京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/04/18
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『“てっぺん”獲りに行こうや!』〜Catch the top !〜

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「晴れの日」
 今年度最高の寒波が日本列島を襲っています。京都市も最低気温が−3度以下になり,庭の手水鉢の水も見事に凍り付きました。3学期が始まって1週間が過ぎて3連休を迎えています。その3日目が「成人の日」です。
 さて,グーグルで“晴れの日”と検索を掛けてみると,そのトップに「多くの人から注目されて光栄に感じる日。待ちに待った,その人の人生において記念すべき日。人生でただ一度になるだろうめでたい日」と書いてありました。
 成人を迎える人たちにとって,将に成人の日は「晴れの日」です。毎年,晴れ着に身を包んだ新成人たちが街にあふれ,何とも言えない華やかさと賑やかさを感じる日です。しかし,新型コロナウイルスは「成人の日」さえ変えてしまいました。京都市が主催する成人式は開催されるようですが,おそらくその内容は縮小されるのではないかと思います。参加者も感染拡大防止に留意する必要があるでしょう。
 例年この日の夜には楽しみがあります。どの学校の卒業生も初めての同窓会を企画するからです。校長として初めて赴任した花山中学校の卒業生たちは学年の先生方と一緒に私まで呼んでくれていました。5年の年月を経てすっかり大人になった卒業生に会うのが嬉しく,今年も楽しみにしていましたがどうも同窓会は出来なさそうです。
 京都市情報館のトップに今年度の成人式のことがアップされています。
 京都市では,参加者の方が,この日のために感染予防や参加準備を進めてこられているなかで,感染拡大の状況を踏まえて,主催者として実施や延期等様々な意見のあるなかで十分に検討を行い,新成人の自覚と責任感を信頼し,一層の緊張感をもって,徹底した感染症対策を行うことで,予定どおり開催することを決めました。
 また,感染防止についても「少人数でも式典前後での飲食を控えること,式典終了後は速やかに帰途についていただく…」と言及しています。新成人の若者たちもその内容を理解し,協力してくれることと思っています。
 5年の月日は大きいです。ほとんどの卒業生は大学生になっていますが,中には社会人としてバリバリ働いていたり,親になって子どもを育てている人が居たりもします。どの卒業生も立派に成長し,自らが選択したそれぞれの道を歩んでいる姿を見ると,教師になってよかったなと思ったりもさせてもらえます。
 今年度は,向島中学校の卒業生たちからビデオメッセージを依頼されました。先生方からのメッセージをユーチューブを使ってみんなで共有するのだそうです。便利な時代になったものですね。卒業生たちに会えないことは残念ですが,彼らが未来に向かって歩み続ける姿を応援する気持ちは例年と変わりありません。
「みんなぁー,げんきかぁー! ええか,頑張って生きていくんやでっ!」

