京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/16
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昼間部と夜間部の良さを生かし、世代や国籍を超えてふれあい学び合う学校

交流の時間:人権学習と人権標語づくり 1

 昼夜間部交流の時間では,今回から3回にわたって,人権学習と人権標語づくりに取り組みます。
 第1回目は,交流グループに分かれて,文集「夜空」に書かれている夜間部卒業生の作文を読んで「学ぶ」ことについて考えました。
 作文には,つらく苦しかった仕事のことや,洛友中学校を知り,苦労しながら勉強に取り組んできたこと,高校に進学したいという夢を実現しようとがんばっていることなど,70代にして,「学ぶ」ことに生きがいを感じて登校を続けられた思いが書かれていました。
 作文を読んで,グループで「どうして,大人になって中学校で学んでおられたんだろう」,「自分は洛友中学校に登校し,どんな希望をもっているか」などについて,意見を出しあいました。
 話し合いの中では,特に夜間部生徒のみなさんが,自分が今なぜ中学校に登校しているのか,洛友中学校で何を望んでいるかなどを進んで語ってくださいました。
 「子どもの頃戦争があり,満足に学校に行くことができなかった。戦争が終わっても世の中が混乱していて,中学校を卒業できていなかったことがわかり,ずいぶん苦労をした。学ぶことができなかった分をずっと取り戻したいと思っていたが,洛友中学校で中学生として学ぶことができて,今毎日が楽しい。」と語る方。「家庭が豊かではなく,兄弟も多く学校に行くことができなかった。日本に来て結婚をし,家族の協力で学校へやってくることができた。」と語る方。夜間部のみなさんの言葉からは「学ぶ」ことが,だれにでも保障されてはいなかったということや,どれほど生きがいや希望になるかが伝わってきました。
 いつも交流の時間や合同の授業,学校行事などで昼夜間部生徒が一緒に活動をしています。夜間部生徒のみなさんからは,学ぶことや体験することにいつも一生懸命に楽しまれている姿が伝わってきます。それがどうしてなのか,実際に夜間部生徒のみなさんの話を聞き,少しわかったような気がしました。
 夜間部生徒のみなさん,話しづらいこともあったと思いますが,貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。
 次回は全員が集まって,各グループからの発表です。それぞれのグループどんな話し合いが行われたか聞かせてください。
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