京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/25
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昼間部と夜間部の良さを生かし、世代や国籍を超えてふれあい学び合う学校

高津中学校からうれしいメッセージ!

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 9/20島根県の高津中学校2年生のみなさんが,本校の夜間部と交流した際の感想を送っていただきました。どれもしっかりと豊かな感性で書いてもらっています。ありがとうございました。その中から,何点か紹介させていただきます。

○ 今回は大切な授業の時間を使って,私たちとの交流をしてくださってありがとうございます。私は数学の勉強を見ました。そこには私たちと変わらない学校の風景がありました。でも,何一つ変わらないというわけではありません。私は勉強を見た後,教頭先生の話を聞きましたが,その通りだと思いました。最初はがんばっているんだなとか,そういった事しか頭の中で考えませんでした。しかし,そういうことを思うだけじゃなくて,この今の現実を見て,未来にどうつなげていくかという事を思い,考えなければいけないと実感しました。そして,洛友中学校の生徒のみなさんたちの笑顔を見て,本当に楽しんでやっていることがわかりました。授業の大切さ,勉強の楽しさを改めて教えてくださって本当にありがとうございました。
○ 先日は,洛友中学校におじゃまさせてもらってありがとうございました。ぼくは数学の授業を見せてもらいました。ぼくは勉強が苦手なので,生徒さんたちが授業でやっているところが,ぼくもあまりわかりませんでした。はじめは,ただ立って授業を見ていたけど,途中から生徒さんたちと問題を解いたり,アドバイスをしたり,教えてもらったりして,学ぶという大切さと面白さがよくわかりました。ぼくは,授業中に寝たりしゃべったりすることが多かったけど,洛友中に行ってからはまじめに取り組んで,眠たくて集中できない時もなんとか目を覚ましてがんばっています。これからも,高校に入ってからも,授業の大切さや面白さなどを感じてがんばっていきます。勉強が嫌になる時があるかもしれないけど,お互いにがんばりましょう。授業を見せてもらってありがとうございました。
○ 今回は,洛友中におじゃまさせていただいてありがとうございました。戦争や差別,家庭の貧しさなどの理由で学校に行けなかったといことを聞いたとき,とても悲しい気持ちになりました。今,私たちは毎日学校に通い,毎日先生から勉強を教えてもらっています。私たちはこれがふつうだと思っていました。でも,字が書けない,読めないで困っている人がいることにびっくりしました。夜間中に行って,私たちは授業を受ける態度が大きく変わることができました。夜間中に行ったから変わったというと失礼かもしれませんが,高津中2年生の多くの人が変わりました。そして,私も夜間中に行くまでは「授業がめんどくさい」「勉強嫌い」とか言っていましたが,夜間中に行った後は,そんな考え方は捨てようと決めました。みなさんと授業を一緒にできて本当に良かったと思います。私たちもがんばりますので,みなさんもがんばってください。ありがとございました。
○ 先日は,お忙しい中,私たちと交流していただき,ありがとうございました。私は,今回の交流の事前学習まで,夜間中学校の存在を知りませんでした。しかし,事前学習や交流を通して,夜間中学校の存在や勉強がしたくてもできなかった人がいたこと,また中学校に通い始めても,冷たい目で見られていた人がいたことを知り,このことを知らなかった自分が本当にはずかしく思います。私は,このことをもっと多くの人に知ってもらいたいので,これからいろいろな人に話していきたいです。そして,二度と勉強ができないため,苦しむ人がでない未来をつくっていきたいです。今回は,本当にありがとうございました。
○ ぼくは洛友中学校のみなさんと勉強して,今までの勉強は自分のためになっていないなーと,とても思いました。おかげで,修学旅行から帰るとまじめに授業に取り組んでいます。教頭先生の話はとても心にひびき,これからのことをせおって責任感を持ち生活していきたいです。本当にありがとうございました。来年はぼくたちの後輩が行くかもしれませんが,どうぞよろしくお願いします。
○ 私は洛友中学校に行って,実際に夜間の授業を見たり,教頭先生の話を聞いて,いろいろなことを学習することができました。生徒のみなさんがどのような気持ちで私たちに授業を受ける姿を見せてくれているのか,というのも勉強になったし,教頭先生の話もとても勉強になりました。私たちは今,毎日学校に通い,勉強したり,友達としゃべったり,遊んだりしているけど,それが当たり前ではないんだなー,と改めて感じることができたと思います。家庭の事情やいじめなどで,義務教育を受けることができず,大人になってから勉強を始めている人がいることを忘れず,もうこのような人を出さないように,学校が何のためにあるのか,しっかり考えながら学習していきたいと思います。本当にありがとうございました。

