京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/22
本日:count up196
昨日:174
総数:887827
文字: 大きく | 小さく | 標準 配色: 通常 | 白地 | 黒地
ハートフルマーク
学校教育目標:『自ら考え行動し、協働できる生徒の育成』〜つながりを意識した学校〜  目指す生徒像:「周りの意見に耳を傾け、自分の考えを適切に伝えられる生徒」

7月27日 命と時間

 懇談2日目です。保護者のみなさま、足下の悪い中、学校に足を運んでいただき、ありがとうございます。明日以降もよろしくお願いします。

 さて、今日は少し長くなりますが、読んで欲しいと思います。

 『路傍の石(ろぼうのいし)』という小説があります。これは、山本有三さんの代表的な小説で、1937年に『朝日新聞』に連載され、映画にもなった作品です。
 
 その作品の一部が、『吾一と京造』という道徳資料として活用されています。
 あらすじはこんな内容です。
 朝学校に行く待ち合わせ時間に秋ちゃんがこない。遅刻してはたいへんだ。吾一は先に走って学校に行くと、友達はみんなついてきて学校に間に合った。しかし、京造だけは秋ちゃんを迎えに行き、一緒に遅れて登校した。先生に怒られる二人。だが、京造は怒られてもいいわけをしなかった・・・。

 吾一の取った行動は、果たしてどうだったのか?
 「吾一の行動はいいわけない!」と批判するのか?
 いや、「吾一は遅刻しなかったのだから」と弁護するのか?
 吾一は一人で先に行ったわけではない。
 みんなは吾一についてきた。
 だが、それでいながら、草の葉のようにゆれる吾一の心・・・。

 なぜ吾一の心は、ゆれていたのだろうか?多くの人は、ルールを守るのが大事だと言われて育っている。しかし、ルールを守っても、仲間のことを大事に出来ないのはどうなのか?ここは気持ちが揺らいで当然かもしれない。

 「本当の友情とは」・・・?
 そんなことを考えさせてくれるのが、『吾一と京造』物語です。


 このことを思い出したのは、先日の朝、M先生からかかってきた電話がきっかけでした。

 もしもし、太秦中学校ですか。おはようございます。○○です。実は今日の朝、通勤途中に、猫が車にひかれているのを見かけました。
 時間が気になったので、通り過ぎてしまったのですが、あの猫はまだ生きていました。やっぱりこのままではいけないと思うんです。勤務時間には少し遅れてしまいますが、戻って猫を見てやりたいんです。今からなら、授業開始の時間には間に合うと思います。

 このような内容でした。
 連絡を終えた先生は、猫がひかれていた場所へ戻りました。
 すると、猫はいませんでした。きっと同じことを思った誰かが、病院に連れて行ってくれたのでしょう。

 これは先日あった出来事です。
 命と時間、どちらも大切です。
 誰もがわかっていることです。
 何事にも替えることができないこの2つの間で、どちらも大切にしようと悩み、そして決断したM先生。先生が太秦中学校の先生であることをうれしく思います。あの猫も、きっと感謝していると思いますよ。
 本当にありがとうございました。
画像1

声は誰のために?!

 朝からリズム感のある音楽が聞こえてきました。
 「これは心地良いな。」
と思って外に出てみると、陸上部が練習していました。男子キャプテンOくんに音楽の効果を教えてもらうと、
 「この音楽の目的は、リズム良く体を動かすことです。リラックスしながら集中力を高める効果もあります。部員からも、音楽が流れることで、気分が上がってやりやすいという声をよく聞きます。」
 なるほど、さすがキャプテン!

 そのOキャプテンと女子のKキャプテンは、練習中も人一倍声を出して取り組んでいます。みんなもその声に応えるように練習しています。
 今日は、その練習中の声について、顧問の先生からみんなに問いかけられました。
 「みんな、声は何のために出している?」
 「キャプテンは人一倍声を出している。それは何のためだ?」
みんな、考えました。あなたはどう思いますか?
 K先生はこうおっしゃいました。
 「声は『高め合い』だ。キャプテンは率先して声を出し、みんなはそれに応えるように声を出す。すると、キャプテンはその声に励まされて、さらに大きな声でみんなをリードする。こうして相互に高め合うこと。声は『楽しく活動するための声』なんだ。」と。

 この後、陸上部の声は一層大きくなり、意味を理解した部員たちが声を出すことでつながりを深めていくのを感じました。

 陸上部のTシャツには、
 ”走思走愛 太陸魂で暑い走りを ”
という文字が入っています。
 K先生の言葉から、この太陸魂の真髄を教えてもらうことができました。
 陸上部の声に、みなさん注目してください!
 