『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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「3学期を迎える生徒たちへ」
 11日間の冬休みが終わりました。もちろん,3年生には休養どころではないことは十分承知していますが,生徒たちや教職員は十分なエネルギー補給ができたでしょうか。私はといえば,1月3日には家事中心の生活に飽き,『早く学校が始まってほしいな!』と感じ始めていました。家族からは『悲しい性やな!』と笑われていたのですが…。
 さて,始業式で生徒に向けて話した内容をここに書き留めておきたいと思います。学年別に現状と展望とを話しました。要旨を綴ります。
 まずは、1年生です。一生懸命に頑張ることの面白さと楽しさ,一生懸命がカッコいいということ,そして,小学校とは違う自分たちで作る中学校の授業や行事の楽しさを知ってくれました。学年の人数は少ないですが,リーダーとなって頑張る人の数が多く,その人たちが学年の良いムードを作り出し,先生方との信頼関係の中で全体として“やる気”に満ちた積極的な学年になっているように思います。今後も,何ごとにも本気で向き合い,しんどいことも楽しめる学年に育ってほしいと思います。
 次に2年生です。何とも言えないよい雰囲気が学年全体にあります。そりゃあ,そうでない場面もあるでしょうが,嫌な空気をかき消すような新鮮で柔らかい空気を作り出す力がこの学年にはあるように思います。是非「京都一の学年」に育ってほしいです。本気で目指してほしいと願っていますし,実現するのではないかとも思っています。3学期には,修学旅行や3年生を送る会に向けた取組が本格的に始まります。コロナの影響でその内容は変化するかもしれませんが,君たちにはそんなことも関係ないように思えます。与えられた環境で最大限の楽しみや喜びを生み出し,それを享受できる学年だからです。更なる成長を大いに期待します。
 最後に3年生。コロナの影響を最も強く受けた学年ですが,それでも負けない君たちから,私たち教職員の方がエネルギーをもらったくらいです。
 学習も行事も,忙しい中しっかりと頑張ってきました。特に,修学旅行の取組は秀逸でした。時間がない中であれだけの取組ができたことは,君たちだけでなく私たち教職員の自信にもなりました。また、部活動もしっかりとやり遂げました。今年は引退の時期が変則でしたね。新たな形にも見事に対応してきた皆さんの柔軟さが最も強く観られたのが部活動だったかもしれません。あと3か月,素敵な思い出をたくさん作りましょう。教職員もお手伝いをしますが,よい思い出を作るのはあなたたち自身だということを忘れないでください。ここまで頑張れた君たちならきっとできると信じています。そして,3月15日,感動的な卒業式を迎えましょう。
 登校日だけだと3学期は50日ほどしかありません。おそらく“あっ”という間に過ぎてしまうのでしょう。何事にも挑戦する気持ちをもち,立ち向かうことでより充実した日々が送れるはずです。さあ皆さん,今年度のラストスパートです。

『“てっぺん”獲りに行こうや!』〜Catch the top !〜

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「2学期が終わります」
 長い2学期が今日で終了します。生徒,教職員のみなさん,本当にお疲れさまでした。本校でも一人の生徒が新型コロナウイルスに感染してしまいました。コロナの危機が身近に迫っていることを痛感しています。また,現在も学校に来れていない人たちのことを思うと心苦しい限りです。こう書くと,感染した人が悪いようですが決してそうではありません。今の状況をみると,誰にでも感染のリスクがありその人に全く責任がないということは当然です。現在,その生徒は自宅で療養していますが,幸いひどい症状は出ていないということです。3学期になれば登校してきますが,その生徒が普通に学校生活を送れるよう,全校生徒や保護者の皆様方のご理解とご協力をお願いします。
 さて,この件に関して2つのことを書き留めておきたいと思います。
 一つめは,感染した人に対する誹謗や中傷の声が私のところまで一切届いてこないことです。このことから,二条中学校の生徒と保護者・地域の皆さまの人権意識の高さと仲間や地域の子どもを大切に思う気持ち,人間としての気高さを感じています。
 もう一つは,臨時休校を行った翌朝のことです。当日,私は校門に立つ際,色々なことを考えました。『「校長先生,感染したのは一体誰なんですか?」と訊かれるかもしれないな』と思いましたし,『迷惑そうな雰囲気で登校してくる生徒が居るかもしれないな』とも思いました。そのような中,先ず驚いたのは,保護者の方がお一人,私よりも先に校門に立って「おはよう!」の声を掛けて登校してくる生徒を迎えておられた姿です。「学校が大変だろうと思い,少しでも励ませたらと思って来ました。」その方はそう話されました。「ありがとうございます!」一言お礼を述べるのが精一杯でしたが,心の底から湧き上がってくる喜びと感動でそれ以上言葉が出なかったというのが事実です。また,登校してくる生徒たちは,普段と全く変わらない様子でした。私の「おはよう!」の声かけに,いつもの通り「おはようございます!」と笑顔で返してくれました。中には,私が声を掛ける前に大きな元気な声で「おはようございます!」と挨拶をしてくれる生徒たちもいました。「君たちの普段と変わらない様子がメッチャ嬉しいわ!」何度かそんな言葉を発したほどです。生徒たちが何も感じていないはずがありません。色々なことを思ったうえで普通に振舞うのがよいと判断しての行動だと理解しています。そのお陰で多くの者の気持ちが楽になりました。
 まだまだ感染の心配がなくなった訳ではありません。特に,3年生はこれから入試本番に向けて頑張らなければならない時期を迎えます。みなさん,これまで以上に感染防止対策をしっかりと行っていきましょう。
 2学期は本当に忙しかったですね。明日から11日間の冬休みに入ります。長くはありませんがまとまったお休みです。是非とも普段できないことに取り組んでください。新しい年,十分にエネルギーを補給した皆さんに会えるのを楽しみにしています。

