京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/11
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学校教育目標:『自ら考え行動し、協働できる生徒の育成』〜つながりを意識した学校〜  目指す生徒像:「周りの意見に耳を傾け、自分の考えを適切に伝えられる生徒」

3月15日 第45回卒業証書授与式

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 今日は、後輩に慕われた3年生の前途を祝福するように、天候に恵まれた一日となりました。
 会場の体育館前には、たくさんいただいた祝辞・祝電、そして3年生が保護者や教職員に向けて書いたメッセージが掲示してありました。これは
 「ありがとう♡」
という文字になっています。ここまで育ててもらった保護者へ、面と向かっては照れくさくて言えないことを書いたり、今までお世話になった先生方へのお礼を書いたり・・・。
 このような中、たくさんの方に祝福していただき、卒業式を行いました。
 担任の先生の呼名に応えて、堂々と
 「はい!」
と返事をする見事な姿。その姿に思わず涙する担任も・・・。
 そして、校長先生からの温かい祝辞の後、卒業生代表Tさんの「旅立ちの言葉」。
 今日参列できなかった、後輩へのメッセージも話してくれたので、全文を掲載いたします。あふれんばかりの想いを綴ってくれた「旅立ちの言葉」には、たくさんの思い出に包まれた3年間を送ることができたことへの喜びと感謝、そしてこれからへの歩みに対する確固たる決意に満ちていました。

