を流し、学習教室でも自主的に取組を続けています。しばらく続いた猛暑が雨で一段落しましたが、まだまだ暑い日が続くと思われます。暑い日が続くと、「なんとなくだるい」「食欲がなくなる」「何かをする気にならない」と感じる人が出てきます。これがいわゆる「夏バテ」という状態で、はっきりとした痛みや日常生活に差し障るような重大な症状を伴わないことが多いため、そのままにしてしまいがちです。昔から「夏バテ」はあったようで、「夏の土用の丑の日(今年は7月26日)」に元気回復のためにウナギを食べる習慣が残っています。しかし、昔と大きく違うのは空調設備が多くの場所に設けられていることです。つまり、「冷房」が現在の夏バテ対策を一番難しくしているだろうと考えられるのです。「エアコン」が設置されている「冷房」の効いた室内と暑い屋外との温度差に身体がうまく対処できず、自律神経失調状態になってしまい、その結果疲労がたまったり、だるくなったりしやすく、食欲も落ちてしまうのです。

 そこで、新聞に載っていた「夏バテを予防するコツ」を紹介しておきます。
《まずはきちんと食事》
・1日3食をしっかりとる。主食と主菜、副菜をバランスよく食べることが大事。
・ビタミンB1(豚肉、ウナギや大豆など)はエネルギー代謝や疲労回復に効果的。
・ビタミンC(野菜や果物)はストレスや暑さに対する抵抗力を高める働きがある。
・エネルギー源となるたんぱく質は肉、魚、卵や大豆などからしっかりとる。
・食欲がないときには唐辛子やわさびなど食欲を刺激する香辛料などを料理に添える。
《大事な水分補給》
・水分はこまめに少しずつとる。冷たい飲み物を一気に飲まない。
・清涼飲料水の飲み過ぎは空腹感を薄めるので気をつける。
《冷房対策や運動も》
・冷房の効いた室内と暑い屋外の温度差が大きいと体調を崩すおそれがある。
・冷房で身体を冷やし過ぎない。冷房の効いた場所に長時間いる場合には肩や首などが冷えないように1枚上から着る。
・睡眠をしっかりとる。寝る時に冷房の温度を下げ過ぎない。扇風機を使うのもおすすめ。
・朝夕の涼しい時間帯などに適度な運動をして汗をかく。

以上、つまり「規則正しい生活を心掛け、バランスの取れた食事や十分な睡眠をとる」ということでしょうか。


「夏に鍛える」

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 夏休みに入ってからも体育系部活動の夏季選手権大会が連日のように行われ、勝ち進んだ個人・チームには上位の大会があり、惜しくも3年生の最後の大会が終了した学校では、秋季新人大会に向けた新たなチームづくりなどがすでに始まっています。学習面では、3年生を中心とした「学習教室」などもそれぞれの学校で多く行われています。「夏に鍛える」という言葉どおり、夏休み中も不断の取組が行われています。
 子どもたちばかりではなく、教職員を対象とした夏季休業期間を利用した各教科、職務・分掌や課題別の研修会も連日行われています。そんな中、先週行われた国語・書写夏季研修講座に参加させていただきました。
 国語・書写研究会では、今年は「鍛えよう!自分を磨こう!2010年夏−国語の指導法を広げよう−」をスローガンに、国語科教員としての資質および力量の向上を図ることを目的として2日間の研修会が行われました。講演、実践報告、演習、書写実技演習と平成24年度完全実施の「新学習指導要領の各領域の改善ポイント」についてのパネルディスカッションなど、休み明けからの授業の改善に向けての指針や参考にして実践してみたい取組が多く、有意義な研修会となりました。学習指導、生徒指導や部活動指導などに多くの時間を費やす、忙しい中ではありますが、教科指導担当として日々の研鑽を大切にしていきたいものです。

「大暑」

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 1年で一番暑い時期、二十四節季の大暑(今年は7月23日〜8月6日)を迎え、連日各地で気温が35度以上になる「猛暑日」が続いています。新聞報道では、7月19日〜25日の1週間に熱中症で病院に搬送された方が全国で9,436人(総務省消防庁まとめ)に上ったそうです。今年は梅雨が明けた後、急に気温が上昇したため、体が十分対応できず、熱中症が多発しているのではないかと考えられるそうです。
 そこで、熱中症にならないために心掛けてほしいことを挙げてみます。
(1)睡眠不足や風邪気味など、体調の悪い時は暑い日中の外出や運動は控える。
(2)通気性の良い服装で、外出時は帽子をかぶろう。
(3)こまめに給水する。「のどが渇いた」と感じる時には、すでにかなり水分不足になっていることが多いので、定期的に少しずつ水分を補給しよう。
(4)屋内にいても窓を閉め切ったりすれば、蒸し暑くなるので注意しましょう。
(5)体内の機能が発達途中の子どもや高齢の方は熱中症になりやすいので、特に注意しましょう。