 このような感想をいただくと,本当にうれしく思います。毎日,夜間中学校に来て,一生懸命学んでいる人がいるという現実があることをまず知ってもらうことが大切です。そして,このような学校は本校だけではありません。全国に35校ありますが,それだけでは全く足りていないという現実があることも知ってもらいたいのです。それと同時に,「この今の現実を見て,未来にどうつなげていくかという事を思い,考えなければいけないと実感しました」あるいは「二度と勉強ができないため,苦しむ人がでない未来をつくっていきたいです」と書いてもらっていますが,まったくその通りです。そして,とても頼もしい言葉です。これからの日本の,そしてこれからの世界の未来を創っていくのは,あなたたちなのですから。

ま・ご・は・や・さ・し・い 「おばんざい」づくり

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 10/18 昼間部では「乾物の京山城屋」から,八木のりこさんを講師に招いて,「おばんざい」づくりを行いました。「医食同源」,「乾物の特徴」や「ま(豆類),ご(ごま・ナッツ),は(わかめ・海藻類),や(野菜),さ(魚類),し(椎茸・キノコ類),い(芋類)」などを習った後,乾物を利用して,五目ひじきのカレーピラフ,高野豆腐の含め煮,千切大根のサラダ,和風はるさめのスープ,そしてわらび餅を作り,みんなでおいしくいただきました。

タルづくりに挑戦!

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 10/12 昼間部・夜間部合同で「タルづくり」に挑戦しました。タルの仮面の説明を,舞鶴から来ていただいた余江先生にしていただき,制作には東九条マダン美術班の方々に指導していただきました。

 탈춤(タルチュム)とは韓国民衆劇の始祖として朝鮮時代に生まれ,“탈(タル)”という仮面を使った踊りと演劇を通じて当時の思想を表現する仮面劇のことです。1900年頃,もともと農耕民族の国であったので,自然崇拝・天気の占い(巫女)をするためのもので,当時は貝の仮面だったそうです。

 みなさんのように,個性豊かな탈が出来上がりました(^○^)

ひた向きな発表に感動!!

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 9月28日(金),文化祭・ステージ発表が行われました。ご家族,地域の方,卒業生や教育関係者等,例年以上にたくさんの方々に来ていただき,大盛況のうちに発表することができました。ありがとうございました。
 展示発表では,国語や家庭科,美術の時間などで制作した作品を発表し,洛友中での授業の一端を見ていただきました。昼間部の舞台発表では,楽しく絆を深めた宿泊学習の思い出がよみがえり,その内容をクイズ形式で夜間部との交流を行うと同時に,女性会のみなさんにお世話になっている茶道へとつなげ,緊張の中,立派にお手前を披露できました。また,夜間部の劇『ね・うし・とら…干支でござーい』では,最初はなかなか台詞を覚えることも大変だった人も,練習を何度も繰り返し,感情を込め,迫力ある演技を行うことができました。総合司会も,昼間部と夜間部が力を合わせ,すべての発表において,見ている人に感動を与えました。
 「心に咲け 光の花よ 〜知ることは力・努力は必ず実る〜」…このスローガン通り,まさに努力が実り,みなさんの心に「自信」という光の花が咲いたのではないでしょうか。
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