 「旅立ちの言葉」
 中庭の桜並木にも春の暖かな日差しが差し込み、新しい命が芽吹き始める季節となりました。本日、私たち百七十五名は太秦中学校を卒業します。
 三年前、少し大きな制服に身を包み、不安と期待を胸に私達は門をくぐりました。あの頃自分たちよりもずっと大人に見えた先輩達の姿は今も鮮明に覚えています。
そんな先輩方の背中に追いつこうと懸命に努力し、ようやく中学校の生活や勉強にも慣れていった矢先、全国で猛威を振るい始めた新型コロナウィルスが私達の生活を大きく変えることになりました。長い休校期間が明けて始まったのは分散登校です。クラスの全員と会えない日々が続くのは、私達にはとても苦しく辛いことでした。それでも、クラスや部活動の仲間と励まし合い、制限された中でも、さまざまな工夫を重ね、前向きな努力を続けたからこそ、今の自分たちがあるのだと思います。
 そうして最後の学年となったこの一年間。コロナで奪われた日常が元通りになることはありませんでした。しかし、同時に多くのことを学びました。当たり前だと思う日常の尊さです。仲間と教室で授業を受け、笑いあい、時には言い合いになるようなことですら、本当はとても幸せなことだったと気付きました。思い返すとこの一年は、この当たり前のことに感謝して過ごすことができたように思います。
 例えば部活動では、制限された僅かな時間の中で、仲間と共に、目標に向かって懸命に努力した日々から、多くの感動を味わうことが出来ました。
 学校全体が一つの場に集まってできた唯一の行事である最後の体育祭。得意、不得意関係なくクラスのみんなで必死に想いを繋いだ「全員リレー」は、コロナ禍であったからこそクラスの絆を深めた素敵な思い出です。
文化祭では日本の伝統芸能を体験しました。芸術を身近に感じる経験を重ねることは、自分の心を豊かに耕すと知りました。
修学旅行は、度重なる延期で正直行くことが出来るのかと何度も不安になりました。しかし実施できた修学旅行では、クラスメイトと打ち解け合い、普段とは違う新鮮な時間を過ごすことができました。
その一方、中止になってしまった合唱コンクールにはやりきれない悔しさが残っています。しかしその代わりに、各クラスで作成した動画の鑑賞会が行われました。クラスとして一つのものを創り上げる活動は、男女関係なく話す機会を増やし、クラスの一体感は日毎に増していきました。何より自分たちで撮影から編集までを手がけて出来上がった作品は、どれもクラスの個性が見事に表れており、鑑賞会は盛大に盛り上がりました。
 こうして、今まで出来ていたことが出来なくなってしまった反面、「変化に対応する力」を求められたこの一年。このような大変でもあり、充実した生活を支えて下さった先生方、いつも私達の安全と健康を気にかけてくださった地域の皆様、本当にありがとうございました。太秦中学校の先生方は本当に生徒想いで、私達の相談や悩み事に真摯に向き合ってくださいました。普段の授業に加え、休憩時間の何気ない会話でも、私達の心は何度も救われました。
 今、私達は新たな世界への扉の前にいます。この十五年間たくさんの愛を注いで育ててくれた保護者の皆様。いつも照れくさくて言えなかったけれど本当に感謝しています。いつも夜遅くまで家族皆のために働いてくれたこと。どれだけ自分が辛かろうと私達のことを常に最優先に考えてくれたことに、感謝の念が絶えません。たくさんの心配をかけたと思っています。ここまで、慈しみ深く、私達を信じて、支えてくれて本当にありがとうございました。九年間の義務教育が終わろうとしている今、私達はそれぞれの将来に向かって新たな道を歩んでいきます。立派な大人になって親孝行が出来るように今を一生懸命生きて、自分の力を育てていきます。義務教育は終わりますが、もう少しだけ見守っていてください。
 三年生の皆。この二年間、日本や世界中に多くの困難があり、私達も大切な多くのものを失いました。これから先、いつ日常がどのように変化するのかは誰にもわかりません。だからこそ、目の前の当たり前の日常を大切にすることが、今を強く生きることにつながるのだと感じています。私達は、この三年間で仲間と共に問題に立ち向かう姿勢を学びました。私達は、出来ないことを嘆くのではなく、できることを探す姿勢から、諦めずに挑む勇気を学びました。私達は、この学校で、困っている人に積極的に手を差しのべる優しさを学びました。この先に困難と向き合ったとき、この太秦中学校での学びを思い出してほしいと思っています。たとえ進む道は違っていても、私達はいつまでも共に成長し合える仲間でいたいのです。三年生の皆、今までありがとう。
 後輩の皆。残念にもこの場にはいないけれど、私達の学びを生かしてくれることを願っています。そして、太秦中をさらに活気ある笑顔で溢れたあたたかい学校にしていってください。忘れてはいけないのは、私達の身の回りの日常は、誰かの努力や協力で成り立っていること、皆は独りではないということです。ずっと応援しています。
 今日ここで太秦中学校の皆さんとお別れすることの寂しさは尽きません。しかし私達はいつも心で繋がっています。またいつか元気に会える日を楽しみにしています。
 最後になりましたが、太秦中学校のますますの繁栄を祈って、旅立ちの言葉とさせて頂きます。
        令和四年三月十五日  卒業生代表

 厳粛な中に、温かい想いが詰まった、素晴らしい卒業式を創り上げてくれた3年生!
 これからの君たちを、ここ太秦中学校でいつまでも見守っています。
 3年生のみなさん、卒業おめでとう!

3月14日 3年生を送る会(8)

 コロナ感染急拡大の中、密を避けるために、集まらずに短い時間で取り組まねばならない。その中で、どうすれば自分たちの気持ちを届けられるのか?
 この難題に、生徒と教職員が一丸となって立ち向かいました。とても苦労して、でも決してあきらめずに取り組んでくれました。そして、素晴らしい送る会を創り上げてくれました。とっても困難な中で、このように素晴らしい送る会ができた。それは、一緒にいる時間はコロナ前よりも少なかったかもしれないけれど、だからこそ一緒に過ごせる時間を喜び、大切にして、絆を、つながりを育んできてくれたことの証です。
 「『離れていても繋がる』今までにない温かい送る会にしましょう。」
 この言葉通りの、素晴らしい送る会でした。
 こんな送る会を創り上げてくれた、生徒のみなさん、教職員のみなさん、本当にありがとうございました!
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3月14日 3年生を送る会(7)