検査結果について

 本校生徒1名が新型コロナウイルスに感染したことを踏まえ,必要な一部の生徒や教員に実施しておりましたPCR検査の結果,受検者全員の陰性が確認されました。
 この間,保健所による疫学調査や専門業者による校内消毒を終えていることから,京都市の保健福祉部局及び教育委員会と協議し,自宅待機していた一部の生徒も登校を再開するなど,週明け12月21日(月)以降も通常どおり教育活動を行います。(通常どおり登校してください。)
 生徒や保護者の皆様には,大変なご心配をおかけすることとなり,申し訳ありません。今後の教育活動につきまして,感染症拡大の防止,生徒の健康と安全を最優先に実施してまいりますので,ご理解・ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。
 学校生活や健康面でご心配等がございましたら,各担任等へご連絡ください。各ご家庭におかれましても,お子様やご家族の方の体調不良等がございましたら,速やかに学校へご連絡いただきますようよろしくお願い申し上げます。

 なお,12月21日(月)以降の教育活動については,配布しましたプリント「教育活動の再開等のお知らせ」より確認をお願いいたします。

 ※部活動は12月21日(月)より再開します。

12月18日の教育活動について

・本校生徒1名が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたことを踏まえ,本日,京都市の保健福祉部局及び教育委員会の指導のもと,保健所による疫学調査と専門業者による校内消毒を実施しました。

・疫学調査の結果,感染が確認された生徒が在籍する学級の生徒をはじめ,他に必要な一部の生徒及び教職員にPCR検査を受検いただくこととなりました。対象となった各ご家庭には,検査方法や自宅待機していただくことなどについて,学校から個別に連絡させていただいております。(今の時点で必要な連絡はすべて終わっています。)

・PCR検査の結果は明日12月18日(金)に判明する予定ですが,京都市の保健福祉部局及び教育委員会と協議し,当該学級以外の教育活動には影響が生じないことが確認されたため,12月18日(金)から通常どおり教育活動を再開いたします。(通常どおり登校してください。個人別懇談会も予定通り実施いたします。)

・生徒や保護者の皆様には,ご心配をおかけしており申し訳ありません。ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。

尚,12月18日の時間割は下記より確かめられます。
    ⇒ <swa:ContentLink type="doc" item="117522">12月18日の時間割</swa:ContentLink>

