京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/11
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学校教育目標:『自ら考え行動し、協働できる生徒の育成』〜つながりを意識した学校〜  目指す生徒像:「周りの意見に耳を傾け、自分の考えを適切に伝えられる生徒」

7月31日 素晴らしいノーチャイムウィークでした!

 みなさん、1学期ご苦労さまでした。
 コロナでいろんなことが変わりました。
 その中で、たくさん我慢し、変わることに対して一つ一つ対応しながらここまで過ごしてくれました。
 みんなの努力で、今日という日を無事に迎えられたこと、本当に良かったと思っています。

 そこで、今日はもう一つ、みんなの大きな成長を喜びたいと思います。

 先週、3年生の修学旅行・進路保護者会が開かれた日、そう21日(火)の出来事でした。
 これから説明会が始まろうとする直前、大きな音ともに落雷がありました。あまりの大きな音に、太中に落ちたのでは!?と思うほどでした。実はその後、
 「なんか焦げ臭くないですか?」
という声が職員室で上がりました。職員室の放送設備のあたりが焦げ臭いと。
 数人で確認しましたが、確かに焦げ臭いのです。
 「放送室も見てみましょう。」
と放送室も確認すると、ここもやはり焦げ臭い・・・。
 「さっきの雷の影響?」
 「さっきの雷が外のスピーカーなどから入ってきて?」
 「雷の落雷時の電圧は200万〜10億ボルトらしい!」
 「え?それが放送設備に流れてきたら・・・」
 調べてみると、原因は不明ですが放送設備はスイッチが入らず、故障してしまっていました。
 「放送ができないとは、大変なことだ。」
と話していると、ある先生が
 「放送ができないということは、チャイムが鳴らないのでは?」
 「え、それはまずい!」
 「実験的にチャイムを鳴らしてみよう。」
と鳴らしてみましたが、チャイムはチャイム本体機から小さく鳴るだけ・・・。
 「明日からはチャイムが鳴らないのか。」
 「急にノーチャイムで、生徒たちは大丈夫だろうか?」
と心配する声が上がりました。
 確かに『ノーチャイム運動』という取組があります。自分たちで時計を見て動く力を付けようという目的で行われています。しかし、それは事前準備をしています。こんな突然にノーチャイムになってしまって、どうなるんだろう・・・。
 そんな不安を抱えて、翌日を迎えました。
 
 しかし!みんなは、そんな不安をものの見事に吹き飛ばしてくれました。授業から帰って来た先生方から聞こえてくるのは、みんなを褒める言葉ばかりでした。
 「心配したけど、うちの生徒はえらいなあ!」
 「こんなに時間を意識して動けるとは。」
 「太中にチャイムは不要やね!」
 結局、チャイムは修理できないほど壊れていて、元のように放送が使えるにはかなりの費用と時間が掛かるようです。
 チャイムが鳴らなかったときにはどうなるだろうと不安ばかりでしたが、みんなとなら、どんなピンチも乗り越えられる!そう確信させてくれた6日間でした。
 この夏休みの間に、チャイム復旧できるように手を尽くしてみます。
 頑張ろうと思える力を与えてくれてありがとう!
 みんなも充実した夏休みを過ごしてください。
 8月24日(月)、元気な笑顔で再会しましょう。

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進路保護者会で伝えたかった6つのポイント

 22日(金)に開いた進路保護者会で、みなさんにお伝えしたかったポイントについて、3年生の先生にインタビューしました。

●進路指導のT先生、今回の保護者会のポイントを教えてください。
 まず1つめは、進路は情報を集めて早く動くこと。早く動くことが選択肢を増やすことにつながります。
 2つめは、分からないことは、担任や学年、学校に相談してください。わからないことはあって当然です。遠慮なく相談してくださいね。
 3つめは、授業料のことです。公立に比べて私立はお金がかかります。確かにそうですが、私立には収入に応じた助成があります。それを考慮して志望校を選ぶことが大切です。
 4つめは、コロナの影響で全体的に説明会が出遅れている感があります。しかし、そろそろ始まっていますから、夏休みも利用して、早めに説明会・体験会に参加しましょう。
 5つめは、成績は積み上げていくものだと言うことです。今回の成績は、少ないデータから出しているので、これから次第でどんどん変化します。次の定期テストが9月1日(火)〜3日(木)にあります。その日に向けて、計画的な過ごし方をしてください。
 6つめは、9月・10月は、ただでさえ過密なスケジュールですが、今年はコロナが輪をかけています。子どもたちの体調面だけでなく、心理的な面のサポートを、私たちとともにお願いしたいと思います。
 よろしくお願いします。