画像1画像2画像3

今日初めて知りました!

画像1画像2画像3
 太秦中学校は、今日も向上心でいっぱいの太中生であふれていました。
 午前中の体育館は、剣道部が活動していたのですが、その中で、初めて知ったことがありました。

 体育館に行くと、たまたま休憩時間で面を外していました。
 すると、ナント、マスクをしているのではありませんか!
 体育の授業では、熱中症対策として、ソーシャルディスタンスを保って活動すればマスクを外して良いことになっています。だから、てっきり剣道部もマスクなしで活動しているものと思い込んでいました。
 マスクだけでなく、フェイスガードをしている部員もいます。これは呼吸が苦しいだろう・・・と思って、顧問の先生に話を聞くと
 「剣道はソーシャルディスタンスを保つことが大変難しい競技です。ですから、大会はマスク必須なんです。だからマスクをして剣道をすることに慣れておく必要があります。ただし、同時に熱中症対策も必要ですので、20分ごとに休憩を取り、深呼吸もして酸素不足にならない工夫をしています。」
 
 コロナ感染予防対策、熱中予防対策、ほかにも過呼吸にも気をつけなくてはいけません。たくさんのことに配慮しながら、3年生最後の夏に、2年生は次代を担う夏に、1年生は中学生最初の夏に挑みます。

来週の太中予定

 明日は大雨に注意するように天気予報で言っています。セミは夏を届けてくれていますが、梅雨前線はまだ居座っているようです。先日の落雷もありますし、お天気情報はこまめに収集しましょう!

 さて、来週は
● 午前中授業
● 昼食・給食なし
● 部活動で必要な場合、昼食の準備を!
● 27月〜30木 個別懇談会
● 31金 1・2限 授業
      3限   生徒総会
      4限   終業式

 いよいよ1学期も締めくくりのときを迎えます。
 来週も、元気で会いましょう!
画像1画像2

7月24日 太秦中学校でも、白熱した部活動が!

 23日、24日の校外での太中生の勇姿に力を与えてもらって学校に戻ると、さらに力を与えてくれる光景を目にしました。
 昨日の西京極サブトラックでの合同練習を糧に、一層熱が入る陸上部
 近年で最大部員数となり、一層活気が出ている剣道部
 下京中学校を相手に練習試合をする野球部
 音羽中学校を相手に練習試合をするサッカー部
 大原野中学校と合同練習をするバレーボール部
 太秦小学校の土俵で汗を流す相撲部

 昨日は、バスケットボール部が西京付属中と練習試合
 文化祭の発表に向けて、新しい曲の合奏に励む吹奏楽部

 ほんと、力を与えてくれる太中生ですねぇ!
 
画像1

7月24日 男子ソフトテニス 夏季合同練習会(2)

 23日にベスト8に進出した男子ソフトテニス部は、翌24日に桂中学校でベスト4をかけて、昨年度の秋季大会準優勝の花山中学校と対戦しました。
 この大一番に勝つことができればベスト4。これまでの夏季選手権大会では、ベスト4に入れば「府大会出場」。試合前は、さすがに緊張の色が隠せません。今日は2つのコートを使い、2ペアが同時に試合を始める2面展開。選手も応援団も、隣のコートの点数も気になりながらのプレーです。一進一退の攻防が続きます。
 結果は、1−2で惜敗・・・。がっくり肩を落とす選手たち。

 でも、結果は残念でしたが、それだけ『悔しい!』と思えるプレーをできたことを、自信にして欲しいと思います。
 精一杯のプレーを、そして応援をありがとう!
画像1画像2画像3

7月23日 女子ソフトテニス 夏季合同練習会

画像1画像2画像3
 夏季合同練習会(団体戦)、女子の会場は西ノ京中学校です。朝、太秦天神川に集合して地下鉄二条で下車、徒歩で西ノ京中学校へ。よ〜し、やるぞ!の予定が、午前中の天候が怪しく、午後に順延となりました。こんなときのメンタルコントロール、とても難しいんです。どんな風にこの時間を過ごしたのでしょう・・・。午前中は家で過ごして、1時に西ノ京中学校に到着しました。

 1回戦の相手は八条中学校。応援は手拍子しかできません。でも、その手拍子に合わせて、「心」で応援歌を歌う応援団。見事な手拍子でした!
 初戦ならではの緊張感の中、接戦のものにして2−1で勝利しました。