 もし、熱中症かもしれない、と思ったら
・涼しい日陰や冷房の効いた室内などに移動する。
・衣服をゆるめて休む。
・体を冷やす。
・水分を補給する。
これは軽い症状の場合で、自分でできる応急手当です。気分が悪くなるほどなら、周囲の人にサポートしてもらう必要があります。まだまだ暑い日が続きますので、互いに気をつけて、楽しい夏休みを過ごしてください。

「教育キャンプ」

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 7月24日(土)から京北の宇津峡公園で行われた右京少年補導委員会高雄支部の「教育キャンプ」に参加させていただきました。
 毎年行われるこの教育キャンプには、小学生・中学生合わせて40名を越える参加者があります。大勢の少年補導委員の方々や地元の高校生・大学生の少年補導学生班のメンバーにお世話いただいており、子どもたちにとって夏の楽しみな行事となっています。
 教育キャンプが行われた宇津峡公園は校区からも比較的近く、豊かな緑と傍を流れる上桂川の清流があり、設備も充実しており、ここ何年間はずっと利用されているそうです。
 参加する小学生・中学生をいくつかの班に分けて、それぞれ学生委員が直接指導にあたり、他の委員さんは安全面等のサポートや次の食事の支度にと、休む間もなく汗を流していただいていました。初めてこのキャンプに参加させていただいた時に、先輩である地元の高校生・大学生の学生委員のメンバーが当たり前のように、後輩たちの世話をしてくれていたことに感心させられました。中学時代にも恒例の「クリスマス会」では地元の小学生を自分たちが中心になって楽しませるという役割をりっぱに果たしてくれますし、中学を卒業した高校生の多くは自主的に学生委員になり、様々な行事を積極的にサポートしてくれます。そんな先輩たちの姿を頼もしく感じますし、この良き流れをいつまでも大切にしてほしいと思います。

「育てる」

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 7月初めに「緑のカーテン」を目指して南校舎1階の3年教室など一部分に、ゴーヤと朝顔をプランターに植えネットを張りましたが、わずかの期間に蔓がのび、次第に葉を広げて、早いものはもうすぐ2階に届く勢いです。さらに生長して、少しでも建物の温度上昇を抑えてくれることを期待しています。

 短期間でその姿を変えていく植物の成長には本当に驚かされます。四書の一つである「孟子」(孟子が孔子の道を祖述して仁義を説き、あるいは遊歴の際、諸侯および弟子と問答したことを記した書。)に出てくる「助長」という言葉を思い出しました。
 例え話として用いられたものですが、「昔、宋の国の農夫が植えた苗が大きくならないので、悩んでいました。ある日、その男が疲れ切った様子で家に帰って、家族に向かってこう言いました。『今日は本当に疲れたよ。苗がのびるのを助けてやろうと一つ一つ引っ張ってやったんだ。』それを聞いて驚いた息子が急いで畑に行ってみると、根が浮き上がり苗はすっかり枯れてしまっていました。」というものです。
 「助長」という言葉の意味として、(1)物事の成長・発展のために外から力を添えること。(2)急速に成長させようとして、無理に力を添えてかえってこれを害すること。(広辞苑第5版)が挙げられます。
 この例え話では力を添えたことによって、これを害してしまったということになります。子どもを育てる、人を育てるということについても、大人として、「よい意味での助長」を心掛けなければならないということではないでしょうか。

「いつものように」

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 73日間の前期前半を終えて夏休みがスタートしましたが、今日も朝早くから多くの生徒の皆さんの顔が見られました。
 この夏休みにしかできないこと、新しいこと、楽しいこと、そして、苦しいことにも取り組んでくださいと昨日の全校集会でお願いしましたが、夏休み初日からたくさんの人が登校し、部活動で汗を流し、さらに学習教室で課題などに取り組んでくれていました。
 そこで、日々の積み上げの大切さを語る時に、よく引き合いに出される新井白石の逸話「一粒の米」を紹介したいと思います。新井白石は江戸時代中期の学者で、「正徳の治」と呼ばれる政治改革を行いました。その新井白石が幼少のころ、白石の父が戒めのために示したお話です。
 米びつ(お米を入れておく箱)から、1日一粒ずつのお米を抜き取っても減ったともわからないし、また、一粒入れたとしても増えたかどうかわからない。しかし、1年、2年と続けていくとその変化がわかってくる。学問もこれと同じで、一日勉強したからといって、利口になるものでもないし、一日怠けたからといって愚かになるものでもない。しかし、1年、2年と続けていけば、必ず変わってくるというお話です。つまり、日々の勉学の大切さを説いた教えなのです。全校集会で生徒指導の先生から「努力は決して裏切らない」という励ましの言葉がありましたが、これからも日々の取組を大切にしてください。

