京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/22
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学校教育目標:『自ら考え行動し、協働できる生徒の育成』〜つながりを意識した学校〜  目指す生徒像:「周りの意見に耳を傾け、自分の考えを適切に伝えられる生徒」

10月4日 3年平和学習(修学旅行に向けて)

 みなさん、こんにちは。
 3年生は先週、修学旅行で訪問する予定だった松代大本営について学習しました。
 本土決戦の指揮中枢(天皇や皇后の御座所、軍司令部、中央官庁など)を守るためのシェルターとして計画され、進められた松代大本営の地下壕。その地下軍事施設を作るため、集められた日本人や朝鮮人労働者の人たちは、大変過酷な労働を強いられたと言われています。
 その松代大本営についての学習を通して、戦争の裏側にある人権問題。戦争によって、どんなにたくさんの人たちの人権が踏みにじられたのか、を考えました。

 この学習の最後に、次のようなことをみんなで考えました。
 「日本では『火垂るの墓』『はだしのゲン』『さとうきび畑の唄』など、原爆や空襲の恐ろしさや沖縄戦の悲惨さを伝える本や映画があります。このような本や映画からもわかるように、戦争によってつらい思いをした人は、本当にたくさんおられます。戦後76年経った現在、今の社会はすべての人たちが大切にされ、安心して生活できるような社会になっているのでしょうか。今回の学習で感じたこと、考えたことを書きましょう。」

★戦争は、一部の人だけでなく、たくさんの人を苦しめる武器にもなることがわかりました。
★日本人だけが苦しんでいたのではなく、日本人も韓国・朝鮮の人たちにもたくさんつらい思いをさせていたことを知ることができました。
★以前学習した原爆でもそうですが、この松代大本営でも、「誰がどんな目的で作っているのか」をしっかり考えて覚えておかないといけないと思います。
★昔に戻って何かできるわけではない。だから、起こったことをしっかり一人一人が受け止めて生きていくことが大切だと思います。
★今日本は平和な国で、安心して生活できるような社会になっているけれど、安心して暮らせない国もあると思う。今が平和でも、昔あったことを忘れてはいけない。
★もっと一人一人が、人間に、生き物に、自然に、あらゆるものに優しくしなければならない。
★戦争当時の日本はとてもひどいことをしていたんだと思いました。今の日本人は、昔のことを知る必要があると思います。
★社会のあり方に常に疑問の目を向け、間違っていると思ったことは間違っているとその場で正しい態度で伝えることが大切だと思います。
★何があっても愛を注いで守り抜くことで、安心して生活できると思いました。
★私は戦争を経験したり見たりしたわけではありません。そんな現代の私たちにできること、それは戦争のことを忘れず、毎日を生きることだと思います。今は簡単に「今日はだるい」「最悪」とか言ってしまうけど、戦争の時代の人たちは、毎日元気に起きられることが奇跡だったんだと思います。だから、もっと今を大切に、一日を大切に生きることが私たちにできることだと思います。
★戦争は広島の時とかのように、日本人だけが被害にあったように思っていたけれど、韓国や朝鮮の人に苦しい思いをさせていたことを知りました。戦争は命を奪うだけでなく、心も奪ってしまうと思いました。
★平和にするには、自分を大切にして、そして相手を尊重して、相手にも尊重されるようにして生きていくことがとても大切だと思います。

 とても深いところまで考えられた感想ばかりでした。

 戦争というものは、人の命を奪い人の体を傷つけるだけでなく、人の人としての心を奪ってしまうものです。今の平和を守っていくために、過去に起こったこと、起こしてしまったことを知ることが大切ですね。
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来週の太中予定

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 さて、来週は体育大会、太秦文化の日に向けた追い込みです。体調管理には十分気をつけて、過ごしましょう!

