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最新更新日:2023/09/21 |
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『思い』を伝える 〜3年の歌声〜 ・・・![]() 目には見えないけれども,いつも心に響いてくるもの,それは,生徒や保護者や地域の方々の『高野愛』ではないかと感じています。うまく言葉にはできないけれど,一人一人が持っている『思い』がみんなを動かす原動力になっているのだと思います。今年の卒業式は,簡素化した形となりますが,卒業生も在校生も,限られた条件の中で,何か『思い』を伝えられないかといろいろと考えてくれていました。 3年生は,送る会や卒業式に向けて練習してきた「歌」をぜひとも歌いたいと,昨日,体育館で,合唱しました。みんなが一つになって奏でる澄み切った美しいハーモニーを聴きいていると,長崎の平和公園で『高中スリーピース宣言』を歌っている姿や,コンサートホールで歌っている姿が思い出され,それぞれの個性がありながらもお互いに響き合える学年であったなぁと感慨深いものがありました。 素直に感謝するあふれんばかりの子ども達の『思い』が,録音された合唱からも,伝われば・・・と思っています。 やらなきゃ なにも はじまらない・・・![]() 先日,新生徒会本部役員と後期学級委員の認証式がありました。「1年の計は元旦にあり」といって,『節目』を大切にしますが,生徒会活動の大きな『節目』は,この時期です。「私達が創ってきた伝統を引き継いで高野中をより良い学校にしていってほしい」という旧会長の激励のメッセージを,少し緊張しながらもしっかりと受け止めている新本部役員に頼もしさを感じました。 生徒会活動には,「学校をよりよくするために私達は何ができるのか」と「社会の一員として私達は何ができるのか」という2つの大きな柱があります。行事や生徒会活動行うだけではなく,これらの取組や活動を通して,個人も集団も育っていくことを目的としています。高野中学校生徒会の伝統は,少なくとも,2002年の『高中スリーピース宣言』が作られたところから,続いていると感じています。そこで今回,「高中スリーピース宣言」を歌う前に,これを作った先輩の思いを紹介しました。 「みんなが笑顔で過ごせる学校づくり」をめざして,生徒自身の手でできることは何かを考え,「We can do We can go! やらなきゃなにもはじまらない」というテーマの下,生徒全員の手で『人権宣言』を作ろうと生徒会本部から提案されました。計5回,全校アンケートを行い,『思い』や『言葉』を繋ぎ合わせながら出来上がった『宣言』を全校生徒,教職員,保護者で採択したそうです。 目に見えない,形のない『思い』を引き継ぐことは難しいことかもしれませんが,「高中スリーピース宣言」の『言葉』一つ一つに,その当時の先輩方の熱い思いが込められていると思うと,歌うときの気持ちも変わってくるのではないでしょうか? これから始まる活動の中で,今までの伝統を受け継ぎつつ,新たな1ページを刻んでくれることを期待しています。 8月1日(木)・2日(金)学校の様子
8月1日(木)と2日(金)の2日間,リーダー研修会が行われました。生徒会本部役員と前期のクラス議員を含む30名の生徒が参加しています。この研修会の目的は2つあります。
1.学年,委員会の中でリーダーとしての意識を培うとともに,自主的な活動ができる力を養う場とする。 2.生徒会活動を活性化させるために,研修会を通じて意見交換・話し合いの仕方などを学習する。 2日間を通して行われる話し合いや活動を通して,「自分の考えを表現する力」「課題解決に協働できる力」「クリエイティブな思考力」をさらに磨いてほしいと思います。そして,そのことが,今後のよりよい学校生活につながっていけばうれしく思います。期待しています。 写真は,「リーダーについて」の研修会,全員が校歌や高中スリーピース宣言(人権を大切にしようという思いが込められた歌)の練習,学校生活の見直しをしている様子です。 ![]() ![]() ![]() 日曜参観 御礼![]() 今年度は,教科や道徳の授業に加え,親子参加型の「ケータイ教室」を実施いたしました。スマホの便利さだけでなく,危険性についても十分に知った上で,使い方について親子で話し合う良い機会になったのではないでしょうか。 