京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/11/10
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新・学校教育目標 自ら学び、自他を認め、未来を創造する生徒の育成 

学校の概要

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 久世地域は京都市の南西端に位置し,都会にありながら田園風景の残る人情味豊かな所で,昭和34年11月1日,京都府乙訓郡久世村より京都市に編入され南区となった。当時の人口は5,270人,1,020世帯である。本地域はその昔,平安京直前に造営され10年で廃れた短命の都,長岡京跡の北端にあたり,校舎増築時の埋蔵文化財発掘調査でも,桂川の護岸用に打ち込まれたとみられる大規模な杭列が出土した。また,弥生時代中期の大藪遺跡でも知られ,校区内を西国街道が通り,近世では桂川の渡し場としても重要な場所であった。現在では,国道171号線が校区の中央部を縦貫し,阪神方面から京都市に入る玄関口であり,私鉄やJRの駅も新設され,高層マンションなどの住宅建設や精密機器・先端産業などの工場進出も盛んで,住宅地と共に久世工業団地を形成している。
 学校の創設は,急激な人口増による乙訓中学校の過密を解消するため,昭和48年,「京都府乙訓中学校事務組合立第三乙訓中学校」として,生徒数336名,11学級で開校した。昭和57年3月,事務組合が解散し,同年4月,京都市に移管されて『京都市立久世中学校』と改称された。
 現在は,「小小連携を基盤とした小中一貫教育」と「久世三校におけるピア・サポート」の推進が学校経営の基本方針となっている。
 令和6年4月1日現在の在籍生徒数は,444名(普通学級14学級,育成学級3学級,合計17学級)である。地域の古き伝統と新たな開発との整合性を課題としながらも,子どもの健全育成のための地域ぐるみの活動は盛んで,保護者や地域の方々の本校教育への信頼,理解と協力には大きなものがあり,本校教育の発展を支える「力」となっている。
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