 「3年生を送る会も,いよいよ終わりの時に近づいて来ました。最後に,「くす玉割り」です。全校みんなで3年生の卒業を祝ってくす玉割りを行います。3年生のために,文化委員会が心を込めて,くす玉を作りました。」
 「〇〇さんのシンバルの後に,クラス代表の皆さんは一斉にくす玉を割って下さい。タイミングをずらさないようにお願いします。それでは,いきます!」
 「さぁ,いよいよ大玉です。皆さん,行きます!」
 「皆さん,大きな拍手をお願いします!生徒のみなさん,協力ありがとうございました。」

 「3年生の皆さん、楽しんでもらえましたか。温かい雰囲気で進んだ今年の3年生を送る会も、いよいよ終わりの時を迎えました。最後に、閉会宣言です。」

☆閉会宣言
 3年生の皆さん、今日の『3年生を送る会』はどうでしたか。楽しんでもらえましたか。先輩たちが太秦中学校生として過ごしてきたたくさんの思い出の一つとして、今日の送る会が残ったならうれしいです。これからもがんばっていってください。
 もう少しすると新1年生も入学し、今の1年生は2年生に、2年生は最上級生になります。先輩方のように責任と自覚を持って太秦の伝統を守っていきたいと思います。皆さんの卒業が素晴らしいものになること、そして3年生の皆さんの人生が幸せに溢れることを願い、締めの言葉とします。これで!令和2年度!3年生を送る会を!閉会します!(拍手)

 「ありがとうございました。3年生の皆さんが退場します。3年生の皆さんと先生方は,プラカード担当に続いて教室まで戻って下さい。1・2年生は3年生を温かい大きな拍手と歓声で送りましょう。3年生,退場です!」
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3月14日 3年生を送る会(6)

 「最後は,3年生からです。1・2年生も,先輩方の姿を目に焼きつけましょう。それでは,3年生の皆さん,お願いします!」

 「今日は私たちのために,このようなすてきな送る会を準備していただき,ありがとうございます。たくさんの人たちに支えられて,今このときを迎えることができました。
 私たち3年生は3月15日に,この太秦中学校を卒業します。
 全学年で顔を合わせるのも,この時間が最後になります。
 卒業する前に,3年生からみなさんにメッセージと感謝の気持ちを送りたいと思い,動画を作成しました。3年生全クラスで撮影して自分たちで編集しました。
 それではご覧ください。
★オープニング担当:1組                     
★行事担当:2組
★仲間担当:3組
★後輩担当:4組
★先生&家族担当:5組
★勉強担当:6組
★部活担当:7組

 1年生のみなさん!
 いつも元気いっぱいなみなさんに,パワーをもらいました。
 学校行事でも,上級生に負けないくらいの力を発揮してくれて,ありがとう!
 芯のある1年生なら,これからも大丈夫!
 入学してくる後輩たちを,そのパワーで引っ張ってあげてください!!
 2年生のみなさん!
 部活動や学校行事で,後輩として私たちを支えてくれて,ありがとう!
 はじめて先輩になって戸惑うこともあったけれど,皆さんの明るい姿に元気をもらって頑張れました!!
 これからは最高学年として,太秦中学校をより一層盛り上げていってください!!
 教職員のみなさん!いつも,私たちに寄り添って支えていただきました。
 褒められたことも,叱られたことも全部,私たちを成長させてくれた大切な思い出です!!
 どんなときも,優しく見守ってくださり,ありがとうございました!!
 仲間と過ごした3年間,この太秦中学校でかけがえのない時間を過ごすことができました。たくさんの経験をともに,私たちはここから,新たな一歩を踏み出します。
 みなさん,今まで本当にありがとうございました。」

 巣立ちの美・後ろ姿の美・門出の美、・・・
 1・2年生は3年生が見せてくれた『美』を胸に、太中を引っ張っていきます!
 先輩方のかっこいい姿、忘れません!
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3月14日 明日はいよいよ卒業式!