PTA総会では,令和元年度の事業計画・予算書と共に,PTA活動スローガン『みんな違って みんないい 〜Rainbow Colors〜』が承認されました。『高中スリーピース宣言』の中に「一人ひとりのちがいをわかり合って大切にしていこう」という言葉がありますが,親も子も教職員も,学校に集うすべての人が,一人一人を大切にしながら,支え合い,高め合える学校になればと願っています。尚,「PTA規約改正」につきましては,7月に臨時PTA総会を行う予定でおりますので,ご了承ください。 これからも,子ども達の健やかな成長のために,温かいご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。 大自然や人とふれあう中で・・・![]() さて,先週は,お天気に恵まれた中で,3学年それぞれに,学校という場を離れた活動を行いました。 1年生は,『学年が仲良くする』という目的で,大森キャンプ場で校外学習を行いました。カレーライス作りやレクリェーションを通して,「みんなで協力することができた」「話したことがなかった人とたくさん話ができた」といった感想が多くみられました。学校とは違った環境の中で『友達のイイトコロ』が見つけられたのではないでしょうか。 2年生のチャレンジ体験では,各事業所にお世話になりました。また,事業所がお休みの日には,学校ボランティアとして,ベンチのペンキ塗りや草引き等環境整備を行ってくれました。チャレンジ体験前日に,「しっかり働いてくるから,まかしといて!」と言っていた通り,どの事業所でも,一生懸命な姿を見せてくれたようです。中には「学校より,ここでずっと働きたい!」という生徒の声もあったとか。温かくご指導いただいた事業所の皆様のおかげと感謝いたしております。一人一人が,社会の一員として「与えられた仕事の一つ先を想像しながら自ら動く」体験を通して何かをつかんでくれたのではないかと思います。体験後も,振り返りやまとめの中で,『働く』ことについての考えをさらに深めていく予定です。事業所の皆様には,ご迷惑をおかけすることもあったかと思いますが,子ども達の成長を温かく支えていただき,本当にありがとうございました。 3年生は,長崎市,西海市方面への修学旅行でした。ぺーロン競漕体験では,ご指導くださる方々から,「大きな声が出る学校やねえ」と言われる程,各クラスの掛け声が一つになって湾全体に響き渡っていました。みんなで力を合わせて一生懸命にオールを漕ぐ姿に,クラスの団結力の高まりを感じました。また,平和公園で行われた平和セレモニーでは,「高中平和宣言」アピールに続いて「高中スリーピース宣言」を歌いました。あいにく,そばで行われていた工事の音が大きかったのですが,その音に負けないくらいの大きな歌声に,「平和へのみんなの思い」を感じることができました。また,生徒のそばでじっと耳を傾ける方々(観光客)の姿も印象的でした。澄み渡った青空の下での1シーンは,「平和への思い」と共に,これからも一人一人の心に残り続けるのではないでしょうか。 西海市での民泊体験は,民家の方々の温かなおもてなしと,大自然に抱かれているような時間でした。人は,便利さを求めて科学技術を発達させ,人工的なものに囲まれた生活を送っていますが,人にとっては,バーチャルなものだけではなく,人や自然との関わりがいかに大切なものであるかを改めて感じさせてくれる機会となりました。 高野中学校のめざす生徒像の一つに「お互いが支え合い,高め合える生徒」を掲げていますが,これは,一方通行ではなく,双方向の関係性の中で育まれていくものです。民家の方々の温かい笑顔と,高野の生徒の素直さで,初対面とは思えないほどすぐに打ち解け合えた『出会い』の光景に,少し感動を覚えました。人間関係を築くことが難しいと言われる現代社会ですが,この地での『出会い』の経験が,これからの『自分』を支える大切なものとして,心に残り続けてくれることを願っています。お世話になった皆様,本当にありがとうございました。 友達のイイトコロを見つけて・・・![]() 14日(火)から,3年生は長崎方面への修学旅行,2年生は生き方探究チャレンジ体験が始まります。1年生は,クラスの団結力を高めることを目的に,大森キャンプ場での校外学習に出かけます。 10日の1年生学年集会では,校外学習実行委員が中心となって,『学年が仲良くする』ことを目的に最高の校外学習にしよう。そのためには友達のいいところを見つけよう!と呼びかけていました。7日の憲法講話でも話をした『高中スリーピース宣言』を引用しながら激励の言葉を送りました。 