京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/18
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『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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『力を知り、それを引き出す』
 夏休みが半分以上過ぎました。『夏休みになったらあれもやろう。これもしたい!』と思っていたことがあるのに、まだ何一つできていません。
 7月中は部活動の試合の応援に明け暮れ、8月に入ってからは研修会や研究集会へ参加するなど、ここまではあっという間に過ぎていきました。
 私が会長を務める研究会があります。京都市中学校教育研究会人権教育部会(通称:「中人研」)です。昨日、その研究集会がありました。午前の全体会では「方向づけ」(基調提案)と記念講演、午後からは3つの分科会に分かれて京都市内の6中学校が自校の人権教育に関する取組を報告します。準備は6月中旬から始めます。6校の提案校を決定し、その内容を訊いてそれらを3つの分科会に振り分けます。司会者や助言者など、スタッフを整える作業にも労力が要りますし気も遣います。大変なのは「方向づけ」の作成です。作成実行員会を立ち上げ、先ずは内容を決めます。骨子を作成し報告者を決定して、ここからは報告者が中心となって骨子に肉付けをしていきます。文章になったものを実行委員会で推敲していくのです。形に仕上がったのは8月に入っての第4回実行委員会でした。報告者はそこから仕上げにかかり、併せて実行委員会のメンバーがプレゼンテーションを作ります。ようやく完成したのは本番の3日ほど前です。この間、記念講演をお願いした方とその内容を詰めたり、レジュメやプレゼンデータのやり取りを行うなど、結構忙しかったです。でも、何事もそうですが、取組が大変なことほど終了(成功)した時の充実感は大きいものです。昨晩から今日にかけては満足感に浸っています。
 今年度の全体会では沖縄への修学旅行にスポットを当て、沖縄の歴史や文化と差別の問題、そして戦争と平和教育について考えてもらう時間にしました。
 記念講演者の奥田修一郎先生とは長い付き合いになります。初めて出会った時から“凄い人。凄い取組をされる人やなあ”と感じていました。昨日の報告を聞いた人は『いち中学校の先生がここまでやるのか!』と10数年まえに私が感じたのと同じ気持ちになったのではないかと、彼を紹介した者として満足しているところです。
 ところで、私が奥田先生を紹介した際に述べた言葉に共感した人が何人かおられたので、以下にその言葉を書き留めておきます。
「授業の上手い先生は、何をしても上手です。奥田先生もそんな方で、授業、学級経営、合唱コンクールや劇づくりなどの行事への取組、人権学習、それに部活動指導、全てにおいて卓越した能力を持っておられます。これは、当たり前なのかもしれません。素晴らしい先生は、生徒のことをよく知っています。どんなことに興味をもっているのか、今何をしたいと感じ、どの程度のことができるのか、などです。そして、生徒に安心感を与え、やる気にさせ、生徒の力を引き出すのが上手だから、何事も成功させていくのです。」
 どうでしょう、目指す教師像として参考になったでしょうか。

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