 みなさん、こんにちは。
 今日の3年生は、明日の卒業式に向けて、予行や最後の学年集会を行いました。
 「卒業生起立」
 “ザッ”
 一つの音にそろった起立。
 気持ちがそろっていることがよくわかる起立でした。
 そのことに象徴される厳粛な、旅立ちに向けた決意にあふれた予行練習でした。
 そして、その後は学年集会で3年間の振り返り映像を視聴しました。。
 まだ幼さの残る1年生の様子。
 最後の合唱コンクールになってしまった2年生の合唱コン。
 お世話になった教職員の方々からのメッセージ。

 こうした時間を過ごし、明日はいよいよ卒業式です。
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来週の太中予定

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 来週の太中は

14月 卒業式予行
    午後 卒業式準備
15火 卒業式
17木 公立中期選抜合格発表
18金 修了式

 いよいよ、最終週です!
 みんなで良い締めくくりにしましょう!

3月12日 3年生を送る会(5)

 「続いて,2年生の発表です。2年生の出し物もビデオ上映です。3年生の喜ぶ姿を想像して全員でつくりあげました。2年生の想いを受け取ってください。それでは,どうぞ!」
●コサージュ作りのメイキング映像
●ガーベラのコサージュの花言葉に込めた3年生への想い
●2年生みんなからコサージュを集める花贈呈マン
 「『希望』と『常に前進』という気持ちをこれからも持ち続けてください!」
 感謝と激励のメッセージを届けてくれました。

 そして、コサージュ贈呈。
 「ここで,2年生から3年生への卒業プレゼント『コサージュ贈呈』です。」
 「それでは、想いがこもったコサージュの贈呈です!みなさん、大きな拍手をお願いします!」

 「また,今年度はコサージュだけでなく,太秦中学校オリジナルのクリアファイルも用意しています。もうすぐ太秦中学校を卒業されますが,このクリアファイルを使って,太秦中学校の楽しかった日々を思い出してください。」
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3月12日 3年生を送る会(4)

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 「次は,部活動に所属する1・2年生からのビデオ上映です。先輩たちと一番多くの時間を共にした部活動の後輩からのメッセージです。体育館に1・2年生はいませんが,私たち後輩からの想いがつまったビデオです。」
 コロナ感染急拡大のため、部活動は停止になっています。しかし、何とかして3年生に想いを伝えたい!と、部の代表者がメッセージを伝えてくれました。コロナ禍で一緒に活動できなかった日々があるからこそ、逆に一緒に過ごせること自体を大切にしたいと思って一日一日を積み重ねてきました。それぞれの想いを、丁寧に紡いでくれました。

3月12日 3年生を送る会(3)

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 「それでは、各学年からの出し物に移ります。まずは、1年生の発表です。体育館に集まることが出来ないため,1年生はビデオメッセージを作ってくれました。1年生からの想いを受け取って下さい。」
★装飾の花作りの様子メイキング映像
★そして、3年生へ向けてのエール『あいうえお作文』(3年の担任の先生バージョン)
★最後に、3年生が1年生のときの文化祭で踊った『踊るポンポコリン』
 「太秦中で過ごした日々を忘れないでください!先輩ありがとうございました!」のメッセージを届けてくれました。

3月12日 3年生を送る会(2)

 「皆さん,お待たせしました。これより、3年生を送る会を始めます。リモートを使っての送る会ですが,「離れていても繋がる」今までにない温かい送る会にしましょう。それでは,3年生の入場です!全校で,大きな拍手を届けましょう!」
 「さて3年生が入場しました。太秦中学校を去り行く3年生へ,全校でメッセージを送ることのできる最後の場です。全ての生徒の心に、いつまでも残るような素晴らしい会を作り上げましょう。」
 こうした生徒会本部執行部のアナウンスでスタートした3年生を送る会。
 「最初を飾るのは、生徒会本部企画です。3年生の皆さんは、前にご注目下さい。
今年の送る会!トップバッターを飾るのは,この方々です! どうぞ!!!」
 オープニングは、先生クイズとうずたまチャレンジ。
 うずたまチェレンジは、
◆廊下をはしきれるか?
◆ケンケンパーは?
◆縄跳び10回飛べるかな?
 最後に全員で、4曲のサビをつなげたダンスを披露しました。
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