最新更新日:2024/04/22 | |
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9月1日 「夢を追いかけることの素晴らしさを」(高校野球開会式選手宣誓)
今年は高校野球が甲子園で開催されました。今回の大会では、コロナ感染のため、試合を辞退する学校もあり、また途中からブラスバンドの参加を取りやめたり、異常気象の影響による豪雨など、いろんなことがありました。しかし、ひたむきに白球を追いかける選手たちの姿から、困難に立ち向かう元気や勇気を与えてもらった素晴らしい大会でした。
開会式では、石川・小松大谷高校の主将が選手宣誓を行いました。晴天の下、見事な選手宣誓で、万雷の拍手を浴びていました。 宣誓を終えた主将は「まずホッとしたという気持ちが一番強いです。昔から憧れの舞台だったので、そこで全国の代表として宣誓できたことを誇りに思います。」「昨年の3年生の姿、支えてくださった方を思い浮かべながら宣誓しました。」と笑顔を見せてくれました。夢というキーワードに「昔から甲子園は夢でしたし、他の選手らも夢でやってきたと思うので、大事に言わせていただきました。」、さらに「昨年の3年生は甲子園という夢がなくなりました。自分たちはその思いも引き継いでいると思います。甲子園で思いを形にできるように頑張っていきたいと思います。」と意気込みを語ってくれました。 宣誓 2年ぶりの夏の甲子園。 世界に広がる困難のために、普段の生活すらできなくなった人が多くいます。 私たちも学校生活、部活動が2年前とは全く違ったものとなりました。 1年前、甲子園という夢がなくなり、泣き崩れる先輩たちの姿がありました。 しかし、私たちはくじけませんでした。 「思いを形に」その言葉を胸に、自分の目指すべき道を定め、友の笑顔に励まされ、家族の深い愛情に包まれ、世界のアスリートから刺激を受け、一歩一歩、歩んできました。 人々に夢を追いかけることの素晴らしさを思い出してもらうために、気力、体力を尽くしたプレーで、この夢の甲子園で、高校球児の真(まこと)の姿を見せることを誓います。 2021年8月10日 選手代表 小松大谷高等学校野球部主将 様々な困難を乗り越えて開催された甲子園大会。優勝校は「礼に始まり礼に終わる」の言葉を大切にし、喜びを爆発させるのは最後のあいさつが終わってからにしました。コロナ禍だからこそ、相手の気持ちを思いやることを大事に大会ができたのかも知れません。 私たちも「夢を追いかけることの素晴らしさ」を大切に、一日一日を過ごしましょう! |
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