●K先生、今回の保護者会を聞いておられて印象に残ったことを1つ教えてください。
 一番印象に残ったのは、公立では実技教科の評定が2倍になることです。どうしても入試科目になっている5教科に目が行きがちなので、どの教科も大切にするように、生徒たちに話をしなければいけないな、と思いました。

●A先生が印象に残ったことは何でしょうか。
 私が印象に残ったのは、修学資金のことです。進学するには、その進路先に合わせた授業料等の費用を準備しなくてはいけません。しかし、どの学校もその対策として奨学金制度を設けておられ、また京都府としては修学資金制度もあります。そのことをきちんと保護者の方にお伝えすることが大切だと感じました。

 「目標」をもつことは、勉強する活力源です。説明会・体験会が始まってきていますから、気になったところにはドンドン申し込んで、知識を増やして行きましょう!
 ただし、最近のコロナの感染状況から、説明会や体験会を急遽延期している学校がたくさんあります。説明会に行く前に、申込先の高校のHPで、実施の有無を必ず確認してください。

 ということでした。
 今年の夏は、「目標」を発見する夏に!
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7月30日 2・3年1学期締めくくり集会を行いました

 今日は、終学活後に突然大雨が!
 これまでなら、夏の終わりに雷雨があったり、大雨が降ったりするのですが、最近は突然起こります。傘を携帯する習慣が必要なのかもしれませんね。
 今日は懇談最終日です。保護者のみなさま、足下の悪い中、学校まで足を運んでいただき、ありがとうございました。

 さて、午前中には、2・3年1学期締めくくり集会を行いました。
 3年生は、3人の先生から話がありました。
●人生、○○が馬。(S先生)
●フォーサイトで自己管理。(T先生)
●何事も人のせいにしない。(N先生)

 2先生は、各クラスの評議委員が、パワーポイントを使って1学期を振り返ってくれました。事前にしっかり準備してくれていて、見事な発表でした!ご苦労さま。
 先生からは、
●9月上旬のテストに照準を合わせて!(A先生)
●21日続けると、それは○○になる。(M先生)
●命を大切に。注意しよう、SNS!(N先生)

 明後日からは、3週間あまりの夏休みです。
 健康で、充実した夏休みにしましょう!

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7月29日 努力と工夫で、唯一無二のノートづくりを!

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 みなさん、懇談4日目です。
 ようやくセミの声が聞こえるようになった昼間です。やっと夏めいてきました。
 蒸し暑さの代わりに、猛暑がまもなくやって来るのですね。
 熱中症対策、コロナ対策、万全にしておきましょう!

 さて今日は、1年生の廊下に掲示してある社会のノートについてです。
 掲示してあったのは、合計12人分のノートのコピーです。よくできているノートが掲示されています。
 この掲示物作成者のK先生にお話を伺いました。

 推奨されているノートの形は、左が授業ノート、右が家庭学習ノート。授業で学んだことを、自分なりに咀嚼して自分の言葉でまとめ直していく、この作業が大切だとおっしゃっていました。これは社会科だけでなく、全ての教科で求められている力です。例えば、英語では授業ノートとは別に、自主学習ノートを作り、そのノートで家庭学習を進めていくようにしておられます。また、今はほとんどの生徒が高校へ進学していきますから、中学校卒業後の高校での学習でも、こうしたノートづくりができる力が必要とされています。大学でももちろんそうです。
 ですから、中学校に入学した今のうちに、ノートづくりの基礎を培っておくことができれば、今後の学習に大いに役立つと考えています。
 