「鍛えよう! 自分を磨こう! 2010年 夏」

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 皆さんの一人一人が本当の意味で自分を大切にし、自分自身がもっている可能性を様々な場面で最大限発揮するためにも、今日までの自分を振り返り、33日間の「夏休み」を有効に使った取組をしてください。一日一日を大切にして、長い休みにしかできない何か、例えば多くの本を読み、いろんな所に出かけ、家族の一員としての役割も果たし、様々な経験をしてほしいと思います。
 学習面では、毎日続けてやることを作ってください。毎日の読書、漢字ドリル、英単語を10個ずつ覚える、問題集を1ページやるなど、学習に関する取組を何でもいいから毎日続けてください。そんな長い時間でなくてもいいのです。積み上げるしんどさの克服、やった量の多さに着目など、続けることの大切さを感じてください。
 長いまとまった休みですが、油断しているとあっという間に過ぎていきます。特に「生活のリズム」を大切にしてください。「学校が休み」ということで、つい夜更かししてしまい起床時間も遅くなり、日中は冷房のきいた部屋にこもってしまったり、冷たいものを摂り過ぎることもでてきます。こんなふうに生活のリズムが崩れ、体調不良を訴えたりする人もでてきたりします。よい生活リズムは、まず食事と睡眠時間の規則化から始まります。生活時間の規則化は、健康的な生活習慣の第一歩となります。これは生涯を通じて健康的な生活を送る基礎を培うことになります。暑い夏のことですから、少し早起きして比較的涼しい朝の時間帯で学習するというのも一つの方法ですし、学校での学習教室にも積極的に参加してください。
 自分を大切にしてけがや病気のないように、8月24日には皆さんの元気な顔が揃うことをお願いしておきます。

「夏期非行・事故防止連絡協議会」

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 7月15日(木)、右京ふれあい文化会館にて右京少年補導委員会主催の「夏期非行・事故防止連絡協議会」が行われました。
 この連絡協議会は、夏休みを目前に控えた時期に、夏休み中の児童・生徒の非行と各種事故の防止を図るために毎年行われています。
 今年度は、「どう高める子どもの『規範意識』〜少年非行の現状から緊急提言〜」と題して、京都府警少年サポートセンターより講師をお招きして講演していただきました。
講師の先生からは、これまでの少年非行・少年犯罪等について、全国的な調査結果を踏まえながらその現状が伝えられました。また、今年5月に実施された「中学生の規範意識調査(警視庁調べ)」のデータから見える「子どもたち」の姿を、丁寧に考察を加えながらお話されました。
 子どもたちの「規範意識を育てるために」大切なこととして、以下の5点を挙げられました。
・自尊感情…自分自身をかけがえのない存在として認め、欠点も含めて自分を好きになること。
・自己有用感…自分自身が意味ある存在であると感じられること。親、先生や友だちから認められていると思えること。
・家族との絆
・地域との関わり
・「あかんことはあかん!」「世の中で許されないことは学校でも許されない」ということをしっかりと教え、わからせること。

その後、安井小学校、西院中学校、京都学園高校、右京少年補導広沢支部より、それぞれの日ごろの取組を意見発表されました。

「お知らせ」

 降り続く雨の影響で、国道162号線の「毘沙門橋」付近で土砂崩れが起こり、全面通行禁止となっています。昨日、小野郷から通学している生徒は、亀岡方面を経由しての大渋滞の中の登下校となりました。15日現在、雨も小康状態となっておりますが、御経坂付近など地盤の緩んでいるところも多くあり、しばらくの間、危険箇所は避けてバス通学等の安全対策をとっていただきますよう、よろしくお願いいたします。

「サマースクール事前学習会」

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 7月14日(水)、午後から「サマースクール事前学習会」を行いました。同時刻に全学年の懇談会が各教室で行われていましたので、特別活動室・図書室を使って全体練習を行ってから、色別練習をしました。今回は、「よさこいソーラン踊り」の振り付けを曲に合わせて確認しながら練習し、その後、各色に別れて時間を区切って練習を行いました。初めての色別練習では、3年生たちを中心に前半の一つ一つの動きを確認したり、グループによっては最後まで通して練習をしていました。あいにく、昨日は、京都・亀岡地方に大雨警報が出ている状況もあり、全体として早めに練習を切り上げて、まとまって下校しました。
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