4月 3年修学旅行参加届〆切
6水 全学年 体育大会練習
7木 体育大会係打合せ会
8金 生徒会立候補者打合せ会
   月1美化点検

 来週も充実した1週間に!
 右の写真は、先週のある日、太中グランドから見た燃えるような夕日です。みんなの燃えるような熱い心が、空にも届いているようですね!

10月2日 2学期を楽しもう(4)

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 1年生は、先日の道徳「みんなで跳んだ」の後、体育大会に向けての意気込みを書きました。それをN先生が掲示してくれました。

 「体育大会、〇〇〇を燃やせ!」
 さて、何を燃やして体育大会に取り組むのでしょうか?

10月2日 1年新掲示板完成!

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 以前から要望があった南校舎の西掲示板が、ついに完成しました。
 見てください、この立派な掲示板!
 実はこの掲示板、校長先生の手作りなのです!
 取付は校長先生と1年生の先生たちで!
 早速、月行事カレンダーなどが掲示してあります。
 心のこもった掲示板、大切にしてください!

学校だより(10月号)と体育大会参観等のお知らせ

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 みなさん、こんにちは。
 学校だより(10月号)を、昨日配付しました。
 特に3年生は、忙しい月です!
 ⇒ 10月号

 そして、体育大会の参観等についてのお知らせです。
 コロナ感染対策のため、昨年度同様
★3年生の保護者のみ
★一家庭お一人
★入口は西門のみ(正門の反対側)
★参観確認票持参(3年生に昨日配付)
でお願いいたします。
 ⇒ 体育大会の参観等について

10月1日 2学期を楽しもう(3)

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 2年生の掲示板には、次のような10月目標が飾ってあります。

 「○○を□□で楽しもう!」

 さあ、○○と□□にはどんな言葉が??
 何をどんな風に楽しむのでしょう?

 

10月1日 2年総合「実際に働いている人の声を聞いてみよう」企画 〜看護士編〜

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 みなさん、こんばんは。
 2年生では、今日の6限、看護士さんに来ていただき、今の病院の様子や病院の仕事について教えていただきました。
 「『病院で働く人』ってどんな人がいると思いますか?」
 「医者と看護士が思い浮かびますね。」
 「他には?」
 ★手術室で働く人
 ★放射線技師
 ★リハビリ病棟で働く人
 ★感染病棟で働く人
 実際に上の場所で働いておられる方のお話を、映像で聞かせていただきました。
 これはなかなか実感を伴って聞かせていただいたようです。
 やっぱり生の声には説得力がありますね!
 お忙しい中、太秦中まで来ていただき、たくさんの現場の声を届けていただき、本当にありがとうございました。
 

9月28日 2学期を楽しもう!(2)

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 3年生のフロアの掲示物、〇〇と□□に入る言葉はわかりましたか?
 〇〇は「行事」、□□は「本気」でした。
 どんな気持ちで取り組むか!?って大事ですね。

9月29日 「京都市幼児・児童・生徒作品展姉妹都市交歓作品展」

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 みなさん、こんにちは。
 美術科の先生から、「京都市幼児・児童・生徒作品展姉妹都市交歓作品展」についてお知らせがあります。
★9月29日(水)より10月3日(日)まで,
★京都市美術館別館にて
京都市幼児・児童・生徒作品展姉妹都市交歓作品展が行われています。
 太秦中学校からは,1年生と3年生の作品が出品されています。
◆1年生の作品は,夏休み中に描いた課題作品です。
◆3年生の作品は,夏休み前から制作していた消しゴムハンコを使った手ぬぐい作品です。
 どの作品も,筆のタッチにこだわったり,色使いにこだわったり,構図や配置にこだわったりと、それぞれの工夫がつまった作品になっています。どの作品も素敵な作品ばかりですが,さてこの中から姉妹都市に展示される作品はあるでしょうか?

