京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/22
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学校教育目標:『自ら考え行動し、協働できる生徒の育成』〜つながりを意識した学校〜  目指す生徒像:「周りの意見に耳を傾け、自分の考えを適切に伝えられる生徒」

7月11日 サッカー夏季大会

 みなさん、こんにちは。
 今日は、桂中でサッカーの夏季大会が行われました。梅雨とは思えない、熱い日差しが照りつける中の試合。しかし我が太中サッカー部は、明るくはつらつとしたプレーで会場を沸かせてくれました。
 相手は強豪の東山。序盤は緊張もあり、一進一退の攻防が続きます。
 「しっかり声出して!連携取って!」
 「相手見てゆっくり!」
 「準備して!」
 「最初のチョイス、大事に!」
 「(押し込んだときに)コーナーでもイイよ!」
 「シュート狙ったのは良かったぞ!」
 こちらが連携してしっかりパスを回して組み立ててサッカーをするのに対して、相手はどんどんロングボールを入れてきます。
 「いいよ、よく戻った!」
 「フリーキックはもうちょっと高いボールで!」
 そして前半開始後10分過ぎに、フリーキックをKくんが押し込んでゴール!待望の先取点です!
 前半の給水タイムは、先制したこともあり、ベンチには笑顔と活気がありました。
 「シンプルにやれてる。相手はロングボールを狙ってる。集中して1本1本はじき返そう。」
 具体的に指示が出て、元気にピッチへ。
 「もっと意図がはっきり見えるプレーをしよう!」
 「(押し込まれたシーンに)ナイスキーパー!」
 「そこ、前を向かせない!」
 「自分の役割、意識して!」
 なかなか追加点が取れず、一進一退の攻防が続きます。
 「(シュート、バーに直撃!)(ベンチみんなが)惜しい〜!」
 「今のは声を出してキャッチしよう!」
 「いいよ、ナイス!」
 「自分の役割に責任持ってプレーしよう!」

 前半終了、ハーフタイム。
 「1点先制できたことは良かった。後半、0−0のつもりで引き締めてプレーしよう!サッカーの形はOK。後一工夫してプレーしよう。・・・」
 そして後半へ。
 「そこは早く抜けよう。こだわるとこじゃない!」
 「もう1回戻って、いいポジションから!」
 「最後にどこでシュートを打つか、イメージ持ちながらプレーしよう!」
 攻め込んでいくのですが、何度かオフサイドに・・・
 そんな中、相手のシュートが!やばい!
 良かった、ゴールの枠外だった・・・
 「しっかりマイボールにしよう!」
 「ナイス!よく戻った!」
 再び、一進一退。そして、給水タイム。
 戻ってきた選手たちの表情には笑顔があります。
 今までの練習の積み重ねが、緊迫した場面でも選手たちを笑顔にしてくれているのでしょう。
 そして、顧問の先生たち、ベンチの仲間から後押しを受け、ラスト15分!ピッチへと向かいます。
 「そこ、さっきと一緒!」
 「はっきり!はっきり!」
 「今の場面は、もっとアイデア膨らませて!」
 ロングボールへの対応が良くなってきた!
 「連続で!連続で!」
 「GO!あきらめるな!」
 そんな中、Kくんのセンタリングを、Iくんのヘッドでゴール!2点目!
 パスがつながって、MくんからのパスをKくんが持ち込んで3点目!
 ・・・
 そして、終了のホイッスル!
 自分たちのサッカーを笑顔でやり抜き、見事初戦勝利!

 試合終了後、顧問の先生に話を聞くと
 「いやあ、前半に1〜2点入れられていてもおかしくなかった展開でした。よく粘ってくれました。来週の試合も強豪相手です。気を引き締めて、この1週間を過ごしたいと思います。」
とのことでした。
 
 サッカー部、初戦突破おめでとう!
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7月10日 野球部夏季大会

 太中野球部は、岡崎グラウンドで夏季大会を迎えました。スコアボードもあり、天然芝もある見事なグラウンドです。今年度入部したマネージャーたちも見守る中、野球部員たちは、そこで精一杯のプレーを見せてくれました。