 「なるほど〜」と思って、どんなノートが掲示してあるのか、のぞいてみました。
 すると、あるノートでは、「地球の表面をながめてみよう」がテーマの授業で、海:陸=○:△で、海には3大洋、陸には6大陸があり、地域区分として6州、南極大陸はどの州にも含まれない等を授業で学び、それを元に、家庭学習で6州のさらに小さい区分を調べ、その中の主な国を一覧にしてまとめていました。
 また、あるノートでは、「地球儀と世界地図の違いを探そう」がテーマの授業で、メルカトル図法や正距方位図法、モルワイデ図法の長所と短所を学び、それを元に、家庭学習で地図が生まれたわけを調べ、地図と地球儀の違いをまとめていました。
 
 12のノートにはそれぞれ工夫があり、見事な「学び直し」が行われていました。きっと時間をかけて、頭をひねりながら、もしかしたら保護者の方の知恵も借りながら作り上げたものなのでしょう。一緒に考えてくださっている保護者のみなさま、ありがとうございます。

 K先生は、このノートづくりの大切さとともに、難しさもわかっておられるので、見本となるノートを掲示されたのだと思います。『すぐに「これだ!」という形にたどり着けなくてもいいから一歩ずつ進んで欲しいと思うので、まずは、学んだことを写すところから始めてくれれば』とおっしゃっていました。2学期には、新たなノートの見本を掲示される予定です。新たな「努力と工夫」を楽しみにしています。

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あのひまわりが、ついに開花!(3)

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 4連休中に、ついに開花しました!
 開花の瞬間を確認することはできなかったのは残念でしたが、見てください。この見事なひまわりを!今は4輪ですが、1学期が終わる31日にはどれだけ開花しているでしょうね。楽しみです。
 予定では、1学期は22日まででした。それが、コロナの影響で31日まで延長に。だから、ひまわりを全校生徒に見てもらえる。少し皮肉な話ではありますが、ひまわりに責任はありません。
 セミに続いて、ひまわりが届けてくれた「夏」を、みんなで楽しみましょう。

あのひまわりは? 〜継続は力なり〜(2)

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 そして、少しずつ成長するのをワクワクしながら見届け、毎日、来る日も来る日も欠かさずに水やりを続け・・・

7月28日 あのひまわりは?(1)

 懇談3日目です。保護者のみなさま、今日もよろしくお願いします。
 天気予報によると、まもなく梅雨明けするそうですね。今日の空模様を見ると、?ですが・・・

 さて、みなさん、覚えていますか?
 ビオトープ横の畑に、昨年度大輪の花を咲かせたひまわりから採れた種をまきました。
 あれは、5月19日。あれからもう2ヶ月以上たちました。

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7月27日 命と時間

 懇談2日目です。保護者のみなさま、足下の悪い中、学校に足を運んでいただき、ありがとうございます。明日以降もよろしくお願いします。

 さて、今日は少し長くなりますが、読んで欲しいと思います。

 『路傍の石(ろぼうのいし)』という小説があります。これは、山本有三さんの代表的な小説で、1937年に『朝日新聞』に連載され、映画にもなった作品です。
 
 その作品の一部が、『吾一と京造』という道徳資料として活用されています。
 あらすじはこんな内容です。
 朝学校に行く待ち合わせ時間に秋ちゃんがこない。遅刻してはたいへんだ。吾一は先に走って学校に行くと、友達はみんなついてきて学校に間に合った。しかし、京造だけは秋ちゃんを迎えに行き、一緒に遅れて登校した。先生に怒られる二人。だが、京造は怒られてもいいわけをしなかった・・・。

 吾一の取った行動は、果たしてどうだったのか?
 「吾一の行動はいいわけない!」と批判するのか?
 いや、「吾一は遅刻しなかったのだから」と弁護するのか?
 吾一は一人で先に行ったわけではない。
 みんなは吾一についてきた。
 だが、それでいながら、草の葉のようにゆれる吾一の心・・・。

 なぜ吾一の心は、ゆれていたのだろうか?多くの人は、ルールを守るのが大事だと言われて育っている。しかし、ルールを守っても、仲間のことを大事に出来ないのはどうなのか?ここは気持ちが揺らいで当然かもしれない。