言葉をかわして友達を知ろう 友達のイイトコロを もっともっと見つけよう 一人ひとりの『ちがい』を わかり合って大切にしていこう そうすれば 誰もが大切にされる学校になる 笑顔いっぱいの高中になる 「笑顔いっぱいの学年になる」ことをめざして,取り組んでくれることを願っています。 2年生チャレンジ体験の激励会では,与えられた仕事をこなすだけでなく,その仕事の一つ先を想像してみてほしいという話をしました。例えば,掃除をしたり荷物の片づけをしたりすることは,来店されるお客様が気持ちよく思われたり,保育園の子ども達がつまずいてケガをしなくてすむ・・・といったことにつながっていくということです。真剣に話を聞いてくれる眼差しに頼もしさを感じ,これまで取り組んできた事前学習の中で,一人一人が自分なりに『働く』ということを考えているのだなあと感じました。事業所の皆様には,大変お世話になりますが,よろしくお願いいたします。また,保護者の皆様には,普段と違う体験に,生徒たちは戸惑ったり疲れをみせたりするかもしれませんが,温かい励ましと見守りをよろしくお願いいたします。 3学年とも,学校という『場』を離れての学習となりますが,学校の中ではできない様々な体験や出会いを通して,いろいろなことを感じ取り,学びを深めてくれることを願っています。 5月7日(火)学校の様子
1時間目には,校長先生の憲法講話がありました。日本国憲法が示している大きな3つの原則についての説明の後,『高中スリーピース宣言』を引用し,これを作った当時の生徒(先輩)の深い思いを感じながら『人権』を「人ごと」ではなく「自分のこと」として身近なものとして考えてほしいという思いを伝えられました。今日を機会に,日々の学校生活を振り返り,一人一人が大切にされ,みんなが気持ちよく学習できる楽しい学校やクラスを作って欲しいと思います。
![]() ![]() ![]() 最後まであきらめない気持ち・・・![]() さて,春季総合体育大会では,それぞれの試合会場で,温かい声援をありがとうございました。子ども達の真剣な眼差しや,ひたむきさにたくさんの感動をいただきました。 大接戦の試合展開での一生懸命なプレー,他校の大応援団に動揺することなく,自分の力を出し切る姿等,ひとつひとつの試合にドラマがありました。ある保護者がおっしゃっていた「点差が開いても,投げ出さず,最後まで,あきらめない姿に感動ですね」という言葉に思わず納得! 素敵な子ども達の姿に出会うことができました。 何事にも一生懸命な時 あなたは一番輝いている みんなで一生懸命やって みんなで一緒に輝こう これは,高中スリーピース宣言の言葉です。 この『宣言』をつくった当時の子ども達の『思い』が,今も確実に受け継がれているように感じました。 これから,修学旅行やチャレンジ体験等がありますが,一つ一つの経験を通して,成長してくれることを願い,取組をすすめていきたいと思っています。これからも,温かいご支援をよろしくお願いいたします。 『心』は人と人の間にある・・・![]() さて,先週は,12月の人権月間に合わせて,生徒会本部が中心となり,『ボカボカウィーク』が実施されました。毎日昼食時間に,本部役員が『友達』についてのスピーチを行い,その後に『高中スリーピース宣言』を歌う中で,身近な『人権』について考えるという取組です。「本当の自分をさらけ出すことができるのが友達」「一緒に悩んでくれるのが友達」「でも,あいさつや感謝の言葉など口に出すことも大切」等,自分の体験談も交えて,一人一人,思い思いの「友達像」を語ってくれました。 高中スリーピース宣言には・・・ 言葉をかわして友達を知ろう 友達のイイトコロを もっともっと見つけよう 一人ひとりの“ちがい”を わかり合って大切にしていこう 友達を大切にする気持ちを持ち続けよう とあります。 インターネットやSNSの発達で,『機械』を通してつながっているように勘違いしてしまいがちな世の中ですが,『心』は人と人の間に存在するのではないかと思うことがあります。「言葉をかわして友達を知ろう」という歌詞のように,お互いが顔を見ながら,言葉を掛け合うことがとても大切なのではないかと感じています。さりげない言葉や行動でも,心がポカポカ温かくなった経験は,誰もが持っているのではないでしょうか。寒い冬を迎えますが,身近な人とのふれあいの中で,少しでも温かく過ごせればと願っています。 12月3日(月)学校の様子![]() |
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