 2回戦の相手は、昨年度の夏季大会で全中に出場した西ノ京中学校!相手にとって不足はありません。試合前の練習で、相手チームから響いてくる「パーン!」という打球音に、気持ちを一層引き締める表情が印象的でした。結果は、全中出場校を相手に必死のプレーを見せましたが、1−2で惜敗。残念・・・。

 しかし、この後が素晴らしい!
 「ありがとうございました!」とあいさつをして帰っていくチームもある中、彼女たちは西ノ京中学校の選手たちと一緒に、審判台を片付け、草引きをし、お世話になったコートを整備してから帰ったのです。「スポーツマンシップ」「感謝の気持ち」など、言葉では言えますが、それを行動で表すことはなかなかできません。何よりの3年間の成果を見せてくれました。ありがとう!

7月23日 男子ソフトテニス 夏季合同練習会

 3年生最後のソフトテニス夏季合同練習会(団体戦)が、久世中学校で行われました。
 みなさんご存じの通り、夏季大会ができなくなってしまいました。3年生が今まで取り組んできた成果を、存分に発揮する場を何とか作り出せないか・・・。と、希望する学校が集まって開かれたものが、この夏季合同練習会です。コロナの感染予防対策のため、参加部員は3年生中心の限定メンバー、保護者の観戦なし、応援は拍手のみ、試合前後のあいさつもソーシャルディスタンスを保つ、など、あらゆる約束事を決めて行われました。

 初戦の相手は、八条中学校です。本当に久しぶりの試合、かつ3年生最後の団体戦でしたから、試合前には今までとは比較にならない緊張感が渦巻いていましたが、見事に3ペアとも勝ち、全勝で2回戦へとコマを進めてくれました。
 2回戦の相手は強豪の久世中学校。全市でも屈指の実力のあるペアを揺する学校です。しかし、試合前に「強い選手と戦いたい!」と頼もしい言葉を聞かせてくれるほど、高いモチベーションで試合に臨みました。そのペアに対して、素晴らしい粘りを見せてくれましたが、残念ながら負けてしまいました。
 しかし、他の2ペアが勝ち、2−1で勝利。翌日の試合へと進出しました!
画像1画像2画像3

卒業アルバム用部活写真 メイキング写真(2)

 これを撮ると、
 「引退か・・・」
 「終わるんだな・・・」
と思うようです。
 実感のなかった
 『卒業』
の2文字が、少しだけ現実味を帯びます。

 さて、夏がやって来ます。
 今まで十分活動できなかった分を、思う存分取り返しましょう!
画像1

7月22日 修学旅行・進路保護者会 開催しました

 先日急遽延期させていただいた修学旅行・進路保護者会を、昨日体育館で行いました。突然の雷雨で、足下の悪い中、たくさんお集まりいただき、本当にありがとうございました。大変暑く、扇風機も回しましたが、温かい風が来るだけというコンディションで、申し訳なかったです。

 さて、この修学旅行説明会のポイントを、3年生のO先生に伺いました。

 今回、修学旅行についてお伝えしたかったことは、3つです。

 まず1つ目は、この修学旅行の目的です。
 修学旅行は、友達と遊びに行く旅行ではありません。学校で行く「学を修める」旅行です。ですから、「何をしに行くのか?」は一番のポイントです。
 この旅行の目的は、次の3つです。
・沖縄の自然・歴史・文化を知る。
・互いの良さを発見し、つながりを深める。
・戦争の悲惨さや命の大切さを実感する。
 日本の中でも独自の歴史を持つ沖縄だからこそ学べるものに触れて、実感のある体験をして欲しいと思っています。

 2つ目は、コロナ対策です。やはり、この状況下で旅行に行くのは不安があると思います。しかし、ご安心ください。例えば、空港では、搭乗時の検温。飛行機では、外気を取り込んで濾過をし、3分間で新鮮な空気の入れ換え。バス内では、クーラーを利用した5分間での空気の入れ換え。など、様々な工夫を取り入れていただいています。

 3つ目は、この旅行の魅力です。民泊からホテル泊になりましたが、その分、全員で同じマリン体験ができるようになりました。2つの体験はできると思います。沖縄の海を存分に楽しんで欲しいと思います。そして、目的の1つである「互いの良さを発見し、つながりを深める」を達成しましょう。

 以上、O先生でした!
画像1画像2画像3
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
京都市立太秦中学校
〒616-8167
京都市右京区太秦多藪町14-144
TEL:075-872-0037
FAX:075-872-9003
E-mail: uzumasa-c@edu.city.kyoto.jp