 「本当の友情とは」・・・?
 そんなことを考えさせてくれるのが、『吾一と京造』物語です。


 このことを思い出したのは、先日の朝、M先生からかかってきた電話がきっかけでした。

 もしもし、太秦中学校ですか。おはようございます。○○です。実は今日の朝、通勤途中に、猫が車にひかれているのを見かけました。
 時間が気になったので、通り過ぎてしまったのですが、あの猫はまだ生きていました。やっぱりこのままではいけないと思うんです。勤務時間には少し遅れてしまいますが、戻って猫を見てやりたいんです。今からなら、授業開始の時間には間に合うと思います。

 このような内容でした。
 連絡を終えた先生は、猫がひかれていた場所へ戻りました。
 すると、猫はいませんでした。きっと同じことを思った誰かが、病院に連れて行ってくれたのでしょう。

 これは先日あった出来事です。
 命と時間、どちらも大切です。
 誰もがわかっていることです。
 何事にも替えることができないこの2つの間で、どちらも大切にしようと悩み、そして決断したM先生。先生が太秦中学校の先生であることをうれしく思います。あの猫も、きっと感謝していると思いますよ。
 本当にありがとうございました。
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声は誰のために?!

 朝からリズム感のある音楽が聞こえてきました。
 「これは心地良いな。」
と思って外に出てみると、陸上部が練習していました。男子キャプテンOくんに音楽の効果を教えてもらうと、
 「この音楽の目的は、リズム良く体を動かすことです。リラックスしながら集中力を高める効果もあります。部員からも、音楽が流れることで、気分が上がってやりやすいという声をよく聞きます。」
 なるほど、さすがキャプテン!

 そのOキャプテンと女子のKキャプテンは、練習中も人一倍声を出して取り組んでいます。みんなもその声に応えるように練習しています。
 今日は、その練習中の声について、顧問の先生からみんなに問いかけられました。
 「みんな、声は何のために出している?」
 「キャプテンは人一倍声を出している。それは何のためだ?」
みんな、考えました。あなたはどう思いますか?
 K先生はこうおっしゃいました。
 「声は『高め合い』だ。キャプテンは率先して声を出し、みんなはそれに応えるように声を出す。すると、キャプテンはその声に励まされて、さらに大きな声でみんなをリードする。こうして相互に高め合うこと。声は『楽しく活動するための声』なんだ。」と。

 この後、陸上部の声は一層大きくなり、意味を理解した部員たちが声を出すことでつながりを深めていくのを感じました。

 陸上部のTシャツには、
 ”走思走愛 太陸魂で暑い走りを ”
という文字が入っています。
 K先生の言葉から、この太陸魂の真髄を教えてもらうことができました。
 陸上部の声に、みなさん注目してください!
 
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今日初めて知りました!

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 太秦中学校は、今日も向上心でいっぱいの太中生であふれていました。
 午前中の体育館は、剣道部が活動していたのですが、その中で、初めて知ったことがありました。

 体育館に行くと、たまたま休憩時間で面を外していました。
 すると、ナント、マスクをしているのではありませんか!
 体育の授業では、熱中症対策として、ソーシャルディスタンスを保って活動すればマスクを外して良いことになっています。だから、てっきり剣道部もマスクなしで活動しているものと思い込んでいました。
 マスクだけでなく、フェイスガードをしている部員もいます。これは呼吸が苦しいだろう・・・と思って、顧問の先生に話を聞くと
 「剣道はソーシャルディスタンスを保つことが大変難しい競技です。ですから、大会はマスク必須なんです。だからマスクをして剣道をすることに慣れておく必要があります。ただし、同時に熱中症対策も必要ですので、20分ごとに休憩を取り、深呼吸もして酸素不足にならない工夫をしています。」
 
 コロナ感染予防対策、熱中予防対策、ほかにも過呼吸にも気をつけなくてはいけません。たくさんのことに配慮しながら、3年生最後の夏に、2年生は次代を担う夏に、1年生は中学生最初の夏に挑みます。
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