 このように,大きな会場に太秦中学校の生徒作品が飾られる,という大変うれしいお知らせでした。入場券をお持ちのご家庭の方は,見に行くことができるそうです。お時間が許せば,入場券を持って,十分な感染対策をした上で見に行ってあげてください。
 なお,2年生の作品は,京都市中学校総合文化祭に出品されます。

 これからも個性豊かな,工夫を凝らした作品を作り上げてください!

9月29日 1年道徳「みんなで跳んだ」

 みなさん、こんにちは。
 昨日の1年生道徳では、クラスの団結や協力について考えました。
 
 中学2年のあるクラスに、Aくんという運動が苦手で自分の気持ちを上手く言うことができない男子生徒がいました。体育大会が間近となって大縄跳びの練習が始まりましたが、彼は全く跳べないためクラスの成績は0回でした。優勝したいという気持ちから仲の良かったクラスに亀裂が生じ始めました。そこでAちゃんには応援係をしてもらうことに。

 Aくんが跳ばない状態では、クラスはどんどん記録を伸ばし、予行練習では学年トップになりました。でも、ずっと悩んでいたあるクラスメートの「大縄跳びで阿部ちゃんを外して跳ぶのは…やっぱり嫌です。勝ちたいという気持ちがあって練習してきたけど、心のどこかで1人外して跳んでいた自分に葛藤みたいなひっかかりみたいなものがあって…」という発言から、クラスは体育大会前日に話し合いを持つことになりました。「Aちゃんを入れて一緒に跳びたい」「入れたら負けてしまう」クラスの意見はなかなかまとまりません。賛否両論が出される中、
 「これはAちゃんが決めることだよ。」
 「跳ぶのはAちゃんなんだから。」
 「Aちゃんが決めるべきだ。」
 そして、今まで自分の意見を言わなかったAちゃんが、自分の想いを口にします。
 「跳びたい!」
 その声を機に、最終的に「みんなでとぶ」ことを選択し、勝ち負けでない本当の友情を得ます。
 勝つために跳ぶか?負けてもいいから一緒に跳ぶか?大会直前のクラスの話し合いが感動的にスゴイ。結論に正解はない!本音を出し合い、みんなが納得いく結論とは?自分の主張だけではなく相手のことも考える、クラスが一体になるってこういうことなのかもしれません。

 授業を終えての感想を、いくつか紹介します。
★クラスメートを責めたりせずに助け合うことが団結することにつながる、と今日の授業で思いました。体育大会では、クラスで協力して最高の思い出を作りたいと思います。
★「勝つ」のは一時の喜びだけど、この「頑張り」はずっと心に残る喜び。
★クラスでやることはクラスみんなで決めるべき。数人の意見で決めるのは違うと思いました。
★1位もうれしいけど、最下位でもみんなが喜べるクラスにしたいと思いました。一人のためにみんなで支え合っていけるクラスはステキだと思いました。
★勝ち負け関係なく、全員で楽しむことが大切だと思います。
★みんながAくんのために真剣に考えてくれるのがとても良いと思いました。
★みんなで一緒にやれば何でも楽しい!
★Aくんが自分で「跳びたい」と言ったところに感動した。その一言でみんなの気持ちが一つになった。
★思いやりで外すとかあったけど、それは思いやりじゃないし、本当に大切なのは本人の気持ちや意志なんだとわかった。もう少しで体育大会があるから、全員の力を合わせて頑張りたいと思う。
★人の意見を尊重すること、苦手な人と得意な人の差別を付けないことが大切だと思う。
★クラス全員でやればよりうれしくて、仲間はずれにしたらクラスが傷つくことに気づきました。
★クラスの一人を取り残して勝ったとしても、本当に心の底から喜べないことがわかりました。誰かがミスをしたとしても、みんなが励まし合うことでミスをカバーでき、最後は団結力が深まると思います。

 心に響く感想ばかりで、体育大会が一層楽しみになりました!
 勝ち負けを超えるクラスや色団の心が一つになった、全員が楽しめる体育大会を作り上げましょう!
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京都市立太秦中学校
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