 試合は、初回から拮抗した展開。初回表の攻撃では、四球で出たランナーが得点圏に!
 「1点先制か!」
と期待が高まりましたが、残念!
 その裏の守備では、見事なピッチングで三者凡退に抑えます!
 その後も、両投手が見事なピッチングでランナーを出しません。
 しかし3回裏、1点を与えてしまいます!
 「やばい!追加点を取られる!」
というイヤな流れを必死の守りで食い止めます。
 4回表には、連続ヒットでツーアウト1・2塁のチャンス!
 「これで追いつくか!」
 「お!センター前!落ちろ!」
と思う当たりが相手の好捕に合い、2者残塁。
 その裏には、こちらのミスもあり3点取られます。しかし5回表にはレフトフェンス直撃のツーベース!点には結びつきませんでしたが、あきらめず、一歩も引かない粘り強さを見せました。
 結果は、その後追加点も奪われ、無念の敗退でしたが、
 「いいぞ、ナイスボール!」
 「思い切っていけ!」
 「タイミング、もっと早めに取って!」
 「楽しもうや!」
 「よし!ふんばってるぞ!」
 「続け!」
 「いけるいける、大丈夫や!」
 ベンチからのたくさんの声に支えられて、堂々の戦いぶりを見せてくれた野球部でした。
 一時期、9人ぎりぎりの人数で活動していた野球部。しかしお互いを支え合い、叱咤激励し合って頑張ってきました。その甲斐あって、1年生やマネージャーも入部してきました。3年生が中心になって頑張ってきたからこそ、次の代がバトンを受け継ぐことができるのです。よく頑張ってくれました!
 ありがとう、野球部!
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7月10日 女子ソフトテニス部夏季大会

 みなさん、こんばんは。
 今日は女子ソフトテニス部夏季大会個人予選が、蜂ヶ岡中と嵯峨中で行われました。幸いなことに、今日は雨が上がり試合ができる天候になり、よし!と思っていたら、
 「コートが水浸しで、試合ができる状態ではありません。開始時間を1時間延期します。」
との連絡が。
 「そんなひどい状態なのか・・・」
 集合時間を1時間遅らせ、試合会場に到着すると、片方の会場は男子のテニス部も手伝ってくれてのコート整備。
 「6時半からやっているんですが、やっとここまで来ました。」
 「最初見たときは、まるで湖でした。」
とおっしゃっていました。
 それを聞いて黙っている太中ソフトテニス部ではありません。率先してコート整備に加わります。その姿に触発され他校の選手もどんどんその列に加わってくれました。
 そして、10時には試合開始。
 この試合は、1年生にとっては、最初で最後になる3年生の公式戦です。
 「ソフトテニスの試合は、こんなに楽しいんだ!」
と1年生が思えるように、先輩たちはそれぞれ魅力ある姿を見せてくれました。
★落ち着いて相手のポジションや様子を観察して、効果的な攻め方を見せるペア
★初戦の緊張を乗り越え、ファイナルゲームにもつれた試合を、積極的なプレーでものにしたペア
★連続したデュースの末、第1ゲームを失ったにもかかわらず、気持ちを立て直し、ファイナルゲームに持ち込む強い精神力を見せたペア
★声を出し、気持ちを前面に出す力強さで、いくら劣勢に追い込まれてもひるまず、最後まで力を出し切ったペア
★2年生は、去年の新人戦はダブル後衛で戦いました。今回初めて前衛・後衛のポジションについての公式戦でしたが、堂々としたプレーで成長を感じさせてくれました。
★そして応援団は、コロナ禍で生まれた拍手主体の心の応援歌で、コートにいる選手の背中を押します。折れそうになる心を支えてくれる頼もしい応援団です。

 今日の一日で、1・2年生たちは一段と先輩のことを頼もしく感じたことでしょう!
 次は、全市大会に向けて更なる奮闘を期待しています。
 ガンバレ、女子ソフトテニス部!
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来週の太中予定

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 雨模様の毎日ですが、みんな元気に活動に励んでいます。
10土 野球部(夏季大会)
    女子ソフトテニス部(夏季大会)
    吹奏楽部(右京地区社明フェスティバル)
11日 サッカー(夏季大会)

 6月の陸上部を皮切りに、各競技の大会が行われています。
 全力で挑んで来てください!

 来週の太中予定は、
12月 預かり金振替日
    月1美化点検
13火 個別懇談会(1)
14水 個別懇談会(2)
15木 個別懇談会(3)
16金 個別懇談会(4)

 1学期もあと7日。
 良い締めくくりを!