※部活動については12月20日(日)まで停止いたします。

お知らせとお願い

 本日の臨時休校に際しまして,ご対応ご協力ありがとうございました。それぞれのご家庭におかれましては,ご不安な気持ちもおありのことと思います。
 本日,保健所の調査,校内消毒が終了しました。調査の結果,濃厚接触者に指定された子どもたち,教職員は,2週間の自宅待機となります。該当の濃厚接触者の方への連絡は,完了しました。
 他の子どもたちにつきましては,感染拡大防止の徹底を図りつつ,18日(金)から教育活動を再開いたします。
 今後,最優先すべきことは,子どもたち,保護者の皆様の心身の健康と安全であると考えます。皆様の心の安心・人権を守っていくために,ご協力をお願いいたします。冷静な対応を心がけていただくとともに,思いやりのある行動にご配慮くださいますようにお願いいたします。
 新型コロナウイルスに感染するリスクは誰にでもあり,感染した本人や周りがつらい思いをすることは何があっても許されません。インターネット,SNS,噂などでは,事実に反する不確かな情報が流されることがあります。これらの情報を信じたり,拡散したりすることは,新型コロナウイルス感染症に関わる人権侵害につながります。たくさんの情報に惑わされずに正しい判断をしていただくとともに,SNSや噂話などの対応の在り方を含め,十分配慮した行動をとっていただきますよう,心よりお願い申しあげます。子どもたちへのお声かけもよろしくお願いいたします。
 「やさしさと思いやり」の心で,今後も「笑顔あふれる二条中学校」であるよう努めてまいりますので,みなさまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
 
                        京都市立二条中学校
                        校 長 澤田 清人


緊急 臨時休校のお知らせ

 本日夕刻,本校の生徒1名が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
 そのため,明日,保健所による疫学調査及び専門業者による校内消毒を実施するため,明日,12月17日(木)を臨時休校といたします。(個人別懇談会も休止いたします。)
 今の時点で,明日PCR検査を受検していただく可能性が高いと考えられるお子様のご家庭には,学校から個別に連絡をさせていただいておりますが,明日の保健所による疫学調査の結果,濃厚接触者に特定されたり,PCR検査を受検いただく必要が生じたりしたお子様のご家庭には,学校から個別に連絡いたします。そのため,日中は保護者様に連絡がつながるようご配慮いただければと存じます。(疫学調査に時間を要し,連絡が遅くなる可能性がありますが,必ず明日中に連絡いたします。)
 また,明日の疫学調査の結果が判明するまで,お子様は不要不急の外出はお控えください。
 12月18日(金)以降の教育活動の再開や個人懇談会の予定につきましては,明日,PTA配信メールや学校ホームページでお知らせいたします。
 生徒や保護者の皆様には,ご心配をおかけしており申し訳ありません。ご理解いただきますようよろしくお願いいたします。

『授業の様子を幾つか』1年

 1年では,総合的な学習の時間を使って仲間づくりです。

 クラスごとに取組を考えました。1組は講堂でい集まってきました。
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「自慢の生徒と教職員」
 本日はお忙しい中ありがとうございました。澤田先生の元気なお姿,生徒さんのいきいきとした発表を見れて,元気をもらって帰りました。澤田先生が今年が最後なんて信じられません!二条中には70周年の時にも行かせていただきましたが,今日も前回同様,ホントあったかい雰囲気が,どの先生方からも,生徒さんからも伝わってきました。なんか「アウェイ」な感じがしませんでした。春日丘の先生もおっしゃってましたね。
 普段,通ってない者がそう感じるってことは,生徒さんにとっても居心地がいいって事じゃないかな,と思いました。澤田先生が「二条中の先生方は,僕が作った設計図にこたえてくれる」と仰っていたのが,なるほど!と思いました。二条中の先生方が,またいろんな学校でリーダーとなって活躍されるんだろうなぁ,と思いました。(発表されてた女性の先生とか。。)楽しみですね!
 みんなの前で自分の意見を発表でき,それを聞ける,受け入れられる二条中の生徒さんはステキですね。こういった心に基盤のある生徒さんは,高校や大学へ行っても,社会に出てからも,きっとそれぞれに自分の良さを発揮し,活躍をされる事と思います。楽しみですね!長々と失礼しました。 
                           では,また!!
 「学習発表会&研究報告会」の翌朝に届いたメール文をそのまま掲載しました。この人とは,教育委員会に勤務していた頃に一緒でした。当時はまだ若い係員でしたが今は女性の係長さんになっておられます。私が観てほしいところ,感じてほしいところに気づいてくれていて,本当に嬉しいです。
 手前味噌ですが,このような感想をもってくださった方は少なくないのではないかと思っています。多くの学校の研究発表会では,これほど生徒が活躍する姿を見ることはできません。ましてや,研究報告を受けて生徒が感想や意見を述べるなんてほとんどないことです。そんな生徒を誇りに思いますし,生徒をそのように育ててくれている教職員を頼もしくも感じます。当日,会場で生徒の活躍する様子を嬉しく観ましたが,同時にそれを優しく嬉しそうに見守る教職員の姿を何とも言えない幸福な気持ちで観ていました。
 研究発表会は学校の総合力が問われます。生徒と一緒に何か(例えば二条中人権宣言)を作り上げる者や来校者の前で話をする者が目立ちはしますが,メカニックの面で活躍する者,会場図や教員配置を考え整備をする者,本校でいえば難聴学級の生徒に対する情報保障に関わる者など,全部が上手く機能しなければ成功はしません。だからこそ,研究発表会で学校組織づくりができるのです。二条中学校の研究発表会は校長として自慢できるくらい質の高いものだと自負しています。また,それを支えてくれている教職員と彼らを信頼して指導に従っている生徒たちは私の自慢です。

