京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/23
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学校教育目標 〜人とのつながりを大切にし、たくましく生き抜く生徒の育成〜

冬季休業前の全校集会がありました

明日から冬休みを迎えます。4月から9ヶ月が過ぎ,大きな学校行事がほとんど終わりました。みんなの前期学校生活のアンケートを見てもほとんどの人が積極的に取り組めたという感想でした。きっと努力した分だけ君たちの力となって返ってくるものと思います。
残り3ヶ月,1・2年生は学校の中心として行動できるよう準備する時期を迎えます。3年生はいよいよ入試を直前にひかえ全力を出し切っていかなければなりません。先生方や保護者の方と一緒にこの時期を乗り切って行きましょう。
12月に入り,それぞれの地域で「人権」についての講演会やテレビ放送などが行われています。
 私たちは自分の将来の夢を実現するために毎日勉強に励んでいます。しかし,「夢」をすべて無残に打ち砕く「戦争」が君たちの祖父母の時代にありました。世界中で老若男女を問わず,おびただしい数の命(5,000万人,日本人310万人)が奪われ,さらに人権の無視や軽視により,人類の良心を踏みにじる野蛮な行為が繰り返されました。
戦後まもなく設立された国際連合はその悲惨な体験から,平和の実現のためには人権の保障が必要であり,平和の実現なくして人権も保障されないとして,1948年12月10日に「世界人権宣言」を採択し,1950年から12月10日を「世界人権デー」と決議しました。我が国では,12/4〜10を「人権週間」,京都市では12月を「人権月間」と定め,「みんなで人権について考え,全ての人に保障されるよう」地域で取組を行っています。もちろん私たちの学校でも「人権学習」を各学年でテーマを決め,学習しています。
1年生は,「障害のある人たちの問題」を取り上げ,車椅子バスケットの実演,体験と講演を聴きました。2年生は,「なぜ,多くの韓国・朝鮮の人々が日本で生まれ,日本に住んでいるのか」,日本の侵略の歴史を学習しました。そして,孫美幸さんに学校へ来ていただき,「それぞれの文化の違いを認め,共にみんなが幸せな社会」を築き上げることの大事さを学習しました。3年生は,「社会の中にある間違った予断や偏見」にとらわれることなく,1月に同和問題の学習を行っていきます。
人権学習を行う中,みんなに正しい知識を持ってほしいのですが,その中でも大事なことは,ハンディや差別を乗り越え,それぞれの夢を実現すべき取り組んでいる人たちの話を聞き,自分の生活を見直してほしいのです。
蜂ヶ岡中学校の生徒一人ひとりが,しっかり勉強し,健康な体をつくり,自分を大切にし,人も大切にする心を養って,自分の「夢」を実現できる力を身につけていくことが「人権について分かった」ということなのです。 
「1人ひとりの『夢』を実現できる社会」を築くためにも,「人権を大切にし,どんな差別も絶対に許さない心」を育ててほしいと願います。

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