【保護者の皆様】1年生GIGA端末(タブレットPC)持ち帰り

 GIGAスクール構想の一環として、本校も1人1台のタブレットPCが使える環境になりました。授業や行事で積極的に活用し、創造性をはぐくむ学びを実現する取組を一歩ずつ進めているところです。また、このタブレットPCは、コロナ禍での臨時休校になった際に行われるオンライン授業でも活用する予定です。
 そこで自宅で使用できるように、タブレットPCを自宅へ持ち帰り、自宅で活用し、学校へ返却するという一連の流れを練習していきます。

 今回は、1年生が対象です。
 流れは、
★ 9金    タブレットPC等を自宅へ持ち帰る。
★10土・11日  受領書に必要事項を記入
          タブレットPCをインターネットに接続して、
          ・宿題(生徒用)
          ・学校評価アンケート(保護者用)
          に取り組む。
★12月    タブレットPC等を返却する。
        受領書を提出する。

 Wi-fiの不具合等何らかの原因で「学校評価アンケート」に答えられなかった場合は、後日アンケート用紙を配布しますので、そちらを使ってご回答ください。
 お子様には、担任から「タブレットを使うときのルール」や「Wi-fiのつなぎ方」等の貸出に必要なことを事前に説明しますので、家庭で確認をお願いします。

 お手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

7月8日 「ようこそ先輩」(3)

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 先輩たちは、1つ1つの質問に対して、楽しく、誠実に応えてくれました。
 3年生のみんなは、その姿に、返答内容に
 「なるほど〜」
と、1つ1つうなずきながら聞き入っていました。
 
 中3の後輩たちを感心させながら話す、4人の先輩たちを見ながら、
 「すっごく立派になって、成長したなぁ・・・」
と、教え子の立派な姿に目を細める先生たちでした。
 そして、君たちが卒業後どんな成長を見せてくれるのか、楽しみにもなった一時でした。

 あっという間に過ぎた1時間。
◆後輩たちのために時間を割いて、太中へ帰ってきてくれた先輩たち、
◆“どんな質問をしようか”と質問内容を考えてくれた人たち、
◆先輩たちの話を食い入るように聞いてくれた3年生のみんな、
◆この取組を準備してくれたK先生、M先生、3年生の先生方、
 本当にありがとうございました!

7月8日 「ようこそ先輩」(2)

●嫌だと思ってしまう勉強を頑張るにはどうすればいいですか?
★将来の自分がどうありたいか、が大事だと思います。将来の夢はなくてもいいから、大きくなってどんな大人になりたいか、を見つけましょう。
★やりたくないときは、勉強以外に自分がやりたいことをやる日を作る(ある意味開き直る)。やりたくないモチベーションで勉強しても身につかないから。

●夏休みはどう過ごしましたか?
★塾に行って、遊ぶときは遊んで。メリハリ大事です。
★勉強はしなあかん。けど勉強以外でやることも決める。英語は単語が大切。普段の授業がしっかりできていれば、夏休みも頑張れます。
★部活の大会があったので、大会に集中しました。負けた瞬間に切り替えて勉強しました。塾の友達と一緒に、塾にこもって勉強しました。友達と一緒にやることでサボらないですみました。夏休みは大事なポイントになります。

◆あなたはどんなタイプですか? (司会のK先生より)
 ・塾に行った方がいい?行かない方がいい?
 ・一人がイイ?友達とがイイ?
 ・朝型?夜型?
 自分を知ることが夏休みをどう乗り切るか、の大切なポイントですね。

●自分の将来やつきたい仕事、いつ頃から考えましたか?
★それは早いに越したことはないと思います。でも、大学1回生の僕は、まだ決まっていません。英語を頑張りたいと思って高校へ進学しました。高校3年間で目標が見つかるか?!と思いましたが、見つからず、まだ決まっていません。だから、焦らなくてもいいですよ。
★高3で決めました。やりたいことがなくて悩んで、何が好きかを考えました。出てきた答えは、小さい子が好きだということ。そこから幼稚園の先生にたどり着きました。
★中学生の頃から国際貢献や貧しい人を助けたいという想いがありました。だから今の大学を選びました。私は、高校・大学はやりたいことを見つける場所だと思っています。好きなこと、得意なことは大切にしてほしいと思います。例えば、絵やアニメが好きで、それが将来の仕事になることもあります。就きたい仕事を決めるのは、今じゃなくていいと思います。
★電車が好きで自動車科を選びました。資格も取れますから。中学の頃から、将来JRに入るためにどうしたらいいか、と考えていました。
★(N先生)中学校の時に高校野球の監督になりたい!と思っていました。
★(A先生)17歳ぐらいに世界を旅するミュージシャンや冒険家になりたいと思っていました。でも、堅実に生きることを選択して、今の仕事に就いています。いろんな仕事にチャレンジするのも大切ですよ。

●中学と高校の授業の進み方の違いは?
★そんなに変わりません。予習や復習を、自分でどれだけやるかによります。
★教科によるかな。数理は難しくなる。国英はあまり変わらないかな。古典が増えるけど。社会は分野が広がる。
★1回遅れ出すとどんどん遅れていって取り返すのが大変だから、授業を大切にしないとダメです。