『“てっぺん”獲りにいこうや!』〜Catch the top !〜

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「発表会の意味」
 今週末に「研究授業」そして,来週には「学習発表会」と「研究報告会」を控え,昼休みと放課後の学校が忙しく動いています。直接生徒に関わる教職員には大変忙しい思いをさせて申し訳ない気持ちでいる一方,生徒から少し離れたところにいる自分を寂しく感じてもいるところです。
 先日,午後10時になろうとしている職員室で若い教師が二人で報告集の内容について協議していました。そういえば,研究活動に一生懸命だった頃,こういう時間帯に議論し合ったことが楽しかったのを思い出します。
 さて,「研究授業」についてです。「普段通りの授業をすればよい」と聞くことがありますが,私はこの考え方には反対です。研究授業なのですから,この時にしか取り組めないようなことに挑戦すべきです。そして,参観者に何らかの提案をしたり,参考にしてもらったりできる授業でなければなりません。明日の4本の研究授業が参観者を唸らせる内容になっていることを願っています。
 「学習発表会」についてですが,これは重大な取組であると考えています。というのも,多くの学校の総合的な学習の時間は,調べ,まとめたところで終わってしまっている現状があるからです。自分(たち)まとめた内容を発表(表現)する場が是非とも必要です。対象は同学年の生徒は勿論のこと,保護者や地域の皆様,そして後輩であることが望ましいと考えます。発表を聞いた人から評価を得ることが生徒を成長させます。「素晴らしい!」「すごいね」「よくここまでやったね!」などと言ってもらえたら,生徒の自尊感情が一気に高まるのです。本校の発表会の場合には,他府県からの来校者や外国人の先生から評価をもらうことも多いですが,これがまた生徒の自尊感情を上げ成長を促進します。
 本校の「研究報告会」はその場に生徒が居ることに一番の特徴があります。生徒の課題とそれを克服するための取組,取組の過程を教職員と生徒とが共有することを目的として実践しています。学校の研究に対して「生徒を実験に使うな!」と批判する教師や保護者がかつては居ました。課題と取組とを共有することでこの批判は受けなくなりますし,何よりも,教職員だけでなく,生徒も一緒に目的をもって教育活動に取り組めることは非常に大きな利点です。
 学習発表会に向けて生徒たちが作成したCM動画の中で生徒が「学習発表会がない中学校生活は面白くない」と言っていましたが,自分たちの現状を知り,進むべき未来を見据えるという意味からもそう感じているのだと思います。
 生徒と共につくり上げてきた学習を生徒の更なる成長のために発表する場面,それが学習発表会であり本校の研究報告会です。準備は大変忙しいですが,それだけの価値がある取組だと思っています。教育関係者の皆様,保護者・地域の皆様,今年も二条中学校の学習発表会と研究報告会を楽しみにお越しください。

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