京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/11
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学校教育目標:『自ら考え行動し、協働できる生徒の育成』〜つながりを意識した学校〜  目指す生徒像:「周りの意見に耳を傾け、自分の考えを適切に伝えられる生徒」

東京オリンピック・パラリンピック コロナ禍で挑んだ選手たちが残したもの

 先日
 「今回の東京オリンピック・パラリンピックについて、学級通信を書いたのですが。この記事、どう思いますか?」
と聞いてこられた先生がおられました。。
 “コロナ禍の中で開催された、賛否両論のある今回のオリンピック・パラリンピックについては、どうホームページに載せるかは難しいなあ・・・”
と私も感じていたので、
 “この先生も同じことを感じておられるんだなあ”
と思いました。
 賛否両論あったオリンピック・パラリンピック、あなたは今どう考えておられますか?

 東京オリンピック2020は、金メダル27個、銀メダル14個、銅メダル17個、合計58個という素晴らしい結果を。そして東京パラリンピック2020は、金メダル13個、銀メダル15個、銅メダル23個、合計51個を獲得、金メダルなしに終わった前回大会の2倍以上のメダルを獲得しました。一方で、コロナ禍の中でのオリンピック・パラリンピック開催に関しては賛否両論があり、選手や関係者は出場自体の是非について思い悩まれた日々だったと聞いています。
 競泳日本代表のある選手は、オリンピック前の5月に自らのアカウントに「(東京五輪代表を)辞退してほしい」「(五輪の開催に対して)反対に声をあげてほしい」といったメッセージが複数寄せられていることを明かしました。
 その中で「このコロナ禍でオリンピックの中止を求める声が多いことは仕方なく、当然のことだと思っています。」と投稿。その上で「私に反対の声を求めても、私は何も変えることができません。」「この暗い世の中をいち早く変えたい、そんな気持ちは皆さんと同じように強く持っています。ですが、それを選手個人に当てるのはとても苦しいです。私に限らず、頑張っている選手をどんな状況になっても暖かく見守っていてほしいなと思います。」と投稿しました。

 こうした苦悩を抱えながら競技に打ち込んだ大会での選手たちのプレーから、たくさんの感動と勇気を与えられ、スポーツの魅力を教えてもらったというコメントが続々と寄せられました。
 日本の10代の選手たちが主役となり、オリンピックデビューを果たしたスケートボード。手すりや階段といった街中を再現したコースを舞台に技を競う女子ストリートでは13歳の金メダリストが誕生。1992年バルセロナ大会で14歳で金メダルを獲得した岩崎恭子さんの最年少記録を更新しました。
 「実感はわかないけど、うれしいです」とあどけない笑顔で喜びを表現、そして「世界で知らない人がいないスケーターになりたい」と壮大な目標を口にしました。
 男子ストリートで金メダルを獲得した22歳の選手はこう表現しました。
「オリンピックがあったことで、スケートボードに新しい歴史が刻まれました。」

 コロナ禍での開催になりましたから、様々な意見があって当然です。
 その中で、選手たちはオリンピック・パラリンピックという大舞台で、力の限り戦いました。ベストを尽くすことに集中し、自らの限界に挑み、仲間たちと力をあわせ、支えてくれた応援してくれた人たちの思いに答えるため、複雑な思いを抱きながらも、様々な葛藤を乗り越えてのぞんだオリンピック・パラリンピックで力一杯躍動した選手たち。その姿に多くの感動や刺激を与えてもらいました。
 私たちの前にもたくさんの困難がありますが、この選手たちのように、周りの人と手を携え、自分の夢や希望に向かって精一杯歩んでいきましょう。
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