●中学で楽しんでおいて良かったと思う行事は?
★全部です!え?特に?体育祭。修学旅行のバスでどれだけ騒げるか!(笑)
★全部に全力で楽しむことに越したことはない。
★中学校でやれるのは今年で最後という気持ちが大事。特に、文化祭や体育祭は高校にもあるけど、合唱コンクールは中学校しかないから。

●人間関係で迷っている人へアドバイスを!
★高校では、友達は何とかなります!できます!自分から行動することが大切です。

●太秦中学校で良かったことは?
★教職員の方との出会いです。
★いろんな先生と出会えたこと。他の小学校の人とのつながりもできました。
★やっぱり先生方との出会いです。高校では先生との関わりが、中学より少なくなると感じました。
★中学校での後悔は何一つありません。中学校の時にあまり印象が良くなかった先生でも、高校生になってみると「あの先生もいいとこあったな!」と気づきました。中学校では男女はホント仲良かったです。
★広い!近い!きれい!
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7月9日 セミの声が!?

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 みなさん、こんにちは。
 先日から、梅雨の合間にセミの声が聞こえている気がしていました。
 「おっ!鳴いている!」
と、すばやく中庭に出るのですが、出ると声は聞こえないのです。周りのいる生徒に
 「セミの声、しなかった?」
と聞くと、
 「いいえ、聞こえませんでした。」
 “気のせいなのかなぁ・・・”
と思っていましたが、今日、いこいの広場で聞こえたセミの声で誘われて、木をじっくり観察すると、見つけました!セミの抜け殻!やっぱり間違いでなかったのです。
 まもなくセミの声が響く夏本番がやって来ます!
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7月8日 「ようこそ先輩」(1)

 みなさん、こんにちは。
 今日は、3年生のために、18歳になる4名の先輩が太秦中学校へ帰ってきてくれました。進学先は公立高校の人、私立高校の人。科も普通科と専門学科。現在は大学生、社会人。と様々な経歴の人が集まってくれました。会場は体育館で行いました。

 4人の先輩に自己紹介してもらった後、質問タイム。たくさんの質問が寄せられ、それぞれの経験に基づいて多様な角度からアドバイスをしてもらいました。

●志望校はどうやって決めましたか?
★やりたい部活で決めました。いくつか興味のある高校があったので、何回もオープンキャンパスに行きました。
★高卒で就職しようと思ったので、職業学科に行きました。
★「公立やったらどこでもいい」と思っていたのですが、やっぱり雰囲気って大事で、自分に合う雰囲気のところを、オープンキャンパスに行って選びました。行っていなかったら後悔すると思います。
★先生など、身近な大人に相談することが大切だと思います。

●中学と高校の違いは?
★中学は義務教育。高校は社会へ出て行く準備をする場所です。
★高校にも(中学校と同じように)校則はあるし、不便なこともあります。でも高校は、いろんな出会いがあります。いろんな地域から集まって来て、新しい世界を見つけられる場所です。
★高校の方が勉強しなあかん。いろいろな経験ができて成長したと思います。
★高校入試を通して、自分の学力と近い人が集まってきます。中学では勉強が好きな方だと思っていたけど、高校に行くともっと好きな人もいました。狭い世界で判断していたことがわかりました。
★中学校は先生がめっちゃ相談に乗ってくれたけど、高校は自立して一人で考えて判断する力が必要です。

●進路選択で悩んだことは?
★模試の判定が悪く、不安を抱えたまま、受験本番に突入。苦しかったですね。みんなはそんな思いをしないように、しっかり練習を積んでほしいと思います。
★高校では部活に専念したくて、勉強について行けるか心配でした。オープンキャンパスに行って「部活をやっている人向けに毎週補習があります」と教えてもらい、安心しました。その後は、ひたすら過去問を解きました。
★勉強ができないので、受検前めっちゃ焦りました。周りが頑張りだして、特に焦りました。自分が頑張ってきたことは裏切らないので、勉強はしておいた方がいいと思います。「どこでもいい」と今は思っていても、「ここに行きたい」と目標ができたとき、そこに手が届かないと困るでしょ。
★受験が終わった後、メチャメチャ不安でした。どれだけ不安になるかは、どれだけ勉強したかで決まると思います。
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7月8日 3年「平和について」(2)

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 また、あるクラスでは、「島唄」や「ウージの唄」の歌詞の意味を考え、知っているようで知らなかった戦争の恐ろしさや私たちが伝えていかなければならないことなどを考えました。

 『島唄』の歌詞には、次のような意味があるそうです。
 でいごの花が咲き 風を呼び 嵐が来た
  【1945年春、でいごの花が咲く頃、米軍の沖縄攻撃が開始された】
 でいごが咲き乱れ 風を呼び 嵐が来た
  【でいごの花が咲き誇る初夏でも、米軍の沖縄攻撃は続いている】
 繰り返す 哀しみは 島わたる 波のよう
  【多数の民間人が繰り返し犠牲となり、人々の哀しみは、島中に波のように広がった】
 ウージの森で あなたと出会い
  【サトウキビ畑で、愛するあなたと出会った】
 ウージの下で 千代にさよなら
  【サトウキビ畑の下の洞窟で、愛するあなたと永遠の別れとなった】

 島唄よ 風にのり 鳥と共に 海を渡れ
  【島唄よ、風に乗せて、死者の魂と共に海を渡り、遥か遠い東の海の彼方にある神界“ニライカナイ”に戻って行きなさい】
 島唄よ 風にのり 届けておくれ わたしの涙
  【島唄よ、風に乗せて、沖縄の悲しみを本土に届けてほしい】

 でいごの花も散り さざ波がゆれるだけ
  【でいごの花が散る頃、沖縄戦での大規模な戦闘は終わり、平穏が訪れた】
 ささやかな幸せは うたかたぬ波の花
  【平和な時代のささやかな幸せは、波間の泡の様に、はかなく消えてしまった】
 ウージの森で 歌った友よ
  【サトウキビ畑で、一緒に歌を歌った友よ】
 ウージの下で 八千代に別れ
  【サトウキビ畑の下の洞窟で、永遠の別れとなった】

 島唄よ 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ
  【島唄よ、風に乗せて、死者の魂と共に海を渡り、遥か遠い東の海の彼方にある神界“ニライカナイ” に戻って行きなさい】
 島唄よ 風に乗り 届けておくれ 私の愛を
  【島唄よ、風に乗せて、彼方の神界にいる友と愛する人に私の愛を届けてほしい】

 海よ 宇宙よ 神よ 命よ
  【海よ 宇宙よ 神よ 命よ 万物に乞い願う】
 このまま永遠に夕凪を
  【このまま永遠に穏やかな平和が続いてほしい】

 島唄は 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ
  【島唄は、風に乗せて、死者の魂と共に海を渡り、遥か遠い東の海の彼方にある神界“ニライカナイ” に戻って行きなさい】

 島唄は 風に乗り 届けてたもれ 私(わくぬ)の涙(なだば)
  【島唄は、風に乗せて、沖縄の悲しみを本土に届けてほしい】

 島唄は 風に乗り 鳥とともに 海を渡れ
  【島唄は、風に乗せて、死者の魂と共に海を渡り、遥か遠い東の海の彼方にある神界“ニライカナイ” に戻って行きなさい】

 島唄は 風に乗り 届けてたもれ 私(わくぬ)の愛を
  【島唄は、風に乗せて、彼方の神界にいる友と愛する人に私の愛を届けてほしい】

 感想を載せておきます。
★沖縄には何回か行ったことがあって、あの沖縄の不思議に落ち着く感じが好きです。でもその雰囲気も、過去にこういった出来事があったからだと思った。沖縄県民の歌手の人が歌うのは、より一層心に響くなと思った。こんな風に戦争を題材にしたものをもっとしたい。
★平和になる上で大事なのは、戦争があったということをよく知ることだと思う。今の私たちは、生の声を聴くことができる世代。生の声でなくても、次の世代の人たちにちゃんと伝えたい。目を背けたくなるようなこともあるかもしれないけど、ちゃんと知っていきたいと改めて感じた。
★改めて戦争は怖いなと思いました。二度としないためにも、他の国の人たちとうまくやっていってほしいと思いました。お互い、戦争をしたくてしているわけではないと思うので、相手のことも考えて行動していきたいです。
★裏の歌詞は、すごく残酷で切ないことがよくわかった。すごく、心からの叫びが書かれているな、と思った。
★戦争中では殺されるのを恐れて、自分たちで手榴弾を使って亡くなっている。これからは戦争で生きられなかった人たちの思いを受け止めて、今までよりも生きていることに感謝しようと思った。

 来年の3月には、義務教育を終え、太中から羽ばたいていく3年生。これからの社会を担うみんなが、平和について深く考え、自分の生き方として受け止めてくれたこと、本当にうれしく思います。
 9月の修学旅行での平和学習に、是非つなげていってください。
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京都市立太秦中学校
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